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同居に向けて
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「どうかな?青葉さん?」
君島君の声でトラップに片足突っ込んでいた自分と誤解させた君島君への脳内お説教中だった私は現実に引き戻された。
「君島君、私には同居は無理です。」
「はぁー、ヤッパリ野郎とは同居でも嫌だよね。」
「いや、そういう問題では...
どちらかというと、周りが怖いし。畏れ多いといいますか...」
「ん?」
君島君、ん?って あなた空気読めない人?女の子と2人だと好意が云々いってたくせに同居なんてどうなるか分からないとでも?!
「青葉さん。とりあえず聞かせて ただ俺と同居だけを考えたら無理?」
君島君と同居。それだけを考えれば やってみたい。
「まあ、君島君と同居は無理って訳では...」
ぱっと顔を明らめた君島君。
でも、現実それだけで決められないしね。
「じゃあ、とりあえず1週間だけ試してみようよ!それで駄目なら俺も諦めるから。本当に困ってるんだ。こんなこと頼めるのマジで現状 青葉さんしかいないんだ!」
君島君に両手を合わせて拝まれれば断りずらい。
それに、1週間だけと思えば楽しめそうで誘惑にあらがえなかった。
だって、君島君と同居だよ。
プライベートの君島君を拝めるなんで断れないよ。
誘惑に勝てず1週間の同居を了承してしまった私。
「ありがとう!じゃ、早速今晩から宜しくね。とりあえず、連絡先の交換しょうか。」
爽やかに連絡先を聞いてくる君島君の勢いに乗ってそのまま連絡先の交換を済ませた。
颯爽と私に背を向け去っていく君島君の後ろ姿を見送りながら私は深いため息をつくのだった。
「私、大丈夫かな?」
もう、了解したんだ。
とにかく1週間 頑張れば断っても君島君も納得してくれるはず。
ここは、乗り切るしかない!!
私は、決意を固めた。
会社を退勤していったん自宅に戻ると1週間分の着替えやら準備していて気が付いた。
シェアってことは、部屋以外は共用だよね。君島君のあれやこれを知れる替わりに私のあれやこれも...
あぁ、見せられないよ!
グウタラできないし。気が休まらない。私の本性を知った君島君に逆に同居のお断りされる可能性もあるってことよね。
やっぱり、断れるものならお試しもお断りしたいよー。
あぁ、共有スペースで会ってもいいように部屋着や普段着 買わないと見せられるものがない。下着類は、持ち帰ってから洗おう。
慌てて駅ビルでもろもろ買い込んで君島君の最寄り駅での待ち合わせに備えた。
待ち合わせ時間のギリギリに駆け込んだので そこにはもう君島君が待っていた。
「ごめんね。待たせちゃて」
じーと、私を見る君島君。
え、何?視線が気になって自分の姿を見下ろす。
旅行鞄とパーカー、ジーパン姿の私。
君島君は、口端を少しあげてニコッと笑むと
「青葉さん、安心した。ヒラヒラした可愛い格好でこられたら同居の提案お断りさせてもらおうと思ってたんだよね」
はあ?
ああ、そういうことですか。
私が女を出してきたらアウトだったんですね。
もてる君島君だから 許しますけど、そう何度も試されたら面白くないです。
「君島君、この話しはそっちからの提案で 私は1度断ってるんですよ。
試したくなる気持ちも警戒心も分からなくはないですが これっきりにしてください。そうでないと、お試しもお断りします」
目を見開いて聞いていた君島君もワタシの怒りが伝わったようで コクコクと頷いてくれた。
「悪い、青葉さんの言うとおりだね。もうしないよ。ほんと、ごめんな。」
眉尻を下げて素直に謝れると可愛くて許せちゃう。
私ってチョロいな(笑)
君島君は、私の旅行鞄をもって家に向かいだした。
君島君の声でトラップに片足突っ込んでいた自分と誤解させた君島君への脳内お説教中だった私は現実に引き戻された。
「君島君、私には同居は無理です。」
「はぁー、ヤッパリ野郎とは同居でも嫌だよね。」
「いや、そういう問題では...
どちらかというと、周りが怖いし。畏れ多いといいますか...」
「ん?」
君島君、ん?って あなた空気読めない人?女の子と2人だと好意が云々いってたくせに同居なんてどうなるか分からないとでも?!
「青葉さん。とりあえず聞かせて ただ俺と同居だけを考えたら無理?」
君島君と同居。それだけを考えれば やってみたい。
「まあ、君島君と同居は無理って訳では...」
ぱっと顔を明らめた君島君。
でも、現実それだけで決められないしね。
「じゃあ、とりあえず1週間だけ試してみようよ!それで駄目なら俺も諦めるから。本当に困ってるんだ。こんなこと頼めるのマジで現状 青葉さんしかいないんだ!」
君島君に両手を合わせて拝まれれば断りずらい。
それに、1週間だけと思えば楽しめそうで誘惑にあらがえなかった。
だって、君島君と同居だよ。
プライベートの君島君を拝めるなんで断れないよ。
誘惑に勝てず1週間の同居を了承してしまった私。
「ありがとう!じゃ、早速今晩から宜しくね。とりあえず、連絡先の交換しょうか。」
爽やかに連絡先を聞いてくる君島君の勢いに乗ってそのまま連絡先の交換を済ませた。
颯爽と私に背を向け去っていく君島君の後ろ姿を見送りながら私は深いため息をつくのだった。
「私、大丈夫かな?」
もう、了解したんだ。
とにかく1週間 頑張れば断っても君島君も納得してくれるはず。
ここは、乗り切るしかない!!
私は、決意を固めた。
会社を退勤していったん自宅に戻ると1週間分の着替えやら準備していて気が付いた。
シェアってことは、部屋以外は共用だよね。君島君のあれやこれを知れる替わりに私のあれやこれも...
あぁ、見せられないよ!
グウタラできないし。気が休まらない。私の本性を知った君島君に逆に同居のお断りされる可能性もあるってことよね。
やっぱり、断れるものならお試しもお断りしたいよー。
あぁ、共有スペースで会ってもいいように部屋着や普段着 買わないと見せられるものがない。下着類は、持ち帰ってから洗おう。
慌てて駅ビルでもろもろ買い込んで君島君の最寄り駅での待ち合わせに備えた。
待ち合わせ時間のギリギリに駆け込んだので そこにはもう君島君が待っていた。
「ごめんね。待たせちゃて」
じーと、私を見る君島君。
え、何?視線が気になって自分の姿を見下ろす。
旅行鞄とパーカー、ジーパン姿の私。
君島君は、口端を少しあげてニコッと笑むと
「青葉さん、安心した。ヒラヒラした可愛い格好でこられたら同居の提案お断りさせてもらおうと思ってたんだよね」
はあ?
ああ、そういうことですか。
私が女を出してきたらアウトだったんですね。
もてる君島君だから 許しますけど、そう何度も試されたら面白くないです。
「君島君、この話しはそっちからの提案で 私は1度断ってるんですよ。
試したくなる気持ちも警戒心も分からなくはないですが これっきりにしてください。そうでないと、お試しもお断りします」
目を見開いて聞いていた君島君もワタシの怒りが伝わったようで コクコクと頷いてくれた。
「悪い、青葉さんの言うとおりだね。もうしないよ。ほんと、ごめんな。」
眉尻を下げて素直に謝れると可愛くて許せちゃう。
私ってチョロいな(笑)
君島君は、私の旅行鞄をもって家に向かいだした。
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