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ULTIMATE〜INHERIT J.D.F
ULTIMATE〜INHERIT J.D.F第12話
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主要登場人物一覧
来宮遼介(33)…5代目主人公 警衛庁首都自衛科保安大隊第3班主任補佐2等幹士
丸岡浩康(45)…警衛庁首都自衛科保安大隊第3班班長 1等幹士
清田大毅(40)…警衛庁首都自衛科保安大隊第3班副班長 1等幹士
永浦結仁(38)…警衛庁首都自衛科保安大隊第3班主任 2等幹士
藤ヶ谷慶斗(25)…警衛庁首都自衛科保安大隊第3班所属 準等隊士
磯城野大弥(25)…警衛庁首都自衛科保安大隊第3班所属 準等隊士
笹倉大志(33)…警衛庁参謀部所属2等幹士
片岡優真(33)…警衛庁近畿方面隊西日本区域自衛科保安大隊総務管理官補佐2等幹士
海藤辰之(33)…警衛庁警務隊首席監察部長付き監察員2等幹士
中将一郎(46)…警衛庁幕僚総監官房室理事官補佐 隊将
原快真(46)…警衛庁警備科第1指令本隊管理官 将補
梶唯我(46)…警衛庁公安科国際軍事調査部隊長 将補
緋鷺徹哉(35)…警衛庁警備科第1指令本隊管理官補佐 将補 (関東管区警察局総務監察部から出向中)
中堂純一(48)…警衛庁2代目幕僚総監(元警察庁長官官房総括審議官)
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
…………………………………………………………………
「早くしてくれよ。こっちは忙しいんだから」
そう言うと緋鷺は海藤を睨みつけた。
「ええ。もちろん。こちらも忙しいんでね」
「喧嘩売ってんのか?」
「そんな事ありませんよ。では早速本題に入りますか」
そう言うと海藤は引き出しから1枚の資料を出した。
「あなたは、つい最近まで関東管区警察局総務監察部におられた。間違いありませんか?」
「そうだ。」
「外部から特別枠で入隊してくる場合、最低半年間の実務研修を受けなければならない。警衛隊法でそう決められています」
「それがなんだ?」
「なぜ実務研修を受けずに現場で指揮をとってるのかなーって思いまして」
「なんか問題あるか?俺は中堂さんに言われてここに来た。組織改革のために力を貸してほしいと。警衛隊に入りたくて東大に入ったのではない。警察に入りたくて東大に入った。俺からしてもいい迷惑だよ。」
「中堂さんからの指示だと?」
「何度もそう言ってるだろ?これ以上拘束するなら、君たちを告訴する。不当な拘束だからな。」
「すいません。最後にもう1つだけ」
「さっさとしてくれ」
「身分って……」
「あー。警衛官と警察官の2つだ。特別枠で仮入隊だからな。関東管区警察局にも籍がある。」
「なるほど」
海藤が言うと後方にいた中が耳打ちをしてきた。
「そろそろ中堂幕僚総監が帰ってこられる。そろそろ解放しろ」
「わかりました」
そう言うと海藤は緋鷺に軽く頭を下げた。
「本日はどうも貴重なお時間ありがとうございました」
「もう終わりか?」
「はい」
「長かったな」
そうつぶやくと緋鷺はそのまま取調室から出ていった。
その頃
日明修学院高校では、来宮により1度部隊行動が停止されていた。
「体育館にもいるのか……」
来宮が呟いた。
永浦による女子生徒への聞き取り調査で、体育館にも人質がいることが判明した。犯人達が多数いるのも体育館側だと来宮は推測していた。
「どうします?」
藤ヶ谷が聞いた。
「同時突入しかないな。今から再編成しよう。3班を再編成する。体育館に向かう部隊と第二校舎に向かう部隊の2つに分ける。」
来宮が言うと3班に振り分けられていた隊員らが来宮の前に集まった。
「これより体育館と第二校舎への同時突入を行う。あくまで人質救出作戦再優先でいきたい。受傷した者のみ銃使用を認める。それ以外は原則銃使用は認めない。」
その後、体育館に向かう部隊、第二校舎に向かう部隊の2つに別れ待機した。
「第二校舎前配置完了」
「第二校舎屋上配置完了」
「第二校舎包囲完了」
無線連絡が飛び交うなか来宮は何も動かずただ待機していた。
「来宮さん。まだすか?」
藤ヶ谷に無線で聞かれ来宮は即答した。
「ちょっと引っかかっててな。俺は1階で犯人をまず制圧した。女子生徒がいた保健室のすぐ横だ。保健室の捜索をしなかったっておかしくないか?体育館に向かわせるのを罠と考えたら……」
「いやいや、考えすぎですって」
藤ヶ谷が言うと来宮は左手を上にあげた。
部隊行動作戦中止のサインだ。
「指示まだですか?」
第二校舎前に配置していた部隊の隊員から無線が入ってきた。
「一旦待て。」
そう言うと来宮は永浦に無線を送った。
「永浦2等幹士。応答せよ。繰り返す……」
永浦からの応答は無かった。
その時だった第一校舎から銃声のような音が聞こえた。
「何だ?今の」
藤ヶ谷が呟いた。
「第一校舎に向かえ。第二校舎配置部隊は、第一校舎に至急。至急だ」
来宮から指示を受け第二校舎に配置していた部隊は急いで第一校舎に向かった。
数分後
第一校舎に向かった第二校舎配置部隊から無線が入ってきた。
「報告を行う。男2名が永浦2等幹士を人質に保健室に立てこもっている模様。尚、同隊員は2発被弾しており、重体にあると推測。以上報告終了」
来宮遼介(33)…5代目主人公 警衛庁首都自衛科保安大隊第3班主任補佐2等幹士
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永浦結仁(38)…警衛庁首都自衛科保安大隊第3班主任 2等幹士
藤ヶ谷慶斗(25)…警衛庁首都自衛科保安大隊第3班所属 準等隊士
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海藤辰之(33)…警衛庁警務隊首席監察部長付き監察員2等幹士
中将一郎(46)…警衛庁幕僚総監官房室理事官補佐 隊将
原快真(46)…警衛庁警備科第1指令本隊管理官 将補
梶唯我(46)…警衛庁公安科国際軍事調査部隊長 将補
緋鷺徹哉(35)…警衛庁警備科第1指令本隊管理官補佐 将補 (関東管区警察局総務監察部から出向中)
中堂純一(48)…警衛庁2代目幕僚総監(元警察庁長官官房総括審議官)
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
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「早くしてくれよ。こっちは忙しいんだから」
そう言うと緋鷺は海藤を睨みつけた。
「ええ。もちろん。こちらも忙しいんでね」
「喧嘩売ってんのか?」
「そんな事ありませんよ。では早速本題に入りますか」
そう言うと海藤は引き出しから1枚の資料を出した。
「あなたは、つい最近まで関東管区警察局総務監察部におられた。間違いありませんか?」
「そうだ。」
「外部から特別枠で入隊してくる場合、最低半年間の実務研修を受けなければならない。警衛隊法でそう決められています」
「それがなんだ?」
「なぜ実務研修を受けずに現場で指揮をとってるのかなーって思いまして」
「なんか問題あるか?俺は中堂さんに言われてここに来た。組織改革のために力を貸してほしいと。警衛隊に入りたくて東大に入ったのではない。警察に入りたくて東大に入った。俺からしてもいい迷惑だよ。」
「中堂さんからの指示だと?」
「何度もそう言ってるだろ?これ以上拘束するなら、君たちを告訴する。不当な拘束だからな。」
「すいません。最後にもう1つだけ」
「さっさとしてくれ」
「身分って……」
「あー。警衛官と警察官の2つだ。特別枠で仮入隊だからな。関東管区警察局にも籍がある。」
「なるほど」
海藤が言うと後方にいた中が耳打ちをしてきた。
「そろそろ中堂幕僚総監が帰ってこられる。そろそろ解放しろ」
「わかりました」
そう言うと海藤は緋鷺に軽く頭を下げた。
「本日はどうも貴重なお時間ありがとうございました」
「もう終わりか?」
「はい」
「長かったな」
そうつぶやくと緋鷺はそのまま取調室から出ていった。
その頃
日明修学院高校では、来宮により1度部隊行動が停止されていた。
「体育館にもいるのか……」
来宮が呟いた。
永浦による女子生徒への聞き取り調査で、体育館にも人質がいることが判明した。犯人達が多数いるのも体育館側だと来宮は推測していた。
「どうします?」
藤ヶ谷が聞いた。
「同時突入しかないな。今から再編成しよう。3班を再編成する。体育館に向かう部隊と第二校舎に向かう部隊の2つに分ける。」
来宮が言うと3班に振り分けられていた隊員らが来宮の前に集まった。
「これより体育館と第二校舎への同時突入を行う。あくまで人質救出作戦再優先でいきたい。受傷した者のみ銃使用を認める。それ以外は原則銃使用は認めない。」
その後、体育館に向かう部隊、第二校舎に向かう部隊の2つに別れ待機した。
「第二校舎前配置完了」
「第二校舎屋上配置完了」
「第二校舎包囲完了」
無線連絡が飛び交うなか来宮は何も動かずただ待機していた。
「来宮さん。まだすか?」
藤ヶ谷に無線で聞かれ来宮は即答した。
「ちょっと引っかかっててな。俺は1階で犯人をまず制圧した。女子生徒がいた保健室のすぐ横だ。保健室の捜索をしなかったっておかしくないか?体育館に向かわせるのを罠と考えたら……」
「いやいや、考えすぎですって」
藤ヶ谷が言うと来宮は左手を上にあげた。
部隊行動作戦中止のサインだ。
「指示まだですか?」
第二校舎前に配置していた部隊の隊員から無線が入ってきた。
「一旦待て。」
そう言うと来宮は永浦に無線を送った。
「永浦2等幹士。応答せよ。繰り返す……」
永浦からの応答は無かった。
その時だった第一校舎から銃声のような音が聞こえた。
「何だ?今の」
藤ヶ谷が呟いた。
「第一校舎に向かえ。第二校舎配置部隊は、第一校舎に至急。至急だ」
来宮から指示を受け第二校舎に配置していた部隊は急いで第一校舎に向かった。
数分後
第一校舎に向かった第二校舎配置部隊から無線が入ってきた。
「報告を行う。男2名が永浦2等幹士を人質に保健室に立てこもっている模様。尚、同隊員は2発被弾しており、重体にあると推測。以上報告終了」
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