10のベッドシーン【R18】

日下奈緒

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午前11時、濡れたシャツの奥で

また直樹さんと唇を重ねると、お互いの想いが確かに通じ合っているのがわかった。

熱を帯びたそのキスは、さっきまでの優しさに甘さを重ねて、私の奥をじんわり溶かしていく。

気がつけば、私たちはベッドに倒れ込んでいた。

「初めて見た時、こんな綺麗な人いるのかなって思った。」

「…誉めすぎです……」

頬が熱くなったけど、またそっと唇を重ねると、そんな照れもすぐに流れていった。

直樹さんの手が、私の鎖骨から肩、そして背中へとゆっくり滑っていく。

その指先は、まるで私の肌を知ろうとするように、優しく、でも確かに触れてくる。

身体が自然に反応して、息が少しずつ上ずっていくのがわかった。

気づけば、私たちは何も纏っていなかった。

「梓さん…すごくきれい。…抱いてもいい?」

その声が耳元で囁かれ、私は小さく頷いた。胸の奥からあふれてくる気持ちは、もう止められなかった。

そして直樹さんと私が一つになると、息はだんだん上がっていった。

「直樹さん……」

「梓さん、ずっと繋がっていたい。」

少し腰を動かしては、余程気持ちいいのか、動きを止めて私を抱きしめる直樹さん。

「来て……激しく突いて……」

「ああ、そう言われると止まらなくなる。」

直樹さんの腰が激しく動く。

「ああ……ああっ……」

直樹さんの背中をぎゅっと掴むと、しっとりとした二人の肌が、一つに溶け合う。

「イクよ……梓さんの体で……」

「うんっ……」

それが嬉しくて仕方がなかった。

「ああ、梓さんっ、出る!」

「ああっ……」

二人の気持ちが一緒になった瞬間だった。


終わった後、直樹さんは腕枕をしてくれた。

「どこから来たの?」

「隣の県から。」

「そっか。」

もし付き合うとしても、遠距離かぁ。

私は直樹さんの体を抱きしめた。

「会いに行くよ。梓さんに会いに。」

「ホント?」

起き上がると直樹さんは、微笑んでいた。

「こんな綺麗な人、掴んでおいて放すなんてあり得ないでしょ。」

「直樹さん……」

「任せて。かなり本気だから。」

そう言うと直樹さんは、また私の体を掴み、一つに体を絡め合った。

「今日の出会いが、永遠になるように。」

直樹さんは私の鎖骨に、チュッとキスを落とした。

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