ULTIMATE〜DESIRE 相対する想い(2141)THE CROSS

〓Mr.鷹党〓

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ULTIMATE〜THE CROSS

ULTIMATE〜THE CROSS第9話

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主要登場人物一覧
峡睦也(24)…7代目主人公 礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 隊士長 (警衛庁から出向中)
高塚晃大(28)…警察庁特捜部理事官代理 警視
菊島龍平(25)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 隊士長(警衛庁東北方面隊山形地区保安中隊から出向中)
西倉瞬(26)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 二等海上保安士(海上保安庁第三管区海上保安本部)
徳馬大輔(29)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 警部補 (神奈川県警察から出向中)
高崎翔祐(24)…礁耶島特別合同守衛総合基地 第1機動作戦群所属 候補士 警部補 (警視庁から出向中)
都築崇人(46)…礁耶島特別合同守衛総合基地司令(警衛庁から出向中)幕僚補
館前浩二(55)…礁耶島特別合同守衛総合基地司令補佐官 (警視庁から出向中)警視正
中野凱翔(47)…礁耶島特別合同守衛総合基地管理官(警衛庁から出向中)1等幹士
相藤仁哉(42)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群主任指揮官(警衛庁から出向中)衛幹
藤原紀之(42)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群主任指揮官(兵庫県警察から出向中) 警部補
増井陸哉(43)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属新隊員教務官(警衛庁から出向中)衛幹
紀周龍友(37)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属 新隊員教務官(警衛庁から出向中)2等幹士
戸塚翔甫(35)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属(警視庁から出向中)警部補
竜篤太(35)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群所属(警衛庁から出向中)隊士官
剣城瑛真(43)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群長 警視正(警察庁から出向中)
筒井秀武(48)…礁耶島特別合同守衛総合基地第1機動作戦群長補佐官 警部(千葉県警察から出向中)
蔵持寿久(55)…警衛庁特殊科陸上特警隊 主任指揮官 2等幹士
宮林亮人(40)…警察庁特捜部 理事官 警視

階級(警衛隊)
隊士候補官→準等隊士→3等隊士→2等隊士→1等隊士→隊士長→隊士官→隊尉→衛幹→2等幹士→1等幹士→将補→隊将→幕僚官→幕僚補→副幕僚長→幕僚総監

階級 (警察)
巡査→巡査長→巡査部長→警部補→警部→警視→警視正→警視長→警視監→警視総監

階級(海上保安庁)
三等海上保安士→二等海上保安士→一等海上保安士→三等海上保安正→二等海上保安正→一等海上保安正→三等海上保安監→二等海上保安監→一等海上保安監 →海上保安監→次長→海上保安庁長官
…………………………………………………………………
「やりすぎだろ。さすがに」
会議室に戻るなり相藤が呟いた。
「珍しいな。お前がそんなこと言うなんて」
「俺が処分食らうのはやだぜって事だ。巻き込むなよ」
「うるせーよ。やり方は雑すぎたけどな。俺らは日本守るためにいるってこと忘れんなよ」
藤原が言うと相藤は面倒くさそうに頭をかいた。
「悪く思うなよ。そういう役お前お似合いだろ?」
そう言いながら藤原は近くにあった自動販売機でカルピスを頼んだ。
その時、会議室から何やら騒がしい音がなった。
「なんだ?」
相藤は興味深そうに会議室の中に目をやった。
「どういうことすか」
峡は声を荒らげながら叫んだ。
「落ち着けって。おい」
高崎と徳馬が峡を羽交い締めにするようにしながらとめた。
「白豪というグループに狙いを定める。龍炎は白豪制圧後だ。」
高塚が言うと峡は近くにあった椅子を蹴飛ばした。
「じゃあ事件はどうすんすか?」
峡が怒鳴ると高塚は軽くため息をはいた。
「高崎、徳馬離してやれ」
高塚に言われ高崎と徳馬は顔を合わせながら峡から手を離した。
「話をしよう。屋上に来い」
そう言うと高塚はそのまま会議室から出ていった。
「峡、落ち着けよ。なんかお前変だぞ」
徳馬が言うと峡は軽く手を挙げた。
「悪いな。ちょっと行ってくるよ」
屋上に着くと高塚はベンチに座っていた。
「なんすか?」
「まーこっちに座れよ」
「なんでいきなり作戦変更なんですか?上にまた言われたとかでしょ?」
「警察は階級社会だ。上に従うのは当たり前のことだろ?」
「やっぱ言われたんだ」
「言われたさ。出世したけりゃ言うことを聞けと」
高塚が言うと峡は高塚に顔を近づけた。
「ここまでやってきたんだ。ここまで。天湾までやってきて、後もう一歩というところなんです。この段階に来て諦めろって言ってることおかしいでしょ?」
峡が言うと高塚は軽く上を向いた。
「出世して警察組織を変える。それが俺の夢だ。お前の夢はなんだ?」
「夢?島守ることとか。好きで警衛隊入った訳じゃねーし。でも礁耶島は俺の故郷だし。守る価値のある大切な島だから俺の夢はその島を守ることっす」
「そうか。夢を叶えるためには出世しなければならない。上が正しいと言えば間違っていても正しくなる。正義と言えば正義なんだ。」
「だからなんです?」
「一石二鳥の作戦だ。俺は白豪を攻める。お前にも指揮権をやる。好きなようにしろ」
「何言ってんすか?」
「白豪と龍炎を同時に攻める。それが俺の考えた作戦だ。」
「同時に?」
「1秒たりとも差を作るな。」
「ちょっと待ってくださいよ。俺に龍炎制圧の指揮をやれと?」
「嫌なのか?」
「嫌っていうか。その、俺経験とか無いし」
「経験がなんだ?そんなの建前でしかない。経験がないから出来ない?そんなのはただの弱音だ」
「もし失敗したら?」
「その時はお前の判断で戻ってこい。命かけるようなことはするなよ。生死の狭間に行くようなことはやめとけ。」
「いやいや、そんな」
「特捜部からも何人か捜査員を送ってやる。」
「え?」
「必ず成功させてくれ」
そう言うと高塚はネクタイを軽く緩めながらその場を後にした。
「俺が指揮者、」
峡が呟いていると相藤が屋上にやってきた。
「ここにいたか」
「相藤さん」
「増井が呼んでんぞ。さっさと来いよ」
「わ、わかりました」
そう言うと峡はそのまま相藤のもとに走り出した。
「警察と仲良さそうじゃねーか」
「え?あ~そんなんじゃないっすよ」
「どうでもいいけど、お前同期とも話せよ。1番大切なのは同期なんだから。」
「わかりました。なんか今日の相藤さん変っすね」
「何がだよ。さっさと走れや。」
「あ、はい」
峡はそのまま相藤に頭を下げると屋上を後にした。
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