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おこぼれ話189 銀はがしで初めて敗北を知った日。
小1の秋の頃、学年誌「小学一年生」についてきたポケモンの銀はがしをやった時のこと。
この時は指定の数の銀をはがして、出たポイントの合計によって応募できる賞が変わるものであった。
大抵この手のポイント数に応じて応募できる賞が変わるタイプの銀はがしにおいて僕は一番上のA賞に応募できる権利を外したことがなかった。銀はがし送って当選したこともないけどね(以前お話ししたように銀はがしに限らなければ懸賞に当選した経験自体はある。ただこの時はそれもまだ未経験)。
この手のものは必ずA賞に応募できるようにできているとばかり信じていた。しかしその日、自分の中での銀はがし幻想は崩壊することとなる。
その銀はがしで剥がせる銀の数は11枚。このとき、剥がせる枚数が残り半分となったところでいつもの自分のペースと比較すると異様に少ないポイント数であった。今日はなぜだか調子が悪い。銀はがしは運ゲーとはいえ調子が悪いと気になってしまうものだ。今回はA賞に応募できなくなってしまうかも?僕の中で悪い予感が漂う。
その悪い予感は見事的中。その後も大きくポイントを伸ばすことができずついに残り1枚。あと3ポイント以上出さなければA賞に応募できないという状況であった。
「神様仏様…どうか我に力を!懸賞に当たらなくてもせめてA賞に応募できる権利を…!」僕は必死の願いを胸に最後の銀にセロハンテープをあて、ゆっくりと剥がしていった。銀の下に隠れた希望を信じて。
しかし銀をはがした先に待ってたのは希望ではなく残酷な現実であった。
「…2ポイント…?ウソだろ!?これは悪い夢だ!!夢なら覚めてくれ!!」
…残念ながらこれは夢ではない、現実だ。初めて銀はがしてA賞に応募できる権利を外してしまい、長らく信じてきた幻想が崩れた僕はそのことを受け入れられずマネキンのようにその場で固まってしまった。
「まあそういう時もあるじゃない!ほら!B賞の商品も結構よさそうじゃん!」…母のその励ましも耳を通さなかったほどのショックに僕は覆われていた。
結局、B賞に応募できてもA賞に応募できないなら送る意味はないという自分のプライドによりその銀はがしはポストに投函されることはなかった。
一刀星リョーマ、7歳にして銀はがしで初めて敗北を知った瞬間であった。商品が当たってない時点ですでに敗北と言えるけどね。
この時は指定の数の銀をはがして、出たポイントの合計によって応募できる賞が変わるものであった。
大抵この手のポイント数に応じて応募できる賞が変わるタイプの銀はがしにおいて僕は一番上のA賞に応募できる権利を外したことがなかった。銀はがし送って当選したこともないけどね(以前お話ししたように銀はがしに限らなければ懸賞に当選した経験自体はある。ただこの時はそれもまだ未経験)。
この手のものは必ずA賞に応募できるようにできているとばかり信じていた。しかしその日、自分の中での銀はがし幻想は崩壊することとなる。
その銀はがしで剥がせる銀の数は11枚。このとき、剥がせる枚数が残り半分となったところでいつもの自分のペースと比較すると異様に少ないポイント数であった。今日はなぜだか調子が悪い。銀はがしは運ゲーとはいえ調子が悪いと気になってしまうものだ。今回はA賞に応募できなくなってしまうかも?僕の中で悪い予感が漂う。
その悪い予感は見事的中。その後も大きくポイントを伸ばすことができずついに残り1枚。あと3ポイント以上出さなければA賞に応募できないという状況であった。
「神様仏様…どうか我に力を!懸賞に当たらなくてもせめてA賞に応募できる権利を…!」僕は必死の願いを胸に最後の銀にセロハンテープをあて、ゆっくりと剥がしていった。銀の下に隠れた希望を信じて。
しかし銀をはがした先に待ってたのは希望ではなく残酷な現実であった。
「…2ポイント…?ウソだろ!?これは悪い夢だ!!夢なら覚めてくれ!!」
…残念ながらこれは夢ではない、現実だ。初めて銀はがしてA賞に応募できる権利を外してしまい、長らく信じてきた幻想が崩れた僕はそのことを受け入れられずマネキンのようにその場で固まってしまった。
「まあそういう時もあるじゃない!ほら!B賞の商品も結構よさそうじゃん!」…母のその励ましも耳を通さなかったほどのショックに僕は覆われていた。
結局、B賞に応募できてもA賞に応募できないなら送る意味はないという自分のプライドによりその銀はがしはポストに投函されることはなかった。
一刀星リョーマ、7歳にして銀はがしで初めて敗北を知った瞬間であった。商品が当たってない時点ですでに敗北と言えるけどね。
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