リョーマ伝～小学生編～

おこぼれ話186 コンガとボンゴ

小2のある時の授業参観。その日は音楽の授業で、音楽室にある珍しい楽器に触ってみ用的なことをやった。
その時に先生が「この楽器の名前わかる人～！」と出してきたのは手でたたく2つ連結された小さな太鼓。そう、ボンゴである。
だが僕はこれを見て「タルコンガだ！」と言った。

タルコンガ…ご存じのない方のために説明すると、ゲームキューブ用の周辺機器で、リズムゲーム「ドンキーコンガ」などで使用される。
コンガという名であるが、実際のサイズや形状ははボンゴに近い。僕はドンキーコンガもタルコンガも持ってなかったが、店にあった体験版はプレイしたことがあり、このタルコンガでコンガという楽器を知った。
だが僕は本物のコンガを見たことがなかったうえ、ボンゴというコンガに似た楽器があるということを知らなかったため、僕はタルコンガと同じサイズの楽器がコンガだと思っていたのだ。
コンガという楽器の名称を知っているのにわざわざ「タルコンガ」と言ったのは完全なるウケ狙いであるｗちなみに僕の活舌が悪いせいで母からは「サルコンガ」と聞こえた模様。

僕の「タルコンガ」発言の直後、先生は「はい！これはボンゴですね！」と僕のボケを拾うことなくあっさり修正。タルコンガ発言にはドンキーコンガをプレイしたことがあるトモくんが反応し、ドンキーコンガのテーマ曲を口ずさむほどであった。トモくん、ボケを拾ってくれてありがとう（そのつもりじゃないのかもしれないけど）。
だが音楽室にはコンガもあり、僕はこの日コンガは大きいほうで、ボンゴは小さいほうであることを学んだ。いろんな意味で勉強になった一日と言えよう。