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ULTIMATE〜日本防衛戦線
ULTIMATE〜日本防衛戦線第15話
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登場人物一覧
大石慶敬(19)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
豊島敦也(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
新津雄也(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛操縦科候補生
新屋智輝(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
甲賀彪馬(20)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
永井大介(41)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属教官
森中唯人(53)…国家保安庁特殊空衛教育隊長
……………………………………………………………
候補生による候補生への刺殺事件は、マスコミによって大きく報じられた。
候補生を刺した候補生はその後、重要警戒中の警察官らによって確保された。
男は取調べに対し、誰でもよかった、国保を辞めるために誰か殺して捕まろうと思っていた と供述した。
男の家族は全員、国保の人間という事もあり簡単に辞めれないというプレッシャーに押し潰されていたのだ。
今回起きた空衛候補生刺殺事件を受け、幕僚監部は、空衛教育隊に対し1年の業務停止を命じた。
これは、特殊空衛団の運用にも関わる重大な事で、これから1年は、特殊空衛団に対して新隊員が入ってくることは無くなった。
殉職や他部隊への異動が多い特殊空衛団にとっては痛すぎる痛手であった。
そして、空衛教育隊にいる候補生らは無条件で空衛団正式隊員に採用される事になった。
卒隊式当日
礼服に身を包んだ候補生らは真剣な眼差しで体育館へと入っていった。
そして候補生代表が答辞を読んだ。
「1年間、お世話になりました。私たち候補生に対して時には厳しく、時には親代わりになって親身に接してくれた教官の方々、我々が安全に訓練に挑めるように安全確保に尽力してくれた守衛隊員の方々、我々にいつも美味しいご飯を作ってくれた食堂職員の方々、苦しい時、悩んでいる時に勇気をくれた仲間の存在、家族の存在、多くの方のおかげで我々は一人前の空衛団隊員になる事が出来ました。感謝の思いを今胸に、我々は日本の空の防衛に向け羽ばたいていきます。1年間本当にありがとうございました。」
答辞を読み終えると候補生代表は思わず目に涙を浮かべながら頭を下げた。
「本当に、本当にありがとうございました」
候補生代表は何度も何度も感謝の思いを口にした。
候補生代表による言葉が終わると教育隊長の森中が卒隊していく候補生に向け言葉を送った。
「えー。皆さんは今日から空衛団隊員として新しく一歩を踏み出します。苦しい時、辛い時は教育隊時代の思い出を振り返って見てください。我々教官一同は、あなたがた候補生を家族のようにいつまでも暖かく見守っていきたいと思います。なんかあったらいつでも帰ってこい。お前らは1人じゃない。俺らがいる。今までありがとな」
そう言うと森中は満面の笑みを見せた。
その笑みの中には、どこか涙がうっすら浮かんでいた。
卒隊式が終わると今度は、教場ごとでの挨拶が始まった。
候補生らは一人一人涙を浮かべながら担当教官と握手を交わした。そして最後は円陣を組み候補生らは総監本部から来たトラックに乗っていった。
「元気でやれよ。」
教官らは手を振りながらトラックを見送った。
候補生らは敬礼しながらトラックにて教育隊舎を後にした。
「お疲れ様です。明日から、候補生が来ますが準備は出来てますか?」
「準備?」
補佐官に言われ河内は足を止めた。
「はい。分隊配属など……」
「あっやっべ笑やってねーわ笑笑」
「河内さんらしいですね笑」
「今から徹夜だ。候補生の資料は揃ってるな?」
「はい」
「何人いる?」
「機動科120人、操縦科38人です」
「多いなー」
「例の事件で、最終査閲が中断になって、候補生は無条件での正式隊員に昇格したんですよ」
「あっそゆこと。面倒だな。」
「と言いますと?」
「いや、適正でない奴もいる。何も無ければいいが。」
そう言いながら河内はスマホをポケットから取り出した。
「もうこんな時間か。」
そう呟くと河内は急いで団長室に戻った。
大石慶敬(19)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
豊島敦也(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
新津雄也(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛操縦科候補生
新屋智輝(19)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
甲賀彪馬(20)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属 空衛機動科候補生
永井大介(41)…国家保安庁特殊空衛教育隊所属教官
森中唯人(53)…国家保安庁特殊空衛教育隊長
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候補生による候補生への刺殺事件は、マスコミによって大きく報じられた。
候補生を刺した候補生はその後、重要警戒中の警察官らによって確保された。
男は取調べに対し、誰でもよかった、国保を辞めるために誰か殺して捕まろうと思っていた と供述した。
男の家族は全員、国保の人間という事もあり簡単に辞めれないというプレッシャーに押し潰されていたのだ。
今回起きた空衛候補生刺殺事件を受け、幕僚監部は、空衛教育隊に対し1年の業務停止を命じた。
これは、特殊空衛団の運用にも関わる重大な事で、これから1年は、特殊空衛団に対して新隊員が入ってくることは無くなった。
殉職や他部隊への異動が多い特殊空衛団にとっては痛すぎる痛手であった。
そして、空衛教育隊にいる候補生らは無条件で空衛団正式隊員に採用される事になった。
卒隊式当日
礼服に身を包んだ候補生らは真剣な眼差しで体育館へと入っていった。
そして候補生代表が答辞を読んだ。
「1年間、お世話になりました。私たち候補生に対して時には厳しく、時には親代わりになって親身に接してくれた教官の方々、我々が安全に訓練に挑めるように安全確保に尽力してくれた守衛隊員の方々、我々にいつも美味しいご飯を作ってくれた食堂職員の方々、苦しい時、悩んでいる時に勇気をくれた仲間の存在、家族の存在、多くの方のおかげで我々は一人前の空衛団隊員になる事が出来ました。感謝の思いを今胸に、我々は日本の空の防衛に向け羽ばたいていきます。1年間本当にありがとうございました。」
答辞を読み終えると候補生代表は思わず目に涙を浮かべながら頭を下げた。
「本当に、本当にありがとうございました」
候補生代表は何度も何度も感謝の思いを口にした。
候補生代表による言葉が終わると教育隊長の森中が卒隊していく候補生に向け言葉を送った。
「えー。皆さんは今日から空衛団隊員として新しく一歩を踏み出します。苦しい時、辛い時は教育隊時代の思い出を振り返って見てください。我々教官一同は、あなたがた候補生を家族のようにいつまでも暖かく見守っていきたいと思います。なんかあったらいつでも帰ってこい。お前らは1人じゃない。俺らがいる。今までありがとな」
そう言うと森中は満面の笑みを見せた。
その笑みの中には、どこか涙がうっすら浮かんでいた。
卒隊式が終わると今度は、教場ごとでの挨拶が始まった。
候補生らは一人一人涙を浮かべながら担当教官と握手を交わした。そして最後は円陣を組み候補生らは総監本部から来たトラックに乗っていった。
「元気でやれよ。」
教官らは手を振りながらトラックを見送った。
候補生らは敬礼しながらトラックにて教育隊舎を後にした。
「お疲れ様です。明日から、候補生が来ますが準備は出来てますか?」
「準備?」
補佐官に言われ河内は足を止めた。
「はい。分隊配属など……」
「あっやっべ笑やってねーわ笑笑」
「河内さんらしいですね笑」
「今から徹夜だ。候補生の資料は揃ってるな?」
「はい」
「何人いる?」
「機動科120人、操縦科38人です」
「多いなー」
「例の事件で、最終査閲が中断になって、候補生は無条件での正式隊員に昇格したんですよ」
「あっそゆこと。面倒だな。」
「と言いますと?」
「いや、適正でない奴もいる。何も無ければいいが。」
そう言いながら河内はスマホをポケットから取り出した。
「もうこんな時間か。」
そう呟くと河内は急いで団長室に戻った。
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