私を溺愛してくれたのは同期の御曹司でした

日下奈緒

文字の大きさ
2 / 34
恋人が他の人と結婚

「大丈夫よ。私には、イケメンの彼氏がいるから。」

「へえ。」

何なの?その短い返事。

まるで相手にしてない感じなのは!


仕事が終わって、私は近くのレストランに急いだ。

待ち合わせ、5分前。

ちょうどいい時間に着いた。

レストランの入り口を開けると、一番奥に私の愛しいダーリンが座っている。


「待った?」

「待った。でも恭香さんなら、いくらでも待てる。」

既に隣の席の女子は、彼の存在に気づいている。

実は彼、人気シンガーの松本裕人だ。

出会ってから3カ月。

今が一番、ラブラブの時なんだよね。

「ねえ、何食べる?お酒は?」

「恭香さんの好きな物でいいよ。恭香さんが好きな物を一緒に食べよう。」

この可愛いところが、たまらない。

歳は30歳。私よりも8歳年下だ。

「じゃあ、これとこの盛り合わせと……」

「どれ?」

裕人君の顔が近づく。

ああ、やっぱりイケメン。カッコいい。


「ねえ、あれって松本裕人でしょ?あんなオバサンと付き合ってるの?」

隣からオバサンというWordが聞こえた。

オバサン……私、オバサンに見えるんだ。

「気にすんなって。恭香は、綺麗だよ。」

私の頭の上に、花が咲く。

やっぱり裕人は、優しい。

初めて会った時も、さり気なくリードしてくれて、優しかった。

このまま、裕人に抱きしめられたいな。

料理が来て、お酒が来て。

裕人との楽しい時間が過ぎて行く。

いつの間にか裕人は、私の隣に座っていた。


「今日はこのまま、帰りたくないな。」

そう言って裕人の肩にもたれかかった。

そしてさり気なく裕人は、お会計を済ませる。

そして私は、裕人と共にタクシーに乗った。

「近くのホテルに行って下さい。」

ドキッとした。

ホテルに行くって事は、もちろんセックスするって事だよね。

うわー!裕人って、どんなセックスするんだろう。

ちらっと裕人を見た。

「ん?」

セクシーな瞳が、私を覗く。

オバサン、胸がキュンとしています。


数分後、ホテルに着いた私達は、部屋を取りそこへ向かう。

鍵を開けて中に入ると、思ったよりも広い部屋に驚く。

「うわー!広い部屋。」

「恭香さんに、喜んでもらいたくて。」

なんて!なんて!いじらしいの?

私は裕人に抱き着いた。

「もちろん、嬉しいよ。」

その瞬間、裕人に唇を奪われた。

「んんっ……ああん。」

舌が絡まるキス。

今日の裕人は、やる気満々だ。

そして、私のお尻を柔らかく包み込む。

「あっ、裕人……」

顔を見上げると、裕人は雄の顔をしていた。

「一緒に、シャワー浴びる?」

「うんっ……」

一緒に服を脱がせ合って、裸になって浴室に入った。

シャワーに濡れた髪が、いい男を演出している。

「裕人……素敵……」

私を見た裕人は、余裕の笑顔を見せた。

「それは、恭香さんの方だよ。」

腰に手を回され、抱き寄せられた。

もうどうなってもいい。

「恭香さんを俺のモノにしたい。」

見つめられて、言われたセリフにキュンキュンする。

「うん……」

まさかここで、乙女みたいに照れてもダメだ。

「私を、裕人のモノにして。」

決まった?セクシーに言えた?

恥ずかしくて、裕人を抱きしめる。

「恭香さん……」

肌と肌が合わさって、心地いい。

「恭香さん、足上げて。」

「えっ……」

少し右足を上げると、裕人の硬いモノが入ってきた。

「ああっ……」

それだけで、身体が打ち震えそうだ。

「はぁはぁ……」

裕人が私に欲情している。

しかもシャワーを浴びただけで。

「んああん、裕人ぉ……」

「恭香さんの身体、気持ちいい……」

打ち付ける身体に、私は言い知れぬ幸せを感じた。


それから、ベッドに行っても裕人の欲情は収まらない。

後ろから入れられ、腰を激しく叩きつけられる。

「ああっ、裕人……もっと……」

そんな言葉が、自然に出てくる。

女、38歳。まだ、女だと思われたい。

しかも、こんなセクシーな年下の男の子に。


「ああ、恭香さん。恭香さんっ!」

裕人の欲情の声が、私を昂らせた。
感想 0

あなたにおすすめの小説

兄妹じゃないとわかったのでお兄様と結婚したら、全部仕込みでした

こじまき
恋愛
【20260401読みやすいように話を分割しました】 伯爵令嬢ヘイゼルは、兄アリステアに恋をしている。叶わないと知りながら、それでも諦めきれなかった。 しかし子ども時代の「取り違え」が発覚し、子爵令嬢ロレッタとして“正しい場所”で生き直すことに。 そして妹ではなくなった彼女に、アリステアは求婚する。 運命のねじれは正されて、望んだとおりに最愛の人と結ばれた―― けれど――その「正しい運命」は、兄アリステアによって用意されたものだった―― ※「小説家になろう」にも投稿しています。

黒瀬部長は部下を溺愛したい

桐生桜
恋愛
イケメン上司の黒瀬部長は営業部のエース。 人にも自分にも厳しくちょっぴり怖い……けど! 好きな人にはとことん尽くして甘やかしたい、愛でたい……の溺愛体質。 部下である白石莉央はその溺愛を一心に受け、とことん愛される。 スパダリ鬼上司×新人OLのイチャラブストーリーを一話ショートに。

世継ぎは他の妃が産めばいい——子を産めない私ですが、帝の寵愛を独占して皇后になりました

由香
恋愛
後宮に入る女の価値は、ただ一つ。 ——皇子を産めるかどうか。 けれど私は、産めない。 ならば—— 「世継ぎは他の妃に任せます。私は、陛下に愛される女になります」 そう言い放ったその日から、すべてが狂い始めた。 毒を盛られても、捨てられず。 皇子が生まれても、選ばれたのは私だった。 「お前は、ここにいろ」 これは、子を産めない女が ただ一つの武器“寵愛”だけで頂点に立つ物語。 そして—— その寵愛は、やがて狂気に変わる。

イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?

すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。 翔馬「俺、チャーハン。」 宏斗「俺もー。」 航平「俺、から揚げつけてー。」 優弥「俺はスープ付き。」 みんなガタイがよく、男前。 ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」 慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。 終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。 ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」 保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。 私は子供と一緒に・・・暮らしてる。 ーーーーーーーーーーーーーーーー 翔馬「おいおい嘘だろ?」 宏斗「子供・・・いたんだ・・。」 航平「いくつん時の子だよ・・・・。」 優弥「マジか・・・。」 消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。 太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。 「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」 「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」 ※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。 ※感想やコメントは受け付けることができません。 メンタルが薄氷なもので・・・すみません。 言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。 楽しんでいただけたら嬉しく思います。

あなたがいなくなった後 〜シングルマザーになった途端、義弟から愛され始めました〜

瀬崎由美
恋愛
石橋優香は夫大輝との子供を出産したばかりの二十七歳の専業主婦。三歳歳上の大輝とは大学時代のサークルの先輩後輩で、卒業後に再会したのがキッカケで付き合い始めて結婚した。 まだ生後一か月の息子を手探りで育てて、寝不足の日々。朝、いつもと同じように仕事へと送り出した夫は職場での事故で帰らぬ人となる。乳児を抱えシングルマザーとなってしまった優香のことを支えてくれたのは、夫の弟である宏樹だった。二歳年上で公認会計士である宏樹は優香に変わって葬儀やその他を取り仕切ってくれ、事あるごとに家の様子を見にきて、二人のことを気に掛けてくれていた。 息子の為にと自立を考えた優香は、働きに出ることを考える。それを知った宏樹は自分の経営する会計事務所に勤めることを勧めてくれる。陽太が保育園に入れることができる月齢になって義弟のオフィスで働き始めてしばらく、宏樹の不在時に彼の元カノだと名乗る女性が訪れて来、宏樹へと復縁を迫ってくる。宏樹から断られて逆切れした元カノによって、彼が優香のことをずっと想い続けていたことを暴露されてしまう。 あっさりと認めた宏樹は、「今は兄貴の代役でもいい」そういって、優香の傍にいたいと願った。 夫とは真逆のタイプの宏樹だったが、優しく支えてくれるところは同じで…… 夫のことを想い続けるも、義弟のことも完全には拒絶することができない優香。

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。 **2026.01.02start~2026.01.17end** ◆エブリスタ様にも掲載。人気沸騰中です! https://estar.jp/novels/26513389

極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です

朝陽七彩
恋愛
 私は。 「夕鶴、こっちにおいで」  現役の高校生だけど。 「ずっと夕鶴とこうしていたい」  担任の先生と。 「夕鶴を誰にも渡したくない」  付き合っています。  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  神城夕鶴(かみしろ ゆづる)  軽音楽部の絶対的エース  飛鷹隼理(ひだか しゅんり)  アイドル的存在の超イケメン先生  ♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡  彼の名前は飛鷹隼理くん。  隼理くんは。 「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」  そう言って……。 「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」  そして隼理くんは……。  ……‼  しゅっ……隼理くん……っ。  そんなことをされたら……。  隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。  ……だけど……。  え……。  誰……?  誰なの……?  その人はいったい誰なの、隼理くん。  ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。  その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。  でも。  でも訊けない。  隼理くんに直接訊くことなんて。  私にはできない。  私は。  私は、これから先、一体どうすればいいの……?

ちょっと大人な物語はこちらです

神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な短編物語集です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。