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1章 準備編
3話 その者、名をゴブリンと申す
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あれこれダンジョン名を考えるが一向にいい案が浮かばない。
タマちゃんにも意見を聞いてみたがそれはマスターが考える事だと突っぱねられた。
(正直ここまでくるとどうでもよくなっちゃうよね。この際だしあたしがオンゲーしてたキャラ名とかにしようかな)
オンラインゲームで育成していた魔法職キャラのルークが頭に浮かぶ。
この名前の由来は以前、乙女ゲーをしていた時に登場するキャラクターの名前がもとになっており、極めてイケメンのキャラでドストライクだったことから以後ネームを使わせて頂いている。
不純な動機で名づけられた魔法使いルーク。
(ここでもあの名前を使うしかないのか……考えてはダメだ、直感を信じるんだあたし!)
管理画面の[ステータス]タブをタッチし名前をすかさず入力すると決定ボタンを押した。
すると不明となっていた名前の欄がルークに切り替わった。
≪ん? 名前決まったの? どれどれ……ルークかそれ僕に名付けて欲しかったなぁ~≫
ルークとで名付けたことタマちゃんがごねてきた。
(あたしのルーク様をあんたなんかに名付ける訳ないじゃない!!)
タブを切り替えるとアイテムボックスに『!』が付いていた。
再びタップして一覧表を出すとチュートリアル達成報酬が送られてきていた。
(項目2の報酬はDP500ptか……)
報酬を受け取り閉じると次のチュートリアルを確認する。
(それで次は魔物を生成ね)
タブにある[魔物]をタップ。
そこには魔物の種類と生成DP一覧の他には個体数や性別の有無、合成などが載っていた。
(えぇーと何々一番安いのでゴブリン……定番よね)
一匹10ptで生成できるので、取り敢えず一体生成してみる。
ダンジョンポイントを消費して地面に幾何学的な小さい魔法陣が出現すると魔法陣の中から黒い塊が伸び1mぐらいで止まる。
塊が形作られていき最後には緑色をした醜い生き物が佇んでいた。
(これがゴブリン……想像以上に醜悪な見た目ね)
口は不揃いな鋭い牙が覗き、耳は尖がり右手に木の棒を握っている。
≪おっ、ゴブリン生成したんだ……そいつら繁殖能力が異常に高いからダンジョン運営には欠かせない魔物だね≫
こんなのが繁殖したら絵面が悪くなりそうで少々遠慮したい。
(それより確かステータスで繁殖値はあんまし上げていなかったような……それに減衰値を3も振ってあるから……)
「少し聞きたいんだけど、このステータスってどのくらい影響するの? 例えば値が1と2ではどのくらい差があるか分かる?」
≪ステータスねぇ正直詳しくは分からないんだよねー。おおよそで0が基準だとすると、1は10%増し2は20%増しぐらいだと思う。あくまで大よそだからね≫
値1ptにつき10%の補正が掛かると考えてよさそうだ。
「なら次は覚醒値と減衰値について詳しく教えてよ」
≪説明に書いてあるはずだけどしょうがない。まず覚醒値だけど20%増しになって減衰値は-10%補正されるって感じだね≫
(ということは魔物の繁殖値が1ptで減衰値が3ptなら通常の-20%補正が掛かるってことか)
ゴブリンの繁殖能力がどのくらいか知らないが少なくとも標準の-20%補正されているというわけか。
「なら今のステータス補正だとあまりゴブリンは繁殖しなそうだね」
≪うん? ちょっとステータス見せてみてよ≫
どうやらコアであるタマちゃんには今のステータス値は知らないみたいだ。
「これがこのダンジョンのステータスだけど」
≪ほぉーなかなか良いステ振りですなぁ~限界突破と成長補正に5入れたのは良い判断だよ! うんうんバランスのいい振り方だと思う。気になるのは吸収補正がやや低いって事だね。まぁレベル上げて行けばまた振れるからその時に優先して上げたいね≫
ステータス値が見えるよう調節しタマちゃんに見せるといい反応が返ってきた。
タマちゃん的には納得のステ振りだったらしいが、最後に吸収補正が低いと気になる発言をする。
「その吸収補正って結構大事だったり?」
≪うぅ~ん、そこそこと言うよりはかなり大事かな。能力補正と吸収補正が逆だったら完璧に近かったね≫
(そんなに!!)
≪吸収補正って言うのはまぁ少し話がそれるんだけど、そもそもダンジョンってどうやってダンジョンpt稼ぐと思う?≫
「う~んそう言えばルーレットのやつしか思いつかないねぇ」
≪それも増やす方法ではあるんだけど、運任せな所が多い。最も基本的な増やし方は外から敵を誘い込んで内部で倒す事が一番効率がいい方法なんだよ≫
(確かにダンジョンってお宝探しするために探索する場所だったよなぁゲームではだけど)
≪それで話は戻るんだけど吸収補正って言うのはつまり内部で吸収したDPに補正を掛けて多く吸収するってことなんだ。重要性が分かった?≫
(なるほど……めっちゃ重要じゃん!! 設定する時詳しい説明とか無かったからなぁー)
「ん~めっちゃ重要って事は分かった。レベルが上がればステpt貰えるんだよね? なら優先して上げたいね」
≪そうだねぇー。まぁ頑張って行こう! それとダンジョンは外に開通して始めてダンジョンになるからそれまでは準備期間だから心得ておいてよ≫
このダンジョン、今は準備期間と言うことらしい。
(そりゃーこんな何もない洞窟がダンジョンなはずないよね)
「それで魔物生成したはいいけど次はどうしようか」
≪取り敢えず100pt使ってみたら?≫
今ゴブリンを生成して10DP使用したから残り90DP。
(正直、ゴブリンはあんまり増やしたくないんだよねぇちょっとキモ過ぎる!)
ゴブリン以外を見ると次に安いのはコボルトと言う魔物で一体20ptとゴブリンの2倍のポイントだ。
それと3番目のスケルトンも20DP。
(よし! ゴブリンを一匹、コボルトを二匹、スケルトンを二匹出せば丁度100ptだね)
それぞれ生成し魔法陣が出現するとそこから、ゴブリンとそう大差ない顔のコボルトが現れる。
対してスケルトンは全身骨の魔物で筋肉がなくどうやって支えているのか気になる所だ。
(次のチュートリアルはっと……増築か)
魔物をその場で待機させ管理画面の[階層]タブをタッチすると現在のダンジョンマップが立体で表示される。
(1階層で前後に四角い部屋が二つ……うち一つはコア部屋と、うん階層増やそう!)
色々と項目があるが今回は階層タブの増築を押す。
二階層の増築に必要なポイントは100ptだ。
早々増築を開始するが特に変わった様子はない。
マップを見ると既に二階層になっていた。
≪階層増えたね。それとコアの位置を最下層にして置いてねぇ~≫
マップを再度確認すると確かにコア部屋が上で下に階層が増えている。
増築画面の下にコア最下層設定があり、チャックを入れると立体マップの表示が設定通り反映された。
(これで一応2階層になった訳だけどこの際だからもうちょっと増やそうかな)
更に増築しようと画面を見ると次の階層に500pt必要だ。
(う~ん悩ましい。所持DPが1400ptだからなぁ一端保留で!)
タブを切り替えて、達成報酬を貰いにアイテムボックスを開く。
ボックスの中には〈割引券〉〈DP500pt〉〈赤い短剣〉が報酬として送られてきていた。
「おおぉDP500ptだ! よし階層増やしとこ。割引券って何ですかねぇー、この赤い短剣って絶対次のお宝を設置して見ようの中に入れる物でしょ! 報酬じゃないじゃん」
すべて受け取るとアイテムボックスの欄が空白になる。
タブを切り替え報酬が贈られたであろう[アイテム]タブを押すと、勿論そこには先ほどの報酬があった。
早々、欄にある〈割引券〉をタッチする。
(ふむふむ……どうやらこの割引券は一度生成したことがある魔物を半額で生成できる券みたいだな)
次に〈赤い短剣〉に触れ説明文を見る。
(こっちは赤いオーラを纏った短剣で特に効果はないらしい……最近の短剣さんはお洒落好きなのかな?)
短剣を取り出してみると確かに刀身に赤いモヤモヤがくっ付いており、振り回してみたが刀身から直にモヤが出ていることが分かった。
一端アイテム欄に仕舞っておく。
因みにアイテムの出し入れは画面に手を突っ込んで取り出し、アイテムを放り入れる事で収納できる仕組みだ。
次に[アイテム]から皆大好き[宝箱]へタブを移ると、そこにはズラッとアイテムが表示された。
DPと引き換えに手に入れるようで、サーっとスクロールし下へ行くほどDPが高くなる。
(このミスリルの剣なんか30万DPだし、こっちの魔導の指輪何か820万DP……ちょっと世界が違うよ)
宝箱設置のボタンを押すと色々詳細に設定できるようだ。
中身設定、外装設定、場所選択、出現頻度、罠設定、時刻設定などなど設定できるもよう。
取り敢えず中身に赤い短剣を入れて出現頻度を100%に設定すると試しにコア部屋に設置してみる。
すると魔物が待機している後ろに光が生まれ宝箱が出現した。
「おおぉぉーー!! ザ宝箱!! テンション上がってきたぁあああ!!」
見た目は安っぽい木製の木箱だが設定で外装も豪華にできるのだが勿論それ相応のDPを持ってかれます。
木製から順に鉄、銅、銀、金、白銀、虹とバリエーション豊富だ。
「虹色の宝箱が見えないのが残念だがしょうがない、今は木製で我慢しますか」
見た目は長方形の木箱で大きさはそこまで大きくはないが、その辺のサイズ調整も設定できるようだ。
箱を開けると赤い短剣が入っており、短剣を取り出すと自動的に箱が光の粒を散らしながら消滅した。
木製の箱自体はDPは必要ないのでこれでじゃんじゃん使える。
(沢山入れる程アイテムは無いんだけどね)
それとチュートリアルの達成報酬で〈上級ポーション〉を手に入れた。
タマちゃんにも意見を聞いてみたがそれはマスターが考える事だと突っぱねられた。
(正直ここまでくるとどうでもよくなっちゃうよね。この際だしあたしがオンゲーしてたキャラ名とかにしようかな)
オンラインゲームで育成していた魔法職キャラのルークが頭に浮かぶ。
この名前の由来は以前、乙女ゲーをしていた時に登場するキャラクターの名前がもとになっており、極めてイケメンのキャラでドストライクだったことから以後ネームを使わせて頂いている。
不純な動機で名づけられた魔法使いルーク。
(ここでもあの名前を使うしかないのか……考えてはダメだ、直感を信じるんだあたし!)
管理画面の[ステータス]タブをタッチし名前をすかさず入力すると決定ボタンを押した。
すると不明となっていた名前の欄がルークに切り替わった。
≪ん? 名前決まったの? どれどれ……ルークかそれ僕に名付けて欲しかったなぁ~≫
ルークとで名付けたことタマちゃんがごねてきた。
(あたしのルーク様をあんたなんかに名付ける訳ないじゃない!!)
タブを切り替えるとアイテムボックスに『!』が付いていた。
再びタップして一覧表を出すとチュートリアル達成報酬が送られてきていた。
(項目2の報酬はDP500ptか……)
報酬を受け取り閉じると次のチュートリアルを確認する。
(それで次は魔物を生成ね)
タブにある[魔物]をタップ。
そこには魔物の種類と生成DP一覧の他には個体数や性別の有無、合成などが載っていた。
(えぇーと何々一番安いのでゴブリン……定番よね)
一匹10ptで生成できるので、取り敢えず一体生成してみる。
ダンジョンポイントを消費して地面に幾何学的な小さい魔法陣が出現すると魔法陣の中から黒い塊が伸び1mぐらいで止まる。
塊が形作られていき最後には緑色をした醜い生き物が佇んでいた。
(これがゴブリン……想像以上に醜悪な見た目ね)
口は不揃いな鋭い牙が覗き、耳は尖がり右手に木の棒を握っている。
≪おっ、ゴブリン生成したんだ……そいつら繁殖能力が異常に高いからダンジョン運営には欠かせない魔物だね≫
こんなのが繁殖したら絵面が悪くなりそうで少々遠慮したい。
(それより確かステータスで繁殖値はあんまし上げていなかったような……それに減衰値を3も振ってあるから……)
「少し聞きたいんだけど、このステータスってどのくらい影響するの? 例えば値が1と2ではどのくらい差があるか分かる?」
≪ステータスねぇ正直詳しくは分からないんだよねー。おおよそで0が基準だとすると、1は10%増し2は20%増しぐらいだと思う。あくまで大よそだからね≫
値1ptにつき10%の補正が掛かると考えてよさそうだ。
「なら次は覚醒値と減衰値について詳しく教えてよ」
≪説明に書いてあるはずだけどしょうがない。まず覚醒値だけど20%増しになって減衰値は-10%補正されるって感じだね≫
(ということは魔物の繁殖値が1ptで減衰値が3ptなら通常の-20%補正が掛かるってことか)
ゴブリンの繁殖能力がどのくらいか知らないが少なくとも標準の-20%補正されているというわけか。
「なら今のステータス補正だとあまりゴブリンは繁殖しなそうだね」
≪うん? ちょっとステータス見せてみてよ≫
どうやらコアであるタマちゃんには今のステータス値は知らないみたいだ。
「これがこのダンジョンのステータスだけど」
≪ほぉーなかなか良いステ振りですなぁ~限界突破と成長補正に5入れたのは良い判断だよ! うんうんバランスのいい振り方だと思う。気になるのは吸収補正がやや低いって事だね。まぁレベル上げて行けばまた振れるからその時に優先して上げたいね≫
ステータス値が見えるよう調節しタマちゃんに見せるといい反応が返ってきた。
タマちゃん的には納得のステ振りだったらしいが、最後に吸収補正が低いと気になる発言をする。
「その吸収補正って結構大事だったり?」
≪うぅ~ん、そこそこと言うよりはかなり大事かな。能力補正と吸収補正が逆だったら完璧に近かったね≫
(そんなに!!)
≪吸収補正って言うのはまぁ少し話がそれるんだけど、そもそもダンジョンってどうやってダンジョンpt稼ぐと思う?≫
「う~んそう言えばルーレットのやつしか思いつかないねぇ」
≪それも増やす方法ではあるんだけど、運任せな所が多い。最も基本的な増やし方は外から敵を誘い込んで内部で倒す事が一番効率がいい方法なんだよ≫
(確かにダンジョンってお宝探しするために探索する場所だったよなぁゲームではだけど)
≪それで話は戻るんだけど吸収補正って言うのはつまり内部で吸収したDPに補正を掛けて多く吸収するってことなんだ。重要性が分かった?≫
(なるほど……めっちゃ重要じゃん!! 設定する時詳しい説明とか無かったからなぁー)
「ん~めっちゃ重要って事は分かった。レベルが上がればステpt貰えるんだよね? なら優先して上げたいね」
≪そうだねぇー。まぁ頑張って行こう! それとダンジョンは外に開通して始めてダンジョンになるからそれまでは準備期間だから心得ておいてよ≫
このダンジョン、今は準備期間と言うことらしい。
(そりゃーこんな何もない洞窟がダンジョンなはずないよね)
「それで魔物生成したはいいけど次はどうしようか」
≪取り敢えず100pt使ってみたら?≫
今ゴブリンを生成して10DP使用したから残り90DP。
(正直、ゴブリンはあんまり増やしたくないんだよねぇちょっとキモ過ぎる!)
ゴブリン以外を見ると次に安いのはコボルトと言う魔物で一体20ptとゴブリンの2倍のポイントだ。
それと3番目のスケルトンも20DP。
(よし! ゴブリンを一匹、コボルトを二匹、スケルトンを二匹出せば丁度100ptだね)
それぞれ生成し魔法陣が出現するとそこから、ゴブリンとそう大差ない顔のコボルトが現れる。
対してスケルトンは全身骨の魔物で筋肉がなくどうやって支えているのか気になる所だ。
(次のチュートリアルはっと……増築か)
魔物をその場で待機させ管理画面の[階層]タブをタッチすると現在のダンジョンマップが立体で表示される。
(1階層で前後に四角い部屋が二つ……うち一つはコア部屋と、うん階層増やそう!)
色々と項目があるが今回は階層タブの増築を押す。
二階層の増築に必要なポイントは100ptだ。
早々増築を開始するが特に変わった様子はない。
マップを見ると既に二階層になっていた。
≪階層増えたね。それとコアの位置を最下層にして置いてねぇ~≫
マップを再度確認すると確かにコア部屋が上で下に階層が増えている。
増築画面の下にコア最下層設定があり、チャックを入れると立体マップの表示が設定通り反映された。
(これで一応2階層になった訳だけどこの際だからもうちょっと増やそうかな)
更に増築しようと画面を見ると次の階層に500pt必要だ。
(う~ん悩ましい。所持DPが1400ptだからなぁ一端保留で!)
タブを切り替えて、達成報酬を貰いにアイテムボックスを開く。
ボックスの中には〈割引券〉〈DP500pt〉〈赤い短剣〉が報酬として送られてきていた。
「おおぉDP500ptだ! よし階層増やしとこ。割引券って何ですかねぇー、この赤い短剣って絶対次のお宝を設置して見ようの中に入れる物でしょ! 報酬じゃないじゃん」
すべて受け取るとアイテムボックスの欄が空白になる。
タブを切り替え報酬が贈られたであろう[アイテム]タブを押すと、勿論そこには先ほどの報酬があった。
早々、欄にある〈割引券〉をタッチする。
(ふむふむ……どうやらこの割引券は一度生成したことがある魔物を半額で生成できる券みたいだな)
次に〈赤い短剣〉に触れ説明文を見る。
(こっちは赤いオーラを纏った短剣で特に効果はないらしい……最近の短剣さんはお洒落好きなのかな?)
短剣を取り出してみると確かに刀身に赤いモヤモヤがくっ付いており、振り回してみたが刀身から直にモヤが出ていることが分かった。
一端アイテム欄に仕舞っておく。
因みにアイテムの出し入れは画面に手を突っ込んで取り出し、アイテムを放り入れる事で収納できる仕組みだ。
次に[アイテム]から皆大好き[宝箱]へタブを移ると、そこにはズラッとアイテムが表示された。
DPと引き換えに手に入れるようで、サーっとスクロールし下へ行くほどDPが高くなる。
(このミスリルの剣なんか30万DPだし、こっちの魔導の指輪何か820万DP……ちょっと世界が違うよ)
宝箱設置のボタンを押すと色々詳細に設定できるようだ。
中身設定、外装設定、場所選択、出現頻度、罠設定、時刻設定などなど設定できるもよう。
取り敢えず中身に赤い短剣を入れて出現頻度を100%に設定すると試しにコア部屋に設置してみる。
すると魔物が待機している後ろに光が生まれ宝箱が出現した。
「おおぉぉーー!! ザ宝箱!! テンション上がってきたぁあああ!!」
見た目は安っぽい木製の木箱だが設定で外装も豪華にできるのだが勿論それ相応のDPを持ってかれます。
木製から順に鉄、銅、銀、金、白銀、虹とバリエーション豊富だ。
「虹色の宝箱が見えないのが残念だがしょうがない、今は木製で我慢しますか」
見た目は長方形の木箱で大きさはそこまで大きくはないが、その辺のサイズ調整も設定できるようだ。
箱を開けると赤い短剣が入っており、短剣を取り出すと自動的に箱が光の粒を散らしながら消滅した。
木製の箱自体はDPは必要ないのでこれでじゃんじゃん使える。
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