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ULTIMATE〜JAPAN最後の砦
ULIMATE〜JAPAN最後の砦第3話
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登場人物一覧
真島俊(29)…警衛隊西日本方面本部長内班副班長 主人公
沖琉太(26)…警衛隊西日本方面本部長内班所属隊員
長内貴也(37)…警衛隊西日本方面本部長内班班長
赤木龍一(18)…警衛隊西日本方面本部長内班所属隊員
倉木勇也(35)…警衛隊西日本方面本部長内班狙撃主任
荻行憲(52)…警衛隊西日本方面本部2代目統括官
室口翔平(27)…警衛隊最高統括本部 総統秘書官
……………………………………………………………
午前6時
西日本方面本部基地前に複数の公用車が止まった。
夜勤で基地警備を行っていた守衛隊員は眠たい目を擦りながら車に近づいた。
「どちら様ですか?」
「最高統括本部の者だ。これから緊急会議を行う。門を開けろ」
この言葉に守衛隊員は一気に目が覚めた。
「お、お疲れ様です。」守衛隊員は敬礼するとすぐに門を開けた。
午前6時30分
第1会議室にまだ起きたばかりの隊員達が集められた。
「これより最高統括本部総統秘書官主導で赤木捜索の緊急会議を行う。」
「いよいよやばくなったな、本部に赤木が拘束されたら俺らの負けだ」
長内が呟いた。
「てか、あの秘書官の人室口って言うんすね。なんか聞いた事あるような」沖が呟いた。
「我々は赤木を本部で拘束するつもりは無い。赤木の身柄発見次第西日本方面本部に後の全てを委ねる。」
そう言うと室口は、マイクを机の上に置いた。
「本隊総務理事官の北浦です、今後は我々本隊主導での赤木捜索を開始します。本部主導は室口秘書官です。まずは、西日本方面本部管轄内つまり、西日本のエリアの最先端全てに検問所を設置し、西日本以外からの侵入を防ぎます」北浦の言葉にその場にいた西日本方面本部の隊員らは唖然とした。近畿、四国、中国、九州全てに検問所を設置し赤木の捜索を行う。規模がでかすぎる。
「室口さん1つ聞いてもいいすか?なぜ本部の方達が赤木の身柄を西日本方面本部に任せるのですか?」
長内が聞いた。
「警察、警衛本部は、赤木を殺すために追ってます。今ここにいる本部から来たメンバーは、赤木を警察、警衛本部から守るために集まりました」
そう言うと室口は、頭の中で昨日の総統の話を思い出した。
あの時総統は、亜連の幹部指揮しており抗争に巻き込んだ民間人には全て殺す事を命じた張本人だった。
警察が赤木を追っている理由も総統から聞いた。
10年前の抗争の時、警察は亜連に勝てないと思い亜連のメンバーを撃つふりで生き残っていた民間人(ほぼ瀕死状態)を殺していったのだ。
これを指揮したのは当時この抗争での指揮を取っていた大阪府警警備部長の西浦だった。
亜連からの逆恨みを怖がった西浦は、瀕死状態の民間人を殺す事を命じたのだ。
西浦は、今は警察庁の官房審議官でありつまり警察、そして元亜連の幹部であった現総統率いる警衛上層部は、赤木を追うため手を結んだのだ。
「午前8時より西日本全域で検問を開始する。それまでに現地での準備を行ってくれ」
そう言うと室口は、マイクを机の上に置いた。
午前7時30分
担当する検問所に長内班が着くと既に本隊の腕章をつけた隊員達が行き交いしていた。
「どうもー西日本方面本部から来ました、長内班の者です」
長内が挨拶すると遠くから腕章をつけた男がやってきた。
「第3本隊主任の工藤です。長内さんお久しぶりです」
「え?そーいやお前どっかで見た事あるような」長内が言うと沖が向こうから走ってきた。
「すげーじゃん大出世じゃん」
沖に言われ工藤は笑みを見せた。
「あー、真島の同期の」長内が言うと工藤は頷いた。
「実はここだけの話なんですけど」
そう言うと工藤は長内を近くの茂みに誘導した。
「どした?」
「実は赤木捜索の件なんですけど室口秘書官個人の勝手な動きと本部は言っていて、この捜索に関わってるのも第1本隊から第3本隊の中の1部のメンバーのみなんです。」
「なるほど」
「それに総統は、室口さんを含めたこの捜索に関わっている全ての隊員に対して懲戒免職も視野に入れてるらしくて」
「それはまた凄いな」
「はい、これを聞いて捜索に参加されますか?」
「もちろんだ。」
「分かりました」
そう言うと工藤は、元の場所に戻って行った。
午前8時
検問が始まった。
今回この捜索に参加している隊員は、150人。150人で西日本全域全てを担当するのだ。かなりの疲労が溜まる任務になりそうだ。
検問を行っている間、室口は、会議室に残っている隊員らと共にヘリでの捜索に当たっていた。
その頃
最高統括本部では、喜久田総統による緊急会議が行われていた。
「裏切り者は全て排除する、西日本にいる本隊員らは問答無用でその対象だ。これより警察と手を組み捜索に関わっている全ての隊員を指名手配し、総員を捕まえる」
喜久田からの指示が終わる2000人の本隊員らは、一斉に室口らの検挙に向かった。
そして同じ頃
警察庁は、赤木を正式に全国指名手配にする事を発表した。
これでもし赤木の身柄を警察に渡さず拘束した場合犯人隠匿罪に当たることになる。
つまり室口達は犯罪者として警察に拘束される事になるのだ。
真島俊(29)…警衛隊西日本方面本部長内班副班長 主人公
沖琉太(26)…警衛隊西日本方面本部長内班所属隊員
長内貴也(37)…警衛隊西日本方面本部長内班班長
赤木龍一(18)…警衛隊西日本方面本部長内班所属隊員
倉木勇也(35)…警衛隊西日本方面本部長内班狙撃主任
荻行憲(52)…警衛隊西日本方面本部2代目統括官
室口翔平(27)…警衛隊最高統括本部 総統秘書官
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午前6時
西日本方面本部基地前に複数の公用車が止まった。
夜勤で基地警備を行っていた守衛隊員は眠たい目を擦りながら車に近づいた。
「どちら様ですか?」
「最高統括本部の者だ。これから緊急会議を行う。門を開けろ」
この言葉に守衛隊員は一気に目が覚めた。
「お、お疲れ様です。」守衛隊員は敬礼するとすぐに門を開けた。
午前6時30分
第1会議室にまだ起きたばかりの隊員達が集められた。
「これより最高統括本部総統秘書官主導で赤木捜索の緊急会議を行う。」
「いよいよやばくなったな、本部に赤木が拘束されたら俺らの負けだ」
長内が呟いた。
「てか、あの秘書官の人室口って言うんすね。なんか聞いた事あるような」沖が呟いた。
「我々は赤木を本部で拘束するつもりは無い。赤木の身柄発見次第西日本方面本部に後の全てを委ねる。」
そう言うと室口は、マイクを机の上に置いた。
「本隊総務理事官の北浦です、今後は我々本隊主導での赤木捜索を開始します。本部主導は室口秘書官です。まずは、西日本方面本部管轄内つまり、西日本のエリアの最先端全てに検問所を設置し、西日本以外からの侵入を防ぎます」北浦の言葉にその場にいた西日本方面本部の隊員らは唖然とした。近畿、四国、中国、九州全てに検問所を設置し赤木の捜索を行う。規模がでかすぎる。
「室口さん1つ聞いてもいいすか?なぜ本部の方達が赤木の身柄を西日本方面本部に任せるのですか?」
長内が聞いた。
「警察、警衛本部は、赤木を殺すために追ってます。今ここにいる本部から来たメンバーは、赤木を警察、警衛本部から守るために集まりました」
そう言うと室口は、頭の中で昨日の総統の話を思い出した。
あの時総統は、亜連の幹部指揮しており抗争に巻き込んだ民間人には全て殺す事を命じた張本人だった。
警察が赤木を追っている理由も総統から聞いた。
10年前の抗争の時、警察は亜連に勝てないと思い亜連のメンバーを撃つふりで生き残っていた民間人(ほぼ瀕死状態)を殺していったのだ。
これを指揮したのは当時この抗争での指揮を取っていた大阪府警警備部長の西浦だった。
亜連からの逆恨みを怖がった西浦は、瀕死状態の民間人を殺す事を命じたのだ。
西浦は、今は警察庁の官房審議官でありつまり警察、そして元亜連の幹部であった現総統率いる警衛上層部は、赤木を追うため手を結んだのだ。
「午前8時より西日本全域で検問を開始する。それまでに現地での準備を行ってくれ」
そう言うと室口は、マイクを机の上に置いた。
午前7時30分
担当する検問所に長内班が着くと既に本隊の腕章をつけた隊員達が行き交いしていた。
「どうもー西日本方面本部から来ました、長内班の者です」
長内が挨拶すると遠くから腕章をつけた男がやってきた。
「第3本隊主任の工藤です。長内さんお久しぶりです」
「え?そーいやお前どっかで見た事あるような」長内が言うと沖が向こうから走ってきた。
「すげーじゃん大出世じゃん」
沖に言われ工藤は笑みを見せた。
「あー、真島の同期の」長内が言うと工藤は頷いた。
「実はここだけの話なんですけど」
そう言うと工藤は長内を近くの茂みに誘導した。
「どした?」
「実は赤木捜索の件なんですけど室口秘書官個人の勝手な動きと本部は言っていて、この捜索に関わってるのも第1本隊から第3本隊の中の1部のメンバーのみなんです。」
「なるほど」
「それに総統は、室口さんを含めたこの捜索に関わっている全ての隊員に対して懲戒免職も視野に入れてるらしくて」
「それはまた凄いな」
「はい、これを聞いて捜索に参加されますか?」
「もちろんだ。」
「分かりました」
そう言うと工藤は、元の場所に戻って行った。
午前8時
検問が始まった。
今回この捜索に参加している隊員は、150人。150人で西日本全域全てを担当するのだ。かなりの疲労が溜まる任務になりそうだ。
検問を行っている間、室口は、会議室に残っている隊員らと共にヘリでの捜索に当たっていた。
その頃
最高統括本部では、喜久田総統による緊急会議が行われていた。
「裏切り者は全て排除する、西日本にいる本隊員らは問答無用でその対象だ。これより警察と手を組み捜索に関わっている全ての隊員を指名手配し、総員を捕まえる」
喜久田からの指示が終わる2000人の本隊員らは、一斉に室口らの検挙に向かった。
そして同じ頃
警察庁は、赤木を正式に全国指名手配にする事を発表した。
これでもし赤木の身柄を警察に渡さず拘束した場合犯人隠匿罪に当たることになる。
つまり室口達は犯罪者として警察に拘束される事になるのだ。
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