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7話 死ぬ気になれば
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結婚相手はお金持ちで性格がよくて頭も切れる美形じゃなくってもいい。
高収入、高学歴、性格のよいイケメンなんて神話レベルの男、そうそういるもんじゃないって、元いた現代で思い知ってるし。平凡な(もしかして平凡以下の)OLの私にそんな漫画みたいな男との出会いなんて25年の人生で1度もなかったし。
だから、ここが異世界だって高望みしない。
例え、私より身長低くても、ちょっとくらいハゲてても。
ごく普通の人類なら。当たり前の人類の会話ができるレベルの男なら。それで合格点にする。
私は結婚相手の条件を、高さ10センチのハードルまで下げた。
というか、下げるしかなかった。
「サラ、次の大臣は?」
サラさんはしばらく広間を見渡していたけど「第4大臣のエブ・デ・アランフェット公爵様はあそこにいらっしゃいます」
あそこ・・・?
あそこ・・・って・・・
私はサラさんの視線をずーっと追ってみた。
視線の先には美しい貴族の女性たちに囲まれた超イケメンの青年がいた・・・。
うそ、アレが!?
心ときめいたのも寸の間。サラさんの視線は残念ながらイケメンを通り越した・・・
ずーっと・・・ずーっと・・・
最終的にたどり着いたのは、宮廷料理長が私の快気祝いのために腕を振るったご馳走が並ぶテーブル。
その場所に、横幅が常人の3倍はあろうかという巨体の男がいた。
ローマ法王が着ているような裾の長いゆったりとした服に、はち切れんばかりの横皺がよってる。
後ろ姿からでもその肥満度ははっきり分かった。
私はおそるおそるサラさんに尋ねてみた。
「まさか・・・アノ物体・・・じゃなくて殿方が」
「エブ・デ・アランフェット様です」
絶望、という大文字が視界いっぱいに広がった。
高さ10センチのハードルさえ飛び越せない人間がいるのだと、思い知った瞬間だ。
もしゃもしゃくちゃくちゃと忙しくテーブルの料理を腹におさめているデブ・・・巨体の男が私をダンスに誘いに来る様子はみじんもない。
てか、踊れるのか、その体で!?
「アランフェット様は3度の食事より食べることがお好きなのです」
サラさん?
言ってることがオカシイですよ?と、侍女のほうを伺い見ると、彼女の目はどこか遠くをさまよっている。
アレは婿として、というか国王として、ないだろう。サラさんもそう思ってることが分かる遠い目だった。
心のどこかで『4人のイケメン大臣と王女のラブラブ国作り~愛の争奪戦~』みたいな乙女ゲー展開を期待していた私の野望は、修復不可能な原子レベルまで打ち砕かれた。
異世界でも厳しい現実をつきつけられるとはトホホだよ。
4人の大臣のだれかと結婚・・・なんて無理だ。無理!私の人生が崩壊する。
人生を棒にふる選択をするほど、私は愚かではない。
愚かではないけど。
となると。
私に残された選択は1つしかないんだ。
私が国王代理として国を統治すること。
できるだろうか・・・。いや、そうじゃない。やらなきゃいけないんだ。
じゃなきゃ、私はあの大臣の中のだれかと結婚して・・・
おぞましい想像に身震いがする。
そんなことになるくらいなら、死んだ方がいくぶんかマシ。
国くらい治めてみせよう。
少なくとも私は温室で育った純粋培養の17歳の小娘ではないし、漫画と小説と現代でつちかった知識がある。
人生が崩壊するような相手と結婚するくらいなら国だってなんだって統治できる。できるはずだ。うん、たぶん。
結婚に対する壮大な絶望が『目立たない、でしゃばらない、発言しない』の三ない主義の私に、いまだかつてない無謀な闘志を沸き立たせた。
舞踏会から3日後の夜。
私は4大臣を城の会議の間に召集した。(実際に段取りしたのはサラさんだけど)
サラさんにもまだ私の考えは打ち明けてはいない。
彼女もきっと今夜私から発表されるのは先日のお見合い舞踏会での結果、『婿候補』の名前だと思っているだろう。
召使いや衛兵の間では「王女は誰を結婚相手に選ぶのか?」という賭けまであると、耳に届いた。
くそいまいましいことに、有力候補はキリウスだという。
どこをどうとったら私が彼に好意的に見えるのか、城のみんなには視力検査が必要だ。
会議の間に入ると、背もたれが身長ほどありそうな大きな椅子に私は座った。私の後ろにはサラさんが直立不動で控えている。
4人の大臣たちが全員入室して席につくと、私は緊張をほぐすように深く息をして、男たちを見渡した。
それなりにみんな緊張しているみたいだ。
それはそうだろう。この場で自分が国王に選ばれるかもしれないのだから。
でも、そうはならないから、安心して。
私は意を決すると、静かに可憐な声で爆弾のような言葉を発した。
「まず、初めに宣言します。私はこの中の誰とも結婚はいたしません」
みんなが一様に「は?」という顔をした。
思った通りの反応だ。
それから、大臣たちは姫のたわ言だと思ったのか失笑するもの、怪訝そうに眉にしわを寄せるもの、わけが分からずポカンなもの。
「それは、どういうことですか」
眉にしわを寄せていたキリウスがショックから立ち直って私に尋ねた。
「ですから、言葉のままです。私は貴方がたの誰とも結婚はいたしません。これから私は国王代理として国務につき、この国を統治することにします」
今度はどよめきが起きる。キリウスのほうをちらりと見ると険しい目をして私を凝視している。
「それは本気で言っておられるのかな?レーナ姫」声を上げたのは田所課長・・・似のニーサルだ。「失礼ながら、レーナ姫には国務は重荷と思われますが?」
冷笑と侮蔑が言葉ににじんでいる。
「そうですよ。ニーサル公の言う通りです」巨体のアランフェットがニーサルに追従する。「お遊び感覚で国の統治はできませんよ。そんなことよりも、きょうの会議にはお茶とお菓子は出ないので?」頬をブルブルと震わせながら言う。
菓子など出るか、ボケ。と言いたいのをグッと我慢して、私は冷たい笑みを浮かべた。
叔父のナビスはオロオロと不安げに私や他の大臣を見ているだけだ。
真っ先に文句を言いそうなキリウスが押し黙っているのが不気味だけど。
「本気ですよ、私は」
アナタがたと結婚するよか国を統治したほうがマシだ、などと本音は言わない。
「お父さまの代わりに娘の私が国を統治するのは当然でしょう」
何かを言いかけたニーサルを制して、私は素早く言った。
「国王代理として、手始めに皆さんに質問があります」
舞踏会が開かれる前に、私はこの国のことを知りたくて、国に関する様々な資料を読んだ。
特に法律関連は知っておかなければならない重要課題だった。
その時、とても信じられないモノを見て頭を抱えた。その内容が本当なら、まず何とかしないといけない、と私は思ったのだ。
「ほう、質問ですか。明日の天気でもお知りになりたいのですかな?」ニーサルが薄笑いを浮かべて言った。
「姫の知りたい新しいお菓子の作り方なら私が・・・」アランフェットが満面の笑みを浮かべる。
「レーナちゃん、無理はしなくていいんだよ」心配そうに叔父が言った。
完璧に小学生レベル学力のレーナを軽んじてる。アホ姫だって思ってるよね。
私はニッコリと天使のように微笑みをたたえて言った。
「では、私の質問に答えてください。この2年間で国民に課す税が5倍になっているのはなぜなのでしょうか」
みんなが一瞬で石化した。
思ってもみなかった質問だった、というのが丸わかりだ。
税が5倍というのは、消費税が10%だとしたら、2年間で50%に上がることだ。政権がひっくり返えるくらいの増税だ。
そんなの私の常識ではまずあり得ない。
「国王が政を大臣がたに託した2年間に、なぜ5倍もの増税が必要になったかを説明していただけませんか」
アホ姫からの予想だにしなかった質問に、みんなの焦りの目が慌ただしく泳ぎまくってる。
「キリウス様、ご説明を」私はキリウスにふった。放心状態だったキリウスはハッと我に返り、
「それは・・・色々と・・・武器の購入だとか、兵舎の老朽化による建て替えだとか・・・兵士の訓練費用だとかの予算が・・・かかって」普段はあんなに自信満々なキリウスが言い澱んでいる。
「それに食糧輸入の増大と、備蓄にかかる費用の拡充と」アランフェットが汗をかきかき言い添える。
「それに、各地方の治水工事や災害による修復工事、有事に備えて国家財源の補充もありますな」ニーサルが侮蔑をあらわにして言った「姫様には聞いても理解はできんでしょうが」
ふふん、と私は鼻で笑った。むろん、心の中でだけど。
理解できないなどと、侮ってもらっちゃ困る。
言い忘れていたが、私が会社で所属していたのは『経理課』だった。毎日、勘定科目やら金銭出納やら税務処理やらと格闘していたんだ。
私は天使の微笑みを消さずに、なおかつ妥協は許さない姿勢で
「では、私にも理解できるように、購入物品の明細書と支払い書、領収書、証明書など、詳しい報告書を近日中に提出してください。2年間のもの、全てです」
レーナ姫はろくに足し算もできない、キレイなだけのお飾り姫だと高を括っていたであろう大臣たちは慌てふためいた。
「なんでそんな面倒なことを我々が・・・」とニーサルが不満もあらわに、口をとがらせて言いかけたが
「国王代理である私の命令です。それでも異を唱えますか?」
精一杯の威厳を込めた言葉にそれ以上反論の口を開く者はいなかった。
高収入、高学歴、性格のよいイケメンなんて神話レベルの男、そうそういるもんじゃないって、元いた現代で思い知ってるし。平凡な(もしかして平凡以下の)OLの私にそんな漫画みたいな男との出会いなんて25年の人生で1度もなかったし。
だから、ここが異世界だって高望みしない。
例え、私より身長低くても、ちょっとくらいハゲてても。
ごく普通の人類なら。当たり前の人類の会話ができるレベルの男なら。それで合格点にする。
私は結婚相手の条件を、高さ10センチのハードルまで下げた。
というか、下げるしかなかった。
「サラ、次の大臣は?」
サラさんはしばらく広間を見渡していたけど「第4大臣のエブ・デ・アランフェット公爵様はあそこにいらっしゃいます」
あそこ・・・?
あそこ・・・って・・・
私はサラさんの視線をずーっと追ってみた。
視線の先には美しい貴族の女性たちに囲まれた超イケメンの青年がいた・・・。
うそ、アレが!?
心ときめいたのも寸の間。サラさんの視線は残念ながらイケメンを通り越した・・・
ずーっと・・・ずーっと・・・
最終的にたどり着いたのは、宮廷料理長が私の快気祝いのために腕を振るったご馳走が並ぶテーブル。
その場所に、横幅が常人の3倍はあろうかという巨体の男がいた。
ローマ法王が着ているような裾の長いゆったりとした服に、はち切れんばかりの横皺がよってる。
後ろ姿からでもその肥満度ははっきり分かった。
私はおそるおそるサラさんに尋ねてみた。
「まさか・・・アノ物体・・・じゃなくて殿方が」
「エブ・デ・アランフェット様です」
絶望、という大文字が視界いっぱいに広がった。
高さ10センチのハードルさえ飛び越せない人間がいるのだと、思い知った瞬間だ。
もしゃもしゃくちゃくちゃと忙しくテーブルの料理を腹におさめているデブ・・・巨体の男が私をダンスに誘いに来る様子はみじんもない。
てか、踊れるのか、その体で!?
「アランフェット様は3度の食事より食べることがお好きなのです」
サラさん?
言ってることがオカシイですよ?と、侍女のほうを伺い見ると、彼女の目はどこか遠くをさまよっている。
アレは婿として、というか国王として、ないだろう。サラさんもそう思ってることが分かる遠い目だった。
心のどこかで『4人のイケメン大臣と王女のラブラブ国作り~愛の争奪戦~』みたいな乙女ゲー展開を期待していた私の野望は、修復不可能な原子レベルまで打ち砕かれた。
異世界でも厳しい現実をつきつけられるとはトホホだよ。
4人の大臣のだれかと結婚・・・なんて無理だ。無理!私の人生が崩壊する。
人生を棒にふる選択をするほど、私は愚かではない。
愚かではないけど。
となると。
私に残された選択は1つしかないんだ。
私が国王代理として国を統治すること。
できるだろうか・・・。いや、そうじゃない。やらなきゃいけないんだ。
じゃなきゃ、私はあの大臣の中のだれかと結婚して・・・
おぞましい想像に身震いがする。
そんなことになるくらいなら、死んだ方がいくぶんかマシ。
国くらい治めてみせよう。
少なくとも私は温室で育った純粋培養の17歳の小娘ではないし、漫画と小説と現代でつちかった知識がある。
人生が崩壊するような相手と結婚するくらいなら国だってなんだって統治できる。できるはずだ。うん、たぶん。
結婚に対する壮大な絶望が『目立たない、でしゃばらない、発言しない』の三ない主義の私に、いまだかつてない無謀な闘志を沸き立たせた。
舞踏会から3日後の夜。
私は4大臣を城の会議の間に召集した。(実際に段取りしたのはサラさんだけど)
サラさんにもまだ私の考えは打ち明けてはいない。
彼女もきっと今夜私から発表されるのは先日のお見合い舞踏会での結果、『婿候補』の名前だと思っているだろう。
召使いや衛兵の間では「王女は誰を結婚相手に選ぶのか?」という賭けまであると、耳に届いた。
くそいまいましいことに、有力候補はキリウスだという。
どこをどうとったら私が彼に好意的に見えるのか、城のみんなには視力検査が必要だ。
会議の間に入ると、背もたれが身長ほどありそうな大きな椅子に私は座った。私の後ろにはサラさんが直立不動で控えている。
4人の大臣たちが全員入室して席につくと、私は緊張をほぐすように深く息をして、男たちを見渡した。
それなりにみんな緊張しているみたいだ。
それはそうだろう。この場で自分が国王に選ばれるかもしれないのだから。
でも、そうはならないから、安心して。
私は意を決すると、静かに可憐な声で爆弾のような言葉を発した。
「まず、初めに宣言します。私はこの中の誰とも結婚はいたしません」
みんなが一様に「は?」という顔をした。
思った通りの反応だ。
それから、大臣たちは姫のたわ言だと思ったのか失笑するもの、怪訝そうに眉にしわを寄せるもの、わけが分からずポカンなもの。
「それは、どういうことですか」
眉にしわを寄せていたキリウスがショックから立ち直って私に尋ねた。
「ですから、言葉のままです。私は貴方がたの誰とも結婚はいたしません。これから私は国王代理として国務につき、この国を統治することにします」
今度はどよめきが起きる。キリウスのほうをちらりと見ると険しい目をして私を凝視している。
「それは本気で言っておられるのかな?レーナ姫」声を上げたのは田所課長・・・似のニーサルだ。「失礼ながら、レーナ姫には国務は重荷と思われますが?」
冷笑と侮蔑が言葉ににじんでいる。
「そうですよ。ニーサル公の言う通りです」巨体のアランフェットがニーサルに追従する。「お遊び感覚で国の統治はできませんよ。そんなことよりも、きょうの会議にはお茶とお菓子は出ないので?」頬をブルブルと震わせながら言う。
菓子など出るか、ボケ。と言いたいのをグッと我慢して、私は冷たい笑みを浮かべた。
叔父のナビスはオロオロと不安げに私や他の大臣を見ているだけだ。
真っ先に文句を言いそうなキリウスが押し黙っているのが不気味だけど。
「本気ですよ、私は」
アナタがたと結婚するよか国を統治したほうがマシだ、などと本音は言わない。
「お父さまの代わりに娘の私が国を統治するのは当然でしょう」
何かを言いかけたニーサルを制して、私は素早く言った。
「国王代理として、手始めに皆さんに質問があります」
舞踏会が開かれる前に、私はこの国のことを知りたくて、国に関する様々な資料を読んだ。
特に法律関連は知っておかなければならない重要課題だった。
その時、とても信じられないモノを見て頭を抱えた。その内容が本当なら、まず何とかしないといけない、と私は思ったのだ。
「ほう、質問ですか。明日の天気でもお知りになりたいのですかな?」ニーサルが薄笑いを浮かべて言った。
「姫の知りたい新しいお菓子の作り方なら私が・・・」アランフェットが満面の笑みを浮かべる。
「レーナちゃん、無理はしなくていいんだよ」心配そうに叔父が言った。
完璧に小学生レベル学力のレーナを軽んじてる。アホ姫だって思ってるよね。
私はニッコリと天使のように微笑みをたたえて言った。
「では、私の質問に答えてください。この2年間で国民に課す税が5倍になっているのはなぜなのでしょうか」
みんなが一瞬で石化した。
思ってもみなかった質問だった、というのが丸わかりだ。
税が5倍というのは、消費税が10%だとしたら、2年間で50%に上がることだ。政権がひっくり返えるくらいの増税だ。
そんなの私の常識ではまずあり得ない。
「国王が政を大臣がたに託した2年間に、なぜ5倍もの増税が必要になったかを説明していただけませんか」
アホ姫からの予想だにしなかった質問に、みんなの焦りの目が慌ただしく泳ぎまくってる。
「キリウス様、ご説明を」私はキリウスにふった。放心状態だったキリウスはハッと我に返り、
「それは・・・色々と・・・武器の購入だとか、兵舎の老朽化による建て替えだとか・・・兵士の訓練費用だとかの予算が・・・かかって」普段はあんなに自信満々なキリウスが言い澱んでいる。
「それに食糧輸入の増大と、備蓄にかかる費用の拡充と」アランフェットが汗をかきかき言い添える。
「それに、各地方の治水工事や災害による修復工事、有事に備えて国家財源の補充もありますな」ニーサルが侮蔑をあらわにして言った「姫様には聞いても理解はできんでしょうが」
ふふん、と私は鼻で笑った。むろん、心の中でだけど。
理解できないなどと、侮ってもらっちゃ困る。
言い忘れていたが、私が会社で所属していたのは『経理課』だった。毎日、勘定科目やら金銭出納やら税務処理やらと格闘していたんだ。
私は天使の微笑みを消さずに、なおかつ妥協は許さない姿勢で
「では、私にも理解できるように、購入物品の明細書と支払い書、領収書、証明書など、詳しい報告書を近日中に提出してください。2年間のもの、全てです」
レーナ姫はろくに足し算もできない、キレイなだけのお飾り姫だと高を括っていたであろう大臣たちは慌てふためいた。
「なんでそんな面倒なことを我々が・・・」とニーサルが不満もあらわに、口をとがらせて言いかけたが
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