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第1章 アマリア
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するとハブリエル様は、美味しそうに私の乳首に舐めて吸った。
「ああ……」
「気持ちいいか?」
「はい。とても……」
まさか女を抱くのが初めてなんて、思えない程。
「次は、どうしたらいい?」
「次は……私の入り口を、指で摩って下さい。」
ハブリエル様の指は、優しくて甘い。
私は胸がキュンキュン、鳴り出した。
「蜜が溢れている。舐めていいか?」
「えっ!ダメです。」
そんな!皇帝でも、そんな事された事なかったのに。
「恥ずかしがるな。」
「ああっ!あっ!ああ……」
ハブリエル様の舌が、私の入り口を這いずる。
それだけで、私は達しそうになった。
「すごい。どんどん蜜が溢れて、びしょびしょになっている。」
ハブリエル様は、初めての行為に興奮している様子だった。
「アマリア。俺のモノは、もうはち切れそうだ。」
「ええ。どうぞ、挿れてください。」
ハブリエル様はモノを掴むと、そっと私の入り口にそれを押し当てた。
何度か押し当てると、それは簡単に私の中に入った。
「くぅ……」
大きくて固い。
私の中が、ハブリエル様のモノでいっぱいになる。
「ゆっくり動いて下さい。」
「はぁ……アマリア。」
私を見降ろすと、ハブリエル様は腰を動かし始めた。
「ああん。ハブリエル様っ!」
私はハブリエル様の首に、腕を回すと身体を反った。
「ああ……はぁん。気持ち……いい……」
まさか17歳の少年に、こんな快感を与えられるなんて。
気づけば、頭は真っ白になっていた。
「ああ、アマリア。出そうだ。」
私は一瞬、迷った。
皇帝に抱かれたのは、2か月前。
その時も、皇帝の精を中に受け入れた。
もし、子供ができていたら、どちらの子供か分からなくなる。
「今宵は……ご容赦を……」
「出す。」
ハブリエル様は、真剣な目で私を見つめた。
「俺のアマリアへの情熱を受け取ってくれ。」
「えっ……」
私への、情熱?
するとハブリエル様は、私をぎゅっと抱きしめて、うっと声を漏らした。
その瞬間、私の身体の中に、熱い液体が注がれた。
「ああっ!ハブリエル様の……」
「アマリア。俺のアマリア。」
二人で、はぁはぁと息が上がり、ハブリエル様は私の身体から離れた。
私の入り口から、ハブリエル様の精がとろけ出した。
ああ、私はハブリエル様の子種を受け取ってしまった。
これで、子供ができたら、どちらの子供か分からない。
「はぁはぁ……アマリア。とてもよかった。」
ハブリエル様は笑顔でこちらを向いた。
でも、私はどうしようもない不安で、胸が押しつぶされそうだった。
「アマリア。どうした?」
「いいえ、何でもありません。」
これは私の問題。
どうなっても、私の責任だ。
「中に情熱を注いだのが、いけなかったのか?」
ハブリエル様は、私の涙を拭ってくれた。
「ハブリエル様。聞いて下さい。」
「アマリア?」
「私は、少し前まで皇帝のハーレムにいました。」
「知っている。」
「2か月前にも、皇帝に抱かれました。その時にも、皇帝の精を受け取りました。」
ハブリエル様は、何も言わない。
「子供ができても、あなたの子か皇帝の子か、私には分かりません。」
するとハブリエル様は、私をぎゅっと抱きしめた。
「子供ができたとしても、俺の子供だ。」
「ハブリエル様……」
吸い付くようなハブリエル様の肌。
その吐息が、私の首筋にかかる。
「いいな。アマリアのお腹の子は、俺の子供だ。」
そう言うと、ハブリエル様は横で寝てしまった。
初めて女性を抱いた夜に、こんな話をしなければならないだなんて。
ハブリエル様の人生に、影を落とすような事にならないだろうか。
「ああ……」
「気持ちいいか?」
「はい。とても……」
まさか女を抱くのが初めてなんて、思えない程。
「次は、どうしたらいい?」
「次は……私の入り口を、指で摩って下さい。」
ハブリエル様の指は、優しくて甘い。
私は胸がキュンキュン、鳴り出した。
「蜜が溢れている。舐めていいか?」
「えっ!ダメです。」
そんな!皇帝でも、そんな事された事なかったのに。
「恥ずかしがるな。」
「ああっ!あっ!ああ……」
ハブリエル様の舌が、私の入り口を這いずる。
それだけで、私は達しそうになった。
「すごい。どんどん蜜が溢れて、びしょびしょになっている。」
ハブリエル様は、初めての行為に興奮している様子だった。
「アマリア。俺のモノは、もうはち切れそうだ。」
「ええ。どうぞ、挿れてください。」
ハブリエル様はモノを掴むと、そっと私の入り口にそれを押し当てた。
何度か押し当てると、それは簡単に私の中に入った。
「くぅ……」
大きくて固い。
私の中が、ハブリエル様のモノでいっぱいになる。
「ゆっくり動いて下さい。」
「はぁ……アマリア。」
私を見降ろすと、ハブリエル様は腰を動かし始めた。
「ああん。ハブリエル様っ!」
私はハブリエル様の首に、腕を回すと身体を反った。
「ああ……はぁん。気持ち……いい……」
まさか17歳の少年に、こんな快感を与えられるなんて。
気づけば、頭は真っ白になっていた。
「ああ、アマリア。出そうだ。」
私は一瞬、迷った。
皇帝に抱かれたのは、2か月前。
その時も、皇帝の精を中に受け入れた。
もし、子供ができていたら、どちらの子供か分からなくなる。
「今宵は……ご容赦を……」
「出す。」
ハブリエル様は、真剣な目で私を見つめた。
「俺のアマリアへの情熱を受け取ってくれ。」
「えっ……」
私への、情熱?
するとハブリエル様は、私をぎゅっと抱きしめて、うっと声を漏らした。
その瞬間、私の身体の中に、熱い液体が注がれた。
「ああっ!ハブリエル様の……」
「アマリア。俺のアマリア。」
二人で、はぁはぁと息が上がり、ハブリエル様は私の身体から離れた。
私の入り口から、ハブリエル様の精がとろけ出した。
ああ、私はハブリエル様の子種を受け取ってしまった。
これで、子供ができたら、どちらの子供か分からない。
「はぁはぁ……アマリア。とてもよかった。」
ハブリエル様は笑顔でこちらを向いた。
でも、私はどうしようもない不安で、胸が押しつぶされそうだった。
「アマリア。どうした?」
「いいえ、何でもありません。」
これは私の問題。
どうなっても、私の責任だ。
「中に情熱を注いだのが、いけなかったのか?」
ハブリエル様は、私の涙を拭ってくれた。
「ハブリエル様。聞いて下さい。」
「アマリア?」
「私は、少し前まで皇帝のハーレムにいました。」
「知っている。」
「2か月前にも、皇帝に抱かれました。その時にも、皇帝の精を受け取りました。」
ハブリエル様は、何も言わない。
「子供ができても、あなたの子か皇帝の子か、私には分かりません。」
するとハブリエル様は、私をぎゅっと抱きしめた。
「子供ができたとしても、俺の子供だ。」
「ハブリエル様……」
吸い付くようなハブリエル様の肌。
その吐息が、私の首筋にかかる。
「いいな。アマリアのお腹の子は、俺の子供だ。」
そう言うと、ハブリエル様は横で寝てしまった。
初めて女性を抱いた夜に、こんな話をしなければならないだなんて。
ハブリエル様の人生に、影を落とすような事にならないだろうか。
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