ありのままで

夢のままで

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今から同居です

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君島君の自宅は、10階建てのマンションだった。

周りは閑静な住宅街で住みやすそうな立地条件。

来る途中にも、酒屋さんやスーパーがあった。

最寄り駅は会社から東側に10分程歩いた場所で このマンションは会社から駅を挟んで反対側にあった。

最寄り駅から歩いて10分ほどの場所だ。



マンションはスタイリッシュな外観をしていてオシャレだ。入り口は オートロックになっていて今年社会人の男が住めるなんてどういうことだろう?


裕福な生まれなんだろうか?
君島君の部屋は7階の角部屋だった。しかも、来る途中の1部屋の幅よりも2倍程ありそうだ。


部屋に入れてもらうと ヤッパリおかしい。
一軒家の玄関かと思うような広い空間。下駄箱はクローゼットのようになっていて。靴を置く場所とコートなどを掛けられる場所まで備えてあった。

換気も出来るように小窓まで付いている。
玄関から真っ直ぐ伸びている廊下の左右と突き当たりにドアが一つづつ付いていた。

廊下の突き当たりの部屋はリビングになっていておそらくファミリー向けのリビング位の大きさだと思う。


とにかく、若い男が1人で住める部屋ではないのだ。


私がポカーンとしてリビングを眺めていた姿に気づいた君島君がへらっと笑いながら言った。


「青葉さんが考えてる事だいたい想像つくよ。何も知らないで見せられたらどこのお坊ちゃんかと思うよね。

俺 そんなんじゃないんだ。ここは、俺の叔父さん家族が海外に転勤で数年留守にするからその間の管理、お留守番約なの。
お陰で、家賃はタダだし、生活費だけでいいから助かってるんだけどね。」


ニコッと笑顔付きで説明してくれる。
ほー、それはなんてラッキーな。羨ましいです。


「だからね。お試しの間の食費や諸々は迷惑料として俺がだすよ」


「そんなっ、そんなに甘えるつもりは....」


「でも、準備に青葉さんにもお金使わせちゃったでしょ?」


君島君の心遣いに驚く。
そんな事にまで気付いてくれるなんて。
実際、独り暮らしで 初任給も未だな身としては君島君の申し出はとても有りがたく。
 申し訳ないと思いつつも甘えさせてもらうことにした。


「じゃ、早速 青葉さんの部屋に案内するよ」


そう言うと君島君はリビングに入ってきたドアとは違うドアの前にたった。


「ここが、青葉さんの部屋だよ。ベッドと一人ようの冷蔵専用の冷蔵庫があるから使って」


そう告げながら君島君がドアを開ける。中は、白い壁にドアと反対側には窓、窓の右側には薄い色の木目のシングルベッドがあり 反対の壁はベッドと似たテイストの木目のクローゼットになっていた。とても落ち着いたいい部屋だ。


「荷物を置いたらリビングに来て。夕飯にしながら今後についてはなしだいから。」


と言う君島君に頷き別れた。
私の部屋。この部屋だけて8畳くらいあるんじゃないかな。はぁ、凄い贅沢だよ。


荷物をベッドの脇に置くとリビングへと戻ることにした。
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