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11 ダレンの試練 2
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ダレンは熱のせいで寒がるイーフィを暖めてやりたい一心でベッドに入りイーフィの背中から抱きつき暖め出した。
イーフィは背中からダレンの体温で体が温かくなりだしたようで丸めていた身体から力が抜けた。
表情も寒くて辛そうだったものが穏やかな顔になっている。そんな、イーフィを確認してホッとしたのも束の間だった。
ダレンは何も考えず一心にイーフィの身体を暖めたくて身体と身体をピッタリと合わせていたのだ。しかも、足は絡ませている。2つの腕はしっかりとイーフィを抱き締めているのだ。
ダレンは今まで剣の鍛練や騎士になるための鍛練に満身してきたのだ。その為、周りからは高潔だとか清廉だと言われていたくらいの男だ。
しかも、抱いた女の数を競うような同僚をみると不潔だとか女の適だな。なんて考えてしまう所があった。
お前は乙女かと。誰かが突っ込みそうである。
そんな男だ。女の経験も無ければ女性と挨拶意外のやり取りなど経験していないのだ。
今ダレンは自分の状況に驚いていた。そして驚きながらも現状を確認しだした。
ダレンは、穏やかに眠るイーフィを抱きしめながら思った。女の子とはこんなに柔らかいのか。そしてとてもいい匂いがする。甘く胸がドキドキする匂い。
なのに、心穏やかにする。まるで相反した気持ちが沸き上がる。
ダレンはイーフィの柔らかな身体や何処からかただよう甘い臭いに意識がいってしまい身体が反応してしまう。
妹とのように思っているイーフィが熱にうなされ苦しんでいるというのに。俺はこんな男だったのか!
まだまだ修行が足りなかったようだ。
男の欲望を現わにする自分の弱さに怒り嘆きイーフィに申し訳ない思いでいっぱいになった。
とわいえ、イーフィを抱きしめ暖めながら煩悩も捨てられず「これは何の試練だ!」
「こんな修行は辛すぎる!」
と、心の中で嘆くダレンだった。
----------------------------------------------
-----------------------------------------
ダレンは一睡もできないまま朝を迎えた。
イーフィはダレンに暖められそのうちにたっぷりと汗をかいてしまっていた。
「これはよくないな。」
早く着替えさせないと汗のせいで身体が冷えてしまう。
女将に頼むにも まだ時間が早すぎて起きても居ないだろう。
「しかし、着替えさせないのも良くない。どうしたら...」
ダレンはハッと閃いた。
「うん、これしかないな...」
------------‐‐-‐‐-------------------------
‐---------------------------------------
イーフィは昨日の怠さが嘘のようにスッキリと目が覚めた。辺りをみるとダレンは部屋には居なかった。
窓をみれば雲1つない青空が広がっている。
「今日はいい天気なのね。」
部屋のドアが外から開かれる音にドアを見るとダレンが朝食を持って入ってきた。
「ダレンさん、大変お世話になりました。今日は、昨日の熱が嘘のように下がっているし身体も軽いんです。ご飯を済ませたら出発出来そうです。」
ニコニコしてダレンに言えば、ダレンは驚いた顔をしていたがイーフィを諭すように話だした。
「それはだめだ。昨晩は酷い熱だった。朝、熱がないとしても油断は出来ない。1日様子を見ないと。無理をしては悪化する。」
そうだ。昨晩は確かにおぼろながらに熱の為寒さに震えていた事を思い出す。
自分を見下ろせば昨晩と服が違う。
「あれ?私 いつ着替えたんだろう?」
不思議で、ダレンの方に目をやればダレンが真っ赤な顔をしてたたずんでいた。
イーフィは背中からダレンの体温で体が温かくなりだしたようで丸めていた身体から力が抜けた。
表情も寒くて辛そうだったものが穏やかな顔になっている。そんな、イーフィを確認してホッとしたのも束の間だった。
ダレンは何も考えず一心にイーフィの身体を暖めたくて身体と身体をピッタリと合わせていたのだ。しかも、足は絡ませている。2つの腕はしっかりとイーフィを抱き締めているのだ。
ダレンは今まで剣の鍛練や騎士になるための鍛練に満身してきたのだ。その為、周りからは高潔だとか清廉だと言われていたくらいの男だ。
しかも、抱いた女の数を競うような同僚をみると不潔だとか女の適だな。なんて考えてしまう所があった。
お前は乙女かと。誰かが突っ込みそうである。
そんな男だ。女の経験も無ければ女性と挨拶意外のやり取りなど経験していないのだ。
今ダレンは自分の状況に驚いていた。そして驚きながらも現状を確認しだした。
ダレンは、穏やかに眠るイーフィを抱きしめながら思った。女の子とはこんなに柔らかいのか。そしてとてもいい匂いがする。甘く胸がドキドキする匂い。
なのに、心穏やかにする。まるで相反した気持ちが沸き上がる。
ダレンはイーフィの柔らかな身体や何処からかただよう甘い臭いに意識がいってしまい身体が反応してしまう。
妹とのように思っているイーフィが熱にうなされ苦しんでいるというのに。俺はこんな男だったのか!
まだまだ修行が足りなかったようだ。
男の欲望を現わにする自分の弱さに怒り嘆きイーフィに申し訳ない思いでいっぱいになった。
とわいえ、イーフィを抱きしめ暖めながら煩悩も捨てられず「これは何の試練だ!」
「こんな修行は辛すぎる!」
と、心の中で嘆くダレンだった。
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ダレンは一睡もできないまま朝を迎えた。
イーフィはダレンに暖められそのうちにたっぷりと汗をかいてしまっていた。
「これはよくないな。」
早く着替えさせないと汗のせいで身体が冷えてしまう。
女将に頼むにも まだ時間が早すぎて起きても居ないだろう。
「しかし、着替えさせないのも良くない。どうしたら...」
ダレンはハッと閃いた。
「うん、これしかないな...」
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イーフィは昨日の怠さが嘘のようにスッキリと目が覚めた。辺りをみるとダレンは部屋には居なかった。
窓をみれば雲1つない青空が広がっている。
「今日はいい天気なのね。」
部屋のドアが外から開かれる音にドアを見るとダレンが朝食を持って入ってきた。
「ダレンさん、大変お世話になりました。今日は、昨日の熱が嘘のように下がっているし身体も軽いんです。ご飯を済ませたら出発出来そうです。」
ニコニコしてダレンに言えば、ダレンは驚いた顔をしていたがイーフィを諭すように話だした。
「それはだめだ。昨晩は酷い熱だった。朝、熱がないとしても油断は出来ない。1日様子を見ないと。無理をしては悪化する。」
そうだ。昨晩は確かにおぼろながらに熱の為寒さに震えていた事を思い出す。
自分を見下ろせば昨晩と服が違う。
「あれ?私 いつ着替えたんだろう?」
不思議で、ダレンの方に目をやればダレンが真っ赤な顔をしてたたずんでいた。
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