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第3章 慰めて
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でも、ダサいって。
デザイナーとしては、才能ないって言われているのと同じじゃん。
こんな私だって、デザイナーとしてもう6年も仕事しているのに。
その6年を、一気に否定されたみたいな。
そんな気分だ。
「どうした?大丈夫か?」
「はい。大丈夫です。」
涙は止まらないけれど、そう答えるしかない。
「仕方ないな。おいで。」
えっ?
今、何て言った?社長。
「遠慮はいらないから、ここに来い。」
そして社長は、腕を広げている。
一体、何をしようとしているの。
「さあ。」
さあって言われても、社長相手に行ける訳ないでしょ!
「面倒な女だな。」
そう言うと社長は、私の側に来て、片手で私を抱き寄せた。
社長の甘い香りが、ふわっと鼻に香る。
「泣くなら、胸を貸すぞ。」
何よ。
いつも私の事、虐めてばっかりの癖に。
「ひっ……ひっく……」
何年振りだろう。
人の前で、こんなに泣いたのは。
「な、なんで社長は……今だけこんなに優しいんですか?」
「今だけが余計だ。」
もうダメだ。
「うっ……ううう……」
声も出てくる。
「もう大丈夫です。ありがとうございます。」
私は、社長から離れた。
「大丈夫そうには、見えないな。」
そう言って、社長は私の手を繋いだ。
「今から、俺の家に来ないか?」
「ど、どうしてですか?」
「俺、おまえの事気に入っているんだ。」
ありきたりの誘い文句。
こんな時に卑怯だ。ズルい。
でも、泣いている私には、冷静な判断はできなくて。
手を繋いだまま、私は社長の家に、誘われたのだった。
デザイナーとしては、才能ないって言われているのと同じじゃん。
こんな私だって、デザイナーとしてもう6年も仕事しているのに。
その6年を、一気に否定されたみたいな。
そんな気分だ。
「どうした?大丈夫か?」
「はい。大丈夫です。」
涙は止まらないけれど、そう答えるしかない。
「仕方ないな。おいで。」
えっ?
今、何て言った?社長。
「遠慮はいらないから、ここに来い。」
そして社長は、腕を広げている。
一体、何をしようとしているの。
「さあ。」
さあって言われても、社長相手に行ける訳ないでしょ!
「面倒な女だな。」
そう言うと社長は、私の側に来て、片手で私を抱き寄せた。
社長の甘い香りが、ふわっと鼻に香る。
「泣くなら、胸を貸すぞ。」
何よ。
いつも私の事、虐めてばっかりの癖に。
「ひっ……ひっく……」
何年振りだろう。
人の前で、こんなに泣いたのは。
「な、なんで社長は……今だけこんなに優しいんですか?」
「今だけが余計だ。」
もうダメだ。
「うっ……ううう……」
声も出てくる。
「もう大丈夫です。ありがとうございます。」
私は、社長から離れた。
「大丈夫そうには、見えないな。」
そう言って、社長は私の手を繋いだ。
「今から、俺の家に来ないか?」
「ど、どうしてですか?」
「俺、おまえの事気に入っているんだ。」
ありきたりの誘い文句。
こんな時に卑怯だ。ズルい。
でも、泣いている私には、冷静な判断はできなくて。
手を繋いだまま、私は社長の家に、誘われたのだった。
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