ULTIMATE〜DESIRE 相対する想い(2141)THE CROSS

〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE〜THE CROSS

ULTIMATE〜THE CROSS第1話

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天湾への侵攻作戦から半年が経過した。
「そうか。時間かかるなー」
連絡を受けながら都築は頭を悩ませていた。
当初、目的も無く侵攻を始めたが、政府からの要請もあり都築は拉致被害者の救出に目的を切り替え、侵攻を再開させた。
最初は、第1機動作戦群~第5機動作戦群の訓練上位者を中心とした部隊を編成しその部隊を派遣していた。
そんな中、天湾への物資支援などをしていた中国を筆頭に徐々に世界各国が日本に対して批判を始めだしたのだ。
そこで、都築は再び警察活動としての天湾侵攻に切り替えようと警察庁に掛け合い出した。
警察庁はそれを了承し特捜部を再び派遣した。
…………………………………………………………………
主要登場人物一覧
峡睦也(24)…7代目主人公 礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 隊士長 (警衛庁から出向中)
高塚晃大(28)…警察庁特捜部理事官代理 警視
菊島龍平(25)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 隊士長(警衛庁東北方面隊山形地区保安中隊から出向中)
西倉瞬(26)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 二等海上保安士(海上保安庁第三管区海上保安本部)
徳馬大輔(29)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 警部補 (神奈川県警察から出向中)
高崎翔祐(24)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 警部補 (警視庁から出向中)
都築崇人(46)…礁耶島特別合同守衛総合基地司令(警衛庁から出向中)幕僚補
館前浩二(55)…礁耶島特別合同守衛総合基地司令補佐官 (警視庁から出向中)警視正
中野凱翔(47)…礁耶島特別合同守衛総合基地管理官(警衛庁から出向中)1等幹士
相藤仁哉(42)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群主任指揮官(警衛庁から出向中)衛幹
藤原紀之(42)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群主任指揮官(兵庫県警察から出向中) 警部補
増井陸哉(43)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属新隊員教務官(警衛庁から出向中)衛幹
紀周龍友(37)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属 新隊員教務官(警衛庁から出向中)2等幹士
戸塚翔甫(35)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属(警視庁から出向中)警部補
竜篤太(35)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属(警衛庁から出向中)隊士官
剣城瑛真(43)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群長 警視正(警察庁から出向中)
筒井秀武(48)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群長補佐官 警部(千葉県警察から出向中)
蔵持寿久(55)…警衛庁特殊科陸上特警隊 主任指揮官 2等幹士
宮林亮人(40)…警察庁特捜部 理事官 警視

階級(警衛隊)
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監

階級 (警察)
巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監

階級(海上保安庁)
三等海上保安士→二等海上保安士→一等海上保安士→三等海上保安正→二等海上保安正→一等海上保安正→三等海上保安監→二等海上保安監→一等海上保安監 →海上保安監→次長→海上保安庁長官
…………………………………………………………………
「お前ら候補士にも明日から再び天湾への派遣命令がおりた。明日からの派遣に備え、今日の訓練はこれまでとする。休息を取りしっかりと明日に備えるように」
増井からの言葉が終わり解散すると峡は腕時計に目を落とした。
「まだ4時か。」
峡が呟くと徳馬が峡の背中を軽く叩いた。
「これからどっか飲みに行かね?」
「明日のこと考えたら大丈夫か?二日酔いとかやだぜ?」
「んなの気にすんなよ。」
徳馬が話していると峡は訓練場近くにあった車にふと目をやった。
「あれ?なんかきてんのか?客」
峡が言うと高崎がエナジードリンクを片手にやってきた。
「警察庁の幹部らが来てるらしいぜ?警察活動を再開するって。天湾での」
「え、じゃああの事件の再捜査するってことか?」
徳馬が聞くと高崎は峡に目をやりながら答えた。
「こいつ、宮林とかいう幹部にしがみついてたろ?あれが響いたんじゃんねーか?笑」
高崎に言われ峡は持っていたカルピスをその場で飲み干しゴミ箱に投げつけた。
「急に仕事放り出していいわけねーだろ。俺がやった事は何も間違ってねーんだよ」
そう言うと峡はそのまま食堂へと向かった。
その時、1人の男とすれ違った。
「こんにちわー」
軽く頭を下げその後、男の顔を見ると峡は途端に動きを見止めた。
「え、高塚さん?」
「峡か?久しぶりだな」
「公安だったんすか?警察の幹部がなんか来てるって聞いたすけど」
「いや、警察庁特捜部だ。俺は今警察庁特捜部で理事官代理をしている」
「え、あー飛ばされたとかすか?」
「左遷と言いたいのか?」
「あ、すいません。なんもねーっす」
「俺もお前と同じで捜査を継続すべきだと上に言った。そのためなら公安から異動することも了承すると。結局、異動だけさせられてそのままだったがな。」
「え、でも理事官 代理ってよくわかんねーすけど結構上の人っすよね?」
「この事件の捜査を強く希望した。そして上は俺にこの事件を一任したんだ。宮林 理事官は本土で起きてる連続強盗事件の捜査に今駆り出されててその代わりとして俺が代理になりここに来た。宮林さんは最後まで反対意見を述べてたよ。」
「そうだったんすね。」
「とにかく、俺がこの事件の捜査指揮を任されることになった。俺が指揮官になったからには必ずこの事件を解決する。そのためにはお前にも尽力してもらいたい。頼んだぞ」
そう言うと高塚はそのまま峡の前を通り過ぎ去っていった。
「やっぱお前、仲良いんだなー」
不意に後ろから声をかけられ峡はその場で身構えた。
「なんだよ、徳馬かよ」
「気持ちわりーな。仲良すぎんだろ。何話してた?」
「なんだっていいだろ。」
「てか公安がまた来んのか?」
「いや、あの人異動なったらしい。警察庁特捜部の理事官代理だってよ」
「へぇー。お前が逆らった宮林とかって人は?あの人、理事官だったろ?」
「あの人なら今、別の事件に行ってんだってよ」
「へぇー。あ、明日の天湾派遣に向けた決起集会やるんだってさ。今日のよる9時とか?だから来いよ。9時に食堂集合な?」
そう言うと徳馬はそのまま食堂の中へと走っていった。
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