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ULTIMATE〜日本防衛戦線
ULTIMATE〜日本防衛戦線第1話
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2079年、日本上空にて身元不明の戦闘機が度々目撃されるという事態が発生していた。
これを受け7代目長官に就任した松山は、特殊空衛団に対して身元不明の戦闘機への積極的な注意勧告及び、最悪墜落させる事を含めた攻撃を行うように命じた。
そんな中ある日、日本上空にて訓練中のため飛行中だった特殊空衛団の戦闘機と身元不明の戦闘機が衝突するという事故が起きた。
いずれも両機に乗っていた者は即死と推定された。
松山は、すぐに日本上空で起きた衝突事故について緊急記者会見を開いた。
記者会見を開いている中、松山の耳にある情報が入ってきた。
そしてその情報がどこで漏れたのか、マスコミらも一斉に報道合戦を始めたのだ。
身元不明の戦闘機の正体それは、日本付近に陣取る、独裁国家天湾の戦闘機と判明したのだ。
衝突事故を日本からの宣戦布告と受け取った天湾は、衝突事故から一ヶ月後、太平洋で海上警備に当たっていた国家保安庁海上警備船に向け上空から実弾を撃つなどして警備船を沈没させるという事件を起こした。
この時の犠牲者となった国保隊員は、18人であり、天湾はこの事件で日本側に対して戦闘態勢に入ってる事を伝えた。
これを受け内閣総理大臣、防衛大臣、国家保安庁長官は、天湾からの攻撃を受けた際の対応に関して臨時緊急会議を行なった。
…………………………………………………………
主要登場人物一覧
登場人物一覧
大石慶敬(24)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛団機動員
豊島敦也(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
新屋智輝(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
甲賀彪馬(25)…国家保安庁特殊空衛団機動員
大野義也(31)…国家保安庁特殊空衛団機動員
日野悠矢(33)…国家保安庁特殊空衛団機動員
浦渼祐輝(60)…国家保安庁特殊空衛団管理官
北海遼(39)…国家保安庁特殊空衛団管理官補佐
河内慶六(50)…国家保安庁副長官
松山和也(48)…国家保安庁長官
睦月陸(47)…国家保安庁特殊空衛団長
…………………………………………………………………
「おい、聞いたか?天湾の戦闘機、最近、日本の領空で多発してるって、やべーんじゃねーの?まじで戦争だけは避けてほしいよな。」
「大丈夫だろ。前の矢田とかってクソ野郎から長官変わったんだから。にしても矢田の後釜で長官になった奴、防衛省からきたかなり凄腕の野郎だってさー。」
居酒屋で客の話を盗み聞きしながら豊島は酒を浴びる様にして飲んでいた。
「ったく、最近の国民は、戦争、戦争ばっか言いやがってよ。他に話題ねーのかよ。プロ野球とか、色々あんだろ?」
そう言いながら豊島は、スポーツ紙を広げた。
スポーツ紙には、開幕から18連勝中のソフトバンクについて記事が書かれていた。
「おい、明日訓練だぞ。そんなに飲んで大丈夫かよ。」
大石がつぶやいた。
「飲まなきゃやってられねーよ。矢田が作った特別なんとかって部隊、廃止なってちょっとは楽になるかと思ったら、訓練量あんま変わらねーじゃん。なんだよ。おかしいだろ」
そう言うと豊島は机を思いっきり叩いた。
「おいやめろって、」
大石は周りに頭を下げながら豊島をなだめた。
その時だった、大石のスマホが鳴り響いた。
「団長からだ。なんだろう」
そう呟くと大石は水を口に含んでから電話に出た。
「お疲れ様です」
「大石か?豊島もそこにいるか?」
「あ、はい。いますけど」
「浦渼にも言ったんだが、今から庁舎に来れるか?緊急召集だ」
「緊急召集…ですか?」
「あー。早くこいよ。にしても空衛の連絡手段くそすぎるだろ。一斉連絡の機能が無いとか。」
「あ、それなら、今なんか噂によると空衛団内の連絡を取る専用のアプリをソフトバンクと連携して開発中とかって聞きましたけど?」
「あっそうなの?」
「はい。なんか松山さん、そういうのにうるさい人らしいっすよ。機械系に笑笑」
「そうか。話しがずれたな。すぐ来いよ。1時間後に集会を始める。わかったな?」
そういうと睦月はそのまま電話を切った。
「おい、豊島、緊急召集だって。早く行くぞ」
そう言うと大石は近くにいた店員に1万円札を渡しそのまま豊島を引きずり出すようにして居酒屋から出ていった。
これを受け7代目長官に就任した松山は、特殊空衛団に対して身元不明の戦闘機への積極的な注意勧告及び、最悪墜落させる事を含めた攻撃を行うように命じた。
そんな中ある日、日本上空にて訓練中のため飛行中だった特殊空衛団の戦闘機と身元不明の戦闘機が衝突するという事故が起きた。
いずれも両機に乗っていた者は即死と推定された。
松山は、すぐに日本上空で起きた衝突事故について緊急記者会見を開いた。
記者会見を開いている中、松山の耳にある情報が入ってきた。
そしてその情報がどこで漏れたのか、マスコミらも一斉に報道合戦を始めたのだ。
身元不明の戦闘機の正体それは、日本付近に陣取る、独裁国家天湾の戦闘機と判明したのだ。
衝突事故を日本からの宣戦布告と受け取った天湾は、衝突事故から一ヶ月後、太平洋で海上警備に当たっていた国家保安庁海上警備船に向け上空から実弾を撃つなどして警備船を沈没させるという事件を起こした。
この時の犠牲者となった国保隊員は、18人であり、天湾はこの事件で日本側に対して戦闘態勢に入ってる事を伝えた。
これを受け内閣総理大臣、防衛大臣、国家保安庁長官は、天湾からの攻撃を受けた際の対応に関して臨時緊急会議を行なった。
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主要登場人物一覧
登場人物一覧
大石慶敬(24)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛団機動員
豊島敦也(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
新屋智輝(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
甲賀彪馬(25)…国家保安庁特殊空衛団機動員
大野義也(31)…国家保安庁特殊空衛団機動員
日野悠矢(33)…国家保安庁特殊空衛団機動員
浦渼祐輝(60)…国家保安庁特殊空衛団管理官
北海遼(39)…国家保安庁特殊空衛団管理官補佐
河内慶六(50)…国家保安庁副長官
松山和也(48)…国家保安庁長官
睦月陸(47)…国家保安庁特殊空衛団長
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「おい、聞いたか?天湾の戦闘機、最近、日本の領空で多発してるって、やべーんじゃねーの?まじで戦争だけは避けてほしいよな。」
「大丈夫だろ。前の矢田とかってクソ野郎から長官変わったんだから。にしても矢田の後釜で長官になった奴、防衛省からきたかなり凄腕の野郎だってさー。」
居酒屋で客の話を盗み聞きしながら豊島は酒を浴びる様にして飲んでいた。
「ったく、最近の国民は、戦争、戦争ばっか言いやがってよ。他に話題ねーのかよ。プロ野球とか、色々あんだろ?」
そう言いながら豊島は、スポーツ紙を広げた。
スポーツ紙には、開幕から18連勝中のソフトバンクについて記事が書かれていた。
「おい、明日訓練だぞ。そんなに飲んで大丈夫かよ。」
大石がつぶやいた。
「飲まなきゃやってられねーよ。矢田が作った特別なんとかって部隊、廃止なってちょっとは楽になるかと思ったら、訓練量あんま変わらねーじゃん。なんだよ。おかしいだろ」
そう言うと豊島は机を思いっきり叩いた。
「おいやめろって、」
大石は周りに頭を下げながら豊島をなだめた。
その時だった、大石のスマホが鳴り響いた。
「団長からだ。なんだろう」
そう呟くと大石は水を口に含んでから電話に出た。
「お疲れ様です」
「大石か?豊島もそこにいるか?」
「あ、はい。いますけど」
「浦渼にも言ったんだが、今から庁舎に来れるか?緊急召集だ」
「緊急召集…ですか?」
「あー。早くこいよ。にしても空衛の連絡手段くそすぎるだろ。一斉連絡の機能が無いとか。」
「あ、それなら、今なんか噂によると空衛団内の連絡を取る専用のアプリをソフトバンクと連携して開発中とかって聞きましたけど?」
「あっそうなの?」
「はい。なんか松山さん、そういうのにうるさい人らしいっすよ。機械系に笑笑」
「そうか。話しがずれたな。すぐ来いよ。1時間後に集会を始める。わかったな?」
そういうと睦月はそのまま電話を切った。
「おい、豊島、緊急召集だって。早く行くぞ」
そう言うと大石は近くにいた店員に1万円札を渡しそのまま豊島を引きずり出すようにして居酒屋から出ていった。
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