5 / 60
一章
04
しおりを挟む
「ーーサグイス」
「サラーナ」
「んんっ・・・・・・」
サグイスにキスをされて嬉しいのにどうして胸が締められるような感覚がするのだろう。
「サグイス、あなたはこの国の国王陛下なのよ・・・・・・民の森に住んでいる私を好きになってはいけないわ」
サラーナはサグイスに真剣な眼差しで話したがサグイスに問いかけられた。
「そう言うサラーナはどうして泣いてるんだ?」
「えっーー」
サラーナの涙は頬を伝い、そしてサグイスは指で涙をぬぐう。泣くのを我慢していたサラーナは自分では涙を止めることができなかった。
サグイスはなにも言わずにサラーナを強く抱きしめたまま数時間が過ぎていった。
「少しは落ち着いたか?」
「ええ」
「サラーナ、改めて言う。 俺はお前が好きだ」
「・・・・・・サグイス」
「サラーナ、お前の本当の気持ちを教えてくれ」
サグイスに見つめられ、思ったことを伝えた。
「私もサグイスのことが好き」
私の言葉を聞いた瞬間サグイスの唇が強く押し付けられた。
「んんぅ、んんっ・・・・・・」
「まずは血をくれ」
「いいわよ」
サグイスはサラーナの首に牙を当てて血をゆっくり飲んでいく。
「いいか、今から抱くぞーー」
サラーナはなにも言わずコクリと頷いてお互いに唇を重ね、サグイスに身に纏ってるものを脱がされ自分の着てるものをベッドの下に脱ぎ捨てた。
ふたりして好きの気持ちが溢れ出で一心不乱に身を委ねた。
翌日、サラーナは目を覚ました。 隣を見るとサグイスと目があった。
「おはよう、サラーナ」
「おはよう、サグイス。いつから起きてたの?」
「さっき起きた。それより身体は大丈夫か?」
「ふふっ、大丈夫よ」
ふたりして見つめ合って微笑んだ。
サグイスはサラーナを抱き寄せてチュッと触れるだけのキスをした。 ふたりはベッドの下に落ちた衣類を拾って着てから寝室を出てた。
ふたりして壁に掛けてある時計を見るとお昼前だった。
「サグイス、昼食は何がいい?」
「初めての日にサラーナが作ってくれた野菜スープ」
「わかった」
サグイスに言われた通りトマトを使った野菜スープを作り昨日買ったパンも用意し卵を焼いて目玉焼きにした。
「サグイス、食べましょう」
「ああ」
一緒に食べながらゆっくりと時間を過ごす。昼食を食べ終えたふたりは寝室のベッドでサグイスに後ろから抱きしめられながら血を飲んでいる。
そして刻々と時間は過ぎてゆく。サグイスは初めて会った時に着ていた寝巻きを着たまま家を出ると背中から黒い翼を出した。
サラーナはサグイスを玄関の前で見送ることにした。
「サラーナ、今日までありがとう」
「こちらこそありがと」
お互いに最後と思いながら抱きしめ合う。 そして、サグイスはサラーナの前に立派な黒い羽根を差し出した。
「サラーナ」
「んんっ・・・・・・」
サグイスにキスをされて嬉しいのにどうして胸が締められるような感覚がするのだろう。
「サグイス、あなたはこの国の国王陛下なのよ・・・・・・民の森に住んでいる私を好きになってはいけないわ」
サラーナはサグイスに真剣な眼差しで話したがサグイスに問いかけられた。
「そう言うサラーナはどうして泣いてるんだ?」
「えっーー」
サラーナの涙は頬を伝い、そしてサグイスは指で涙をぬぐう。泣くのを我慢していたサラーナは自分では涙を止めることができなかった。
サグイスはなにも言わずにサラーナを強く抱きしめたまま数時間が過ぎていった。
「少しは落ち着いたか?」
「ええ」
「サラーナ、改めて言う。 俺はお前が好きだ」
「・・・・・・サグイス」
「サラーナ、お前の本当の気持ちを教えてくれ」
サグイスに見つめられ、思ったことを伝えた。
「私もサグイスのことが好き」
私の言葉を聞いた瞬間サグイスの唇が強く押し付けられた。
「んんぅ、んんっ・・・・・・」
「まずは血をくれ」
「いいわよ」
サグイスはサラーナの首に牙を当てて血をゆっくり飲んでいく。
「いいか、今から抱くぞーー」
サラーナはなにも言わずコクリと頷いてお互いに唇を重ね、サグイスに身に纏ってるものを脱がされ自分の着てるものをベッドの下に脱ぎ捨てた。
ふたりして好きの気持ちが溢れ出で一心不乱に身を委ねた。
翌日、サラーナは目を覚ました。 隣を見るとサグイスと目があった。
「おはよう、サラーナ」
「おはよう、サグイス。いつから起きてたの?」
「さっき起きた。それより身体は大丈夫か?」
「ふふっ、大丈夫よ」
ふたりして見つめ合って微笑んだ。
サグイスはサラーナを抱き寄せてチュッと触れるだけのキスをした。 ふたりはベッドの下に落ちた衣類を拾って着てから寝室を出てた。
ふたりして壁に掛けてある時計を見るとお昼前だった。
「サグイス、昼食は何がいい?」
「初めての日にサラーナが作ってくれた野菜スープ」
「わかった」
サグイスに言われた通りトマトを使った野菜スープを作り昨日買ったパンも用意し卵を焼いて目玉焼きにした。
「サグイス、食べましょう」
「ああ」
一緒に食べながらゆっくりと時間を過ごす。昼食を食べ終えたふたりは寝室のベッドでサグイスに後ろから抱きしめられながら血を飲んでいる。
そして刻々と時間は過ぎてゆく。サグイスは初めて会った時に着ていた寝巻きを着たまま家を出ると背中から黒い翼を出した。
サラーナはサグイスを玄関の前で見送ることにした。
「サラーナ、今日までありがとう」
「こちらこそありがと」
お互いに最後と思いながら抱きしめ合う。 そして、サグイスはサラーナの前に立派な黒い羽根を差し出した。
0
あなたにおすすめの小説
【R18】純粋無垢なプリンセスは、婚礼した冷徹と噂される美麗国王に三日三晩の初夜で蕩かされるほど溺愛される
奏音 美都
恋愛
数々の困難を乗り越えて、ようやく誓約の儀を交わしたグレートブルタン国のプリンセスであるルチアとシュタート王国、国王のクロード。
けれど、それぞれの執務に追われ、誓約の儀から二ヶ月経っても夫婦の時間を過ごせずにいた。
そんなある日、ルチアの元にクロードから別邸への招待状が届けられる。そこで三日三晩の甘い蕩かされるような初夜を過ごしながら、クロードの過去を知ることになる。
2人の出会いを描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスを野盗から助け出したのは、冷徹と噂される美麗国王でした」https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/443443630
2人の誓約の儀を描いた作品はこちら
「純粋無垢なプリンセスは、冷徹と噂される美麗国王と誓約の儀を結ぶ」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/702276663/183445041
婚約者の本性を暴こうとメイドになったら溺愛されました!
柿崎まつる
恋愛
世継ぎの王女アリスには完璧な婚約者がいる。侯爵家次男のグラシアンだ。容姿端麗・文武両道。名声を求めず、穏やかで他人に優しい。アリスにも紳士的に対応する。だが、完璧すぎる婚約者にかえって不信を覚えたアリスは、彼の本性を探るため侯爵家にメイドとして潜入する。2022eロマンスロイヤル大賞、コミック原作賞を受賞しました。
人狼な幼妻は夫が変態で困り果てている
井中かわず
恋愛
古い魔法契約によって強制的に結ばれたマリアとシュヤンの14歳年の離れた夫婦。それでも、シュヤンはマリアを愛していた。
それはもう深く愛していた。
変質的、偏執的、なんとも形容しがたいほどの狂気の愛情を注ぐシュヤン。異常さを感じながらも、なんだかんだでシュヤンが好きなマリア。
これもひとつの夫婦愛の形…なのかもしれない。
全3章、1日1章更新、完結済
※特に物語と言う物語はありません
※オチもありません
※ただひたすら時系列に沿って変態したりイチャイチャしたりする話が続きます。
※主人公の1人(夫)が気持ち悪いです。
【完結・おまけ追加】期間限定の妻は夫にとろっとろに蕩けさせられて大変困惑しております
紬あおい
恋愛
病弱な妹リリスの代わりに嫁いだミルゼは、夫のラディアスと期間限定の夫婦となる。
二年後にはリリスと交代しなければならない。
そんなミルゼを閨で蕩かすラディアス。
普段も優しい良き夫に困惑を隠せないミルゼだった…
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
屈辱と愛情
守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる