半グレ銀行マンの復讐と野望

愛国文恵

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【千賀子完落ちか・・】

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立夫は千賀子が急な崩れように少なからず驚いた 

心療内科に通っていることもつながってくる 
鬱の発作でも起きたのかもと・・ 
「千賀子さん 僕でよかったら相談にのりますよ」
 誠実さとやさしさでここは引き寄せよう思った 
私がみんな悪いんです と 大声て゛泣きはじめた 
通行人が怪訝そうにみる 虐めてると思ったのだろう 

「いや、君のせいではないよ あんなものを送り付けた僕も悪いしさ」 
「千賀子さん、とにかく 俺 ブツわるいよ みんなみてるしさ」 (笑)
立夫は慌てて周囲を見回した。確かに、数人の通行人がこちらをチラチラと覗き込んでいる。女性が泣き出し、男性がそばに立っている様子は、どう見てもトラブルに見えるだろう。
立夫は内心で舌打ちした。

「千賀子さん、落ち着いて。ほら、みんな見てるしさ ここじゃまずいよ。近くにカフェがあるから、そこで話そう。僕が悪かったんだ。動画の件、僕が消すよ。スマホ返してあげるからさ。」

立夫は優しい声で言い、千賀子の肩に軽く手を置いて導こうとした。千賀子は震える手で涙を拭い、抵抗せずに従った。彼女の足取りはふらふらと頼りない。立夫は内心でほくそ笑んだ。
(崩れやすい女だ。少し押せば なし崩しだろう)

二人は歩道を横切り、近くのチェーンカフェに入った。立夫は千賀子を窓際の席に座らせ、ホットコーヒーを注文した。千賀子はまだ嗚咽を漏らしながら、テーブルに肘をついて顔を覆っている。
「本当にごめん。僕、銀行をクビになったショックで、つい君に当たっちゃったんだ。君が人事に言ったなんて、きっと勘違いだよ。でも、あの動画……君が見てたってことは、興味あったのかな? いや、冗談だよ。消すよ、今ここで。」

立夫は千賀子のスマホをテーブルに置き、自分のスマホを取り出して操作を始めた。実際には、動画を消すつもりなどなかった。ただ、千賀子を安心させて、信頼を回復させるための芝居だ。千賀子はぼんやりとそれを見ていたが、突然顔を上げた。
「わ、私はМなんです」と 涙をぬぐいながらはっきりいった
立夫はその一言で なにもかも腑に落ちた気がした 

「俺ね たぶんそうだと思ったんだよ 君、あの動画見て 感じてしまった?ってことだろ?」
と軽く笑ってやった 
千賀子は頰を赤らめ、コーヒーカップを弄びながら目を伏せた。カフェの柔らかな照明が、彼女の顔を優しく照らす。立夫は内心で興奮を抑えきれなかった。 (Mか……。あの動画を送ったのが正解だったのだ。彼女の弱点を、ぴたりと突いた形だ。)

「僕、実はS寄りなんだよ。君みたいな子に、優しくいじめてあげたくなるタイプさ。動画、消したって言ったけど……本当はもっと見たいんじゃない?」
立夫は声を低く抑え、テーブル越しに身を寄せた。千賀子はびくりと肩を震わせたが、すぐに小さく頷いた。彼女の息が少し乱れているのがわかる。カフェの喧騒が、二人の周りを遠くに感じさせる。
「立夫さん……私、変なんです。こんなこと、誰にも言ったことないのに……あなたにだけ、なぜか話せちゃう。」 「それは、僕が君の運命の人だからさ。ほら、もっと話そうよ。君の秘密、全部聞かせて。僕が、受け止めてあげる。」
「わたし変態かも」と 薄い笑みを浮かべた 立夫は 俺もだよ変態だ よあの動画送られてわかっただろ?(笑) 二人はニッと笑った 意思が通じ合えた瞬間だった二人はカフェのテーブルで、互いの視線を絡め合うように見つめ合った

立夫はスマホをポケットに戻し、千賀子の手を再び握った。今度は彼女が、指を絡めてきた。外はすっかり暗くなり、街灯がカフェの窓に映る。
立夫は、急速な千賀子の傾斜に喜びを隠せない。
落としたという満足感と この女を、完全に支配する。俺だけを信じ 依存させようと心に期したのである
千賀子は無防備に微笑み、立夫の言葉に耳を傾け続けていた
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