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ULTIMATE〜日本防衛戦線
ULTIMATE〜日本防衛戦線第12話
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主要登場人物一覧
登場人物一覧
大石慶敬(24)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛団機動員
豊島敦也(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
新屋智輝(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
甲賀彪馬(25)…国家保安庁特殊空衛団機動員
大野義也(31)…国家保安庁特殊空衛団機動員
日野悠矢(33)…国家保安庁特殊空衛団機動員
香野淳也(30)…国家保安庁特殊空衛団機動員
浦渼祐輝(60)…国家保安庁特殊空衛団管理官
北海遼(39)…国家保安庁特殊空衛団管理官補佐
河内慶六(50)…国家保安庁副長官
松山和也(48)…国家保安庁長官
睦月陸(47)…国家保安庁特殊空衛団長
…………………………………………………………………
「道を開けてくれ。道を開けろ」
怒号や叫び声、血が飛び交う中、隊服を着た男たちがゆっくりと大石らの前にやってきた。
「なんだありゃ?」
立てなくなりその場に倒れていた新屋が呟いた。
「指揮官のおでましか」
そう呟くと甲賀は倒れていた新屋を立たせた。
「立たせるなよ。いってぇーな」
そう呟くと新屋はゆっくりと立ち上がった。
「俺より大した怪我してねーじゃん。」
そう言うと甲賀は半分しか開かない目を精一杯に開け笑みを見せた。
「何だよ。その表情笑笑」
新屋が言った。
「なんだお前」
一人の男が睦月に向かって怒号を上げた。
「国家保安庁特殊空衛団長の睦月だ。知らねーか?俺の事。日本と戦うんだったら俺の事ぐらい勉強しておけよ」
そう言うと睦月は近くにいた男の胸ぐらを掴ん
「おい、俺の部下を殺した野郎知らねーか?」
「は?な、なんだよいきなり」
「仲間やられて黙ってる訳にはいかねーからよ。」
そう言うと睦月はそのまま男を近くに投げつけた。
「オラッかかってこいよ。これからの相手はこの俺だ。」
「調子乗りやがって」
そう言うと一人の男がナイフを手に睦月に襲いかかった。
睦月はそれをすぐにかわすと男のみぞおちに蹴りを入れた。
そして首を回しながら睦月は倒れた男に向けゆっくりと歩き出した。
「くそ、負けるかよ」
立ち上がろうとした男を睦月は再び蹴り倒すと頭を鷲掴みにした。
「なぁー覚えとけよ。俺の顔。お前らなんかに、この国を壊される訳にはいかねーんだよ。次日本に危害を与えてみろ。木っ端微塵にしてやるよ。その体」
そう言うと睦月はそのまま男の顔面に膝蹴りを入れ近くの壁に目掛けて投げつけた。
「まだやる気あるやついっか?」
睦月が怒鳴ると男たちはおどおどとし始めた。
その時だった、武装した警官らがやってきた。
「やっと来たか。おせーよ」
そう叫ぶと睦月は、その場に倒れた。
「え?む、睦月さん?」
近くにいた豊島が声をかけた。
「まじかよ」
日野が呟いた。
「と、とにかく救急車。早く救急車呼べ」
豊島が叫ぶ中、隊員らは119番に電話をかけた。
その後
睦月は過度のストレスと脱水症状により倒れたことがわかった。
そして、天湾支持派と名乗り暴動を起こした男たちは大阪府警、警視庁により逮捕されていった。その数は、1000人近くにも及んだ。
天湾人が逮捕されたことを受け、天湾側は、日本側に対し不当逮捕だと異議申し立てを行った。
そしてそれからというもの、天湾はミサイルの打ち上げなど反戦運動が多く戦争に持っていけない日本に対して挑発ともとれる姿勢を続けていた。
これを受け、松山は緊急記者会見を開き、謝罪会見を先に行うと天湾に戦争を仕掛けると発表した。
これを受け、当初は、日本国内でデモなどが起きたが、国民第一という松山の考えに賛同していく者が増えていき、会見から数ヶ月後、国会からの承認も得て国家保安庁そして日本政府は正式に、天湾との戦争を国民に発表した。
登場人物一覧
大石慶敬(24)…4代目主人公 国家保安庁特殊空衛団機動員
豊島敦也(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
新屋智輝(24)…国家保安庁特殊空衛団機動員
甲賀彪馬(25)…国家保安庁特殊空衛団機動員
大野義也(31)…国家保安庁特殊空衛団機動員
日野悠矢(33)…国家保安庁特殊空衛団機動員
香野淳也(30)…国家保安庁特殊空衛団機動員
浦渼祐輝(60)…国家保安庁特殊空衛団管理官
北海遼(39)…国家保安庁特殊空衛団管理官補佐
河内慶六(50)…国家保安庁副長官
松山和也(48)…国家保安庁長官
睦月陸(47)…国家保安庁特殊空衛団長
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「道を開けてくれ。道を開けろ」
怒号や叫び声、血が飛び交う中、隊服を着た男たちがゆっくりと大石らの前にやってきた。
「なんだありゃ?」
立てなくなりその場に倒れていた新屋が呟いた。
「指揮官のおでましか」
そう呟くと甲賀は倒れていた新屋を立たせた。
「立たせるなよ。いってぇーな」
そう呟くと新屋はゆっくりと立ち上がった。
「俺より大した怪我してねーじゃん。」
そう言うと甲賀は半分しか開かない目を精一杯に開け笑みを見せた。
「何だよ。その表情笑笑」
新屋が言った。
「なんだお前」
一人の男が睦月に向かって怒号を上げた。
「国家保安庁特殊空衛団長の睦月だ。知らねーか?俺の事。日本と戦うんだったら俺の事ぐらい勉強しておけよ」
そう言うと睦月は近くにいた男の胸ぐらを掴ん
「おい、俺の部下を殺した野郎知らねーか?」
「は?な、なんだよいきなり」
「仲間やられて黙ってる訳にはいかねーからよ。」
そう言うと睦月はそのまま男を近くに投げつけた。
「オラッかかってこいよ。これからの相手はこの俺だ。」
「調子乗りやがって」
そう言うと一人の男がナイフを手に睦月に襲いかかった。
睦月はそれをすぐにかわすと男のみぞおちに蹴りを入れた。
そして首を回しながら睦月は倒れた男に向けゆっくりと歩き出した。
「くそ、負けるかよ」
立ち上がろうとした男を睦月は再び蹴り倒すと頭を鷲掴みにした。
「なぁー覚えとけよ。俺の顔。お前らなんかに、この国を壊される訳にはいかねーんだよ。次日本に危害を与えてみろ。木っ端微塵にしてやるよ。その体」
そう言うと睦月はそのまま男の顔面に膝蹴りを入れ近くの壁に目掛けて投げつけた。
「まだやる気あるやついっか?」
睦月が怒鳴ると男たちはおどおどとし始めた。
その時だった、武装した警官らがやってきた。
「やっと来たか。おせーよ」
そう叫ぶと睦月は、その場に倒れた。
「え?む、睦月さん?」
近くにいた豊島が声をかけた。
「まじかよ」
日野が呟いた。
「と、とにかく救急車。早く救急車呼べ」
豊島が叫ぶ中、隊員らは119番に電話をかけた。
その後
睦月は過度のストレスと脱水症状により倒れたことがわかった。
そして、天湾支持派と名乗り暴動を起こした男たちは大阪府警、警視庁により逮捕されていった。その数は、1000人近くにも及んだ。
天湾人が逮捕されたことを受け、天湾側は、日本側に対し不当逮捕だと異議申し立てを行った。
そしてそれからというもの、天湾はミサイルの打ち上げなど反戦運動が多く戦争に持っていけない日本に対して挑発ともとれる姿勢を続けていた。
これを受け、松山は緊急記者会見を開き、謝罪会見を先に行うと天湾に戦争を仕掛けると発表した。
これを受け、当初は、日本国内でデモなどが起きたが、国民第一という松山の考えに賛同していく者が増えていき、会見から数ヶ月後、国会からの承認も得て国家保安庁そして日本政府は正式に、天湾との戦争を国民に発表した。
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