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二日目
第6話
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「お兄ちゃん、エッチなゲームのしすぎで頭おかしくなったの?」
僕は目の前にゲーム画面が現れるようになりデイリークエストをクリアしたことや、奏がどうやら同じ現象に陥っていたことなどを妹に説明した。
ただし、性的対象というワードを女子と言い換えて。
「そう思われても仕方ない。だけど、現実に何とかしないとヤバいかもしれない」
何故なら、よく見てみると右上のライフポイントだかいうのが10から7に減っていたのだ。
「だから、私の胸を揉ませろっていうの?」
「お礼に何でも言うこと聞くから! オネガイシマス玖瑠美さま! お兄ちゃんには他に頼める人いないんだ」
妹の憐れむような視線が痛い。
もちろん妹に頼まなくても、そういうお店に行くという方法も有るんだろうけど、僕の財布には三千円しか残っていないし、口座の方もスッカラカンなのだ。
先月、エロクエガチャが渋くて、つい課金に熱くなってしまっていたのだ。
それもこれも、あの二人が付き合いだしたことからの現実逃避ゆえの行動なんだけどさ。
「ほんとに何でも?」
「もちろんだ!」
「じゃあ、百万円ちょうだい!」
「お金以外でおねげえしますだ」
――ゲシッ!
玖瑠美は土下座する僕の脇腹にローキックを放った。
「うっ?!」
「確かにガチャ回しすぎて金欠だったね。まぁ、お金はバイト代が入る月末に頂くとして……」
「え? 願いは一つ……ハウッ!?」
妹の右足が僕の後頭部を押さえつけた。
「こんな美人でかわいいナイスバディなJKつかまえて、願いはひとつだぁ? 舐めたこといってんじゃないよっ! くらぁ~!」
「フグぐ……」
「だけど、そうだなぁ~どうしよっかなぁ~」
「フグ?」
「そうだ! いいこと思いついちゃった!」
妹は僕の後頭部から足をどけると、しゃがみ込んで僕のアゴをくいっと引き上げた。
そして、僕の顔をニヤニヤしながら見つめ口角を引き上げ囁いてきた。
「あんたは今日から私に絶対服従の奴隷になるってのはどう? お兄ちゃん♡」
「わ……分かった……フグっ?!」
彼女は僕の喉元にチョップを繰り出しつつ、
「承知いたしました御主人様でしょうがっ!」
「ぐぬぬ……。しょう……ちっ、いたましたご御主人さまぁ……」
と、云うわけで妹のオッパイを揉みしだくことになった……。
と、都合よく行くはずもなく。
「はぁ? まずは朝ごはんでしょ! それに時間ないんだから、揉ませるのは帰ってからに決まってんじゃん?」
結局、ぱい揉みクエスト攻略は放課後までお預けとなったのだ。
----------------------
※妹サイド
「はぁはぁはぁ……お兄ちゃん……ああんっ……」
私は便座に腰を下ろしてからスカートをたくし上げ、じっとり濡れたパンツに人差し指と中指を擦りつける。
――ガタンゴトンガタンゴトン……一番線ホームに……。
「あっあっ! お兄ちゃんお兄ちゃん! もっと、もっとちょぃだいっ!!」
ホームに走り込んでくる電車の騒音に合わせて、指の動きを激しくする。
中指の第二関節を折り曲げ、お兄ちゃんの精子がこびりついた布地を膣の中へグイグイ押し込むように突き立てる。
「はぁああああんっ! 良いよぅ……お兄ちゃんの精子が玖瑠美のオマンコの中に入ってくりゅっ!!」
――ビクン、ビクンッ!
「あっ……ああぁ……。くあぁ……はぁはぁ……」
肩で息をしながら、パンツをゆっくりと下げていくと、めくれて裏返ったクロッチの辺りがドロッとした粘液でテラテラと光っていた。
「ああ、もったいないことしちゃったかなぁ……? 私の(愛液)で(お兄ちゃんの精子)薄まっちゃった」
そのままおしっこをしてからお股をキレイに拭いた後、履いていたパンツをジッパー付きビニールに入れて、新しいパンツに履き替えた。
「まぁいっか! またピュッピュッさせれば良いんだよね♡」
私はそのまま何食わぬ顔で駅のトイレを後にし、学校へ向かった。
「くるみん! おはよう! あれ? なんか顔赤くない?」
「そっ……そっかなぁ?! あれだ! 遅れそうになって走ってきたからかな? にゃはは……」
教室に入るなり、クラスメイトの珠美が心配そうに話しかけてきた。
私の返答に、ふーんとだけ応えて直に別の他愛もない話題を楽しそうに話し出す珠美。
ふぅ……バレてないバレてない。
まぁ、通学途中に駅のトイレでオナニーしてきたなんて……バレるわけないよね。
今朝も何時ものようにお兄ちゃんの朝勃ちしてカチカチになったオチンチンに私のお股を擦りつけてオナニーしてたら、成行きで激しくなっちゃって、お兄ちゃんが射精しちゃった。
あのときは咄嗟にお漏らしとか言って、カマトトぶったけど、お兄ちゃんも私で気持ちよくなってたんだって……判ったんだなぁ。
しかも、何か小学生並みのウソついてオッパイ揉ませろだなんて!
嬉しすぎて、お兄ちゃんを押し倒したかったけど……我慢したんだもん。
だって、毎日、お兄ちゃん使って猿みたいにペッティングしてるなんて絶対引かれるし。
私からじゃなくて、お兄ちゃんの方からエッチなことしてくるように策略を練って今までも散々誘惑してきたんだから!
今日の成行きは想定外だったけど、これからはお兄ちゃんに直接エッチなことをしてもらえるし、そのうちセックスだって……。
今は鞄に隠してあるお兄ちゃんの精子付きパンツ、嬉しくってオマンコにぐいぐい押しつけちゃったけど妊娠しちゃうかな?
奥まで入れなかったから大丈夫だよね……。
ああっ……、思い出したらまたオナりたくなってきちゃった!
「グヘヘ……」
「どしたん玖瑠美? ヨダレ出てる」
「えっ?! やっ……はっ! 今晩のオカズ楽しみだなぁって……」
「あのカッコいいお兄さんが作ってくれるの? 良いなぁうらやましぃ~」
「あんた目腐ってんじゃないの! アイツの何処がカッコいいのよ?」
高校時代までは、ザ・オタクって感じの陰キャだったお兄ちゃん。
奏さんと友だちになってから、身だしなみにも気を使うようになったんだよね。
まぁ、殆ど奏さんのなすがままに変身させられたんだけど。
でも最近、首がユルユルになったTシャツ着たり、また昔に逆戻りしそうな感じがプンプンしてるから……私が何とかしてあげなくちゃ!
「ああもう! 早く放課後にならないかなぁ~」
僕は目の前にゲーム画面が現れるようになりデイリークエストをクリアしたことや、奏がどうやら同じ現象に陥っていたことなどを妹に説明した。
ただし、性的対象というワードを女子と言い換えて。
「そう思われても仕方ない。だけど、現実に何とかしないとヤバいかもしれない」
何故なら、よく見てみると右上のライフポイントだかいうのが10から7に減っていたのだ。
「だから、私の胸を揉ませろっていうの?」
「お礼に何でも言うこと聞くから! オネガイシマス玖瑠美さま! お兄ちゃんには他に頼める人いないんだ」
妹の憐れむような視線が痛い。
もちろん妹に頼まなくても、そういうお店に行くという方法も有るんだろうけど、僕の財布には三千円しか残っていないし、口座の方もスッカラカンなのだ。
先月、エロクエガチャが渋くて、つい課金に熱くなってしまっていたのだ。
それもこれも、あの二人が付き合いだしたことからの現実逃避ゆえの行動なんだけどさ。
「ほんとに何でも?」
「もちろんだ!」
「じゃあ、百万円ちょうだい!」
「お金以外でおねげえしますだ」
――ゲシッ!
玖瑠美は土下座する僕の脇腹にローキックを放った。
「うっ?!」
「確かにガチャ回しすぎて金欠だったね。まぁ、お金はバイト代が入る月末に頂くとして……」
「え? 願いは一つ……ハウッ!?」
妹の右足が僕の後頭部を押さえつけた。
「こんな美人でかわいいナイスバディなJKつかまえて、願いはひとつだぁ? 舐めたこといってんじゃないよっ! くらぁ~!」
「フグぐ……」
「だけど、そうだなぁ~どうしよっかなぁ~」
「フグ?」
「そうだ! いいこと思いついちゃった!」
妹は僕の後頭部から足をどけると、しゃがみ込んで僕のアゴをくいっと引き上げた。
そして、僕の顔をニヤニヤしながら見つめ口角を引き上げ囁いてきた。
「あんたは今日から私に絶対服従の奴隷になるってのはどう? お兄ちゃん♡」
「わ……分かった……フグっ?!」
彼女は僕の喉元にチョップを繰り出しつつ、
「承知いたしました御主人様でしょうがっ!」
「ぐぬぬ……。しょう……ちっ、いたましたご御主人さまぁ……」
と、云うわけで妹のオッパイを揉みしだくことになった……。
と、都合よく行くはずもなく。
「はぁ? まずは朝ごはんでしょ! それに時間ないんだから、揉ませるのは帰ってからに決まってんじゃん?」
結局、ぱい揉みクエスト攻略は放課後までお預けとなったのだ。
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※妹サイド
「はぁはぁはぁ……お兄ちゃん……ああんっ……」
私は便座に腰を下ろしてからスカートをたくし上げ、じっとり濡れたパンツに人差し指と中指を擦りつける。
――ガタンゴトンガタンゴトン……一番線ホームに……。
「あっあっ! お兄ちゃんお兄ちゃん! もっと、もっとちょぃだいっ!!」
ホームに走り込んでくる電車の騒音に合わせて、指の動きを激しくする。
中指の第二関節を折り曲げ、お兄ちゃんの精子がこびりついた布地を膣の中へグイグイ押し込むように突き立てる。
「はぁああああんっ! 良いよぅ……お兄ちゃんの精子が玖瑠美のオマンコの中に入ってくりゅっ!!」
――ビクン、ビクンッ!
「あっ……ああぁ……。くあぁ……はぁはぁ……」
肩で息をしながら、パンツをゆっくりと下げていくと、めくれて裏返ったクロッチの辺りがドロッとした粘液でテラテラと光っていた。
「ああ、もったいないことしちゃったかなぁ……? 私の(愛液)で(お兄ちゃんの精子)薄まっちゃった」
そのままおしっこをしてからお股をキレイに拭いた後、履いていたパンツをジッパー付きビニールに入れて、新しいパンツに履き替えた。
「まぁいっか! またピュッピュッさせれば良いんだよね♡」
私はそのまま何食わぬ顔で駅のトイレを後にし、学校へ向かった。
「くるみん! おはよう! あれ? なんか顔赤くない?」
「そっ……そっかなぁ?! あれだ! 遅れそうになって走ってきたからかな? にゃはは……」
教室に入るなり、クラスメイトの珠美が心配そうに話しかけてきた。
私の返答に、ふーんとだけ応えて直に別の他愛もない話題を楽しそうに話し出す珠美。
ふぅ……バレてないバレてない。
まぁ、通学途中に駅のトイレでオナニーしてきたなんて……バレるわけないよね。
今朝も何時ものようにお兄ちゃんの朝勃ちしてカチカチになったオチンチンに私のお股を擦りつけてオナニーしてたら、成行きで激しくなっちゃって、お兄ちゃんが射精しちゃった。
あのときは咄嗟にお漏らしとか言って、カマトトぶったけど、お兄ちゃんも私で気持ちよくなってたんだって……判ったんだなぁ。
しかも、何か小学生並みのウソついてオッパイ揉ませろだなんて!
嬉しすぎて、お兄ちゃんを押し倒したかったけど……我慢したんだもん。
だって、毎日、お兄ちゃん使って猿みたいにペッティングしてるなんて絶対引かれるし。
私からじゃなくて、お兄ちゃんの方からエッチなことしてくるように策略を練って今までも散々誘惑してきたんだから!
今日の成行きは想定外だったけど、これからはお兄ちゃんに直接エッチなことをしてもらえるし、そのうちセックスだって……。
今は鞄に隠してあるお兄ちゃんの精子付きパンツ、嬉しくってオマンコにぐいぐい押しつけちゃったけど妊娠しちゃうかな?
奥まで入れなかったから大丈夫だよね……。
ああっ……、思い出したらまたオナりたくなってきちゃった!
「グヘヘ……」
「どしたん玖瑠美? ヨダレ出てる」
「えっ?! やっ……はっ! 今晩のオカズ楽しみだなぁって……」
「あのカッコいいお兄さんが作ってくれるの? 良いなぁうらやましぃ~」
「あんた目腐ってんじゃないの! アイツの何処がカッコいいのよ?」
高校時代までは、ザ・オタクって感じの陰キャだったお兄ちゃん。
奏さんと友だちになってから、身だしなみにも気を使うようになったんだよね。
まぁ、殆ど奏さんのなすがままに変身させられたんだけど。
でも最近、首がユルユルになったTシャツ着たり、また昔に逆戻りしそうな感じがプンプンしてるから……私が何とかしてあげなくちゃ!
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