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Ⅰ-71 第4迷宮攻略 前編
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■第4迷宮南の湿原
緑の堅鱗団が去った北西と逆から島へ上陸するために、エアボートを一旦南に走らせてから東の陸地を目指すことにした。エアボートの騒音を抑えて、ゆっくりと進んでいく。湿地帯の魔獣たちは飛び掛ってくる獣はジャガーぐらいなので、スピードが遅くても襲われる危険を感じることは無かった。
だが、東側の陸地にはミーシャ先生が昨日掃討したはずのラプトル君が復活していた。こいつらは東に伸びている陸地の奥から現れてくるようだ。50口径のライフルで始末するのが良いが、サプレッサー付きでも発射音がかなり大きいから、緑の旅団に気づかれる可能性がある。小口径の連射で何とかするしかないだろう。
「ミーシャ、ボートをラプトルの側に近づけるから、アサルトライフルで頭を狙ってくれ」
「承知した、任せてくれ」
「サリナは!?」
「お前の出番はもう少し先だ待ってろ」
「・・・」
明らかに不満のようだが、炎を使うのはまだ早いだろう。ミーシャはアサルとライフで確実に頭を・・・・、いや、目を狙ってくれたようだ。5.56mm弾でも一撃でラプトルを倒してくれた。エアボートを陸地の周りでしばらく走らせながら脅威になるラプトルを排除していく。安全が確保できたと判断できたところで、エアボートを陸地に乗り上げて、陸地へ一旦上陸する。見えないラプトルを警戒しながら地面に隠れているトカゲとワニをアサルトライフルでしとめていく。300メートルほど陸地を歩いた後に、池の畔からジェットボートに乗り換えた。
岸からボートを押し出して乗り込んだ俺は、昨日よりもかなり速いスピードで島へ向かう。破裂音が気になるため手榴弾を使わないつもりだから、水中からの攻撃を防ぐことが出来ない。ジェットボートのスピードを活かして一気に突破するのが狙いだ。多少荒っぽい接岸になるが、ボートが破損しても仕方ないと思っている。代わりのボートは沢山あるのだ。
「椅子か支柱に掴まっておけよ、このまま岸に乗り上げるからな!」
インカム越しに怒鳴って、サリナ達の返事を待たずにボートで島へ突っ込んだ。浅瀬にぶつかった船底から激しい衝撃が伝わってきて、ハンドルを持つ俺も椅子から跳ね上がったが、ボートは予定通りに岸まで乗り上げてくれた。
後ろの二人を見ると、サリナは青い顔をしていたが、ミーシャは既に辺りの警戒を始めてくれていた。
俺も船の周りにいるワニの頭を狙ってアサルトライフルで連射していく。サプレッサーに抑えられた空気が抜けるような発射音が連続する。このぐらいの音なら、旅団がいる場所までは届かないはずだ。安全が確認できるまで掃討して、ジェットボートから飛び降りた。ミーシャが続き、サリナに手を貸して降ろしてやった。
迷宮の壁にアルミ製のハシゴを掛けて登っていく、壁の中は昨日と同じだった。うねるヘビ達が床で重なり合っている。降りる前に出来る限り排除しておく必要がある。ミーシャに続いて登ってきたちびっ娘に活躍してもらう時だろう。
「サリナ、お前が頑張る時が来たぞ。下のヘビを炎のロッドで全部焼いてくれ」
「やったー!もう、炎でいいの♪ 任せて、全部焼けるから!」
サリナは土壁の上でピョンピョンと喜びのダンスを踊った後に、腰のポーチに刺してある炎のロッドを手にとって、迷宮の底へ向けて叫んだ。
「ふぁいあ!!」
ロッドの先から火炎の風が下に向かって迸った。風の強さがかなり強い。下まで届いた熱風が行き場を失って上まで跳ね上がってくる。
「サリナ、風が強すぎだ!俺たちも焼くつもりか!」
「そうかな? 前と同じはずなのに?」
ぶつぶつ言いながらも風の力を抑えたようだ、床に届いて跳ね返るぐらいの火炎になってうねるヘビどもを焼いていく。火を出したまま土壁の上をゆっくりと歩き出した。サリナが半周ぐらいしたところで、全部カリカリになったようだ。筒状になっている迷宮から香ばしい香りが漂ってきた。これだけの火力をだしたのなら、迷宮の底はかなりの温度になっているはずだ。今度は少し冷ましてもらおう。
「サリナ、下の焼けた蛇に少し水を掛けておけ、少しだぞ!」
「おーたーね。任せて!」
すぐに水のロッドに持ち替えて、下に向かって叫んだ。
「おーたー!」
ロッドの先から放水が始まった、だがこれも水の勢いが強すぎる。
「サリナ、勢いが強すぎるぞ!少し風の力を抑えろ!」
「おかしーなぁ? 何でだろう?」
どうやら、本人が思っているより風の強さが強くなっているようだ、練習の成果が出ているのは良いことだが、加減を間違えればお宝ごと燃やしてしまうかもしれない。魔法を強化するだけでなく、加減を覚える練習をさせる必要があるのだろう。それでも、勢いの弱くなったサリナの放水で床一面に水を掛けてもらってから縄梯子を下に垂らした。梯子が底まで完全に届いたので、深さは30メートル弱という事になる。土壁の上にハーケンを4本打ち込んで、縄梯子が動かない様に固定して、俺が先に降りることにした。ミーシャとサリナには上から援護してもらう。
梯子を降りていくに連れて、焼かれた蛇の匂いが強くなって来た。たどり着いた床にはサリナの撒いた水はほとんど残っていなかったが、炭となったヘビが折り重なっていた。サリナの炎は火力が強いようだ、5メートル以上ある蛇の体表はほとんど焼け焦げている。
足元には動くヤツはいないが、周りには開口部の穴があるので、二人が降りてくるまで、アサルトライフルを構えたままグルグルと迷宮の中央部で回りながら警戒を続けた。見えている穴は大人がようやく立てるぐらいの高さで幅も1メートル程しかないが、奥は暗くなっていて何も見えなかった。だが、いくつかの穴の奥からニョロニョロと出てこようとするヤツがいるので、短い連射で胴体を切り裂いていく。焼かれた屍骸を乗り越えてくる奴らはどんどん増えてきた。ようやく降りてきたちびっ娘に焼いてもらうことにしよう。
「サリナ、10メートルぐらいの炎を出して、穴の奥を焼いてくれ、出しすぎるなよ!」
「わかった! 10メートルね。 ふぁいあ!」
ロッドから抑えられた炎が走った。サリナはやれば出来る子だ。勢いが抑えられたとはいえ、十分な火炎放射で穴の入り口付近を一つずつ焼いていくと、ミーシャも参戦してくれて、穴の中も見える範囲に動くものは無くなった。
大きな井戸の底にいる俺たちには7つの入り口が待っていた。見た目の違いはほとんど無かったから、一つずつ潰して行くしかない。俺は赤いケミカルライトを入り口において、一番近そうな穴から確認していくことにした。
緑の堅鱗団が去った北西と逆から島へ上陸するために、エアボートを一旦南に走らせてから東の陸地を目指すことにした。エアボートの騒音を抑えて、ゆっくりと進んでいく。湿地帯の魔獣たちは飛び掛ってくる獣はジャガーぐらいなので、スピードが遅くても襲われる危険を感じることは無かった。
だが、東側の陸地にはミーシャ先生が昨日掃討したはずのラプトル君が復活していた。こいつらは東に伸びている陸地の奥から現れてくるようだ。50口径のライフルで始末するのが良いが、サプレッサー付きでも発射音がかなり大きいから、緑の旅団に気づかれる可能性がある。小口径の連射で何とかするしかないだろう。
「ミーシャ、ボートをラプトルの側に近づけるから、アサルトライフルで頭を狙ってくれ」
「承知した、任せてくれ」
「サリナは!?」
「お前の出番はもう少し先だ待ってろ」
「・・・」
明らかに不満のようだが、炎を使うのはまだ早いだろう。ミーシャはアサルとライフで確実に頭を・・・・、いや、目を狙ってくれたようだ。5.56mm弾でも一撃でラプトルを倒してくれた。エアボートを陸地の周りでしばらく走らせながら脅威になるラプトルを排除していく。安全が確保できたと判断できたところで、エアボートを陸地に乗り上げて、陸地へ一旦上陸する。見えないラプトルを警戒しながら地面に隠れているトカゲとワニをアサルトライフルでしとめていく。300メートルほど陸地を歩いた後に、池の畔からジェットボートに乗り換えた。
岸からボートを押し出して乗り込んだ俺は、昨日よりもかなり速いスピードで島へ向かう。破裂音が気になるため手榴弾を使わないつもりだから、水中からの攻撃を防ぐことが出来ない。ジェットボートのスピードを活かして一気に突破するのが狙いだ。多少荒っぽい接岸になるが、ボートが破損しても仕方ないと思っている。代わりのボートは沢山あるのだ。
「椅子か支柱に掴まっておけよ、このまま岸に乗り上げるからな!」
インカム越しに怒鳴って、サリナ達の返事を待たずにボートで島へ突っ込んだ。浅瀬にぶつかった船底から激しい衝撃が伝わってきて、ハンドルを持つ俺も椅子から跳ね上がったが、ボートは予定通りに岸まで乗り上げてくれた。
後ろの二人を見ると、サリナは青い顔をしていたが、ミーシャは既に辺りの警戒を始めてくれていた。
俺も船の周りにいるワニの頭を狙ってアサルトライフルで連射していく。サプレッサーに抑えられた空気が抜けるような発射音が連続する。このぐらいの音なら、旅団がいる場所までは届かないはずだ。安全が確認できるまで掃討して、ジェットボートから飛び降りた。ミーシャが続き、サリナに手を貸して降ろしてやった。
迷宮の壁にアルミ製のハシゴを掛けて登っていく、壁の中は昨日と同じだった。うねるヘビ達が床で重なり合っている。降りる前に出来る限り排除しておく必要がある。ミーシャに続いて登ってきたちびっ娘に活躍してもらう時だろう。
「サリナ、お前が頑張る時が来たぞ。下のヘビを炎のロッドで全部焼いてくれ」
「やったー!もう、炎でいいの♪ 任せて、全部焼けるから!」
サリナは土壁の上でピョンピョンと喜びのダンスを踊った後に、腰のポーチに刺してある炎のロッドを手にとって、迷宮の底へ向けて叫んだ。
「ふぁいあ!!」
ロッドの先から火炎の風が下に向かって迸った。風の強さがかなり強い。下まで届いた熱風が行き場を失って上まで跳ね上がってくる。
「サリナ、風が強すぎだ!俺たちも焼くつもりか!」
「そうかな? 前と同じはずなのに?」
ぶつぶつ言いながらも風の力を抑えたようだ、床に届いて跳ね返るぐらいの火炎になってうねるヘビどもを焼いていく。火を出したまま土壁の上をゆっくりと歩き出した。サリナが半周ぐらいしたところで、全部カリカリになったようだ。筒状になっている迷宮から香ばしい香りが漂ってきた。これだけの火力をだしたのなら、迷宮の底はかなりの温度になっているはずだ。今度は少し冷ましてもらおう。
「サリナ、下の焼けた蛇に少し水を掛けておけ、少しだぞ!」
「おーたーね。任せて!」
すぐに水のロッドに持ち替えて、下に向かって叫んだ。
「おーたー!」
ロッドの先から放水が始まった、だがこれも水の勢いが強すぎる。
「サリナ、勢いが強すぎるぞ!少し風の力を抑えろ!」
「おかしーなぁ? 何でだろう?」
どうやら、本人が思っているより風の強さが強くなっているようだ、練習の成果が出ているのは良いことだが、加減を間違えればお宝ごと燃やしてしまうかもしれない。魔法を強化するだけでなく、加減を覚える練習をさせる必要があるのだろう。それでも、勢いの弱くなったサリナの放水で床一面に水を掛けてもらってから縄梯子を下に垂らした。梯子が底まで完全に届いたので、深さは30メートル弱という事になる。土壁の上にハーケンを4本打ち込んで、縄梯子が動かない様に固定して、俺が先に降りることにした。ミーシャとサリナには上から援護してもらう。
梯子を降りていくに連れて、焼かれた蛇の匂いが強くなって来た。たどり着いた床にはサリナの撒いた水はほとんど残っていなかったが、炭となったヘビが折り重なっていた。サリナの炎は火力が強いようだ、5メートル以上ある蛇の体表はほとんど焼け焦げている。
足元には動くヤツはいないが、周りには開口部の穴があるので、二人が降りてくるまで、アサルトライフルを構えたままグルグルと迷宮の中央部で回りながら警戒を続けた。見えている穴は大人がようやく立てるぐらいの高さで幅も1メートル程しかないが、奥は暗くなっていて何も見えなかった。だが、いくつかの穴の奥からニョロニョロと出てこようとするヤツがいるので、短い連射で胴体を切り裂いていく。焼かれた屍骸を乗り越えてくる奴らはどんどん増えてきた。ようやく降りてきたちびっ娘に焼いてもらうことにしよう。
「サリナ、10メートルぐらいの炎を出して、穴の奥を焼いてくれ、出しすぎるなよ!」
「わかった! 10メートルね。 ふぁいあ!」
ロッドから抑えられた炎が走った。サリナはやれば出来る子だ。勢いが抑えられたとはいえ、十分な火炎放射で穴の入り口付近を一つずつ焼いていくと、ミーシャも参戦してくれて、穴の中も見える範囲に動くものは無くなった。
大きな井戸の底にいる俺たちには7つの入り口が待っていた。見た目の違いはほとんど無かったから、一つずつ潰して行くしかない。俺は赤いケミカルライトを入り口において、一番近そうな穴から確認していくことにした。
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