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四章
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顔を上げるとその人は料理長だった。
「すみません、サグイス様のことで何か御用でしょうか」
「いえいえ、私も休憩です。 隣いいですか?」
「あ、はい、どうぞ」
「アネシー侍女長は何か悩んでますね。 よかったら話してください、聞くことはできますので」
「オウラ料理長、ありがとうございます。 実つはーー」
アネシーは悩みを少しだけ話そうとしたが気付けば全てオウラに話していた。
時々オウラは相槌を挟みながら最後までアネシーの話を聞いた。
「なるほど、同じですね」
アネシーは首を傾げながらきいた。
「同じ、とは?」
「実は俺もなんですよ、アネシー侍女長は頭がいいから俺が言ってる意味はわかりますよね?」
「わかります。 オウラ料理長、私を馬鹿にしないでください」
「それで、もしよかった休憩時の時はこうして話を聞いてあげますよ」
「ありがとうございます。 もう行きますね、失礼します」
アネシーは立ち上がりスタスタと歩いて去って行き、あの日からアネシーとオウラは頻繁に会ってお互いの話をしていた。
そして、いつものようにアネシーが去る前にオウラはアネシーを呼び止めた。
「アネシー」
「なんでしょうか」
その時ーーオウラはアネシーにキスをした。 アネシーはすぐにオウラから離れ距離をとった。
「オウラ料理長、王国では男女の関係は禁止事項と知ってますよね。 失礼します」
アネシーはオウラに怒りを露わにしながら去っていった。
三週間後、王国から二泊三日の休暇が順番に回ってきたのだ。
休暇は各自家に帰省してもいいし王国に居てもいいが休暇の過ごし方は自由。
朝食後アネシーは荷物を持って久しぶりの城下。そして隣には荷物を持ったオウラがいた。
「オウラ料理長も今日から休暇ですか」
「そっちこそ帰省でもするんですか」
「帰省はしません。 どうせ家に帰ったら家庭を持てって話を聞かされるんですから。 それに王国にいたら仕事に手をつけそうなので仕方なくって感じですかね」
「それは同じですね」
「では、私はそろそろ行きますね」
そして歩き出そうとしたらオウラの一言で足が止まった。
「どこか行くあてはあるんですか」
「・・・・・・ありません」
「それじゃ、ついて来てください」
オウラはアネシーを置いてさっさと歩いて行った。 アネシーはオウラの背中を目で追ってついていくことにした。
オウラについて行った場所は王国から離れた森の中だった。
「あの、さっきからオウラ料理長から私の名前を呼ばれる意味がわかりません」
私の言葉を流すように足を止めて振り向いたオウラと目が合った。
「それよりも着きましたよ」
「着きましたよ・・・・・・って」
オウラが着いたと言った場所はモロの中にある二階建てのウッドハウスだった。
「さあ、入って」
「あ、はい、失礼します」
オウラに言われて中に入るとなんだか心が落ち着く感じがした。
「すみません、サグイス様のことで何か御用でしょうか」
「いえいえ、私も休憩です。 隣いいですか?」
「あ、はい、どうぞ」
「アネシー侍女長は何か悩んでますね。 よかったら話してください、聞くことはできますので」
「オウラ料理長、ありがとうございます。 実つはーー」
アネシーは悩みを少しだけ話そうとしたが気付けば全てオウラに話していた。
時々オウラは相槌を挟みながら最後までアネシーの話を聞いた。
「なるほど、同じですね」
アネシーは首を傾げながらきいた。
「同じ、とは?」
「実は俺もなんですよ、アネシー侍女長は頭がいいから俺が言ってる意味はわかりますよね?」
「わかります。 オウラ料理長、私を馬鹿にしないでください」
「それで、もしよかった休憩時の時はこうして話を聞いてあげますよ」
「ありがとうございます。 もう行きますね、失礼します」
アネシーは立ち上がりスタスタと歩いて去って行き、あの日からアネシーとオウラは頻繁に会ってお互いの話をしていた。
そして、いつものようにアネシーが去る前にオウラはアネシーを呼び止めた。
「アネシー」
「なんでしょうか」
その時ーーオウラはアネシーにキスをした。 アネシーはすぐにオウラから離れ距離をとった。
「オウラ料理長、王国では男女の関係は禁止事項と知ってますよね。 失礼します」
アネシーはオウラに怒りを露わにしながら去っていった。
三週間後、王国から二泊三日の休暇が順番に回ってきたのだ。
休暇は各自家に帰省してもいいし王国に居てもいいが休暇の過ごし方は自由。
朝食後アネシーは荷物を持って久しぶりの城下。そして隣には荷物を持ったオウラがいた。
「オウラ料理長も今日から休暇ですか」
「そっちこそ帰省でもするんですか」
「帰省はしません。 どうせ家に帰ったら家庭を持てって話を聞かされるんですから。 それに王国にいたら仕事に手をつけそうなので仕方なくって感じですかね」
「それは同じですね」
「では、私はそろそろ行きますね」
そして歩き出そうとしたらオウラの一言で足が止まった。
「どこか行くあてはあるんですか」
「・・・・・・ありません」
「それじゃ、ついて来てください」
オウラはアネシーを置いてさっさと歩いて行った。 アネシーはオウラの背中を目で追ってついていくことにした。
オウラについて行った場所は王国から離れた森の中だった。
「あの、さっきからオウラ料理長から私の名前を呼ばれる意味がわかりません」
私の言葉を流すように足を止めて振り向いたオウラと目が合った。
「それよりも着きましたよ」
「着きましたよ・・・・・・って」
オウラが着いたと言った場所はモロの中にある二階建てのウッドハウスだった。
「さあ、入って」
「あ、はい、失礼します」
オウラに言われて中に入るとなんだか心が落ち着く感じがした。
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