エッチなデイリークエストをクリアしないと死んでしまうってどういうことですか?

浅葱さらみ

文字の大きさ
11 / 109
二日目

第11話

しおりを挟む
「うわぁ~ホンモノのおチンチンだぁ! 生で見るとおっきい……。こんなぶっといのがアソコに入るなんて信じられないよぅ……。あれ、先っちょがビショビショだけど、お兄ちゃんもう射精しちゃったの?」
「ちがわいっ! これは先走り汁と言ってだな……って、そうじゃなくって! 何すんだよ玖瑠美!!」

 瞳をハートマークにして、兄のイチモツをガン見する妹……。
 おまえ、ちょっとヤバイんじゃないか玖瑠美!
 妹のおっぱいに理性を失いかけた僕が言うのもなんだけどさ。
 しかし、妹はそんな僕の心配を余所に。

「あ、そうなんだ! じゃあ、今から楽にしてあげるからね!」

 と、言ってから、僕のお腹にお尻を向けて跨ってきた。

「こらっ! 一体何をするつもり……ひゃんっ!」

 いきなり妹が両手で僕のモノを握ってきたので変な声を出してしまった。
 何とか止めさせようと手を伸ばすが、玖瑠美が乗って来た時に彼女の膝が僕の両脇に差し込まれたため、僅かに手が届かない。
 しかも、握ったと同時に尻を持ち上げた為、スカートの中が丸見えに。

「あっ! 硬くなった! おチンチンってこんなにカチコチになるんだねお兄ちゃん」

 言っておくが、妹に握られたから硬くなったのではない。
 だって、乱暴にギュって握って来たし!
 それより、フリフリな可愛らしいワンピースの下に隠されていた妹の下着が昨日の朝に見たのと同じTバック。
 それも、お尻を突き出した姿勢の為か、その細い紐が彼女の秘所におもいっきり食い込み、ぷっくりと無毛の割れ目を膨らませ、更には細すぎる紐では隠し切れないアナルの皺々が……。
 って! 妹に発情している場合じゃねぇ!
 今のところ、新しいおもちゃを弄る幼児みたいににぎにぎしてくるだけだから何とかきもちくならずに済んでいるけど、上下運動なんぞされた日には……。

「なぁ、玖瑠美。おっぱいも揉んでやったし、もう良いだろ? これ以上は……その、まずいと思うんだ」
「何言ってんの? おっぱいだけじゃ香澄オバサンと一緒じゃん! 私はちゃんと射精させてあげるからね」
「オバサンって……。あのな玖瑠美……気持ちだけもらっとくからな? 僕のチンコで遊ぶのはもうよしなさい」
「ハァアアアア? 妹に欲情してギンギンに勃起してる変態クソ雑魚チンポのクセに何ほざいてんの?」
「それは、生理現象だから……しょうがないんだ! それよか、お前さ。そんな風にニギニギしたって全然気持ちよくなんか無いんだからな!」

 あっ……ついついクソ雑魚チンポとか言われてキレちまったぜ。
 でも、心なしかムスコも落ち着きを取り戻してきた感じだぞ。
 しかし、そんな僕の束の間の安堵を吹っ飛ばす爆弾発言を玖瑠美は言ってきた。

「安心して、今からお口でたっ~ぷりと! きもちくしてあげるから! キャハッ!」
「えっ?」
「大丈夫だよお兄ちゃん。雑誌とかサイトでちゃんと勉強してるから、痛くないようにするからね♡」

 玖瑠美は肉棒を握る手を根元まで滑らせると、頭を下に……。

「いっただっきまーす!!!」
「うわぁああああああああああああああああああああああ!!!」

=========================
一秒後
=========================
「きゃっ?!」
「はぁはぁ……」

 小さく悲鳴を上げた後、妹は僕の上から飛び退いた。
 ベッドの脇に立ち、今起きた事が信じられないとでもいうような強張った顔で僕を見下ろしす玖瑠美。

「な、な、何すんのよ!」
「ごめん……」

 大量に放出された僕の精液がまだ幼さの残る妹の顔を穢していた。
 顔から垂れ落ちるスペルマが彼女のデコルテにボタボタと滴り、乳首の脇を掠めていく。

「顔がベットベトじゃんよぅ……もうっ! あっ! やだぁ~ワンピにも付いてるじゃん!」

 服まで濡らした精液を認めた玖瑠美は、たぶんさっさと洗い流してしまおうとだろう、慌てて僕の部屋を飛び出していった。

「ふぅ~危なかったぁ~!」

 妹にフェラチオされかかった寸前、何としてもこの事態を避けなければならないと強く願った僕。
 そして、緊急事態にまたも勝手に復活したエロゲ画面。
 視界の隅に見えるボーナスポイントは僅か2ポイント。
 その時、僕は閃いた。
 急いでショップボタンに意識を持っていき、緊急射精のアイテムをゲット。
 間髪入れずにストレージに吸い込まれていったアイコンを選択し。
 アイテム使用許可にYES!
 と、心の中で叫んだのだ。
 その間、僅か1秒も無かったと思う。
 もし、コンマ数秒でも遅れていたら、玖瑠美の小さなお口が僕のモノでいっぱいになっていただろう。

「まぁ顔射しちゃったけど、フェラされるよりはマシだよね。はっはっはぁ」

 難局を切り抜けた達成感と緊急射精アイテムによる大量放出の解放感交じりの凄まじい快感に僕は乾いた笑いを上げずにいられなかった。

「しっかし……」

 精液にまみれた剥き出しの上半身、紐からチラ見えしたスリットと皺……。

「やっべっ! また、勃起してきた」

 僕は慌てて結束バンドで繋がれた両手をムスコに伸ばしなだめるように覆い隠す。

「って、何やってるんだ俺は?!」

 その時になってようやく思い出した。
 まだベッドに縛り付けられたままだったと……。

「玖瑠美! 早く外してくれー!!」

----------------------
※妹サイド
「はぁはぁ……はぁっはぁっ……ああっ……くぅーんぅ……」

 シャワーの噴出口に指を添わせて水圧を強くする。
 強くなった水柱がパンツの布越しにクリちゃんを刺激する。

「あっあっ……くるっ! いっちゃうぅぅぅぅぅ……うっ! はぁはぁ……」

 お兄ちゃんの精子まみれになった私は、お気に入りのワンピを着たままお風呂場に飛び込んだ。
 直ぐにベトベトして気持ち悪かった顔や体を洗ってしまったけど、落ち着いてきたらもったいないことしたなぁと反省中。
 ちゃんとスポイトとかで集めて保存すればよかったなってね。
 でもさ、あの時はフェラされないためにお兄ちゃん慌てて射精したんだとかオキニのワンピが汚れちゃったことにムカついちゃったんだよね。
 けど、冷静に考えてみれば、童貞のお兄ちゃんが射精をコントロールなんて出来っこないよね!

「AV男優かよっ! てね。うふふ」

 たぶんアレは~、私にフェラされちゃう期待感で暴発しちゃったんだよね。

「かっわいいんだぁ! ふふっ」

 何度かシャワおなして体を諫めたけど、やっぱ、お兄ちゃんの精子を使ってお兄ちゃんの愛を感じながらオナりたかったなぁ……。
 けれど、幸運の女神は私の事を見放していなかったみたい。

「アレ? こんなところに……」

 曇った鏡にシャワーを当てて顔を確認したら、なんと! 右耳近くの顎の下にベットリと白濁した粘着質の液体が!!
 流されないように慌ててシャワーを止めて、慎重に右手の人差し指と中指で掬い取った。

「くんくんっ、はぁ、お兄ちゃんの匂いだぁ……」

 フレッシュな精液を嗅いでみると良くわかる。栗の花の匂いって聞いてただけじゃあまりピンとこなかったけど、こういう匂いなのね。

「はぁはぁ……また……したくなってきちゃったよぅ」

 僅かに残った大事なお兄ちゃんの精子だけど、今すぐ、オマンコの中に挿入したい!
 でもでも、この前の生理から15日目くらいだし……。

「ほんとに妊娠しちゃうかも?」

 それはダメだよぅ……。妊娠するならお兄ちゃんの本物のオチンチンでしたいし!
 私にはまだまだ早すぎる。

「でもでも、我慢できないよぅ……」

 
 パンツを脱ぎ捨て、震える右手をオマンコに近づける私。
 妊娠しちゃうかもって考えるだけで、ゾクゾクしちゃうの。

「はぁはぁ……、今日は、これで我慢しよっ? ねっ♡」

 クリトリスに触れそうになった右手首を左手で掴み取り、私はさらに奥深くへと導いていった。
 鏡に背を向けて大股開きで下から覗き込むと、私のオマンコの上で二つの指に絡まった白いネバネバが糸を引いていた。

「くはっあっ……」

 私はネバネバの絡んだ中指をオマンコではなく小さくすぼまったお尻の穴に宛がった。

「お尻は試したことないけど、大丈夫だよね……お兄ちゃん」

 指をグイっと押し込むと膣の中とは違う凄い圧力が押し返そうとして来たけど、ヌメヌメした精液が潤滑油になってスルスルニュルンッと、第二関節まで入っちゃった。

「はぁあっんぅ! かはっ……。はぁはぁ……しゅごいよぅ」

 なんだか膣の中に指を入れた時よりも気持ちいかも、私の指がお兄ちゃんの精子でお尻の中でくちゅくちゅしてる。

「はぁ、お兄ちゃん! お兄ちゃんの精子がオマンコより先に私のお尻を穢してるよぅ」

 指をくねらすたびにお尻の入り口がきゅうきゅう締め上げてくる。
 私の一部なのに私じゃないみたい。

「はぁあっあっあっあぁぁ……また、くりゅ! また、くりゅお!!!」
「いっちゃう! いっちゃう!! おにぃいいいちゃああぁぁぁあああああああああああ!!!
「あわわわぁぁぁああああ……かはっ……」

 感じたことのないほどの快感で腰砕けになり、私はお風呂場のタイルに膝から崩れ落ちた……。

「はぁはぁ……今日は良く寝られそう♡」
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

自習室の机の下で。

カゲ
恋愛
とある自習室の机の下での話。

学校一の美人から恋人にならないと迷惑系Vtuberになると脅された。俺を切り捨てた幼馴染を確実に見返せるけど……迷惑系Vtuberて何それ?

宇多田真紀
青春
学校一の美人、姫川菜乃。 栗色でゆるふわな髪に整った目鼻立ち、声質は少し強いのに優し気な雰囲気の女子だ。 その彼女に脅された。 「恋人にならないと、迷惑系Vtuberになるわよ?」 今日は、大好きな幼馴染みから彼氏ができたと知らされて、心底落ち込んでいた。 でもこれで、確実に幼馴染みを見返すことができる! しかしだ。迷惑系Vtuberってなんだ?? 訳が分からない……。それ、俺困るの?

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

処理中です...