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おこぼれ話198 gdgdコンサートs
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小6の2学期のある日の休み時間。ボランティアのお母さん方の主催で視聴覚室でコンサートが行われることとなった。
任意参加であったため、こういった行事には参加しない僕は本来参加する予定ではなかったが、視聴覚室の前を横切った時一緒に歩いていたシュンくんたちとともに視聴覚室の前で待っていた校長先生に強制的に誘導され成り行きでコンサートを見ることに。
それで肝心の内容だが、セットリストは当時のヒット曲やらジブリの曲やらが中心。まあよくある行事やなと言った感じで見ていた。
途中にはボランティアの演奏によるイントロクイズも実施。最初はCMソングが3曲出されたのだが、最初の2曲は僕らが知らないような古い曲だったので先生以外答えられず。3曲目になってようやく僕の知っている曲が出てきたので僕は手をあげてこたえた。その曲は「青雲」の曲だった。
見事正解したが周りの何人かは青雲のことを知らなかった模様。割と有名な曲と思ったんだけど。
そして目玉として用意されていたのは6年生の有志による合唱。2000年代を代表するヒット曲「青いベンチ」を女子8人ほどで合唱したのだが、正直言ってどれぐらい練習してたかは不明だが超グタグタ。ほぼバラバラの歌声だった。
周りのみんなも「なんだアレ?」みたいな目で見ていたのを覚えている。表情もやる気なさげだった。
そんなこんなで全部の曲目が終了…したと思ったが僕はどうしても気になっていたことがある。
視聴覚室の後ろに「マルマルモリモリ」の歌詞が隠すように置かれていたことだ。
部屋に入った時から気づいていたが、一向に同局を謳う気配がないままエンディングに。しかし終了直前に突然ボランティアのひとりが「皆さんアンコールは…」とアンコールを催促するようなコメントを出した後、先生方(生徒はひとりも言ってない)が「アンコール!」と言い始め、「そんな皆さんのリクエストにお応えしてもう一曲!皆さん一緒に歌いましょう!」と言って「マルモリ」の合唱が始まった。例の歌詞も教室の前に出された。
みんなで踊って楽しげな雰囲気だったが、見ていたみんなは正直ヤケクソな雰囲気で踊っていた。
正直言ってこのコンサートはきれいなものとは言い難く、シュンくんたちも不満げな表情であったが、生徒たちを楽しませようと頑張ってくれた皆様に罪はない。気持ちは伝わった。
任意参加であったため、こういった行事には参加しない僕は本来参加する予定ではなかったが、視聴覚室の前を横切った時一緒に歩いていたシュンくんたちとともに視聴覚室の前で待っていた校長先生に強制的に誘導され成り行きでコンサートを見ることに。
それで肝心の内容だが、セットリストは当時のヒット曲やらジブリの曲やらが中心。まあよくある行事やなと言った感じで見ていた。
途中にはボランティアの演奏によるイントロクイズも実施。最初はCMソングが3曲出されたのだが、最初の2曲は僕らが知らないような古い曲だったので先生以外答えられず。3曲目になってようやく僕の知っている曲が出てきたので僕は手をあげてこたえた。その曲は「青雲」の曲だった。
見事正解したが周りの何人かは青雲のことを知らなかった模様。割と有名な曲と思ったんだけど。
そして目玉として用意されていたのは6年生の有志による合唱。2000年代を代表するヒット曲「青いベンチ」を女子8人ほどで合唱したのだが、正直言ってどれぐらい練習してたかは不明だが超グタグタ。ほぼバラバラの歌声だった。
周りのみんなも「なんだアレ?」みたいな目で見ていたのを覚えている。表情もやる気なさげだった。
そんなこんなで全部の曲目が終了…したと思ったが僕はどうしても気になっていたことがある。
視聴覚室の後ろに「マルマルモリモリ」の歌詞が隠すように置かれていたことだ。
部屋に入った時から気づいていたが、一向に同局を謳う気配がないままエンディングに。しかし終了直前に突然ボランティアのひとりが「皆さんアンコールは…」とアンコールを催促するようなコメントを出した後、先生方(生徒はひとりも言ってない)が「アンコール!」と言い始め、「そんな皆さんのリクエストにお応えしてもう一曲!皆さん一緒に歌いましょう!」と言って「マルモリ」の合唱が始まった。例の歌詞も教室の前に出された。
みんなで踊って楽しげな雰囲気だったが、見ていたみんなは正直ヤケクソな雰囲気で踊っていた。
正直言ってこのコンサートはきれいなものとは言い難く、シュンくんたちも不満げな表情であったが、生徒たちを楽しませようと頑張ってくれた皆様に罪はない。気持ちは伝わった。
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