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ULTIMATE〜日本防衛戦線
ULTIMATE〜日本防衛戦線第10話
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登場人物一覧
大石慶敬(19)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
豊島敦也(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
新津雄也(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛操縦科候補生
新屋智輝(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
甲賀彪馬(20)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
永井大介(41)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属教官
森中唯人(53)…国家保安庁特殊空衛教育隊長
……………………………………………………………
機動科の訓練に参加してから2ヶ月がたった。
体力検定、隊列試験、戦闘段階態勢の確認など、この二ヶ月間で数々の試験をこなしてきた。
そんな中でいつしか大石らには卒隊できるという確信が心に宿っていた。
ある日、いつものように訓練を終え寮に戻っていると操縦科の候補生らがグラウンドに集まっているのが目に入った。
「珍しいな」
「あ?」
大石の言葉に新屋が反応した。
「いや、操縦科の連中、グラウンドにいるの珍しいなって」
「あー。確かに」
そう言いながら新屋は窓に目をやった。
「新津、貴様は何回同じ事を言わせる気だ?やる気あんのか?お前にはもうことごとく裏切られてる。」
そう言うと操縦科の担当教官は、新津の前に立った。
「グラウンド、俺がいいって言うまで走れ。いいな?」
「はい」
教官に言われ新津は涙を拭いながら走り出した。
「なんかしたんすか?新津」
大石は近くにいた操縦科担当の教官に聞いた。
「あいつか?筆記試験と実技試験で赤点を取ってな。それと…」
「それと…?」
「操縦科では、教育隊在籍中、外部に操縦科の候補生である事を漏らしてはならない。だが彼は家族に打ち明けたみたいでな。懲罰という意味合いもあるのだろう。あの走り込みは」
そう言うと操縦科担当教官はそのままその場から去っていった。
次の日も訓練が終わりいつものように食堂に向かっているとまた操縦科の候補生らがグラウンドに集まっていた。
「パイロットにそこまで体力求めるか?ちょっといきすぎじゃねーか?」
新屋が呟いた。
「明日から、実際の空衛団が使用しているヘリを使っての実技研修が始まる。一応、教官らも同席するが、全ての判断はお前ら候補生に任せる。しかしー」
そう言うと教官はゆっくりと歩き始めた。
「新津、お前実技試験赤点だったろ?お前に実技研修を任せれる自信が無い。」
「もう自分にはできます。あれから勉強しました」
「ほぉー。なら一足先にやってみるか。来いや」
そう言うと教官は新津を連れて歩き出した。
その日の夜
機動科の候補生らが食堂でご飯を食べていると外からものすごい音が響き渡った。
何かが墜落した……!?
1人の候補生が呟いた。
「何だ?何が起きた?」
「おいおい、ヤベーよ。これ。」
「炎上してんじゃん」
候補生らは窓から見える景色に目を疑った。
「うるせーな。」
そうつぶやくと新屋は、持っていた箸を置いた。
「なんかあったのか?」
豊島は近くにいた候補生に声をかけた。
「戦闘機が炎上してんだよ。墜落したんだろ。」
「戦闘機?」
「操縦科の候補生だろ。墜落させたのは、ヤベーよ。これ」
数分後
墜落した戦闘機に向かって守衛隊員らが消火活動を始めた。
「消防に連絡だ。早くしろ」
飛行機の墜落事故。
守衛隊員らは東京消防庁へ連絡し消防が来るのを待つことにした。
数分後
教育隊舎に次々と消防車両がやってきた。
「お疲れ様です。消防です。飛行機の中にいる人は分かりますか?」
「少々お待ちください」
守衛隊員らは急いで飛行機の中にいる人物の身元調査を始めた。
身元調査はすぐに終わった。
墜落した戦闘機は、J124型。操縦科が保有する戦闘機の一種で、今日、J124型を使っていたのは1人しかいなかった。
実技試験が赤点で教官に連れていかれた男………
大石慶敬(19)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
豊島敦也(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
新津雄也(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛操縦科候補生
新屋智輝(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
甲賀彪馬(20)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
永井大介(41)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属教官
森中唯人(53)…国家保安庁特殊空衛教育隊長
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機動科の訓練に参加してから2ヶ月がたった。
体力検定、隊列試験、戦闘段階態勢の確認など、この二ヶ月間で数々の試験をこなしてきた。
そんな中でいつしか大石らには卒隊できるという確信が心に宿っていた。
ある日、いつものように訓練を終え寮に戻っていると操縦科の候補生らがグラウンドに集まっているのが目に入った。
「珍しいな」
「あ?」
大石の言葉に新屋が反応した。
「いや、操縦科の連中、グラウンドにいるの珍しいなって」
「あー。確かに」
そう言いながら新屋は窓に目をやった。
「新津、貴様は何回同じ事を言わせる気だ?やる気あんのか?お前にはもうことごとく裏切られてる。」
そう言うと操縦科の担当教官は、新津の前に立った。
「グラウンド、俺がいいって言うまで走れ。いいな?」
「はい」
教官に言われ新津は涙を拭いながら走り出した。
「なんかしたんすか?新津」
大石は近くにいた操縦科担当の教官に聞いた。
「あいつか?筆記試験と実技試験で赤点を取ってな。それと…」
「それと…?」
「操縦科では、教育隊在籍中、外部に操縦科の候補生である事を漏らしてはならない。だが彼は家族に打ち明けたみたいでな。懲罰という意味合いもあるのだろう。あの走り込みは」
そう言うと操縦科担当教官はそのままその場から去っていった。
次の日も訓練が終わりいつものように食堂に向かっているとまた操縦科の候補生らがグラウンドに集まっていた。
「パイロットにそこまで体力求めるか?ちょっといきすぎじゃねーか?」
新屋が呟いた。
「明日から、実際の空衛団が使用しているヘリを使っての実技研修が始まる。一応、教官らも同席するが、全ての判断はお前ら候補生に任せる。しかしー」
そう言うと教官はゆっくりと歩き始めた。
「新津、お前実技試験赤点だったろ?お前に実技研修を任せれる自信が無い。」
「もう自分にはできます。あれから勉強しました」
「ほぉー。なら一足先にやってみるか。来いや」
そう言うと教官は新津を連れて歩き出した。
その日の夜
機動科の候補生らが食堂でご飯を食べていると外からものすごい音が響き渡った。
何かが墜落した……!?
1人の候補生が呟いた。
「何だ?何が起きた?」
「おいおい、ヤベーよ。これ。」
「炎上してんじゃん」
候補生らは窓から見える景色に目を疑った。
「うるせーな。」
そうつぶやくと新屋は、持っていた箸を置いた。
「なんかあったのか?」
豊島は近くにいた候補生に声をかけた。
「戦闘機が炎上してんだよ。墜落したんだろ。」
「戦闘機?」
「操縦科の候補生だろ。墜落させたのは、ヤベーよ。これ」
数分後
墜落した戦闘機に向かって守衛隊員らが消火活動を始めた。
「消防に連絡だ。早くしろ」
飛行機の墜落事故。
守衛隊員らは東京消防庁へ連絡し消防が来るのを待つことにした。
数分後
教育隊舎に次々と消防車両がやってきた。
「お疲れ様です。消防です。飛行機の中にいる人は分かりますか?」
「少々お待ちください」
守衛隊員らは急いで飛行機の中にいる人物の身元調査を始めた。
身元調査はすぐに終わった。
墜落した戦闘機は、J124型。操縦科が保有する戦闘機の一種で、今日、J124型を使っていたのは1人しかいなかった。
実技試験が赤点で教官に連れていかれた男………
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