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ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ
ULTIMATE〜E.O.D 不発の憎しみ 第5話
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主要登場人物一覧
嶹津舜(23)…10代目主人公 警衛庁 3類職員(嘱託)
耀阪榮臣(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
夢丸奎大(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
高梨樹李(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
冴浪透也(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
佐塚真弥(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
松石海翔(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
吉瀬淳也(27)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官補佐 2等士官
今西遙駕(46)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 1等士官
藤浦恭介(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
栗坂啓二(38)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
千景将(51)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 1等幹士
関口智也(28)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
河木涼(25)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
奥木奨真(45)…警衛庁 幕僚官房室 理事官 2等将士
幸崎晃平(43)…警衛庁 公安科 科長 3等将士
菊池謙祐(44)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官 2等士官
泉井皓太(43)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官2等士官
鳥島信孝(57)…警衛庁 14代目 幕僚総監
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
警衛庁に着くと千景から連絡を受けた数人の別働隊メンバーが駐車場に集まっていた。
「ん?お、おいあれ、」
吉瀬は車から見えるとある人影を指さしながら横にいた高梨に声をかけた。
「嶹津、だな」
高梨が言うと吉瀬は軽く笑みを零した。
「あの野郎の顔、久しぶりに見たよ。やつれてんな。歳食った顔してるよ」
吉瀬が言うと遅れて走ってきた夢丸と耀阪が吉瀬のもとに駆け寄ってきた。
「すいません。遅れました」
夢丸が言うと耀阪が後に続いた。
「部隊の備品整理、急遽俺ら担当任される事になって。あんな細かいの俺らには不向きだなって」
耀阪が言うと夢丸は軽く目を見開いた。
「あ、あれ嶹津、か?」
「んなバカな。なんでここに嶹津がいるんだよ」
耀阪が言うと車はゆっくりとその場に停車した。
そこから降りてきた嶹津らを見て耀阪は軽く声を上げた。
「え、嶹津、じゃねーか?なんで?」
耀阪が呟くと千景が連行していた男のもとに冴浪と吉瀬がやって来た。
「後は変わりますよ」
吉瀬が言うと千景は軽く頷きながら車に戻った。
「おら、どこに連れていく気だ?お前らポリじゃねーんだろ?軍人が勝手に民間人、拘束出来んのか?」
「うるせーよ。黙って歩けって」
そう言うと冴浪は男の尻に軽く蹴りを入れた。
「くそが、あんま舐めとったら容赦しねーぞ?おら」
男が叫ぶと高梨は男をその場で取り押さえた。
「こいつダメだわ。どうすっか」
冴浪が言うと高梨は男の上に腰掛けた。
「とりあえず、連れていくしかねーもんな?」
「それもそうだな。連れてこーか」
「おけ」
高梨がその場に立ち上がったその時、男は直ぐに立ち上がると高梨の顔面を殴った。
「あ、」
鼻を抑えながら高梨はその場に倒れた。
「やられてじゃん笑」
冴浪が言うと男は冴浪に目をやった。
「次は俺って?」
「この若造が」
男が襲いかかると冴浪はすぐにそれを交し顔面には飛び膝蹴りを入れた。
鼻に蹴りが命中した男がその場に中腰になると冴浪は男をその場にうつ伏せの状態で取り押さえた。
「大丈夫?」
吉瀬に聞かれ高梨はその場に立ち上がった。
「血止まんねーわ。」
高梨がいうと吉瀬は高梨の肩を軽く叩いた。
「災難だったな。とりあえず着いてこいよ。衛生のところに連れてってやるから」
「サンキューな。つかお前も手伝えよ。お前、格闘のバッチ持ってんだから、さ。」
「能ある鷹は爪を隠す。ってことわざ知ってるだろ?俺、それなんよ。まさに」
「使い方間違ってんだろ」
高梨が呟いと吉瀬は軽く笑った。
その頃
嶹津は夢丸と耀阪に声をかけられていた。
「久しぶりじゃねーかよ。な?元気にしてたんか?」
夢丸が言うと嶹津は軽く頷いた。
「まぁそれなりにな。お前らあれか?ずっと公安に?」
「いや、別働隊解散したろ?3年前。そっから俺は航空科の事務に異動になって耀阪は、どこだっけ?」
「俺は、広報だ。リクルーター活動的なのをちょっとだけやってた」
「お前が広報官かよ。誰も入らたがらねーって」
そう言い爆笑しながら嶹津は涙を拭った。
「久しぶりだな。こんなに笑ったの。何年ぶりだろう」
「大袈裟な?どうした?」
夢丸が言うと嶹津は軽く涙を拭きながら言った。
「まだ警衛隊としての仕事が残ってるんだな。俺には。」
「あ?何言ってんだ?」
夢丸が言うと嶹津はゆっくりと歩き出した。
「事情聴取の応援行ってくるよ。」
そう言い嶹津が去っていくと夢丸は耀阪に目をやった。
「あいつ、なんか変よな?」
夢丸が聞くと耀阪は軽く頷いた。
「なんか市ヶ谷で変わっただろうな。何かに変えられたんだろうな。本隊の人間が本隊離れてもう一度、本隊に帰ってきた時、本隊勤務時代にできてたことができてなくなってるなんてのはよくある話らしいがな。ほら、例えばタイピングとか。」
「あー。現場でパソコン使うことまずねーもんな。」
「そうそう。俺も初めて営業とやらをやったよ。警衛隊を売り込んでいくんだよ。色んな学校だったり、後は、どこだ。企業とかもそうだな。駅なんかにも行ったな。カレンダーとか看板とか何度も頭下げてな。」
「うわぁ。きつそー。」
2人が話している頃
会議室に着いた冴浪は男を座らせ、面倒くさそうに椅子に腰かけていた。
「これから、お前に対して事情聴取していく。警察にはその後、警務隊扱いとなり移送するつもりだ。んで、事情聴取の得意な奴がいるんだけど、」
そう言うと冴浪は後ろのドアに目をやった。
「え?俺らすか?」
ドアの前に立っていた佐塚が言った。
「俺らがそんなん事情聴取できるかよ。やったこともねーよ」
松石が言うと冴浪は軽く鼻で笑った。
「まだ入って間もない奴に仕事押し付けるほど、腐ってねーからな。」
冴浪が言うと栗坂が部屋に入ってきた。
「悪いな。待たせたな」
栗坂が座ると冴浪はその場に立ち上がり軽く一礼した。
「後は頼みます。私はこのまま部屋の前で待機しときますね」
「お前もここにいろよ。」
「え?」
「いや、警務隊目指してるって聞いたことあったなーって思って。別に警務隊なんて好き好んで行くやつ、俺とは違う類だなって思ってるけど、やりたいんだろ?」
「ま、まぁ。希望は出してますけど」
「筆記と面接は対策済みだろ?入科試験。だとしたら、後は入ってからのことを考えたらいいと思うが?」
「わかりました。事情聴取、同席させて頂きます」
冴浪が言うと栗坂は後ろにいた佐塚と松石に目をやった。
「お前らもどうする?見ていくか?」
「え、じゃあお言葉に甘えて。」
佐塚が言うと松石も軽く頷いた。
その時、部屋に嶹津が入ってきた。
「いらねーって。そんなに」
栗坂が呟くと嶹津は男を睨みつけながら近くの椅子に腰かけた。
「しゃあー、さっさとこの野郎を丸裸にしてやろーか。あ?」
「興奮すんな。黙ってろ」
そう言うと栗坂は男を見つめた。
「なんだよ。他の連中はどうした?」
男が怒鳴ると栗坂は軽く欠伸をした。
「他の連中?あーあの二人か?そいつらも今預かってるよ。けど動向監視だけだ。事情聴取はお前だけにやってるからな?」
「んだよ。それ。」
「リーダー格から話聞くのが早いだろ?って決断だ。こちらの方針にとやかく口出すなや。な?」
そう言うと栗坂は嶹津に目をやった。
「嶹津と、あれ誰にしようか。んー冴浪でいいか。2人、こいつの両脇に立ってろ」
「あ?なんでだよ。ここに座っとたっていいだろ?」
嶹津が怒鳴ると栗坂は軽く笑った。
「こいつが逃亡しねーようにだよ。見た感じ、喧嘩だけは一人前の嶹津と格闘経験者の冴浪がいればこいつを抑えれるだろ?」
「わかったよ」
そう言うと嶹津は男のもとに向かった。
嶹津舜(23)…10代目主人公 警衛庁 3類職員(嘱託)
耀阪榮臣(24)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
夢丸奎大(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
高梨樹李(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 1等隊士
冴浪透也(26)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
佐塚真弥(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
松石海翔(22)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等隊士
吉瀬淳也(27)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 隊士長
来島琉季弥(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官補佐 2等士官
今西遙駕(46)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊 管理官 1等士官
藤浦恭介(45)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
栗坂啓二(38)…警衛庁 公安科 国家危機管理対策部隊 別働隊所属 2等士官
千景将(51)…警衛庁 公安科 統括官兼 別働隊長 1等幹士
関口智也(28)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
河木涼(25)…警衛庁 幕僚官房室 情報保全隊所属 隊士長
奥木奨真(45)…警衛庁 幕僚官房室 理事官 2等将士
幸崎晃平(43)…警衛庁 公安科 科長 3等将士
菊池謙祐(44)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官 2等士官
泉井皓太(43)…警衛庁 幕僚総監付き秘書官2等士官
鳥島信孝(57)…警衛庁 14代目 幕僚総監
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
………………………………………………………………
警衛庁に着くと千景から連絡を受けた数人の別働隊メンバーが駐車場に集まっていた。
「ん?お、おいあれ、」
吉瀬は車から見えるとある人影を指さしながら横にいた高梨に声をかけた。
「嶹津、だな」
高梨が言うと吉瀬は軽く笑みを零した。
「あの野郎の顔、久しぶりに見たよ。やつれてんな。歳食った顔してるよ」
吉瀬が言うと遅れて走ってきた夢丸と耀阪が吉瀬のもとに駆け寄ってきた。
「すいません。遅れました」
夢丸が言うと耀阪が後に続いた。
「部隊の備品整理、急遽俺ら担当任される事になって。あんな細かいの俺らには不向きだなって」
耀阪が言うと夢丸は軽く目を見開いた。
「あ、あれ嶹津、か?」
「んなバカな。なんでここに嶹津がいるんだよ」
耀阪が言うと車はゆっくりとその場に停車した。
そこから降りてきた嶹津らを見て耀阪は軽く声を上げた。
「え、嶹津、じゃねーか?なんで?」
耀阪が呟くと千景が連行していた男のもとに冴浪と吉瀬がやって来た。
「後は変わりますよ」
吉瀬が言うと千景は軽く頷きながら車に戻った。
「おら、どこに連れていく気だ?お前らポリじゃねーんだろ?軍人が勝手に民間人、拘束出来んのか?」
「うるせーよ。黙って歩けって」
そう言うと冴浪は男の尻に軽く蹴りを入れた。
「くそが、あんま舐めとったら容赦しねーぞ?おら」
男が叫ぶと高梨は男をその場で取り押さえた。
「こいつダメだわ。どうすっか」
冴浪が言うと高梨は男の上に腰掛けた。
「とりあえず、連れていくしかねーもんな?」
「それもそうだな。連れてこーか」
「おけ」
高梨がその場に立ち上がったその時、男は直ぐに立ち上がると高梨の顔面を殴った。
「あ、」
鼻を抑えながら高梨はその場に倒れた。
「やられてじゃん笑」
冴浪が言うと男は冴浪に目をやった。
「次は俺って?」
「この若造が」
男が襲いかかると冴浪はすぐにそれを交し顔面には飛び膝蹴りを入れた。
鼻に蹴りが命中した男がその場に中腰になると冴浪は男をその場にうつ伏せの状態で取り押さえた。
「大丈夫?」
吉瀬に聞かれ高梨はその場に立ち上がった。
「血止まんねーわ。」
高梨がいうと吉瀬は高梨の肩を軽く叩いた。
「災難だったな。とりあえず着いてこいよ。衛生のところに連れてってやるから」
「サンキューな。つかお前も手伝えよ。お前、格闘のバッチ持ってんだから、さ。」
「能ある鷹は爪を隠す。ってことわざ知ってるだろ?俺、それなんよ。まさに」
「使い方間違ってんだろ」
高梨が呟いと吉瀬は軽く笑った。
その頃
嶹津は夢丸と耀阪に声をかけられていた。
「久しぶりじゃねーかよ。な?元気にしてたんか?」
夢丸が言うと嶹津は軽く頷いた。
「まぁそれなりにな。お前らあれか?ずっと公安に?」
「いや、別働隊解散したろ?3年前。そっから俺は航空科の事務に異動になって耀阪は、どこだっけ?」
「俺は、広報だ。リクルーター活動的なのをちょっとだけやってた」
「お前が広報官かよ。誰も入らたがらねーって」
そう言い爆笑しながら嶹津は涙を拭った。
「久しぶりだな。こんなに笑ったの。何年ぶりだろう」
「大袈裟な?どうした?」
夢丸が言うと嶹津は軽く涙を拭きながら言った。
「まだ警衛隊としての仕事が残ってるんだな。俺には。」
「あ?何言ってんだ?」
夢丸が言うと嶹津はゆっくりと歩き出した。
「事情聴取の応援行ってくるよ。」
そう言い嶹津が去っていくと夢丸は耀阪に目をやった。
「あいつ、なんか変よな?」
夢丸が聞くと耀阪は軽く頷いた。
「なんか市ヶ谷で変わっただろうな。何かに変えられたんだろうな。本隊の人間が本隊離れてもう一度、本隊に帰ってきた時、本隊勤務時代にできてたことができてなくなってるなんてのはよくある話らしいがな。ほら、例えばタイピングとか。」
「あー。現場でパソコン使うことまずねーもんな。」
「そうそう。俺も初めて営業とやらをやったよ。警衛隊を売り込んでいくんだよ。色んな学校だったり、後は、どこだ。企業とかもそうだな。駅なんかにも行ったな。カレンダーとか看板とか何度も頭下げてな。」
「うわぁ。きつそー。」
2人が話している頃
会議室に着いた冴浪は男を座らせ、面倒くさそうに椅子に腰かけていた。
「これから、お前に対して事情聴取していく。警察にはその後、警務隊扱いとなり移送するつもりだ。んで、事情聴取の得意な奴がいるんだけど、」
そう言うと冴浪は後ろのドアに目をやった。
「え?俺らすか?」
ドアの前に立っていた佐塚が言った。
「俺らがそんなん事情聴取できるかよ。やったこともねーよ」
松石が言うと冴浪は軽く鼻で笑った。
「まだ入って間もない奴に仕事押し付けるほど、腐ってねーからな。」
冴浪が言うと栗坂が部屋に入ってきた。
「悪いな。待たせたな」
栗坂が座ると冴浪はその場に立ち上がり軽く一礼した。
「後は頼みます。私はこのまま部屋の前で待機しときますね」
「お前もここにいろよ。」
「え?」
「いや、警務隊目指してるって聞いたことあったなーって思って。別に警務隊なんて好き好んで行くやつ、俺とは違う類だなって思ってるけど、やりたいんだろ?」
「ま、まぁ。希望は出してますけど」
「筆記と面接は対策済みだろ?入科試験。だとしたら、後は入ってからのことを考えたらいいと思うが?」
「わかりました。事情聴取、同席させて頂きます」
冴浪が言うと栗坂は後ろにいた佐塚と松石に目をやった。
「お前らもどうする?見ていくか?」
「え、じゃあお言葉に甘えて。」
佐塚が言うと松石も軽く頷いた。
その時、部屋に嶹津が入ってきた。
「いらねーって。そんなに」
栗坂が呟くと嶹津は男を睨みつけながら近くの椅子に腰かけた。
「しゃあー、さっさとこの野郎を丸裸にしてやろーか。あ?」
「興奮すんな。黙ってろ」
そう言うと栗坂は男を見つめた。
「なんだよ。他の連中はどうした?」
男が怒鳴ると栗坂は軽く欠伸をした。
「他の連中?あーあの二人か?そいつらも今預かってるよ。けど動向監視だけだ。事情聴取はお前だけにやってるからな?」
「んだよ。それ。」
「リーダー格から話聞くのが早いだろ?って決断だ。こちらの方針にとやかく口出すなや。な?」
そう言うと栗坂は嶹津に目をやった。
「嶹津と、あれ誰にしようか。んー冴浪でいいか。2人、こいつの両脇に立ってろ」
「あ?なんでだよ。ここに座っとたっていいだろ?」
嶹津が怒鳴ると栗坂は軽く笑った。
「こいつが逃亡しねーようにだよ。見た感じ、喧嘩だけは一人前の嶹津と格闘経験者の冴浪がいればこいつを抑えれるだろ?」
「わかったよ」
そう言うと嶹津は男のもとに向かった。
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