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ULTIMATE〜日本防衛戦線
ULTIMATE〜日本防衛戦線第3話
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登場人物一覧
大石慶敬(18)…4代目主人公 国家保安庁高等教育隊所属
豊島敦也(18)…国家保安庁高等教育隊所属
……………………………………………………………
「大石班長ー」
「何だ?うるせーな」
帰る準備を行っていた特殊空衛団機動班長、大石行長のもとに一人の隊員がやってきた。
「これ。」
そう言うと隊員がとあるダンボールを渡してきた。
「これは?」
「大石班長宛に届いたダンボールです。差出人不明です。金属探知機の反応はありませんでした。尚既に団長には報告済です」
「そうか。」
そう言うと大石は険しい表情を見せながらダンボールを開けた。
そこには息子、慶敬の教育隊手帳などが置かれていた。
「なんで慶敬のが…」
大石が呟いていると部屋に特殊空衛団長の河内慶六が入ってきた。
「見たか?大石」
「団長、お疲れ様です」
大石はすぐに敬礼した。
「楽にしろ。これはお前の息子のだろ?」
「はい」
「今、複数の地域で連続失踪事件が起きていてな。恐らくは、その事件と関係あるものだと俺は思う」
「慶敬をすぐに救います。」
「まーそう慌てるな。犯人はあくまで推測程度までしかできていない。」
「誰です?」
「亜連と警察は見ているらしい。だが本部事務所の所在地は不明だ。」
「上空からの捜索で見つけられるでしょう。これを皮切りにこのまま亜連を倒しましょう」
「慌てるな。まだ実態把握ができていない。それに事務所の場所が分からないのであれば意味が無い」
河内が言っていると一人の隊員が走ってきた。
「お疲れ様です。団長、これを見てください。今日、上空警戒で旋回していた時に見つけたそうなのですがこの建物の端っこに少し写っている物。この車、見覚えありませんか?」
そう言うと北海は、一枚の写真を河内に見せた。
「亜連幹部護送用の車か?てことはこの事務所に相馬が出入りしていたという事か?」
「その可能性があります」
「緊急招集だ」
「了解」
午後7時30分
緊急招集により特殊空衛団員らが集められた。
「総員、敬礼」
特殊空衛団管理官の睦月陸が怒鳴った。
「休め」
「現在発生中の連続失踪事件についてだが、これより国家保安庁緊急出動事案に切りかえ我々が担当することになった。」
河内の言葉にその場にいた隊員らはざわつき始めた。
「黙れ。」
睦月の怒号で再び静かになった。
「亜細亜連合連絡事務所。今朝、上空警戒で操縦班の隊員らが見つけたこの建物だが亜連総長の相馬を護送する際に使われる車と判明した。この建物に相馬は頻繁に出入りしている。更に上空警戒中、建物内から銃声が聞こえてきたらしい。これより連続失踪事件の首謀者を亜連と断定し強制捜査に踏み込む」
「ちょっと待ってください。もし連続失踪事件に関係が無かったら?」
「その場合は……違法任務となりますが?」
「そんな事はわかっている。俺が全責任を負う。そこにいる大石の息子も恐らく拉致された可能性が高い。お前ら、仲間を救いたくないのか?大石慶敬は、来年から特殊空衛団への入隊が決まっている男だ。来年だろうがもう既に俺は仲間だと思っている。仲間を救おうじゃねーか」
河内が叫ぶと隊員らは元気よく返事した。
その頃
河内による緊急招集会議が行われていた特殊空衛団第3待機室の前に矢田の姿があった。
「おもしれーな笑」
そう呟くと矢田は長官室に戻った。
矢田が長官室に戻ると一人の男がソファーに腰かけていた。
「待たせたな」
「いえいえ。」
「悪く思わないでくれよ。君を防衛省から再びここに引っ張り出したことに」
「防衛大臣直々からの命令ですので逆らう訳にはいきません笑笑」
「そうだな笑それで君に頼みたいのは、特殊空衛団の見張りだ。君には外部特別団長として特殊空衛団の監視に当たってもらいたい。」
「監視……ですか?」
「そうだ。もうすぐ例の作戦を決行する。君にはその時の部隊統率を頼みたい」
「了解しました」
そう言うと松山はにやりと笑った。
大石慶敬(18)…4代目主人公 国家保安庁高等教育隊所属
豊島敦也(18)…国家保安庁高等教育隊所属
……………………………………………………………
「大石班長ー」
「何だ?うるせーな」
帰る準備を行っていた特殊空衛団機動班長、大石行長のもとに一人の隊員がやってきた。
「これ。」
そう言うと隊員がとあるダンボールを渡してきた。
「これは?」
「大石班長宛に届いたダンボールです。差出人不明です。金属探知機の反応はありませんでした。尚既に団長には報告済です」
「そうか。」
そう言うと大石は険しい表情を見せながらダンボールを開けた。
そこには息子、慶敬の教育隊手帳などが置かれていた。
「なんで慶敬のが…」
大石が呟いていると部屋に特殊空衛団長の河内慶六が入ってきた。
「見たか?大石」
「団長、お疲れ様です」
大石はすぐに敬礼した。
「楽にしろ。これはお前の息子のだろ?」
「はい」
「今、複数の地域で連続失踪事件が起きていてな。恐らくは、その事件と関係あるものだと俺は思う」
「慶敬をすぐに救います。」
「まーそう慌てるな。犯人はあくまで推測程度までしかできていない。」
「誰です?」
「亜連と警察は見ているらしい。だが本部事務所の所在地は不明だ。」
「上空からの捜索で見つけられるでしょう。これを皮切りにこのまま亜連を倒しましょう」
「慌てるな。まだ実態把握ができていない。それに事務所の場所が分からないのであれば意味が無い」
河内が言っていると一人の隊員が走ってきた。
「お疲れ様です。団長、これを見てください。今日、上空警戒で旋回していた時に見つけたそうなのですがこの建物の端っこに少し写っている物。この車、見覚えありませんか?」
そう言うと北海は、一枚の写真を河内に見せた。
「亜連幹部護送用の車か?てことはこの事務所に相馬が出入りしていたという事か?」
「その可能性があります」
「緊急招集だ」
「了解」
午後7時30分
緊急招集により特殊空衛団員らが集められた。
「総員、敬礼」
特殊空衛団管理官の睦月陸が怒鳴った。
「休め」
「現在発生中の連続失踪事件についてだが、これより国家保安庁緊急出動事案に切りかえ我々が担当することになった。」
河内の言葉にその場にいた隊員らはざわつき始めた。
「黙れ。」
睦月の怒号で再び静かになった。
「亜細亜連合連絡事務所。今朝、上空警戒で操縦班の隊員らが見つけたこの建物だが亜連総長の相馬を護送する際に使われる車と判明した。この建物に相馬は頻繁に出入りしている。更に上空警戒中、建物内から銃声が聞こえてきたらしい。これより連続失踪事件の首謀者を亜連と断定し強制捜査に踏み込む」
「ちょっと待ってください。もし連続失踪事件に関係が無かったら?」
「その場合は……違法任務となりますが?」
「そんな事はわかっている。俺が全責任を負う。そこにいる大石の息子も恐らく拉致された可能性が高い。お前ら、仲間を救いたくないのか?大石慶敬は、来年から特殊空衛団への入隊が決まっている男だ。来年だろうがもう既に俺は仲間だと思っている。仲間を救おうじゃねーか」
河内が叫ぶと隊員らは元気よく返事した。
その頃
河内による緊急招集会議が行われていた特殊空衛団第3待機室の前に矢田の姿があった。
「おもしれーな笑」
そう呟くと矢田は長官室に戻った。
矢田が長官室に戻ると一人の男がソファーに腰かけていた。
「待たせたな」
「いえいえ。」
「悪く思わないでくれよ。君を防衛省から再びここに引っ張り出したことに」
「防衛大臣直々からの命令ですので逆らう訳にはいきません笑笑」
「そうだな笑それで君に頼みたいのは、特殊空衛団の見張りだ。君には外部特別団長として特殊空衛団の監視に当たってもらいたい。」
「監視……ですか?」
「そうだ。もうすぐ例の作戦を決行する。君にはその時の部隊統率を頼みたい」
「了解しました」
そう言うと松山はにやりと笑った。
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