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ULTIMATE〜Ground - Force 大地の守り人
ULTIMATE〜Ground - Force 大地の守り人 第3話
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主要登場人物一覧
真城大暉(22)…8代目主人公 警衛庁中部方面隊 愛知地区自衛科保安中隊 陸上科 第3区域機動第1作戦班 第3陸上小隊所属 2等隊士
有邊翔(30)…警衛庁中部方面隊 愛知地区自衛科保安中隊 陸上科 第3区域機動第1作戦班 第3陸上小隊 小隊統括 隊士官
北丸魁真(50)…警衛庁中部方面隊 愛知地区自衛科保安中隊 陸上科 第3区域機動第1作戦班 第3陸上小隊 小隊長 1等幹士
辰巳愛斗(25)…警衛庁中部方面隊 山梨地区自衛科保安中隊 陸上科 第3区域機動第1作戦班 第3陸上小隊所属 2等隊士
生島亮秦(40)…警衛庁中部方面隊 山梨地区自衛科保安中隊 陸上科 第3区域機動第1作戦班 第3陸上小隊 小隊長 2等幹士
岸倉大智(23)…警衛庁運用科 部隊運用室 運用訓練幹部 衛幹
松原寿也(49) …警衛庁中部方面隊 本部管理統括中隊長 1等将士
浦野慶眞(35)…警衛庁中部方面隊 本部管理統括中隊 第1連絡班長 2等幹士
清塚翔(28)…警衛庁自衛科方面隊統括本部 第1連絡中隊所属 2等隊士
阿藤仁(25)…警衛庁自衛科方面隊統括本部 第1連絡中隊所属 2等隊士
基淳人(43)…警衛庁自衛科方面隊統括本部 第1連絡中隊 管理官 隊尉
新野敦(50)…警衛庁自衛科方面隊統括本部 第1連絡中隊長1等幹士
一織将太(45)…警衛庁運用科 部隊運用室 運用訓練幹部付き運用訓練員 3等士官
相模恭介(45)…警衛庁運用科 部隊運用室 運用訓練幹部付き運用訓練員 3等士官
仲原賢都(28)…警衛庁運用科 部隊運用室 運用訓練幹部付き運用訓練員 除教補佐 隊士長
鷹原宏也(47)…警衛庁運用科 部隊運用室 運用訓練幹部付き運用訓練員 主任助教 3等隊尉
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
…………………………………………………………………
午前9時
機動特訓教育を受ける35名の隊員は3トン半トラックに乗せられ山梨の駐屯地へと向かった。
「近道、いくつかリストアップしてたろ?それ使えよ?」
助手席にいた鷹原に言われ仲原は軽く返事した。
「運転は任せてください。一応、車両操縦特練隊(警衛隊車両操縦特技練習隊)首席で卒業してるんで」
仲原が言うと鷹原は背もたれを倒しながら言った。
「車両操縦特練隊かー。懐いな。」
「鷹原 3尉も受けてたんですか?」
「途中で原隊復帰になったけどな。どうも運転は苦手なんだよな。なんかこう感覚をとるのが苦手なんかな。わかんねーけど」
「感覚すか。まー運転って感覚ゲーだったりしますもんね」
仲原はハンドルを回しながら言った。
しばらく走っていくと、山道に差し掛かった。
「このまま入りますね」
仲原が言うと鷹原は助手席から身を乗り出し後方に目をやった。
「国道の時からずっとあのワンボックス、着いてきてやがるな。」
「ワンボックスですか?」
「気にすんな。お前はそのまま加速しろ。」
「わかりました」
そう言うと仲原はアクセルを徐々に踏み直した。
「00こちら01、人員輸送中、これより山道に進入。送れ」
「01こちら00、了解、上空からのGPS追跡解除よろしいか?送れ」
「00こちら01 解除よし、送れ」
鷹原が無線を送ると上空を飛んでいたドローンはそのまま迂回を始めた。
「あの、前から思ってたんすけど、なんで上空追跡とかってあるんですか?どの輸送任務にもあるっすよね?」
「緊急事態が発生した時に、迅速に部隊を運用できるようにとかだったはずだったと思う。忘れたけど」
「へぇー」
「ま、気にすんな。解除させたからもう自由に走れんぞ笑」
「自由すか?笑 じゃあちょっと飛ばしますか笑」
そう言うなり仲原はそのまま速度を徐々に上げていった。
その頃
後方車内では相模と一織がこれから教育に参加する隊員らと共に席に座っていた。
「あいつに運転任せて大丈夫かよ」
相模が言うと一織は軽く笑った。
「鷹原 3尉が決めたことだからな。」
「つか、3尉の人間がわざわざ来るか?こんな輸送任務に。担当助教、俺と一織だけだろ?本部からは。あとは、中部方面隊の隊員だろ?」
「そうだな。仲原は結局今回、助教補佐の参加却下されたからな笑」
「あいつには、まだはえーんだよ。助教とかその補佐役とか。」
相模が話していると、トラックがいきなり急ブレーキでその場に停車した。
「あ?おいどうした?」
相模はすぐに、内線無線で運転席にいる仲原に声をかけた。
「応答無しか?」
一織が聞くと相模はその場に無線を投げるとそのまま銃を構えた。
「様子見てくるわ」
「銃いるか?」
「応答無かったろ?最悪のこともあるかもしれんからな。」
そう言いながら相模は乗り口のドアを開けた。
次の瞬間、まるで雨のように銃弾が車内に目掛けて飛んできた。
相模はすぐにドアを閉めると一織に目をやった。
「何が起きてんだ?」
一織が聞くと相模は首を傾げながら、運転席が見える位置に向かった。
運転席を除くとそこには、仲原と鷹原の姿はなかった。
「2人いねーぞ?」
相模が言うと一織は教育参加予定の隊員に目を向けた。
「とにかく無線入れろ。状況報告出来てねーだろ?仲原ら」
相模に言われ一織はすぐに無線連絡を始めた。
「00こちら01、緊急事態発生。詳細不明。銃撃による流れ弾事案発生。なお、運転者、仲原 隊士長、助手、鷹原 3尉の姿、現認できず」
「01こちら00、了解。そのまま部隊は行動停止せよ」
無線連絡を送るなり、浦野はそのまま統括中隊長の松原のもとに向かった。
報告を受けた松原は数分後、中部方面隊に連絡、警衛庁本部から特殊科部隊、陸上科部隊を中部方面隊に派遣、航空科部隊に対し事案が発生している山道へ上空監視及び上空追跡のため向かわせた。
真城大暉(22)…8代目主人公 警衛庁中部方面隊 愛知地区自衛科保安中隊 陸上科 第3区域機動第1作戦班 第3陸上小隊所属 2等隊士
有邊翔(30)…警衛庁中部方面隊 愛知地区自衛科保安中隊 陸上科 第3区域機動第1作戦班 第3陸上小隊 小隊統括 隊士官
北丸魁真(50)…警衛庁中部方面隊 愛知地区自衛科保安中隊 陸上科 第3区域機動第1作戦班 第3陸上小隊 小隊長 1等幹士
辰巳愛斗(25)…警衛庁中部方面隊 山梨地区自衛科保安中隊 陸上科 第3区域機動第1作戦班 第3陸上小隊所属 2等隊士
生島亮秦(40)…警衛庁中部方面隊 山梨地区自衛科保安中隊 陸上科 第3区域機動第1作戦班 第3陸上小隊 小隊長 2等幹士
岸倉大智(23)…警衛庁運用科 部隊運用室 運用訓練幹部 衛幹
松原寿也(49) …警衛庁中部方面隊 本部管理統括中隊長 1等将士
浦野慶眞(35)…警衛庁中部方面隊 本部管理統括中隊 第1連絡班長 2等幹士
清塚翔(28)…警衛庁自衛科方面隊統括本部 第1連絡中隊所属 2等隊士
阿藤仁(25)…警衛庁自衛科方面隊統括本部 第1連絡中隊所属 2等隊士
基淳人(43)…警衛庁自衛科方面隊統括本部 第1連絡中隊 管理官 隊尉
新野敦(50)…警衛庁自衛科方面隊統括本部 第1連絡中隊長1等幹士
一織将太(45)…警衛庁運用科 部隊運用室 運用訓練幹部付き運用訓練員 3等士官
相模恭介(45)…警衛庁運用科 部隊運用室 運用訓練幹部付き運用訓練員 3等士官
仲原賢都(28)…警衛庁運用科 部隊運用室 運用訓練幹部付き運用訓練員 除教補佐 隊士長
鷹原宏也(47)…警衛庁運用科 部隊運用室 運用訓練幹部付き運用訓練員 主任助教 3等隊尉
階級
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→3等士官→2等士官→1等士官→士官長→3等隊尉→2等隊尉→1等隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→3等将士→2等将士→1等将士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監
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午前9時
機動特訓教育を受ける35名の隊員は3トン半トラックに乗せられ山梨の駐屯地へと向かった。
「近道、いくつかリストアップしてたろ?それ使えよ?」
助手席にいた鷹原に言われ仲原は軽く返事した。
「運転は任せてください。一応、車両操縦特練隊(警衛隊車両操縦特技練習隊)首席で卒業してるんで」
仲原が言うと鷹原は背もたれを倒しながら言った。
「車両操縦特練隊かー。懐いな。」
「鷹原 3尉も受けてたんですか?」
「途中で原隊復帰になったけどな。どうも運転は苦手なんだよな。なんかこう感覚をとるのが苦手なんかな。わかんねーけど」
「感覚すか。まー運転って感覚ゲーだったりしますもんね」
仲原はハンドルを回しながら言った。
しばらく走っていくと、山道に差し掛かった。
「このまま入りますね」
仲原が言うと鷹原は助手席から身を乗り出し後方に目をやった。
「国道の時からずっとあのワンボックス、着いてきてやがるな。」
「ワンボックスですか?」
「気にすんな。お前はそのまま加速しろ。」
「わかりました」
そう言うと仲原はアクセルを徐々に踏み直した。
「00こちら01、人員輸送中、これより山道に進入。送れ」
「01こちら00、了解、上空からのGPS追跡解除よろしいか?送れ」
「00こちら01 解除よし、送れ」
鷹原が無線を送ると上空を飛んでいたドローンはそのまま迂回を始めた。
「あの、前から思ってたんすけど、なんで上空追跡とかってあるんですか?どの輸送任務にもあるっすよね?」
「緊急事態が発生した時に、迅速に部隊を運用できるようにとかだったはずだったと思う。忘れたけど」
「へぇー」
「ま、気にすんな。解除させたからもう自由に走れんぞ笑」
「自由すか?笑 じゃあちょっと飛ばしますか笑」
そう言うなり仲原はそのまま速度を徐々に上げていった。
その頃
後方車内では相模と一織がこれから教育に参加する隊員らと共に席に座っていた。
「あいつに運転任せて大丈夫かよ」
相模が言うと一織は軽く笑った。
「鷹原 3尉が決めたことだからな。」
「つか、3尉の人間がわざわざ来るか?こんな輸送任務に。担当助教、俺と一織だけだろ?本部からは。あとは、中部方面隊の隊員だろ?」
「そうだな。仲原は結局今回、助教補佐の参加却下されたからな笑」
「あいつには、まだはえーんだよ。助教とかその補佐役とか。」
相模が話していると、トラックがいきなり急ブレーキでその場に停車した。
「あ?おいどうした?」
相模はすぐに、内線無線で運転席にいる仲原に声をかけた。
「応答無しか?」
一織が聞くと相模はその場に無線を投げるとそのまま銃を構えた。
「様子見てくるわ」
「銃いるか?」
「応答無かったろ?最悪のこともあるかもしれんからな。」
そう言いながら相模は乗り口のドアを開けた。
次の瞬間、まるで雨のように銃弾が車内に目掛けて飛んできた。
相模はすぐにドアを閉めると一織に目をやった。
「何が起きてんだ?」
一織が聞くと相模は首を傾げながら、運転席が見える位置に向かった。
運転席を除くとそこには、仲原と鷹原の姿はなかった。
「2人いねーぞ?」
相模が言うと一織は教育参加予定の隊員に目を向けた。
「とにかく無線入れろ。状況報告出来てねーだろ?仲原ら」
相模に言われ一織はすぐに無線連絡を始めた。
「00こちら01、緊急事態発生。詳細不明。銃撃による流れ弾事案発生。なお、運転者、仲原 隊士長、助手、鷹原 3尉の姿、現認できず」
「01こちら00、了解。そのまま部隊は行動停止せよ」
無線連絡を送るなり、浦野はそのまま統括中隊長の松原のもとに向かった。
報告を受けた松原は数分後、中部方面隊に連絡、警衛庁本部から特殊科部隊、陸上科部隊を中部方面隊に派遣、航空科部隊に対し事案が発生している山道へ上空監視及び上空追跡のため向かわせた。
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