エッチなデイリークエストをクリアしないと死んでしまうってどういうことですか?

浅葱さらみ

文字の大きさ
50 / 109
第一章

8

しおりを挟む
 妹に連行された先は文科系部や同好会の部室が多く集まる中央棟最上階、その端っこにあるこじんまりした用具倉庫。
 扉には何故か鍵が掛かっていなくて、すんなりと侵入出来てしまった。
 これって防犯上、よろしくないのではないか?
 などとあらぬ心配をしてしまう。
 中には予備の机や椅子、その他雑多な物が所狭しと積み上げてある。
 玖瑠美は電灯を点けずに窓のない部屋の奥へと進んでいく。

「なんか暗すぎないか? 玖瑠美」
「大丈夫だっての! スマホのライト使うからさぁ」

 少し奥まったところにある教卓の裏でようやく歩みを止めた玖瑠美。
 彼女はスマホを取り出して、サーチライトを点灯させる。

「なるほど、これなら突然誰かが入ってきても見えないって訳か……っておい何してんだよ?!」

 僕が辺りを見回している隙に、ベルトに飛びつき即座に僕のズボンを降ろそうとしゃがみ込んでいる妹。

「だって後始末もあるから、早く始めなきゃじゃん?」
「ううぅ……ホントにヤルのか?」
「うわぁ~♡ 久しぶりだねぇ~♡」

 スマホを床に置き、下からの光で不気味に照らされた妹が僕のチンチンに挨拶していやがる……。
 近頃の妹による襲撃に悩まされていた僕は、とうとう部屋の扉に南京錠を取り付けることにした。
 それからは貞操の危機からはなんとか脱していたんだけど。

 予選会場が妹の学園だと判明し、こいつにバレずに行動するのは無理だと考えた僕はその内容を妹に説明した。
 そのことに対する妹の反応はと言うと、

「へぇ~! 私の学校でそんなハレンチなバトルをヤルんだ? 例えば、私がライバルに協力したりしたら……どうなるのかなぁ♡」

 という……、脅迫めいた言葉を吐いてきやがった!
 そんな妹の要求はもちろん。

「セックスしてくれるなら、お兄ちゃんに協力するの考えないでもないけどぉ♡」

 そんなん無理に決まってるやん!
 サクラにそそのかされて妹とアナルセックスはしちゃったけれど、一度でもこいつとセックスしてしまったら、なし崩しに関係を続けてしまう恐れが、人として駄目になってしまう恐怖が何とか僕を踏みとどまらせているのだ。
 しかし、何もしないで妹に妨害でもされたら咲良をライバルに寝取られてしまう!

「とりあえずフェラだけで勘弁してください」
「いまのところはそれで勘弁してやんよ! だけど、学校で毎日するんだよ? お兄ちゃん♡」

 こうして、妹の願いを聞き入れた僕はカビ臭い倉庫の中で妹からフェラチオされようとしているのだ。

「あれ? オチンチン全然おっきく成らないんだけど!」
「そんな、いつも朝勃ちみたいにはなんないんだよ」

 童貞の頃の僕だったら、シチュエーションだけでフル勃起してたかもしんないけど、散々エロい経験を積んできた今となってはこの程度の刺激ではチンピクすらしない。

「しょうがないなぁ~、私が元気にしてあ……くっさ! 何この臭い?!」
「え? そんな……ああ」

 昨晩は深夜に帰ってきたんだけれど、そのまま寝てしまっていたのだ。
 しかも、サクラとの濃厚プレーが終わった後に、

「しばらく会えないんだから私の匂いつけて帰ってね♡」

 なんて、シャワーも浴びずにホテルを後にしたもんだから、タオルで多少は拭ったとはいえ、僕の股間は彼女の体液まみれのままなのだった。

「ちょっと昨日お風呂入れなくてさ、今日のところは止めとくか玖瑠美?」
「ううぅ……」

 妹は顔をしかめて躊躇するも、最後にはパクっと僕の亀頭を咥え込んだ。

「レロッ! ちゅぱぁ……おぇっ」
「無理しなくて良いんだぞ玖瑠美?」
「はいほふはからっ! はむっ! くちゅ……じゅるううっ!!」

 険しい顔で涙目になりながらも、一生懸命にしゃぶりつく妹を見ていると、なんだか股間も熱くなってきた!

「ひゃふっ♡ おっひふなっへひはっ♡ ちゅぱちゅぱちゅるるん♡」

 小っちゃなお口で一生懸命にオチンチンを頬張る妹の姿にジーンときて、僕は彼女の頭を優しく撫でてやる。

「ちゅこっちゅこっ、ひゃふっ♡ おにぃひゃん♡」

 目を細めて喜ぶ姿はどこか人懐っこい子犬を思わせる。

――こんな甲斐甲斐しく、ご奉仕してくれてるんだから一発やらしてあげれば良いじゃない?――

 あっ! サクラの奴、なんてことを僕の脳内に言ってくるんだ!
 思わず声に出しそうになったけど、脳内音声のことやサクラのことは妹には話してないし、バレたらまた厄介事が増えそうだ。
 ここはサクラは無視して、大人しくフェラに集中しておこう。

 しかし、ここで違った方から邪魔が入る。
 突然扉が開け放たれ、外の光に照らされた人影が現れたのだ!
 しかも、フェラをされてて隠れる暇がない!
 ええい、こうなったら!

「あ、どうもこんにちは!」
「うわっ!」

 先制してこっちから大きな声で挨拶をすると、人影は仰け反って変な声を出した。
 あ、男? それもおっさんの声っぽい。

 驚きで少しの時間、固まっていた男は気を取り直したのか灯りのスイッチを入れた。
 現れたのは、白髪交じりの短髪で作業服みたいなのを着た背の高い痩せたオジサン――用務員かな?

「電気も点けずに何やってんだあんた?」
「あっ、そこがスイッチだったんですね! わかんなくて苦労しました!」
「チュパチュパ……シュコシュコ……」

 何とか誤魔化して、この場を立ち去ろうと画策するも、下の妹が僕の腰にガッチリと手を回してフェラを止める気配がない。
 何考えてんだよこいつ?!
 いくら宇宙人共が学校を裏から支配しているからといっても、公になった事象にまで手を回してくれる訳じゃないし、記憶改変もしないって言われてんだぞ!

「何か探し物ですかい?」
「ああはい! ここにあるって聞いてきたんですけど、どうも見つからなくって」
「一緒に探しますかい?」
「いえいえい大丈夫!」

 こちらに近付いて来ようとした用務員を必死に止める。
 くっそ、時間停止も今回は使えないルールだし、透明になるのももう手遅れだ!
 僕はどうすれば良いんだ?
 とりあえず時間を稼ぐには……。

「ところで、そちらも何かお探しですか?」
「えっ?!」

 おや? なんで用務員が驚くんだ?
 もしや……。

「チュパチュパちゅっちゅ……じゅるううっ!!」
「うはっ! くっ」

 と、ここでビュルルルルっと僕はたまらず射精してしまった。

「ごきゅごきゅ……じゅるるんっ! ぷはぁっ♡」

 あっ……こいつ全部飲み干しやがった。

「大丈夫ですかい?」
「えっ? はい! えっと」

 用務員のオジサンが心配そうな顔で僕に近付いてくる。
 やばいバレるっ!

「あっ! 見つけましたせんせー!」
「うわっ! ビックリしたなぁもう! 心臓に悪いはお嬢ちゃん」

 オジサン、教卓の横から飛び出してきた玖瑠美に肝を冷やしたようだ。

「それじゃ、先に持ってくねせんせー!」

 と言って、妹は倉庫から飛び出して行った。
 用務員が彼女を見送る隙にズボンをサッと持ち上げた僕も、

「じゃ、そういうことでっ!」

 と、慌てて後を追うのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

性転のへきれき

廣瀬純七
ファンタジー
高校生の男女の入れ替わり

俺様上司に今宵も激しく求められる。

美凪ましろ
恋愛
 鉄面皮。無表情。一ミリも笑わない男。  蒔田一臣、あたしのひとつうえの上司。  ことあるごとに厳しくあたしを指導する、目の上のたんこぶみたいな男――だったはずが。 「おまえの顔、えっろい」  神様仏様どうしてあたしはこの男に今宵も激しく愛しこまれているのでしょう。  ――2000年代初頭、IT系企業で懸命に働く新卒女子×厳しめの俺様男子との恋物語。 **2026.01.02start~2026.01.17end**

隣に住んでいる後輩の『彼女』面がガチすぎて、オレの知ってるラブコメとはかなり違う気がする

夕姫
青春
【『白石夏帆』こいつには何を言っても無駄なようだ……】 主人公の神原秋人は、高校二年生。特別なことなど何もない、静かな一人暮らしを愛する少年だった。東京の私立高校に通い、誰とも深く関わらずただ平凡に過ごす日々。 そんな彼の日常は、ある春の日、突如現れた隣人によって塗り替えられる。後輩の白石夏帆。そしてとんでもないことを言い出したのだ。 「え?私たち、付き合ってますよね?」 なぜ?どうして?全く身に覚えのない主張に秋人は混乱し激しく否定する。だが、夏帆はまるで聞いていないかのように、秋人に猛烈に迫ってくる。何を言っても、どんな態度をとっても、その鋼のような意思は揺るがない。 「付き合っている」という謎の確信を持つ夏帆と、彼女に振り回されながらも憎めない(?)と思ってしまう秋人。これは、一人の後輩による一方的な「好き」が、平凡な先輩の日常を侵略する、予測不能な押しかけラブコメディ。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

旧校舎の地下室

守 秀斗
恋愛
高校のクラスでハブられている俺。この高校に友人はいない。そして、俺はクラスの美人女子高生の京野弘美に興味を持っていた。と言うか好きなんだけどな。でも、京野は美人なのに人気が無く、俺と同様ハブられていた。そして、ある日の放課後、京野に俺の恥ずかしい行為を見られてしまった。すると、京野はその事をバラさないかわりに、俺を旧校舎の地下室へ連れて行く。そこで、おかしなことを始めるのだったのだが……。

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

処理中です...