憧れだった社長 【R18】

日下奈緒

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憧れだった社長

その時だった。

「あれ?人いるの?」

ドアを開けた人を見て、私は目を疑った。

「社長⁉」

思わず立ち上がった私を、社長はじーっと見ている。

「残業?」

「はい。」

「他の人は?」

「あっ……部長は帰りました。」

「一人なの?」

「はい。」

そう言うと社長は、オフィスの中に入って来て、私の隣に座った。

「あとどのくらいで、仕事終わる?」

「えーっと……30分ぐらいなら。」

「OK。じゃあ、終わったら教えて。」

「はい。」

私は社長の視線を浴びながら、緊張しまくった。

心臓はドキドキしてうるさいし、社長は何も話さないし。

シーンと静まり返っているオフィスが余計、手を震えさせた。


「もしかして、震えている?」

「えっ⁉」

ドキッとして、左側にある缶コーヒーを、零してしまった。

「きゃああ、すみません!」

慌てて側にあったティッシュの箱を持って、何枚もティッシュを取り出した。

「いいけど、スカートに零れてない?」

「えっ!」

見ると、スカートにコーヒーのシミが。

「ああ……」

ガクッと、項垂れた。

今日に限って、グレーのスーツを着てくるなんて。

「拭いた方がいいよ。」

社長は自分のハンカチを取り出すと、私のスカートを拭いてくれた。

「いいえ!社長自らに拭いて頂けるなんて!」

頭がぐるぐる回り出して、処理が追い付かない。

何?社長が私のスカートを、自分のハンカチで拭いてくれてるの?


「ああ、やっぱりシミになるかも。後でクリーニングに出した方がいいね。」

「は、はい!」

「しかし、綺麗な足してるな。」

「いいえ!えっ……」

よく見ると、社長がスカートをめくって、私の太ももを見ている。

いやあああ!社長に太もも、見られたあああ!

「嫌がらないの?」

「そ、そんな!お粗末な太ももですみません!」

意味の分からない謝り方をして、社長は笑っている。

「お粗末ではないよ。むしろ、そそられる。」

「えっ……」

社長と目が合う。

あの社長が、私を見ている。

「君、名前何て言うの?」

「立川瑠璃香です。」

「瑠璃香、いつも俺を見ているよね。」

名前呼びされて、しかも見ている事を知られていて。

もう、頭がパンクした。


「ねえ、どうして俺を見つめるの?」

社長が私の耳元で囁く。

「あ、あの……」

「俺の事、好きなの?」

耳元で囁かれるなんて、反則。

頷く事しかできない。

「ちゃんと言って。」

「社長が……好きです。」

その瞬間、社長の唇が私の唇と重なった。

「よく言えました。ご褒美あげるよ。」

そう言って社長は、私の首筋を舐め始めて、シャツのボタンを外した。

「あっ……」

ブラのホックも外され、社長の温かい手が、私の胸を優しく揉み解す。

「あぁん……」

「甘い声出すね。もっと聞かせて。」

今度はパンツを脱がされ、指が中に入ってくる。

「あっ……あっ……いや……」

「どうして、嫌なの?こんなに濡れてるのに。」

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