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第六章 月齢0ー朔の月ー
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「……クソ!なんだってんだ……」
欧州大戦終結後に余剰放出品を格安で買ったスプリングフィールドM1896の、レシーバ右側のマガジンカバーを開いて.30-40ライフル弾をリロードしながら、倒木をサポートに伏せ撃ちで射撃していたスティーブオースチンは毒づいた。
最初、それはすぐにチャックが帰ってきたのではないと気付いたが、では誰か、というのはすぐには知れなかった。
ある程度近づいてきて、その容姿がはっきりと見えるようになって初めて、スティーブはそれがおかしいと確信を持った。
大きく体を揺らしながらゆっくりと歩き、近づいてくるその姿は、まれにこのあたりで見かけるハンターの、あるいは密猟者のそれであったが、泥だらけのダスターコートも、その下の真っ黒に汚れたシャツとズボンも、どう見てもまともではない。まるで、土の中から這い出してきたような……
――そう言えば。ユキが、あの洞窟を崩して埋めたっけ……――
スティーブは、まだ少し引きつる背中の傷のうずきを感じながら、思う。普通なら、そんな事あり得ない。しかし。
この傷は偽物じゃないし、だとしたら、この傷を付けた奴も、夢幻なんかじゃない、と。
スティーブは、傍の倒木に立てかけておいたライフルを手に取った。
それでもスティーブは、ギリギリまで発砲する決断が出来なかった。人の姿をして、歩き、笑顔で近づいて来るものを撃つ決断は、普通の神経をしているうちは、出来ない。
「止まれ!」
スティーブは、怒鳴る。立ったまま、なんの恨みも、犯罪者でもない者に、銃口を向けながら。
相手は、止まらない。薄ら笑いをその顔に浮かべ、黒く長い爪の付いた手を、友好的かと見まごうような仕草で広げながら。
「頼む!止まってくれ!」
スティーブも、叫ぶ。うわずった声で。悲痛な思いで。思い出したくない事を、塹壕から銃の照門照星越しに見た、こちらに走ってくるプロイセン兵の姿を、否応なくそこに重ねながら。
だが。それでも相手は止まらない。どころか、徐々に脚を早め、薄ら笑いのまま、近づいて来る。
背中の傷が、疼く。
「クソぉ!」
ライフルで狙うには近すぎる距離で、スティーブは引き金を引く。頭も心臓も、狙わない、狙えない。ラウンドノーズの.30-40クラッグ弾は、近づいて来る男の左の太腿を貫通する。大質量高初速に加えてソフトポイントのラウンドノーズ弾の直撃を受けた男の脚は、千切れこそしないものの大きく後ろに持って行かれ、あり得ない方向に曲がり、男はそのまま転倒する。
「……一体……」
銃を肩から下ろし、スティーブは男を見る。左足を骨ごと打ち砕かれた男は、立ち上がる事が出来ず、しかし、しばらくのたうち回った後に、爪で雪を掻いて這いずり、再びスティーブににじり寄り始める。
「……何が、どうなってるんだ……」
撃ち抜いた左足の銃創から出血が無いことに気付いたスティーブは、再度、銃を肩付けすると、歯を食いしばって、男の両肩を撃ち抜く。
それでも身動きは止まらない男をしばらく見下ろしていたスティーブは、雪原の先に視線を上げる。
そこには、さらに数人、こちらに近づいて来る人影が見えた。
「畜生……なんだって……クソ!」
慎重に狙い、撃ちながら、スティーブは悪態をつく。
相手は、速くはない。ただ、こちらに向かってくるだけ。歩いて、あるいは小走りに。
撃てば、中れば、倒れる、倒せる。しかし、また起き上がってくる。当たり所によって違ってはいるが、大体、1発では、倒れたままになってくれない。良くて三発、悪けりゃ五発以上。そして、撃つ度に、心が切り取られていくような、そんな不快感。
身を守るため、正当な防衛手段として。それは分かっているが、しかし。
あれは、撃つべき対象なのか。スティーブは、自問する。確かに放置すれば危険だが、どう見ても人間、少なくとも、人間だったもの。治療すれば治るかも知れないものを、撃って良いのか。
法を執行する保安官補として、スティーブは、相手が明らかに犯罪者なら、撃つ覚悟は出来ているつもりだったし、実際、何度も撃った。ほとんどは威嚇射撃だけで事が済んだし、よほど凶悪な相手でない限り、撃ち返してくることはまれだった。徹底的に交戦を選ぶ相手も居ないことは無かったが、法の執行という大義名分のもと、良心の呵責は殆ど感じなかった。
しかし、今の相手は違った。威嚇は意味が無かった。撃ち返してこそ来ないが、止まることも無かった。それは、スティーブに、誰がいつ掘ったかも知れない塹壕から目と銃だけで覗いた、欧州大戦の塹壕戦を思い出させた。前進することで、ほんの数瞬だけ命を長らえさせる、ただそれだけの為に前進してくるプロイセンの兵士の姿を。
「……あっ、しまっ……」
前方で再び立ち上がろうとした何人目かの男に銃を向けたスティーブは、苦い思い出がフラッシュバックしかけていたこともあり、つい、残弾のカウントを間違えて空撃ちしてしまう。
「くそっ……あ!」
慌てて銃を肩付けから外し、伏せ撃ちの姿勢のまま腰の弾囊から弾薬を取り出したスティーブは、マガジンカバーを開ける際にうっかり弾薬を取りこぼしてしまう。拾うか、弾囊から取り出し直すか。迷った瞬間、スティーブは、思いのほか新たな男が右手から近づいてきていたことに気付いた。
――しまった……――
ライフルを投げだし、スティーブは体を起こしつつ腰の拳銃を抜こうとする。
――間に合わ……――
しかし、抜き撃ちに不向きなフラップ付きホルスターの操作に手間取り、スティーブは、一度はその身に受けたことのある黒い爪が自分に向けて振り下ろされるのを、絶望的な目と気持ちで見て、思わず堅く目を閉じた。
肉体と肉体が衝突する鈍い音に、自分の体に黒い爪が突き立つ衝撃に構えていたスティーブは、薄く目を開けた。
スティーブは、見た。
泥まみれの男が、弾き飛ばされるさまを。ほんの一瞬前まで男が占めていた空間には、巨大な四足獣が居る事を。そして、そのさらに上、空中に、見覚えのある金髪の少女が浮いている事を。
同時に起こったいくつかの事を、スローモーションのように展開する目の前の事実を、スティーブは夢の中のような非現実感とともに、見ていた。
少女は、何事か聴き取れない言葉を唱えた。ほとんど同時に、空中の少女の足下、大地に対してほとんど垂直に、丸い、盆のような光る何かが現れる。まるでそれが大地であるかのように少女はそれをしっかりと踏みしめ、そこに片膝をついた姿勢で、ゆっくりと黒い獣から離れ、円盤が垂直から水平に角度を変えるのにつれて体勢を整えつつ地上に降り立った。
黒い四足獣は、背中から男にぶつかったようだった。頭を下に、背を男に向けた状態からその獣は、勢いが残っているのだろう、体をそのまま縦に回転させる。漆黒の、見たこともないほど大きな、狼。スティーブは、その獣の正体を見極める。しかし、ここ数年は人里にいるより森にいる時間の方がはるかに長いスティーブでさえ、こんなに大きな狼は、一分の隙もなく全身が漆黒の狼は、見たことがなかった。
そしてスティーブは、我が目を疑う。確かに狼だったその黒い獣は、くるりと縦に宙返りして頭を上にした時、人とも獣ともつかない、人のプロポーションでありながら黒い毛皮で覆われた、しかしどう見ても少女のそれとしか言いようのない肢体をもつ獣に変わっていたからだ。
「……ぅりゃあ!」
聞き覚えのある声で、その得体の知れない獣は叫ぶ。同時に、その獣は、いつから持っていたのか、白光りする棒を振り下ろす。真っ向唐竹割り、などという言葉はスティーブは知る由もないが、その獣が空中で振り下ろしたその鈍色の光を纏う棒は、弾き飛ばされ姿勢を崩した男の頭から真っ直ぐに真下に振り抜けた。
どう、と音をたてて、土まみれ泥まみれ、カビと腐臭にまみれた男が倒れる。すとん、と、少女の姿の獣が、男とスティーブの間に降り立つ。男の奥に、光る盆に載った金髪の少女がふわりと舞い降りる。
「……まだ周りに居る!見えてる?」
遠くを見据えて、金髪の少女が、叫ぶ。
「気配も匂いもビンビンよ!任せろ!」
黒い獣が、叫び返し、腰を沈める。
「その前に!これ!」
獣が宙でトンボを切った際に腰から離れ、金髪の少女の間近に落ちていたサドルバッグから、少女は何かを引きずり出して獣に投げる。
「はしたないから!着てから行け!」
「え?……ってうわ!」
その包みを受け取った獣は、周囲を見まわし、スティーブと目が合い、急に慌て出す。
慌てて、包みを胸元に抱えると、目にも止まらぬ脱兎の勢いで近場の森の端に飛び込んで、それきり気配が消えた。
欧州大戦終結後に余剰放出品を格安で買ったスプリングフィールドM1896の、レシーバ右側のマガジンカバーを開いて.30-40ライフル弾をリロードしながら、倒木をサポートに伏せ撃ちで射撃していたスティーブオースチンは毒づいた。
最初、それはすぐにチャックが帰ってきたのではないと気付いたが、では誰か、というのはすぐには知れなかった。
ある程度近づいてきて、その容姿がはっきりと見えるようになって初めて、スティーブはそれがおかしいと確信を持った。
大きく体を揺らしながらゆっくりと歩き、近づいてくるその姿は、まれにこのあたりで見かけるハンターの、あるいは密猟者のそれであったが、泥だらけのダスターコートも、その下の真っ黒に汚れたシャツとズボンも、どう見てもまともではない。まるで、土の中から這い出してきたような……
――そう言えば。ユキが、あの洞窟を崩して埋めたっけ……――
スティーブは、まだ少し引きつる背中の傷のうずきを感じながら、思う。普通なら、そんな事あり得ない。しかし。
この傷は偽物じゃないし、だとしたら、この傷を付けた奴も、夢幻なんかじゃない、と。
スティーブは、傍の倒木に立てかけておいたライフルを手に取った。
それでもスティーブは、ギリギリまで発砲する決断が出来なかった。人の姿をして、歩き、笑顔で近づいて来るものを撃つ決断は、普通の神経をしているうちは、出来ない。
「止まれ!」
スティーブは、怒鳴る。立ったまま、なんの恨みも、犯罪者でもない者に、銃口を向けながら。
相手は、止まらない。薄ら笑いをその顔に浮かべ、黒く長い爪の付いた手を、友好的かと見まごうような仕草で広げながら。
「頼む!止まってくれ!」
スティーブも、叫ぶ。うわずった声で。悲痛な思いで。思い出したくない事を、塹壕から銃の照門照星越しに見た、こちらに走ってくるプロイセン兵の姿を、否応なくそこに重ねながら。
だが。それでも相手は止まらない。どころか、徐々に脚を早め、薄ら笑いのまま、近づいて来る。
背中の傷が、疼く。
「クソぉ!」
ライフルで狙うには近すぎる距離で、スティーブは引き金を引く。頭も心臓も、狙わない、狙えない。ラウンドノーズの.30-40クラッグ弾は、近づいて来る男の左の太腿を貫通する。大質量高初速に加えてソフトポイントのラウンドノーズ弾の直撃を受けた男の脚は、千切れこそしないものの大きく後ろに持って行かれ、あり得ない方向に曲がり、男はそのまま転倒する。
「……一体……」
銃を肩から下ろし、スティーブは男を見る。左足を骨ごと打ち砕かれた男は、立ち上がる事が出来ず、しかし、しばらくのたうち回った後に、爪で雪を掻いて這いずり、再びスティーブににじり寄り始める。
「……何が、どうなってるんだ……」
撃ち抜いた左足の銃創から出血が無いことに気付いたスティーブは、再度、銃を肩付けすると、歯を食いしばって、男の両肩を撃ち抜く。
それでも身動きは止まらない男をしばらく見下ろしていたスティーブは、雪原の先に視線を上げる。
そこには、さらに数人、こちらに近づいて来る人影が見えた。
「畜生……なんだって……クソ!」
慎重に狙い、撃ちながら、スティーブは悪態をつく。
相手は、速くはない。ただ、こちらに向かってくるだけ。歩いて、あるいは小走りに。
撃てば、中れば、倒れる、倒せる。しかし、また起き上がってくる。当たり所によって違ってはいるが、大体、1発では、倒れたままになってくれない。良くて三発、悪けりゃ五発以上。そして、撃つ度に、心が切り取られていくような、そんな不快感。
身を守るため、正当な防衛手段として。それは分かっているが、しかし。
あれは、撃つべき対象なのか。スティーブは、自問する。確かに放置すれば危険だが、どう見ても人間、少なくとも、人間だったもの。治療すれば治るかも知れないものを、撃って良いのか。
法を執行する保安官補として、スティーブは、相手が明らかに犯罪者なら、撃つ覚悟は出来ているつもりだったし、実際、何度も撃った。ほとんどは威嚇射撃だけで事が済んだし、よほど凶悪な相手でない限り、撃ち返してくることはまれだった。徹底的に交戦を選ぶ相手も居ないことは無かったが、法の執行という大義名分のもと、良心の呵責は殆ど感じなかった。
しかし、今の相手は違った。威嚇は意味が無かった。撃ち返してこそ来ないが、止まることも無かった。それは、スティーブに、誰がいつ掘ったかも知れない塹壕から目と銃だけで覗いた、欧州大戦の塹壕戦を思い出させた。前進することで、ほんの数瞬だけ命を長らえさせる、ただそれだけの為に前進してくるプロイセンの兵士の姿を。
「……あっ、しまっ……」
前方で再び立ち上がろうとした何人目かの男に銃を向けたスティーブは、苦い思い出がフラッシュバックしかけていたこともあり、つい、残弾のカウントを間違えて空撃ちしてしまう。
「くそっ……あ!」
慌てて銃を肩付けから外し、伏せ撃ちの姿勢のまま腰の弾囊から弾薬を取り出したスティーブは、マガジンカバーを開ける際にうっかり弾薬を取りこぼしてしまう。拾うか、弾囊から取り出し直すか。迷った瞬間、スティーブは、思いのほか新たな男が右手から近づいてきていたことに気付いた。
――しまった……――
ライフルを投げだし、スティーブは体を起こしつつ腰の拳銃を抜こうとする。
――間に合わ……――
しかし、抜き撃ちに不向きなフラップ付きホルスターの操作に手間取り、スティーブは、一度はその身に受けたことのある黒い爪が自分に向けて振り下ろされるのを、絶望的な目と気持ちで見て、思わず堅く目を閉じた。
肉体と肉体が衝突する鈍い音に、自分の体に黒い爪が突き立つ衝撃に構えていたスティーブは、薄く目を開けた。
スティーブは、見た。
泥まみれの男が、弾き飛ばされるさまを。ほんの一瞬前まで男が占めていた空間には、巨大な四足獣が居る事を。そして、そのさらに上、空中に、見覚えのある金髪の少女が浮いている事を。
同時に起こったいくつかの事を、スローモーションのように展開する目の前の事実を、スティーブは夢の中のような非現実感とともに、見ていた。
少女は、何事か聴き取れない言葉を唱えた。ほとんど同時に、空中の少女の足下、大地に対してほとんど垂直に、丸い、盆のような光る何かが現れる。まるでそれが大地であるかのように少女はそれをしっかりと踏みしめ、そこに片膝をついた姿勢で、ゆっくりと黒い獣から離れ、円盤が垂直から水平に角度を変えるのにつれて体勢を整えつつ地上に降り立った。
黒い四足獣は、背中から男にぶつかったようだった。頭を下に、背を男に向けた状態からその獣は、勢いが残っているのだろう、体をそのまま縦に回転させる。漆黒の、見たこともないほど大きな、狼。スティーブは、その獣の正体を見極める。しかし、ここ数年は人里にいるより森にいる時間の方がはるかに長いスティーブでさえ、こんなに大きな狼は、一分の隙もなく全身が漆黒の狼は、見たことがなかった。
そしてスティーブは、我が目を疑う。確かに狼だったその黒い獣は、くるりと縦に宙返りして頭を上にした時、人とも獣ともつかない、人のプロポーションでありながら黒い毛皮で覆われた、しかしどう見ても少女のそれとしか言いようのない肢体をもつ獣に変わっていたからだ。
「……ぅりゃあ!」
聞き覚えのある声で、その得体の知れない獣は叫ぶ。同時に、その獣は、いつから持っていたのか、白光りする棒を振り下ろす。真っ向唐竹割り、などという言葉はスティーブは知る由もないが、その獣が空中で振り下ろしたその鈍色の光を纏う棒は、弾き飛ばされ姿勢を崩した男の頭から真っ直ぐに真下に振り抜けた。
どう、と音をたてて、土まみれ泥まみれ、カビと腐臭にまみれた男が倒れる。すとん、と、少女の姿の獣が、男とスティーブの間に降り立つ。男の奥に、光る盆に載った金髪の少女がふわりと舞い降りる。
「……まだ周りに居る!見えてる?」
遠くを見据えて、金髪の少女が、叫ぶ。
「気配も匂いもビンビンよ!任せろ!」
黒い獣が、叫び返し、腰を沈める。
「その前に!これ!」
獣が宙でトンボを切った際に腰から離れ、金髪の少女の間近に落ちていたサドルバッグから、少女は何かを引きずり出して獣に投げる。
「はしたないから!着てから行け!」
「え?……ってうわ!」
その包みを受け取った獣は、周囲を見まわし、スティーブと目が合い、急に慌て出す。
慌てて、包みを胸元に抱えると、目にも止まらぬ脱兎の勢いで近場の森の端に飛び込んで、それきり気配が消えた。
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