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《湖の章》
【幕間】青と梓の休暇の過ごし方②
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青の希望した工房を後にして、今度は梓が希望した狩人達の薬草園を見に行く事にしました。こちらは狩人達に見つからない様に用心して行かなければならないので、空の雲に乗って行く事にしました。
神殿の麓まで歩いて向かい、そこから雲に乗り薬草園に向かいました。
「さてどうなっているのか」
「どうなっていると思うの、梓?」
「そうですね。まだ日も経っていませんし、薬草を植える場所を準備しているのじゃあありませんかね」
「まあ、そこまで出来ていたら及第点よね」
「……姉さんはどう思いますか?」
「そうね、私はまだ薬草園の枠組を作ってっるってとこかな」
「姉さん、…もし姉さんが思っていた通りなら碧様に頼んで神託を出して貰ってもいいかな?」
「まあ私の予想通りなら仕方ないわね」
「ええ、早くしないと神罰不履行になってしまう…」
「そうね。折角、和泉さんが神罰を狩人達に良い様にしてくれたんだものね」
「そうなんです。だから和泉様の気遣いを無駄にしたく無いのです」
「ああ、見えてきたわね、梓」
青と梓が狩人達の神罰について話をしている間に、薬草園候補地に着いていました。よく見ると狩人達10人程が、柵を作っていました。また柵の内側では薬草の種を撒いている者もいました。
「ああ、良かった!」
「そうね。懸念材料がなくなって良かったわね、梓」
「ええ、姉さん。ここまで進んでいるなら不履行には当たりません」
「じゃあ今日はこの辺りで和泉さんの所に帰りましょうか」
「そうですね。和泉様にこの事をお知らせすれば、喜ばれるでしょう」
「そうね。じゃあ行きましょう、梓」
狩人達の薬草園を見て安堵した青と梓は湖の神殿に向かいました。そして今の状況を和泉と碧に報告する事にしました。
「和泉さん、ただいま」
「まあ、青様、梓様、お帰りなさい」
「ただいま戻りました。和泉様」
「和泉さん、ハイこれ」
「え、何ですか?」
「和泉さんに似合うと思って、髪飾りよ」
「まあ、有難うございます」
青に差し出された袋を受け取った和泉は、パーと笑顔になりお礼を言いました。梓はその光景を見て(いつの間に買ったんだ?)と不思議に思いました。そです、工房では一緒に髪飾りを見ていて代金の支払いは梓が行っていました。その目を少し離した時に青は隣の工房に行って、和泉に似合いそうな髪飾りを買っていたのです。
「これ、頂いても宜しいのですか?」
「いいの、いいの、受け取って頂戴な、和泉さん」
「こんなにキレイな百合の花の髪飾り、見た事ありませんわ」
「それね、碧とお揃いよ。百合の花が、って事だけど」
「そんな、姉様とお揃いなんて。有難うございます。青様」
「あとね、狩人達の薬草園を見て来たのよ」
「重ね重ね、ありがとうございます」
「梓、和泉さんに話してあげて」
「和泉様、狩人達の薬草園ですが概ね順調に作られておりましたよ」
「そうですか。良かったです。お二人のお陰です」
「そんな事ありませんよ。和泉様」
「そうよ和泉さん」
「でもお二人が調査されたからですもの」
「でも狩人達の罰を考えたのは和泉さんよ」
「そうですよ。狩人達は喜んで作業をしてました。自信を持って下さい、和泉様」
「そうそう、和泉さんは#謙遜__けんそん__#しすぎよ」
「そうでしょうか?」
「そうですよ。悪徳商人はいなくなりましたし、狩人達は自分達で薬草を育てる事になり、森の動物達も安全に暮らせる様になったのですから」
「そう言われれば、そうですね。これからも頑張って見守っていきます」
「そうよそのいきよ、和泉さん!」
こうして青と梓の休暇は湖の湖畔の森と神殿の麓の街での買い物、湖の神殿内にある図書室に通う事で穏やかに過ぎて行きました。
神殿の麓まで歩いて向かい、そこから雲に乗り薬草園に向かいました。
「さてどうなっているのか」
「どうなっていると思うの、梓?」
「そうですね。まだ日も経っていませんし、薬草を植える場所を準備しているのじゃあありませんかね」
「まあ、そこまで出来ていたら及第点よね」
「……姉さんはどう思いますか?」
「そうね、私はまだ薬草園の枠組を作ってっるってとこかな」
「姉さん、…もし姉さんが思っていた通りなら碧様に頼んで神託を出して貰ってもいいかな?」
「まあ私の予想通りなら仕方ないわね」
「ええ、早くしないと神罰不履行になってしまう…」
「そうね。折角、和泉さんが神罰を狩人達に良い様にしてくれたんだものね」
「そうなんです。だから和泉様の気遣いを無駄にしたく無いのです」
「ああ、見えてきたわね、梓」
青と梓が狩人達の神罰について話をしている間に、薬草園候補地に着いていました。よく見ると狩人達10人程が、柵を作っていました。また柵の内側では薬草の種を撒いている者もいました。
「ああ、良かった!」
「そうね。懸念材料がなくなって良かったわね、梓」
「ええ、姉さん。ここまで進んでいるなら不履行には当たりません」
「じゃあ今日はこの辺りで和泉さんの所に帰りましょうか」
「そうですね。和泉様にこの事をお知らせすれば、喜ばれるでしょう」
「そうね。じゃあ行きましょう、梓」
狩人達の薬草園を見て安堵した青と梓は湖の神殿に向かいました。そして今の状況を和泉と碧に報告する事にしました。
「和泉さん、ただいま」
「まあ、青様、梓様、お帰りなさい」
「ただいま戻りました。和泉様」
「和泉さん、ハイこれ」
「え、何ですか?」
「和泉さんに似合うと思って、髪飾りよ」
「まあ、有難うございます」
青に差し出された袋を受け取った和泉は、パーと笑顔になりお礼を言いました。梓はその光景を見て(いつの間に買ったんだ?)と不思議に思いました。そです、工房では一緒に髪飾りを見ていて代金の支払いは梓が行っていました。その目を少し離した時に青は隣の工房に行って、和泉に似合いそうな髪飾りを買っていたのです。
「これ、頂いても宜しいのですか?」
「いいの、いいの、受け取って頂戴な、和泉さん」
「こんなにキレイな百合の花の髪飾り、見た事ありませんわ」
「それね、碧とお揃いよ。百合の花が、って事だけど」
「そんな、姉様とお揃いなんて。有難うございます。青様」
「あとね、狩人達の薬草園を見て来たのよ」
「重ね重ね、ありがとうございます」
「梓、和泉さんに話してあげて」
「和泉様、狩人達の薬草園ですが概ね順調に作られておりましたよ」
「そうですか。良かったです。お二人のお陰です」
「そんな事ありませんよ。和泉様」
「そうよ和泉さん」
「でもお二人が調査されたからですもの」
「でも狩人達の罰を考えたのは和泉さんよ」
「そうですよ。狩人達は喜んで作業をしてました。自信を持って下さい、和泉様」
「そうそう、和泉さんは#謙遜__けんそん__#しすぎよ」
「そうでしょうか?」
「そうですよ。悪徳商人はいなくなりましたし、狩人達は自分達で薬草を育てる事になり、森の動物達も安全に暮らせる様になったのですから」
「そう言われれば、そうですね。これからも頑張って見守っていきます」
「そうよそのいきよ、和泉さん!」
こうして青と梓の休暇は湖の湖畔の森と神殿の麓の街での買い物、湖の神殿内にある図書室に通う事で穏やかに過ぎて行きました。
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