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ULTIMATE〜日本防衛戦線
ULTIMATE〜日本防衛戦線第6話
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登場人物一覧
大石慶敬(18)…4代目主人公 国家保安庁高等教育隊所属
豊島敦也(18)…国家保安庁高等教育隊所属
……………………………………………………………
「くっそ。まじで開かねーぞ。これ」
行長は何度も何度もドアノブを引っ張り続けた。
その時だった、頭上にカメラが設置されてたのに気づいた。
「何だ?このカメラ」
行長が目をやるとカメラがいきなり赤く光出した。しばらくした時だった、近くから時計の針のような音が聞こえてきた。
「おい大石、今すぐ待避するぞ。ここ爆弾が設置されていた。人を検知してカウントダウンが始まる仕組みだったらしい。ここにいた犯人は全て殺されていた。」
一人の隊員が慌てた様子で走ってきた。
「待て、人質はどうするんだ?」
「爆発後、すぐに再び進入し生存者のみ救助するというのが、河内団長の方針らしい」
「俺は賛成できねーな」
「そんな事言ってる場合か?」
「俺らは、命をかけて国民を守るのが仕事じゃねーのか?ここで諦めるんか?」
そう言うと行長は再びドアノブに手をかけた。
「本当にここに人質がいるかわかんねーだろ?」
「いや、居るはずだ」
そう言うと行長は1度息を吐いたあとドアを叩いた。
「おい誰かいるか?いるなら返事してくれ。われわれは国家保安庁の者だ。あなた達を救いに来た。」
行長が叫んでから数秒後部屋から弱った声が聞こえてきた。
「……父さん……?」
「慶敬か?無事だったか。良かった。良かった」
行長は目に涙を浮かべながら再びドアノブに手をかけた。
「待ってろよ。直ぐに救ってやっから。待ってろよ」
涙を拭いながらドアノブを引っ張り続けた。
数分後
何やらでかい機械を持った隊員らがやってきた。
「お疲れ様です。特殊科支援機動部隊です。」
「おつかれ。ここを開けて欲しい」
行長が言うと隊員らはすぐにドアの解錠を始めた。
2分後
ドアの解錠に成功した時だった爆弾の解除を担当していた支援機動部隊員のひとりが声を張り上げた。
「後1分です。今すぐに待避してください。解除は不可能です。今すぐに待避を」
その場にいた隊員らは急いで外に向かって走り出した。
「慶敬、無事か?」
行長は急いで部屋の中へと入っていった。
その頃
建物の外では隊員らが集まっていた。
「全員いるか?」
河内が聞くと1人の隊員が答えた。
「大石さんだけまだです。」
「何だと?」
河内は急いで無線機を握った。
「大石、今すぐに逃げろ。聞こえないのか?逃げるんだ」
「命をかけて国民を守る。それが俺らの仕事じゃないんすか?俺は命なんて恋しくありませんから」
「何を馬鹿なこと言ってるんだ?もうすぐ爆発するんだぞ?全員助けれる訳が無い。早く逃げてこい」
河内からの無線に行長はため息をついた。
「今まで世話になりました。ありがとうございました」
行長からの返答に河内は冷や汗をかいた。
「あいつ……死ぬ気か?」
河内が呟いた時だった建物が炎上しながら爆発した。
「総員、すぐに消火にあたれ。そして人質及び大石行長の生存確認を」
既に現場には、多くの救急車が止まっていた。
消火活動が終わった後、隊員らは急いで建物の中へと入っていった。
そこには黒焦げた人間の遺体が広がっていた。
「やはり無理だったか…」
一人の隊員が呟いた時だった、黒焦げになった隊員が一人の男を力強く抱きしめいていた。
抱きしめていた隊員は既に死亡していた。隊服には大石行長と記されていた。
隊員は急いで抱きしめられていた男を持ち上げるとそのまま建物の外へと運んだ。
「救急、この人を」
「了解」
男はその後、病院に搬送され一命を取り留めた。
男の名前は大石慶敬。父の大石行長の死を耳にするなり慶敬の目には涙が浮かんでいたそうだ。
そして助かった人質は慶敬ただ1人で他の者は爆発により即死状態だった。生き残ったのは行長が自分を犠牲にしてまで守り続けた慶敬ただ1人だけだった。
その後、長官の矢田は記者会見を開き爆発についての説明を行った。
殉職者1名。生存者1名。犠牲者48名(殉職者を除く)
大石慶敬(18)…4代目主人公 国家保安庁高等教育隊所属
豊島敦也(18)…国家保安庁高等教育隊所属
……………………………………………………………
「くっそ。まじで開かねーぞ。これ」
行長は何度も何度もドアノブを引っ張り続けた。
その時だった、頭上にカメラが設置されてたのに気づいた。
「何だ?このカメラ」
行長が目をやるとカメラがいきなり赤く光出した。しばらくした時だった、近くから時計の針のような音が聞こえてきた。
「おい大石、今すぐ待避するぞ。ここ爆弾が設置されていた。人を検知してカウントダウンが始まる仕組みだったらしい。ここにいた犯人は全て殺されていた。」
一人の隊員が慌てた様子で走ってきた。
「待て、人質はどうするんだ?」
「爆発後、すぐに再び進入し生存者のみ救助するというのが、河内団長の方針らしい」
「俺は賛成できねーな」
「そんな事言ってる場合か?」
「俺らは、命をかけて国民を守るのが仕事じゃねーのか?ここで諦めるんか?」
そう言うと行長は再びドアノブに手をかけた。
「本当にここに人質がいるかわかんねーだろ?」
「いや、居るはずだ」
そう言うと行長は1度息を吐いたあとドアを叩いた。
「おい誰かいるか?いるなら返事してくれ。われわれは国家保安庁の者だ。あなた達を救いに来た。」
行長が叫んでから数秒後部屋から弱った声が聞こえてきた。
「……父さん……?」
「慶敬か?無事だったか。良かった。良かった」
行長は目に涙を浮かべながら再びドアノブに手をかけた。
「待ってろよ。直ぐに救ってやっから。待ってろよ」
涙を拭いながらドアノブを引っ張り続けた。
数分後
何やらでかい機械を持った隊員らがやってきた。
「お疲れ様です。特殊科支援機動部隊です。」
「おつかれ。ここを開けて欲しい」
行長が言うと隊員らはすぐにドアの解錠を始めた。
2分後
ドアの解錠に成功した時だった爆弾の解除を担当していた支援機動部隊員のひとりが声を張り上げた。
「後1分です。今すぐに待避してください。解除は不可能です。今すぐに待避を」
その場にいた隊員らは急いで外に向かって走り出した。
「慶敬、無事か?」
行長は急いで部屋の中へと入っていった。
その頃
建物の外では隊員らが集まっていた。
「全員いるか?」
河内が聞くと1人の隊員が答えた。
「大石さんだけまだです。」
「何だと?」
河内は急いで無線機を握った。
「大石、今すぐに逃げろ。聞こえないのか?逃げるんだ」
「命をかけて国民を守る。それが俺らの仕事じゃないんすか?俺は命なんて恋しくありませんから」
「何を馬鹿なこと言ってるんだ?もうすぐ爆発するんだぞ?全員助けれる訳が無い。早く逃げてこい」
河内からの無線に行長はため息をついた。
「今まで世話になりました。ありがとうございました」
行長からの返答に河内は冷や汗をかいた。
「あいつ……死ぬ気か?」
河内が呟いた時だった建物が炎上しながら爆発した。
「総員、すぐに消火にあたれ。そして人質及び大石行長の生存確認を」
既に現場には、多くの救急車が止まっていた。
消火活動が終わった後、隊員らは急いで建物の中へと入っていった。
そこには黒焦げた人間の遺体が広がっていた。
「やはり無理だったか…」
一人の隊員が呟いた時だった、黒焦げになった隊員が一人の男を力強く抱きしめいていた。
抱きしめていた隊員は既に死亡していた。隊服には大石行長と記されていた。
隊員は急いで抱きしめられていた男を持ち上げるとそのまま建物の外へと運んだ。
「救急、この人を」
「了解」
男はその後、病院に搬送され一命を取り留めた。
男の名前は大石慶敬。父の大石行長の死を耳にするなり慶敬の目には涙が浮かんでいたそうだ。
そして助かった人質は慶敬ただ1人で他の者は爆発により即死状態だった。生き残ったのは行長が自分を犠牲にしてまで守り続けた慶敬ただ1人だけだった。
その後、長官の矢田は記者会見を開き爆発についての説明を行った。
殉職者1名。生存者1名。犠牲者48名(殉職者を除く)
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