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第二章
13
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自宅に帰りついて色々と済ませた後、僕は日付が替わるのをベッドの上で待ち構えていた。
「おっ、出て来たぞ!」
ステータス画面の右側にある限定イベントの印が点滅しだした。
そちらに意識を持っていくと、点滅していた印が拡大されてランキングが表示された。
――1位プレイヤーA、260ポイント――
――2位プレイヤーB、195ポイント――
――3位プレイヤーC、120ポイント――
――4位プレイヤーD、120ポイント――
――5位プレイヤーE、120ポイント――
――6位プレイヤーF、80ポイント――
――7位プレイヤーG、60ポイント――
――8位プレイヤーH、55ポイント――
――9位プレイヤーI、40ポイント――
――10位プレイヤーJ、35ポイント――
――11位プレイヤーK(猪狩雄介)、20ポイント――
――12位プレイヤーL、0ポイント――
「げげっ?! 下から二番目かよ」
王位継承戦国内予選会は12人で争われるのは前にも話したけれど、デイリークエストとはまた違ったルールになっている。
その規定は以下のようなものだ。
1.学内の性的対象に対して一日一回までの口内射精、膣内射精、直腸内射精及び絶頂の4項目についてそれぞれ達成すると5ポイント獲得できる。
なお、絶頂判定は参加者が主要因の当日中の絶頂が対象。
つまり性的対象ひとりにつき最高一日20ポイントまで獲得可能。
2.処女の膣内に挿入した場合は射精しなくとも50ポイントの処女喪失ボーナスを獲得できる。
もちろん、ひとりにつき一回のみ。
3.なお今回の大会期間中、時間停止は禁止とする。
また、性的対象に参加者が透明になったままのセックスや相手が睡眠昏睡状態でのセックス等で上記1及び2の行為をしてもいかなるポイントやフラグ対象に該当しない。
要は性的対象がプレイヤーを認識できない性的行為ではポイントを獲得できない。
4.プレイヤーに膣内もしくはアナル挿入をされた対象は当該プレイヤーの所有権フラグが付与される。(必ずしも射精する必要はない)
もしも他のプレイヤーが所有権フラグを持つ性的対象に上記1を達成した場合、対象の所有権は変更(寝取られ)となる。その際、寝取られた側はマイナス100ポイントのNTRペナルティ、寝取った側はプラス50ポイントのNTRボーナスを獲得する。
また、他プレイヤーに寝取られた性的対象に上記1をやり返して直接寝取り返すことはできない。
※寝取った側にはポイント獲得通知がなされるが、寝取られた側には通知されないので基本的に日付変更までNTRされたか分からない。
5.合計ポイントがマイナスになった場合、日付が替わるまでにポイントが0未満ならば、日付変時点で失格となる。
6.12日間の予選会開催中、翌日に替わったタイミングでランキングが更新される。
二回目の更新時点から12位のプレイヤーは失格となり、それ以降毎日最下位の者から一人ずつ6人になるまで減っていく。
但し、その他の失格者がいた場合はそちらが優先され、残りのプレイヤーが規定人数より少ない場合は最下位の者は失格にならない。
参加人数が6人になるまでこの措置は続き、6人になった時点で最下位失格の規定は解除される。
7.12日経過時点(13日目午前0時ジャスト)におけるポイント獲得上位三名が世界大会への出場権を獲得できる。
なお、最終的な国内序列は世界大会での順位をもって基本的には決定される。
規定をみればこのゲーム、処女を頂くのとライバルの女の子を寝取ることが勝ち抜くカギになっているのがわかると思う。
だから、初日からライバルたちがこんなに精力的に動くとは予想外だ。
女の子を相手にした分、寝取られる危険性が上がるのだから。
「僕は同じ実習生や一年男子なんかが予選参加者だと思ってたんだけど、あんなに点数とる暇なんて何処にあったんだ? 絶対無理じゃね?」
――無理とは思わないが、他の大人も参加者として潜り込んでいるのだろう。
――但し、学生については共闘している可能性も考えられる。
と、宇津井が脳内で話しかけてきた。
電話でも良いんだけど、夜中に五月蠅くしてると母さんに怒られるのだ。
「なんで共闘してると思うんだ?」
――3位から120ポイントが3人も並んでいるだろう?
――偶然じゃなければ、あれは3人が協力して同じポイントにしている可能性は高い。
――部外者が即座に平等な協力関係を構築するのは難しい。
「4月から一緒に行動している学生なら」
――その可能性は高い。
――但し、取りまとめているリーダーは場合によっては残りの二人を切り捨てる事も考えられる。
「何でだよ? 友達同士だから平等にやってんじゃないの? そのまま3人で仲良く決勝進出ってさ! いや待てよ、あの一年男子がそうなら、風紀委員俱楽部の子を寝取れば楽勝なんじゃ?」
――いや、これはワザとライバルたちに自分たちの存在を知らしめている可能性が高い。
「なんでよ?」
――保有する雌が集団なのは襲われても対抗しやすくするためだ。
――襲わせることでライバルを炙り出し、相手を徹底マークして逆に寝取る作戦じゃないだろうか。
「まぁ、確かに貞操帯でも付けさせてたらレイプするにしても直ぐには不可能か?」
――事前に襲われることがわかっていれば、アラームや連絡手段を隠し持っていることも考えられる。
――ライバルを寝取らなくても、密かに襲われるところを撮影して物理的に退場させることもできるだろう。
物理的退場――ようするに警察に突き出すという手段だ。
今回のゲームはレイプを禁止されている訳ではない。
しかし、明らかな犯罪行為を裏の権力でもみ消してくれる訳でもないと、サクラにはっきり伝えられた。
もちろん、最初からそんな手段は僕は使う気なんてさらさらないけど、だからこそ初日からこんなにライバルがポイントを稼いでいるのが不思議でならない。
「そういやなんで一年生のリーダーが裏切るかもって思うんだ?」
――すでに連中の上に二人いる。
――これから更に様子見をしている連中も上がってくるかもしれない。
――そうなった場合、さっさと二人を裏切ればかなりのポイントが楽に稼げ、かつ、仲間二人を退場に追い込めば復讐される心配もない。
――リーダーは最初から裏切るつもりで二人を懐柔しているとみて間違いないだろう。
「じゃあ、結局は連中には近づかない方が良いって事か?」
――いや、今の段階なら逆に勝負に出るのも良いのかもしれないな。
「え? なんで?」
――それは、現時点でのおまえの状態が連中にとっては最悪の相手だからだ。
「言ってる意味がよく分からないんだが……」
――ともかく、むやみにセックスできる相手を探すよりも、連中と交渉する方が活路を見いだせるはずだ。
「そんな、うまくいくかなぁ……」
その後、色々と対策について話し合うも、僕は不安を抱えたまま明日に備えて眠りにつくのだ……っとその前に!
「何で20ポイントも入ってんだ?」
昨日は玖瑠美にフェラ射精、牡丹ちゃんにフェラ射精、歌乃ちゃんを絶頂の計15ポイントじゃないの?
宇宙人のシステムでも計算間違いが有るのかなぁなどと、考えながらもたまった疲れのせいもあり、深く考察する前に僕の意識は薄れていった。
「おっ、出て来たぞ!」
ステータス画面の右側にある限定イベントの印が点滅しだした。
そちらに意識を持っていくと、点滅していた印が拡大されてランキングが表示された。
――1位プレイヤーA、260ポイント――
――2位プレイヤーB、195ポイント――
――3位プレイヤーC、120ポイント――
――4位プレイヤーD、120ポイント――
――5位プレイヤーE、120ポイント――
――6位プレイヤーF、80ポイント――
――7位プレイヤーG、60ポイント――
――8位プレイヤーH、55ポイント――
――9位プレイヤーI、40ポイント――
――10位プレイヤーJ、35ポイント――
――11位プレイヤーK(猪狩雄介)、20ポイント――
――12位プレイヤーL、0ポイント――
「げげっ?! 下から二番目かよ」
王位継承戦国内予選会は12人で争われるのは前にも話したけれど、デイリークエストとはまた違ったルールになっている。
その規定は以下のようなものだ。
1.学内の性的対象に対して一日一回までの口内射精、膣内射精、直腸内射精及び絶頂の4項目についてそれぞれ達成すると5ポイント獲得できる。
なお、絶頂判定は参加者が主要因の当日中の絶頂が対象。
つまり性的対象ひとりにつき最高一日20ポイントまで獲得可能。
2.処女の膣内に挿入した場合は射精しなくとも50ポイントの処女喪失ボーナスを獲得できる。
もちろん、ひとりにつき一回のみ。
3.なお今回の大会期間中、時間停止は禁止とする。
また、性的対象に参加者が透明になったままのセックスや相手が睡眠昏睡状態でのセックス等で上記1及び2の行為をしてもいかなるポイントやフラグ対象に該当しない。
要は性的対象がプレイヤーを認識できない性的行為ではポイントを獲得できない。
4.プレイヤーに膣内もしくはアナル挿入をされた対象は当該プレイヤーの所有権フラグが付与される。(必ずしも射精する必要はない)
もしも他のプレイヤーが所有権フラグを持つ性的対象に上記1を達成した場合、対象の所有権は変更(寝取られ)となる。その際、寝取られた側はマイナス100ポイントのNTRペナルティ、寝取った側はプラス50ポイントのNTRボーナスを獲得する。
また、他プレイヤーに寝取られた性的対象に上記1をやり返して直接寝取り返すことはできない。
※寝取った側にはポイント獲得通知がなされるが、寝取られた側には通知されないので基本的に日付変更までNTRされたか分からない。
5.合計ポイントがマイナスになった場合、日付が替わるまでにポイントが0未満ならば、日付変時点で失格となる。
6.12日間の予選会開催中、翌日に替わったタイミングでランキングが更新される。
二回目の更新時点から12位のプレイヤーは失格となり、それ以降毎日最下位の者から一人ずつ6人になるまで減っていく。
但し、その他の失格者がいた場合はそちらが優先され、残りのプレイヤーが規定人数より少ない場合は最下位の者は失格にならない。
参加人数が6人になるまでこの措置は続き、6人になった時点で最下位失格の規定は解除される。
7.12日経過時点(13日目午前0時ジャスト)におけるポイント獲得上位三名が世界大会への出場権を獲得できる。
なお、最終的な国内序列は世界大会での順位をもって基本的には決定される。
規定をみればこのゲーム、処女を頂くのとライバルの女の子を寝取ることが勝ち抜くカギになっているのがわかると思う。
だから、初日からライバルたちがこんなに精力的に動くとは予想外だ。
女の子を相手にした分、寝取られる危険性が上がるのだから。
「僕は同じ実習生や一年男子なんかが予選参加者だと思ってたんだけど、あんなに点数とる暇なんて何処にあったんだ? 絶対無理じゃね?」
――無理とは思わないが、他の大人も参加者として潜り込んでいるのだろう。
――但し、学生については共闘している可能性も考えられる。
と、宇津井が脳内で話しかけてきた。
電話でも良いんだけど、夜中に五月蠅くしてると母さんに怒られるのだ。
「なんで共闘してると思うんだ?」
――3位から120ポイントが3人も並んでいるだろう?
――偶然じゃなければ、あれは3人が協力して同じポイントにしている可能性は高い。
――部外者が即座に平等な協力関係を構築するのは難しい。
「4月から一緒に行動している学生なら」
――その可能性は高い。
――但し、取りまとめているリーダーは場合によっては残りの二人を切り捨てる事も考えられる。
「何でだよ? 友達同士だから平等にやってんじゃないの? そのまま3人で仲良く決勝進出ってさ! いや待てよ、あの一年男子がそうなら、風紀委員俱楽部の子を寝取れば楽勝なんじゃ?」
――いや、これはワザとライバルたちに自分たちの存在を知らしめている可能性が高い。
「なんでよ?」
――保有する雌が集団なのは襲われても対抗しやすくするためだ。
――襲わせることでライバルを炙り出し、相手を徹底マークして逆に寝取る作戦じゃないだろうか。
「まぁ、確かに貞操帯でも付けさせてたらレイプするにしても直ぐには不可能か?」
――事前に襲われることがわかっていれば、アラームや連絡手段を隠し持っていることも考えられる。
――ライバルを寝取らなくても、密かに襲われるところを撮影して物理的に退場させることもできるだろう。
物理的退場――ようするに警察に突き出すという手段だ。
今回のゲームはレイプを禁止されている訳ではない。
しかし、明らかな犯罪行為を裏の権力でもみ消してくれる訳でもないと、サクラにはっきり伝えられた。
もちろん、最初からそんな手段は僕は使う気なんてさらさらないけど、だからこそ初日からこんなにライバルがポイントを稼いでいるのが不思議でならない。
「そういやなんで一年生のリーダーが裏切るかもって思うんだ?」
――すでに連中の上に二人いる。
――これから更に様子見をしている連中も上がってくるかもしれない。
――そうなった場合、さっさと二人を裏切ればかなりのポイントが楽に稼げ、かつ、仲間二人を退場に追い込めば復讐される心配もない。
――リーダーは最初から裏切るつもりで二人を懐柔しているとみて間違いないだろう。
「じゃあ、結局は連中には近づかない方が良いって事か?」
――いや、今の段階なら逆に勝負に出るのも良いのかもしれないな。
「え? なんで?」
――それは、現時点でのおまえの状態が連中にとっては最悪の相手だからだ。
「言ってる意味がよく分からないんだが……」
――ともかく、むやみにセックスできる相手を探すよりも、連中と交渉する方が活路を見いだせるはずだ。
「そんな、うまくいくかなぁ……」
その後、色々と対策について話し合うも、僕は不安を抱えたまま明日に備えて眠りにつくのだ……っとその前に!
「何で20ポイントも入ってんだ?」
昨日は玖瑠美にフェラ射精、牡丹ちゃんにフェラ射精、歌乃ちゃんを絶頂の計15ポイントじゃないの?
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