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白衣の天使編
聞かなきゃ良かった 2
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「うわぁー私のバカバカバカバカぁーもーやらかしたぁー」
日勤業務が終わったのは定時を大幅に過ぎた午後七時だった。雛子は誰もいないのをいい事に、休憩室のソファで駄々っ子のように足をじたばたとさせた。
(篠原さんが止めてくれたのに……何で声掛けちゃったんだろ……)
不意に口をついた『誕生日』の言葉に、恭平の顔がすっと冷たくなったのを思い出す。
それ以上その話題に触れるなとばかりに早足で去ってしまった恭平に、謝るタイミングも逃してしまった。
胃がキリキリと痛む。
「……帰ろ」
ここで項垂れていても仕方がない。
雛子はソファから起き上がり、荷物を肩にかけ休憩室のドアを開けようとする。
「うぁっ……と、お疲れ様です」
「あら……まだ残ってたの?」
雛子が開けるよりひと足早く、向こうからドアを開けたのは真理亜だった。
「ちょっと忘れ物しちゃって……取りに来たのよ」
そう言って、真理亜は自分のロッカーから荷物を取り出す。困ったように笑う彼女に、雛子は少しだけ違和感を覚える。
「真理亜さん……何かありました?」
何故か彼女の顔が、泣くのを我慢しているように見えたからだ。
「ちょっとね。何か気が抜けちゃったのかなぁ……」
要領を得ないその返答に、何と返していいか分からず雛子は押し黙る。
「雛子ちゃん、仕事終わったのよね? 一緒に帰りましょうか?」
雛子が着替えるのを待ってもらい、一緒に寮までの短い距離を歩く。秋も深まってきたこの頃は、日が落ちると足元から寒さを感じる。
「雛子ちゃんは? 今日は様子が変だったけど、どうしたの?」
雛子としては真理亜に悩みがあるのならばせめて聞くだけでもと思っていたが、逆に質問されて僅かにたじろぐ。
「あの……実は、桜井さんに誕生日の話題を振ってしまって……」
「ああ……」
合点がいったのか、真理亜はまた困ったように笑った。
「皆さんから色々と噂は聞いていたんです。篠原さんからもやめとけって……。でも、つい……」
甘い雰囲気に乗じて、つい余計なことを口走った自分に心底嫌気がさす。雛子はマフラーの中に口元を埋めモゴモゴと口篭る。
「仕方ないなぁ……恭平は……」
そう言って寒空を仰いだ真理亜は、何かを吹っ切るかのような顔をしていた。
「恭平の誕生日はね。今年は特別、一緒にケーキ食べる約束してるんだ」
「っ……」
やはり二人は付き合っているのだろうか? 雛子の頭に、家に泊まったというあの日の事が思い出される。
隣の真理亜からは、相変わらず甘ったるい香りが漂っていた。
「……命日なんだ。私の妹の」
暗い空にぽっかりと浮かんだ白い月を見ながら、真理亜が呟く。
「恭平の、彼女の」
冷たい風が、二人の間を通り抜けた。
「え……?」
雛子の大きな瞳が、不安そうに揺れた。
「そう……だったんですか……」
真理亜の話を聞き、恭平の態度が腑に落ちた。それと共に、プライベートなことまで踏み込みすぎて拒絶されたのだということも同時に思い知る。
そこに自分は、入れてもらう事は出来ない。
『その日はどうやって過ごしてるの?って聞いてみたら、ケーキ買って一人で食ってる、ですって』
『毎年誕生日と命日にはここのケーキ買って墓参り行くんだよ』
「あ……」
今更になって、言葉の意味を理解する。勘の悪さに嫌気がさす。
「妹はね、ふわふわしてて、いつでも一生懸命で……そう、雛子ちゃんにそっくりだった」
「私に?」
その言葉に、雛子は面食らう。
「だから、恭平も雛子ちゃんの事放っておけないんだろうな……」
「真理亜さん……」
だから、つい意地悪したくなっちゃった。
その呟きは、雛子の耳には届かなかった。
(そっか……だから桜井さん、私の頭撫でたりするのかな……)
勤務終わりでお世辞にも整っているとは言えない髪を、自分でそっと撫でながら雛子は思う。
少なからず、重ねられているらしい事がショックだった。
「実はね、十一月一杯で退職しようと思うの」
「えっ!? 真理亜さん、何でっ……」
突然の告白に、雛子は一気に現実に引き戻された。真理亜は動じる事なく、エントランスでオートロックを解除するとさっさと入っていく。
雛子も慌ててそれに従う。
「理由は色々あるんだけど……ほら、年末って言ったら、ボーナス泥棒みたいで心象悪いじゃない?」
「そうじゃなくてっ……」
また人の事情に踏み込み過ぎだろうか。そんな思いもあり、それ以上立ち入るのは止めた。
「……せめて、年度末でも良いじゃないですか。何で急に……」
突然の退職宣言に、雛子は狼狽える。
今までここの病棟で頑張ってこられたのは、真理亜のおかげでもある。恭平とはまた違い、いつも優しく支えてくれた彼女の存在は大きかった。
「早い方が良いのよ」
その言葉は、まるで何かを決意するようにきっぱりとしていた。
誰も犠牲者が出ないうちに。そう真理亜が心で付け加えた事を雛子は知らない。
「……私自身、向き合わないといけないから。妹の死で目を背けていた事、蔑ろにしていた事……。恭平にもきっと同じように、進めなくなっている何かがあって……でも、今彼は少しずつ変わっていっている。誕生日をお祝いしてあげるのは、その時までどうか待ってあげて」
エレベーターに乗り、お互いの階でそれぞれ降りて二人は分かれた。
一人部屋に帰った雛子は、頭の整理が追いつかずにヘタリと玄関に座り込んだ。
「真理亜さんの妹さんと付き合ってて……それで、桜井さんのお誕生日に亡くなって……真理亜さんが、仕事を辞める?」
復唱するだけで、頭がパンクしそうだ。
「あれ……でも……今は、真理亜さんと付き合ってる、のかな?」
情報量が多過ぎて失念していたが、結局そこは分からずじまいだ。
「全然……分かんないや……」
雛子はショートしそうな頭を冷やすかのように、冷たいフローリングに靴も脱がず寝そべった。
スタッフの面談期間が終わってすぐに、真理亜が退職するらしいという噂が病棟内に飛び交った。
中途半端な時期の突然の退職に皆首を傾げながらも、真理亜という大きな穴が空く事を予期してかどことなく忙しない雰囲気が漂っていた。
「何で急に辞めるんだろうね?」
同僚達にそんな話題を振られても、雛子は曖昧に笑って同じように首を傾げて見せた。
「ほら見て桜井さん。いつの間にかいつも通り」
一学年先輩の原と水嶋が、雛子をつつきながら恭平を見遣り飽きれている。
誕生日を過ぎてからというもの、恭平は平素の様子へとすっかり戻っていた。
「……」
しかし誕生日翌日の出勤で、あの日以来久しぶりに甘い匂いをさせてやってきた事を知っているのは雛子だけかもしれない。
すなわち、その日も二人は真理亜の部屋で朝まで一緒に過ごしたという事になる。
(何もないわけ……ないよね……)
もちろん職場で恋人らしい雰囲気など出すはずもないが、いくら同期とはいえ男女二人きりで泊まって何もないはずがない。
(もし私が悠貴と二人きりで泊まることになったら……)
雛子は想像する。
「いや……何もない、な……?」
自分に置き換えてみるものの、相手が悠貴ではイマイチ色っぽいハプニングは有り得そうにない。
そうなると恭平と真理亜も一概に怪しいとは言えず、雛子の頭の中では疑惑が堂々巡りしていた。
幸い、あの一件以来恭平とは勤務がすれ違っていたし、勤務交代時に出会ってもお互い何となく気まずくて話もしていなかった。
日勤業務が終わったのは定時を大幅に過ぎた午後七時だった。雛子は誰もいないのをいい事に、休憩室のソファで駄々っ子のように足をじたばたとさせた。
(篠原さんが止めてくれたのに……何で声掛けちゃったんだろ……)
不意に口をついた『誕生日』の言葉に、恭平の顔がすっと冷たくなったのを思い出す。
それ以上その話題に触れるなとばかりに早足で去ってしまった恭平に、謝るタイミングも逃してしまった。
胃がキリキリと痛む。
「……帰ろ」
ここで項垂れていても仕方がない。
雛子はソファから起き上がり、荷物を肩にかけ休憩室のドアを開けようとする。
「うぁっ……と、お疲れ様です」
「あら……まだ残ってたの?」
雛子が開けるよりひと足早く、向こうからドアを開けたのは真理亜だった。
「ちょっと忘れ物しちゃって……取りに来たのよ」
そう言って、真理亜は自分のロッカーから荷物を取り出す。困ったように笑う彼女に、雛子は少しだけ違和感を覚える。
「真理亜さん……何かありました?」
何故か彼女の顔が、泣くのを我慢しているように見えたからだ。
「ちょっとね。何か気が抜けちゃったのかなぁ……」
要領を得ないその返答に、何と返していいか分からず雛子は押し黙る。
「雛子ちゃん、仕事終わったのよね? 一緒に帰りましょうか?」
雛子が着替えるのを待ってもらい、一緒に寮までの短い距離を歩く。秋も深まってきたこの頃は、日が落ちると足元から寒さを感じる。
「雛子ちゃんは? 今日は様子が変だったけど、どうしたの?」
雛子としては真理亜に悩みがあるのならばせめて聞くだけでもと思っていたが、逆に質問されて僅かにたじろぐ。
「あの……実は、桜井さんに誕生日の話題を振ってしまって……」
「ああ……」
合点がいったのか、真理亜はまた困ったように笑った。
「皆さんから色々と噂は聞いていたんです。篠原さんからもやめとけって……。でも、つい……」
甘い雰囲気に乗じて、つい余計なことを口走った自分に心底嫌気がさす。雛子はマフラーの中に口元を埋めモゴモゴと口篭る。
「仕方ないなぁ……恭平は……」
そう言って寒空を仰いだ真理亜は、何かを吹っ切るかのような顔をしていた。
「恭平の誕生日はね。今年は特別、一緒にケーキ食べる約束してるんだ」
「っ……」
やはり二人は付き合っているのだろうか? 雛子の頭に、家に泊まったというあの日の事が思い出される。
隣の真理亜からは、相変わらず甘ったるい香りが漂っていた。
「……命日なんだ。私の妹の」
暗い空にぽっかりと浮かんだ白い月を見ながら、真理亜が呟く。
「恭平の、彼女の」
冷たい風が、二人の間を通り抜けた。
「え……?」
雛子の大きな瞳が、不安そうに揺れた。
「そう……だったんですか……」
真理亜の話を聞き、恭平の態度が腑に落ちた。それと共に、プライベートなことまで踏み込みすぎて拒絶されたのだということも同時に思い知る。
そこに自分は、入れてもらう事は出来ない。
『その日はどうやって過ごしてるの?って聞いてみたら、ケーキ買って一人で食ってる、ですって』
『毎年誕生日と命日にはここのケーキ買って墓参り行くんだよ』
「あ……」
今更になって、言葉の意味を理解する。勘の悪さに嫌気がさす。
「妹はね、ふわふわしてて、いつでも一生懸命で……そう、雛子ちゃんにそっくりだった」
「私に?」
その言葉に、雛子は面食らう。
「だから、恭平も雛子ちゃんの事放っておけないんだろうな……」
「真理亜さん……」
だから、つい意地悪したくなっちゃった。
その呟きは、雛子の耳には届かなかった。
(そっか……だから桜井さん、私の頭撫でたりするのかな……)
勤務終わりでお世辞にも整っているとは言えない髪を、自分でそっと撫でながら雛子は思う。
少なからず、重ねられているらしい事がショックだった。
「実はね、十一月一杯で退職しようと思うの」
「えっ!? 真理亜さん、何でっ……」
突然の告白に、雛子は一気に現実に引き戻された。真理亜は動じる事なく、エントランスでオートロックを解除するとさっさと入っていく。
雛子も慌ててそれに従う。
「理由は色々あるんだけど……ほら、年末って言ったら、ボーナス泥棒みたいで心象悪いじゃない?」
「そうじゃなくてっ……」
また人の事情に踏み込み過ぎだろうか。そんな思いもあり、それ以上立ち入るのは止めた。
「……せめて、年度末でも良いじゃないですか。何で急に……」
突然の退職宣言に、雛子は狼狽える。
今までここの病棟で頑張ってこられたのは、真理亜のおかげでもある。恭平とはまた違い、いつも優しく支えてくれた彼女の存在は大きかった。
「早い方が良いのよ」
その言葉は、まるで何かを決意するようにきっぱりとしていた。
誰も犠牲者が出ないうちに。そう真理亜が心で付け加えた事を雛子は知らない。
「……私自身、向き合わないといけないから。妹の死で目を背けていた事、蔑ろにしていた事……。恭平にもきっと同じように、進めなくなっている何かがあって……でも、今彼は少しずつ変わっていっている。誕生日をお祝いしてあげるのは、その時までどうか待ってあげて」
エレベーターに乗り、お互いの階でそれぞれ降りて二人は分かれた。
一人部屋に帰った雛子は、頭の整理が追いつかずにヘタリと玄関に座り込んだ。
「真理亜さんの妹さんと付き合ってて……それで、桜井さんのお誕生日に亡くなって……真理亜さんが、仕事を辞める?」
復唱するだけで、頭がパンクしそうだ。
「あれ……でも……今は、真理亜さんと付き合ってる、のかな?」
情報量が多過ぎて失念していたが、結局そこは分からずじまいだ。
「全然……分かんないや……」
雛子はショートしそうな頭を冷やすかのように、冷たいフローリングに靴も脱がず寝そべった。
スタッフの面談期間が終わってすぐに、真理亜が退職するらしいという噂が病棟内に飛び交った。
中途半端な時期の突然の退職に皆首を傾げながらも、真理亜という大きな穴が空く事を予期してかどことなく忙しない雰囲気が漂っていた。
「何で急に辞めるんだろうね?」
同僚達にそんな話題を振られても、雛子は曖昧に笑って同じように首を傾げて見せた。
「ほら見て桜井さん。いつの間にかいつも通り」
一学年先輩の原と水嶋が、雛子をつつきながら恭平を見遣り飽きれている。
誕生日を過ぎてからというもの、恭平は平素の様子へとすっかり戻っていた。
「……」
しかし誕生日翌日の出勤で、あの日以来久しぶりに甘い匂いをさせてやってきた事を知っているのは雛子だけかもしれない。
すなわち、その日も二人は真理亜の部屋で朝まで一緒に過ごしたという事になる。
(何もないわけ……ないよね……)
もちろん職場で恋人らしい雰囲気など出すはずもないが、いくら同期とはいえ男女二人きりで泊まって何もないはずがない。
(もし私が悠貴と二人きりで泊まることになったら……)
雛子は想像する。
「いや……何もない、な……?」
自分に置き換えてみるものの、相手が悠貴ではイマイチ色っぽいハプニングは有り得そうにない。
そうなると恭平と真理亜も一概に怪しいとは言えず、雛子の頭の中では疑惑が堂々巡りしていた。
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