エッチなデイリークエストをクリアしないと死んでしまうってどういうことですか?

浅葱さらみ

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四日目

第19話

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 という訳で、僕は平日の真昼間にとある都心のターミナル駅までやってきたのである。
 北口で降りて、人気の少ないラブホ外を通り過ぎると目当てのお店が突き当りに姿を現わした。

――ソープランド♡パコテノン神殿――

 店舗正面を飾る薄汚れたギリシャ神殿風の柱が、いかにも風俗店という風情をかもし出している。
 入口の黒光りするスモークガラスが素人お断りみたいに思われ、ちょっと入店するのを躊躇するも、

「ええいっ! 勇気を出して一歩踏み出すんだ!」

 写真見学だけでも文句言われないって、ネットのレヴューに出ていたし……。

「いらっしゃいませー!」
「あ……どうも……」

 中に入ると黒のベストを着たサラリーマン風メガネ店員さんが横のカウンターからにこやかに挨拶をしてきた。
 あれ? ピンサロと違って、めっちゃ接しやすそう……。

「お客様、ご予約はございますか?」
「いえ、あ、あの……写真見学だけでも良いですか?」
「もちろんでございます。では……」

 店員さんははがきサイズの写真の束を取り出すと、カウンターの上に並べだした。

「前列のキャストは待ち時間なしでご案内できます。一つ上は30分から1時間、その上は2時間ほど、最上段は3から5時間待ちとなります」

 写真にはバストアップで撮られた真正面からの嬢の姿。
 そこに名前と年齢、あと身長とスリーサイズが書かれている。
 どの女の子もひらひらしたチューブトップを着ていて、お顔の方は……どの嬢もとてもリアルというか……あまり修正してない所為か?
 ピンサロのときほど可愛い子は居ないみたいな……。
 しかし、列から離れて向かって右の方に何枚か別にまとめられていた写真の中にドンピシャな子が!

「えっと、こっちの方は?」
「こちらは出勤前のキャストです。まだ、出勤確認が済んでいないため、ご予約されても欠勤になる可能性がございます」
「あの、このミスズさんって入れますか?」
 
 ミスズ(20)
 身長156 スリーサイズB82W57H88

 僕は気になっていた、大きく黒目がちな瞳の美少女ロリ嬢を指さした。

「ちょっとお待ちください、ええとですね、最終23時から60分コースのみお受けできますねぇ……ですが」
「何か問題あるんですか?」
「ミスズさん、当店でも人気の高いキャストなのですが、当欠が多く……今日も、6時にちゃんと出勤するまでは、本当に来るのやら?!」
「それでも良いです! ミスズお願いします!」
「承知致しました。前金で二万二千五百円になります」

 予約の時間まで9時間もあるので、一旦、家に戻ろうかと思ったけれど、途中退出自由ということで待合室でしばらく時間を潰していくことに……。

「猪狩さまご案内になります!」
「えっ! もう?!」

 待合室にあった無国籍な暗黒街で暗躍する快男児の漫画や夜の世界で羽ばたくキャバクラ嬢の一代記漫画なんかを読んでいたら、あっという間に時間が過ぎていたのだ!

 店員の待つ待合室の隅、カーテンで仕切られた場所へと僕はそそくさと移動した。

「猪狩さま、ミスズさんご新規さま60分コースで間違いないですね?」
「は、はい!」
「では、どうぞごゆるりとお楽しみください」

 そう言い放つと、勢いよくカーテンが開け放たれた。
 一段高くなったその先では、正座をして深くお辞儀をしている女性の背中が見えた。

「ミスズです。本日は宜しくお願い致します」

 感情のこもっていない事務的な口調で挨拶すると、そのネグリジェっぽい黒のドレスを着た嬢は立ち上がって、僕の手を掴んで上の段へ。
 そのまま僕の腕を絡めとると、奥にあるエレベーターへ。

――もしかして、地雷踏んだか?――

 狭いエレベーターの中、こちらに目を合わせることも無く、仏頂面で真横に突っ立っている嬢を見ながら、そんな考えが頭をもたげてきた。
 確かにムスッとしてても可愛い……だけじゃなくて! 思ってたより美人さんだし、センター分けにされたストレートのツヤ髪が咲良みたいでグッとくるけどぉ……。

 やっぱ20歳表記の若い嬢より、お姉さんが優しく手ほどきしてあげる系のベテラン嬢を指名した方が良かったのだろうか?

 5階の到着して、古びた旅館みたいな安っぽい赤いじゅうたんの狭い廊下を進んで505号室に入った。
 部屋の中は結構広くて、20畳ちかくあるんじゃないだろうか?
 入ってすぐに化粧台があり、その他、手前側半分がフローリングの床にセミダブルくらいのベッドと小さなテーブル。
 残りの半分は白いタイル張りの洗い場になっていて、円を四分の一に切ったような帆立貝に似せたゴージャスな浴槽が見えた。
 初めて見る”ザ・ソープランド”な光景に感動している暇もなく……。

「脱いだ服は、このカゴに入れて」
「はい……」

 部屋に入っても、相変わらず無表情のミスズさん。
 ぼくは彼女に背を向けてそそくさと服を脱いでいった。

「あの……脱ぎ終わりました」
「洗い場の椅子に座って」

 やっぱ地雷引いちまった!
 彼女、こっちも見ずにスマホいじってるし……。

 シルバーのスケベ椅子に座って一分ほど待っていると、ようやくスマホを置いたミスズさんは、ささっと服を脱ぎ去った。

「うわぁ……」

 僕は思わず声を漏らしてしまった。
 もちっとした瑞々しく滑らかな白い肌、形の良い推定Cカップの乳房と少し大きめな桜色の乳輪、くびれたお腹から曲線を描く豊かな腰まわり、無毛に剃り上げられた下腹部に走る一本のクレバス。
 最近いろいろ経験をつんできた僕だけど、明るい光の下で見る一糸まとわぬ女性の裸体というのは初めてなのだ。

――地雷と思ったけど、顔と身体だけは最高じゃないか!――

 まぁ、ただヤルだけなら性格なんて関係ないし!
 ここにたどり着くまで、妹やピンサロでいろいろ経験を積んできたんだ!
 大丈夫、僕のペースでいければ絶対上手くいくはず……。

 しかし、そんな僕の浅はかな考えなど通用するはずもなく。

「えぇぇぇぇ――――!?!?!?!?」

 洗い場の床にタオルを敷いて立膝を着いたミスズさんが、僕の股間を凝視しながら甲高い声を放ったのだ。

「え?え? 何か僕、悪いことしましまたっ?!」

 突然の大声にびっくりして、混乱する僕。
 しかし、そんな僕の声など聞いちゃいねぇ彼女は、ビックリして内股になった僕の両脚をガバットこじ開けて、根元にある半勃ちの珍棒をムギュっと掴んできたのだ!

「何これ? 何これ? 指が回りきらないじゃん! すっごーい! きゃははっ!」

 と、幼女みたいに無邪気な笑顔で僕のジョイスティックを振り回すミスズさん。

「あっ……カリ下を親指でグリグリするのは止めてくださっ! あうっ!」
「すごいすごーい! まだまだおっきくなるよぅこのオチンチン! こんなおっきなおチンチン、私のおマンコに入るのかなぁ~?」
「うぐぅ……あ、あの、上下にシコシコするのは……あうっ!」
「はわわっ! カッチッカチだぁ~! こんなん入れただけでイッちゃうかも……きゃはっ!」
「はぁぁぁ! ねっとりと裏筋こするのもダメ――!!」
「ん? なぁにぃ?」

 ようやくミスズさんは、僕の顔を見上げた――幼女みたいな穢れのない瞳で……。

「あんっ、ダメッ! 出ちゃうよぅ――! うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 性の事など何も知らないような、風俗嬢に有るまじき穢れのないつぶらな瞳で見つめられた僕は、ムクムクと立ち上がってきた背徳感でダメ押しされたのだ。

「ふえっ?」

 ドピュドピュと勢いよく放出されたスペルマが無邪気な顔を穢していく。
 心地よい射精感に浸りつつ、やがて賢者モードになった僕は、

――うわあぁぁ……やっちまった! 怒られるかなぁ?――

 と、恐る恐る白濁液にまみれた彼女の顔を垣間見た。

「ごめんなさい」
「ん?」
「いきなりかけちゃって」
「へへっ、だいじょーぶだおー!」

 僕の予想と逆に、彼女は満面の笑みで答えると、舌をペロッと出して口の周りについた精液を舐めまわした。
 なんだかとてもエッチな舐めまわし方に見えて、僕のムスコは早くもムクムクと復活。

「あ――! もう、おっきくなってるぅ~! あれれれれ?」
「どうかしました?」
「これ斎藤さんじゃないじゃん。斎藤粗珍スキーはクッソ遅漏のつくし
ぼチンポ野郎だし」

 なんかムスッとして吐き捨てるミスズさん。
 その後、腕を組んでウンウン唸ったあげく、何を思ったか僕の顔を覗き込むように性液まみれの可愛いお顔でガン見してきた。
 
「ん~? お兄さん、誰ぇ~?」

 僕、誰かと勘違いされてた?
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