ULTIMATE〜season10 (2039) INFECTION

〓Mr.鷹党〓

文字の大きさ
1 / 9
ULTIMATE 〜INFECTION

ULTIMATE 〜INFECTION第1話

しおりを挟む
封鎖区域内での亜細亜連合脱走メンバー捜索開始は1ヶ月という時間で無事救出が完了した。しかしながら作戦に参加していたうち5名の警衛官の命が奪われた。
作戦が完了した後、救出された脱走メンバーへの事情聴取を行った。その結果、日常的な拷問、女性メンバーへの強姦、IFウイルスの実験台など数々の被害があかるみになっていった。
総統の工藤は、このまま本部事務所に突入し亜細亜連合を潰そうと目論む。しかしメンバー達がいたのは看武収容所と呼ばれる場所におり、逃げ遅れた住民達を対象に亜細亜連合は収容していたという事が判明した。そのため、亜連の撲滅はまだ遠い未来にあった。
そして今までと変わらずの日常が過ぎていった。
……………………………………………………………
主要登場人物一覧
蔵島壱成(20)…2代目主人公ULTIMATE中央指令部員
中島佑紀弥(20)…ULTIMATE緊急事案機動処理部隊所属
松浦風雅(20)…ULTIMATE緊急事案機動処理部隊所属
長内貴也(53)…ULTIMATE中央指令部長
水崎一躍(24)…ULTIMATE緊急事案機動処理部隊長
室口翔平(43)…ULTIMATE3代目総監
福良啓示(30)…ULTIMATE総監秘書
岸田正龍(26)…警衛局中央監察部首席監察官
工藤哲也(46)…6代目総統
佐島篤大(31)…最高中央指令部長
 ……………………………………………………………
「遂にお前が中央指令部か」
「なんか手柄あげたか?なんでお前が行けんだよ笑」
昼休み、春から中央指令部に配属となった蔵島に中島と松浦が言った。
「試験あってよ。それ受けたら受かちゃった笑」
「試験受けるのって確か上司からの推薦が必要だろ?誰が推薦してくれたんだ?」
松浦が聞いた。
「それは内緒笑笑」
「んだよ、それ笑」
3人が屋上で騒いでいると
1本の緊急無線が入ってきた。
「警視庁から応援要請入電中。拘置所から護送中の車両が何者かの集団によって襲撃された模様。なお護送対象者の名前は有藤慶之。有藤を含めた集団は逃走中。至急彼らを拘束せよ」
「やべぇーじゃん。とにかくさっさと行くぞ」
蔵島達は急いで屋上から出ていった。

「お疲れ様です。有藤さん。上妻さんが待ってます」
「そうか」
車の中で有藤は救出してくれた亜連メンバーからの言葉に小さく呟いた。
その時、メンバーの1人が上妻に電話をかけた。
「総長、今有藤さんの救出完了しました。…はい……はい。大丈夫っすよ。もしもの時は任せてください。…うぃっす」
そのメンバーは電話を切ると銃に手をやった。

「絶対に有藤をこの区域から出すな。封鎖区域内に入れるな。必ず捕まえる」
工藤は電話で室口と話していた。
航空隊による上空からの捜索、東日本方面本部による車両検問、本隊による陸上捜索、ULによる封鎖門(封鎖区域内と封鎖区域外の間に設置されている門)付近の警備など全総力で有藤の拘束に向けて準備を進めていた。
「くっそ…。車両検問だぜ。どうする?」
「運転代われ」
「は?」
「いいから」
あるメンバーは運転席に身を乗り出し運転席に乗るとそのままハンドルをきり前進した。
「こら、そこ待ちなさい」
反対方向に走り去る車両を目にし東日本方面本部所属警衛官らは拡声器で警告しながら無線で応援要請を送った。
有藤を乗せた車は警衛車両、警察車両を振り切りスピードを上げながら逃走し続けた。そしてそのまま封鎖門の前にやってくると蔵島達UL隊員らが待っていた。
「止まれ」
蔵島達は車に向け銃を向けた。
「どうする?」
戸惑っているメンバーらを車に残し有藤は車から降りた。
「久しぶりだな。俺を捕まえに来たんだろ?」
そう言うと有藤は手を上にあげた。
「捕まえろよ」
有藤の言葉に蔵島達は戸惑いながらもゆっくりと近づいた。
充分に距離をつめた時だった、中島が急に声を上げた。
「お前ら離れろ。」
中島が叫ぶと有藤はにやりと笑い中島に拳銃を向けた。
「中島、よくわかったな笑手を上げてひざまずけ」
有藤に言われるがままに中島は手を上げて膝まづいた。
「そのままゆっくりと車に乗れ」
有藤は中島にささやいた。
中島が車に乗り込むと有藤は銃口を向けながら車に乗った。そして窓から身を乗り出すとそのまま隊員らに向けて数発発砲し車はそのまま封鎖門を突破した。
「UL隊員1名が拉致そして数名が発砲による負傷。至急、救急要請及び応援要請を願いたい」
現場は一気に騒然とした。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あべこべな世界

廣瀬純七
ファンタジー
男女の立場が入れ替わったあべこべな世界で想像を越える不思議な日常を体験した健太の話

ブラック国家を制裁する方法は、性癖全開のハーレムを作ることでした。

タカハシヨウ
ファンタジー
ヴァン・スナキアはたった一人で世界を圧倒できる強さを誇り、母国ウィルクトリアを守る使命を背負っていた。 しかし国民たちはヴァンの威を借りて他国から財産を搾取し、その金でろくに働かずに暮らしている害悪ばかり。さらにはその歪んだ体制を維持するためにヴァンの魔力を受け継ぐ後継を求め、ヴァンに一夫多妻制まで用意する始末。 ヴァンは国を叩き直すため、あえてヴァンとは子どもを作れない異種族とばかり八人と結婚した。もし後継が生まれなければウィルクトリアは世界中から報復を受けて滅亡するだろう。生き残りたければ心を入れ替えてまともな国になるしかない。 激しく抵抗する国民を圧倒的な力でギャフンと言わせながら、ヴァンは愛する妻たちと甘々イチャイチャ暮らしていく。

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

大ッ嫌いな英雄様達に告ぐ

鮭とば
ファンタジー
剣があって、魔法があって、けれども機械はない世界。妖魔族、俗に言う魔族と人間族の、原因は最早誰にもわからない、終わらない小競り合いに、いつからあらわれたのかは皆わからないが、一旦の終止符をねじ込んだ聖女様と、それを守る5人の英雄様。 それが約50年前。 聖女様はそれから2回代替わりをし、数年前に3回目の代替わりをしたばかりで、英雄様は数え切れないぐらい替わってる。 英雄の座は常に5つで、基本的にどこから英雄を選ぶかは決まってる。 俺は、なんとしても、聖女様のすぐ隣に居たい。 でも…英雄は5人もいらないな。

冤罪で辺境に幽閉された第4王子

satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。 「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。 辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。

私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。

MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

処理中です...