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《湖の章》
ある湖畔の森の異変③
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青と梓に和泉の湖畔の森への調査を依頼したその日に、碧は和泉へ調査に向かうことを連絡しました。
大きな水鏡に向かい湖の神殿の水鏡に呼び掛けました。
「和泉、いますか?」
「なあに姉様」
「明日には森の異変の調査に向かいますからよろしくね」
「さすが、姉様。どなたが観えるのですか?」
『青と梓さんですよ」
「あ、あの方々ですか」
「何か不服でもありますか」
「いえ、そんな事ありませんわ。あの方々が優秀なのは皆様、知って見えますもの」
「それなら良いのですが」
妹の和泉の物言いに少し含むところがある様に思ったのですが、上手く躱されてしまいましたが、ここからが重要な事なので話を続ける事にしました。
「和泉、まだ森の異変は続いていますか?」
「ええ姉様、続いているわ。狩人が必要以上に動物を狩り立ててるわね」
「そうなのね。…今度の調査次第では神にお伺いを立てなければならないわ」
「え、狩人達が悪い訳ではないのよ……。必要な事かもわからないし……」
和泉の言い分もわかる事なのですが、碧は以前の漁村の事があるので楽観視出来ないのです。漁村の事を和泉に話してこれから調査に入ったら狩人を注視して貰おうと思いました。
「和泉、以前私の領域の漁村で役人が不正をして民を虐げていたのです。必要以上に税とし魚介を納めさせていたのです。その結果、民達は痩せ細っていました。その話を青と梓さんに聞いてすぐに調査を依頼して不正が判明したのです」
「そんな事があったのですか?……それでは狩人達も同じ様な事になっていると?………」
「ええ、だからこそ、青達に調査を急いで貰う事にしました。…和泉も青達に協力して下さい」
「はい、わかりましたわ、姉様」
碧は和泉に必要だと思う事を話し、狩人達の行動の注視と青達に協力する事をお願いして水鏡での通信を切りました。
和泉は碧との会話で、とても悪い事が自分の領域で起きていると感じました。直ぐに水鏡で水辺を観察し始めました。そこでは動物達が喉を潤すために水を飲んでいました。そこに狩人が現れました。狩人はすでに獲物を十分狩っていましたが、まだ動物・鹿を狙っているのです。和泉は『ダメ!』と水鏡に向かった叫びましたが狩人から弓矢が放たれ、鹿に命中してしまいました。鹿はその場で倒れ、絶命しました。それを見た和泉は水鏡から眼を逸らしました。
「なぜ、獲物は沢山あるではないか?……もう十分ではないか。……姉様の言っていた事が現実になっているわ。どうしたらいいの?……そうだわ、青様と梓様に連絡をしてみましょう!」
和泉は青と梓に今行われた事を連絡して、すぐにでも調査してくれる様に頼もうと思って、水鏡に向かって青に連絡しました。
「青様、湖の和泉です。今、どの辺りにみえますか?」
「あら和泉、お元気!今貴方の領域に入ったところよ」
「そうですか。急いで頂きありがとうございます。……すみません、その、ついさっきなのですが、狩人が私の森の鹿を殺しました。……それも、沢山の獲物を確保していたにもかかわらずです。……どうしたらよいでしょう?私は……今、起こった事が信じられなくて……」
和泉は青に話していたら、狩人が鹿を弓矢で殺された時の事を思い出してしまい、心が乱れて、自分が何を話しているのかわからなくなってきました。
「和泉さん、大丈夫ですか?今から湖の神殿に向かいますから着いたら話をして下さいね」
「はい、青様。お待ちしています」
「うん、すぐ行くからね。待ってて」
暫くすると、水鏡から梓の声で『今、神殿の上にいます。すぐ伺います』と連絡が来ました。和泉も『お待ちしておりました』と返事をしました。
「お待ちしておりました。青様、梓様」
「遅くなって御免なさいね、和泉さん」
「和泉様、大丈夫ですか?」
青も梓も先ほどの和泉が落ち着きの無い焦った様な声に違和感を感じていたので、早速、話を聞く事にしました。
「お気遣い、ありがとうございます。青様、梓様。私は大丈夫です。先程は取り乱して申し訳ありませんでした」
「本当に大丈夫なの?和泉さん」
「はい。大丈夫ですので、話を聞いてください。お願いします!」
「では、和泉様、本日はどうされたのですか?何か不測の事態でも……」
「そうなんです!狩人が私の森の鹿を……」
「和泉さん、鹿をどうしたの?」
「う、う、申し訳ありません。鹿を弓矢で殺したのです。…もうすでに沢山の獲物を確保していたのにです……」
「和泉様、それは悲しかったですね」
「和泉さん、碧が言っていたのだけど、やっぱり何か狩人達に有ったのかもね」
「はい、私も姉様に聞いて青様と梓様が調査に来て頂けると聞いたものですから、前情報をと思い水鏡で狩人を覗いていたら鹿を弓矢で殺す所を見てしまったのです。お願いです、これ以上この森の動物を殺されたくないのです。守りたいのです。お力をお貸し下さい」
「わかったわ、和泉さん。狩人達から森の動物を守りましょう」
「ええ、そうですね、和泉さん。まず初めに狩人達を見張ってみましょう」
「はい、お願いします」
こうして青と梓は湖の湖畔の森を調査する事になりました。まずは狩人達達から調査する事にしました。
大きな水鏡に向かい湖の神殿の水鏡に呼び掛けました。
「和泉、いますか?」
「なあに姉様」
「明日には森の異変の調査に向かいますからよろしくね」
「さすが、姉様。どなたが観えるのですか?」
『青と梓さんですよ」
「あ、あの方々ですか」
「何か不服でもありますか」
「いえ、そんな事ありませんわ。あの方々が優秀なのは皆様、知って見えますもの」
「それなら良いのですが」
妹の和泉の物言いに少し含むところがある様に思ったのですが、上手く躱されてしまいましたが、ここからが重要な事なので話を続ける事にしました。
「和泉、まだ森の異変は続いていますか?」
「ええ姉様、続いているわ。狩人が必要以上に動物を狩り立ててるわね」
「そうなのね。…今度の調査次第では神にお伺いを立てなければならないわ」
「え、狩人達が悪い訳ではないのよ……。必要な事かもわからないし……」
和泉の言い分もわかる事なのですが、碧は以前の漁村の事があるので楽観視出来ないのです。漁村の事を和泉に話してこれから調査に入ったら狩人を注視して貰おうと思いました。
「和泉、以前私の領域の漁村で役人が不正をして民を虐げていたのです。必要以上に税とし魚介を納めさせていたのです。その結果、民達は痩せ細っていました。その話を青と梓さんに聞いてすぐに調査を依頼して不正が判明したのです」
「そんな事があったのですか?……それでは狩人達も同じ様な事になっていると?………」
「ええ、だからこそ、青達に調査を急いで貰う事にしました。…和泉も青達に協力して下さい」
「はい、わかりましたわ、姉様」
碧は和泉に必要だと思う事を話し、狩人達の行動の注視と青達に協力する事をお願いして水鏡での通信を切りました。
和泉は碧との会話で、とても悪い事が自分の領域で起きていると感じました。直ぐに水鏡で水辺を観察し始めました。そこでは動物達が喉を潤すために水を飲んでいました。そこに狩人が現れました。狩人はすでに獲物を十分狩っていましたが、まだ動物・鹿を狙っているのです。和泉は『ダメ!』と水鏡に向かった叫びましたが狩人から弓矢が放たれ、鹿に命中してしまいました。鹿はその場で倒れ、絶命しました。それを見た和泉は水鏡から眼を逸らしました。
「なぜ、獲物は沢山あるではないか?……もう十分ではないか。……姉様の言っていた事が現実になっているわ。どうしたらいいの?……そうだわ、青様と梓様に連絡をしてみましょう!」
和泉は青と梓に今行われた事を連絡して、すぐにでも調査してくれる様に頼もうと思って、水鏡に向かって青に連絡しました。
「青様、湖の和泉です。今、どの辺りにみえますか?」
「あら和泉、お元気!今貴方の領域に入ったところよ」
「そうですか。急いで頂きありがとうございます。……すみません、その、ついさっきなのですが、狩人が私の森の鹿を殺しました。……それも、沢山の獲物を確保していたにもかかわらずです。……どうしたらよいでしょう?私は……今、起こった事が信じられなくて……」
和泉は青に話していたら、狩人が鹿を弓矢で殺された時の事を思い出してしまい、心が乱れて、自分が何を話しているのかわからなくなってきました。
「和泉さん、大丈夫ですか?今から湖の神殿に向かいますから着いたら話をして下さいね」
「はい、青様。お待ちしています」
「うん、すぐ行くからね。待ってて」
暫くすると、水鏡から梓の声で『今、神殿の上にいます。すぐ伺います』と連絡が来ました。和泉も『お待ちしておりました』と返事をしました。
「お待ちしておりました。青様、梓様」
「遅くなって御免なさいね、和泉さん」
「和泉様、大丈夫ですか?」
青も梓も先ほどの和泉が落ち着きの無い焦った様な声に違和感を感じていたので、早速、話を聞く事にしました。
「お気遣い、ありがとうございます。青様、梓様。私は大丈夫です。先程は取り乱して申し訳ありませんでした」
「本当に大丈夫なの?和泉さん」
「はい。大丈夫ですので、話を聞いてください。お願いします!」
「では、和泉様、本日はどうされたのですか?何か不測の事態でも……」
「そうなんです!狩人が私の森の鹿を……」
「和泉さん、鹿をどうしたの?」
「う、う、申し訳ありません。鹿を弓矢で殺したのです。…もうすでに沢山の獲物を確保していたのにです……」
「和泉様、それは悲しかったですね」
「和泉さん、碧が言っていたのだけど、やっぱり何か狩人達に有ったのかもね」
「はい、私も姉様に聞いて青様と梓様が調査に来て頂けると聞いたものですから、前情報をと思い水鏡で狩人を覗いていたら鹿を弓矢で殺す所を見てしまったのです。お願いです、これ以上この森の動物を殺されたくないのです。守りたいのです。お力をお貸し下さい」
「わかったわ、和泉さん。狩人達から森の動物を守りましょう」
「ええ、そうですね、和泉さん。まず初めに狩人達を見張ってみましょう」
「はい、お願いします」
こうして青と梓は湖の湖畔の森を調査する事になりました。まずは狩人達達から調査する事にしました。
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