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第8章
第392話 変態令息になりそうな悪役令息④※
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(まだ…かな? うぅ、もうやばいかも……)
結構な時間が経った。僕はテスト勉強で覚えた長~い呪文を頭に思い浮かべて気を逸らせることで、なんとか持ち堪えていた。工夫して舌を動かしたり吸い付いたりして頑張ってはいるものの、彼はなかなかイかず、僕のにしゃぶりついて絶え間なく快感を送ってくる。
それでもしばらくは互角に戦っていたと思う。彼のも大きく育ってきて、僕もイく寸前をキープしていて、どっちが勝ってもおかしくないというかんじだった。
ところが突然、僕のペニスが彼の口から解放された。不思議に思いながらも懸命にフェラを続けていたら、次はお尻の穴にぬめぬめした柔らかい感触が……。
「んぇ!?」
(これって何? 指じゃない…よね。もしかして!?)
ずっちゅずっちゅという激しい水音に、耐えきれない羞恥が襲う。慌てて振り向くと、世の子息子女を虜にする王子様が、僕のお尻に尊い顔をつけて何かしている。やっぱり舌を入れてるっぽい!
「やぁっくらいしゅ……んんぅ…はぁぅ、やめっ、そ…なとこ……きたないぃ」
「汚くない。クリーンの魔法をかけたし、キルナの中はキレイに決まっている。味も…甘くてうまい」
くあああ、なんてことを言うの!? 味とか…絶対言っちゃダメなやつ。予想外の攻撃にふにゃふにゃになった腕は体を支えきれず、いつものようにお尻だけ上げたポーズになってしまう。
「ぁああああもうイった。ぼくのまけらからやめてぇえ」
「まだ精液は出ていないからセーフだぞ?」
「はぁ…はぁ…でて、ない? せーえき…なんで………」
あまりのことに、ペニスを握った手を外すのを忘れていた。出せば負けて勝負は終わるのに、そんなこともわからなくなっていた。
「もう手を放せ。我慢しすぎると体に悪い。好きなだけ出していいから」
「ふぁあああ!!」
放すと同時に、ぐちゅん、と激しく舌を突き入れられ、喘ぎながら果てた。出たものをクライスに舐めとられると、それがまた気持ちいい。太ももの裏側が特に敏感で、つう~っと湿った舌でなぞられるとすぐにイってしまう。ゾクゾクして甘イキを何度も繰り返す僕に、クライスは優しく愛撫を続ける。
「気持ちいいみたいだな」
「ん…はぁ…いいよぉ」
彼に触ってもらえることがうれしい。こうしてお互いの体温を感じながら、愛し合えることがうれしい。快楽に身を委ねていると、だんだん奥が疼いてきた。目の前には反り返った硬いペニスがある。
ーーこれを、挿れてほしい。
僕は夢中で自分の尻たぶを両手で開きながら彼に強請った。
「おく、さみしい……ここに、クライスのちょうだい」
「ぐはっ…キルナ………それは、まだ…無理だ。もう少し拡げないと」
長い指が入れられると、一本だけでもすごい異物感を感じ、締め付けてしまう。
「久しぶりだからきついな。ただ、中は熱くてもうトロトロだ」
「あ…あ゛…ああ………イイ……そこ…んッ」
しこりを撫でられ指一本で僕はもうすっかり蕩け、出しすぎたせいで精液はほとんど透明になって勢いがなくなっていた。
「ふぁああ、また…んくっ」
「ああ、魔力がなくなってきたな。入れてやろう」
魔力が枯渇しそうになると、アナルからクライスの唾液(魔力入り)が流し込まれて補給される。恥ずかしいことのはずなのに、ものすごく気持ちよくて喘ぐ声が止められない。
「あ…そんな…ああ……ああん……」
こんなことしちゃダメだ、と思いながらもお尻を振って悦んでしまう僕は、もうすでに変態令息。クライス以外の人にこの姿を知られたら終わりだな、と思った。
結構な時間が経った。僕はテスト勉強で覚えた長~い呪文を頭に思い浮かべて気を逸らせることで、なんとか持ち堪えていた。工夫して舌を動かしたり吸い付いたりして頑張ってはいるものの、彼はなかなかイかず、僕のにしゃぶりついて絶え間なく快感を送ってくる。
それでもしばらくは互角に戦っていたと思う。彼のも大きく育ってきて、僕もイく寸前をキープしていて、どっちが勝ってもおかしくないというかんじだった。
ところが突然、僕のペニスが彼の口から解放された。不思議に思いながらも懸命にフェラを続けていたら、次はお尻の穴にぬめぬめした柔らかい感触が……。
「んぇ!?」
(これって何? 指じゃない…よね。もしかして!?)
ずっちゅずっちゅという激しい水音に、耐えきれない羞恥が襲う。慌てて振り向くと、世の子息子女を虜にする王子様が、僕のお尻に尊い顔をつけて何かしている。やっぱり舌を入れてるっぽい!
「やぁっくらいしゅ……んんぅ…はぁぅ、やめっ、そ…なとこ……きたないぃ」
「汚くない。クリーンの魔法をかけたし、キルナの中はキレイに決まっている。味も…甘くてうまい」
くあああ、なんてことを言うの!? 味とか…絶対言っちゃダメなやつ。予想外の攻撃にふにゃふにゃになった腕は体を支えきれず、いつものようにお尻だけ上げたポーズになってしまう。
「ぁああああもうイった。ぼくのまけらからやめてぇえ」
「まだ精液は出ていないからセーフだぞ?」
「はぁ…はぁ…でて、ない? せーえき…なんで………」
あまりのことに、ペニスを握った手を外すのを忘れていた。出せば負けて勝負は終わるのに、そんなこともわからなくなっていた。
「もう手を放せ。我慢しすぎると体に悪い。好きなだけ出していいから」
「ふぁあああ!!」
放すと同時に、ぐちゅん、と激しく舌を突き入れられ、喘ぎながら果てた。出たものをクライスに舐めとられると、それがまた気持ちいい。太ももの裏側が特に敏感で、つう~っと湿った舌でなぞられるとすぐにイってしまう。ゾクゾクして甘イキを何度も繰り返す僕に、クライスは優しく愛撫を続ける。
「気持ちいいみたいだな」
「ん…はぁ…いいよぉ」
彼に触ってもらえることがうれしい。こうしてお互いの体温を感じながら、愛し合えることがうれしい。快楽に身を委ねていると、だんだん奥が疼いてきた。目の前には反り返った硬いペニスがある。
ーーこれを、挿れてほしい。
僕は夢中で自分の尻たぶを両手で開きながら彼に強請った。
「おく、さみしい……ここに、クライスのちょうだい」
「ぐはっ…キルナ………それは、まだ…無理だ。もう少し拡げないと」
長い指が入れられると、一本だけでもすごい異物感を感じ、締め付けてしまう。
「久しぶりだからきついな。ただ、中は熱くてもうトロトロだ」
「あ…あ゛…ああ………イイ……そこ…んッ」
しこりを撫でられ指一本で僕はもうすっかり蕩け、出しすぎたせいで精液はほとんど透明になって勢いがなくなっていた。
「ふぁああ、また…んくっ」
「ああ、魔力がなくなってきたな。入れてやろう」
魔力が枯渇しそうになると、アナルからクライスの唾液(魔力入り)が流し込まれて補給される。恥ずかしいことのはずなのに、ものすごく気持ちよくて喘ぐ声が止められない。
「あ…そんな…ああ……ああん……」
こんなことしちゃダメだ、と思いながらもお尻を振って悦んでしまう僕は、もうすでに変態令息。クライス以外の人にこの姿を知られたら終わりだな、と思った。
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