エッチなデイリークエストをクリアしないと死んでしまうってどういうことですか?

浅葱さらみ

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第三章

断章4A

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 二人が出ていき、私の部屋に残されたのは私の他に加害者と被害者だけ。
 用務員の男は観念したのか、床に転がったままでむすっと黙りこくってる。
 女生徒は、ソファに深く腰を下ろして前かがみになり、時折チラチラとこちらの様子を伺っている。
 計画ではもう少し泳がせてから釣り上げる予定だっだが仕方ない。
 彼女の対面に腰を下ろすと、少女は恐る恐る口を開いた。

「あ、あの私……いったいどうなるんでしょうか学園長先生?」
「この男をどうしたいかね?」
「それは、もちろんぶっ殺して……すみません……でも」
「ハハッ、構わんよ! けれども、警察には知らせたくないんだね?」
「はい……」

 まぁ、そうだろうな。
 この少女はプライドが高そうだ。
 そんな彼女が学友達の金品を盗んでいたなど親には知られたくないだろう。
 と、ここで、それまで静かにしていた男が声を荒げる。

「そりゃそうだよなっ! 盗みがバレちゃ学校に居られなくなるもんなぁっ!! なぁ、校長先生よぅ! 俺を叩いても金は出ねぇけど、盗みを働く生徒は即退学させなきゃなんねぇんじゃねぇの?」
「木本さんだったか? 少しは自分の立場をわきまえたらどうかね」
「だけど、おいら無罪放免なんだろ? 慰謝料払えって言われてもよう、薄給の用務員じゃどうにもなりませんて!」
「木本さん、少し静かにしていられない?」

 私はソファから腰を上げて、男の前まで近づく。
 男は薄気味悪い笑みを浮かべ、減らず口を止める気配はない。

「そんなん言ったって、どうせおいらクビなんでしょ? 寮からおん出されたら、路上生活になっちまいまさぁ! 仕事続けさせろとは言わねぇが、多少は色を……ふぎゃっ?!」

 私は木本の顔を踏みつけて黙らせた。
 ぐったりしていた少女も、驚いてソファから立ち上がる。

「氷室伊紫苑くんだったか?」
「はっ、はい!」
「もう一度訪ねるが……、この男をどうしたいかね? 先ほどは始末してほしいというようなことを言っていたが」
「あ、すみません。さっきは言い過ぎました……でも」
「氷室伊紫苑くん……。こいつを刑事告発せずに野放しにすれば、また脅されるかもしれないよ?」
「えっ?」

 おやおや、目を丸くしてるその表情……いくら大人びていると言っても幼さが見え隠れしているね。
 私は心の中で舌なめずりしつつ、彼女の目を見据えた。

「氷室伊紫苑くん。だから、選択肢は二つに一つ」
「どういう意味ですか? 警察に突き出せと仰られるんですか?」
「そうではない。選択肢の一つはこの男を無罪放免にすること」
「そんなの絶対に嫌です!」
「もう一つは……」
「もう一つは?」
「この下劣な男が二度と君の前に姿を見せぬよう、私がきつくお仕置きしてあげよう」
「それで、お願いします! こいつを! このケダモノを痛めつけてやって!!」
「ふふふ」
「あっ、すみません」
「いやぁ~良いんだよ! 少しは元気を取り戻せたようじゃないかね?」
「ええ、まぁ」
「よしっ! この件は私、徳大寺清號とくだいじきよとらがしかと請け負った。ただ……」
「なんでしょう?」
「お金に困っているようだね紫苑くん」
「…………」

 パッと輝きを取り戻した顔がみるみるうちに陰りだす。
 私は彼女の隣に腰を下ろし、幼子をあやすみたいに頭の上に手を置いた。

「ははっ、素直に話してごらん? 悪いようにはしないから」
「あの……うちの家はすごく厳しくて……」

 切々と話す彼女の事情は三文小説以下のどこにでも転がっているような、他愛もないものだった。
 まぁ、すでに私は余さずすべてを知っていたんだけどね。

「私、アルバイトして返しますから! どうか退学にだけは……」
「心配いらないよ。ほら、これをあげるから。私は何も聞いていなかったことにしてあげよう」

 私は懐から財布を取り出し、10万ほど彼女の制服の胸元に差し入れる。

「えっえっ? こんな大金……困ります」
「良いから良いから! 取っておきなさい」

 フフッ、突き返しすらしないのか紫苑君。
 まぁ、無理もない。
 君が喉から手が出るほど欲している現金なのだから。

「あの、どうして?!」
「困っている生徒を助けるのが学園長の役目だからね……けれど」
「なんでしょう?」
「それなりの見返りを期待しているよ紫苑くん」
「ひっ?!」

 私は少女の肩に回していた手を胸元へ移した。
 少女は顔を赤らめて、口元を歪ませていく。

「あっ……あの、止めてください!」

 彼女は両手で私の手を引きはがそうとしているみたいだが、何処か遠慮があるのだろう、あまり力が入らない。

「もちろんあんなはした金程度じゃ、君も承知してくれないことは分かってるよ」
「あの……そういうことではなっ?! あふっ!」
「月100万でどうかね? それだけあれば不自由はしまい?」
「あんっ! いや……止めて……はんっ! ください」

 少女は胸に置かれた私の手を振り払った。 

「わかった!」
「はぁはぁ……あっ……りがとうございます」

 私は立ち上がって転がる男の元へ行き、奴を引っ張り上げる。

「この男を無罪放免、ただちに解放しても良いということだね?」
「そんな!」
「あんたもしや……」
「いつおまえに話す許可を与えた?」
「すいやせ……ふごっ?!」

 腹に一発喰らった男は床をのたうち回っている。
 少女はガクガクと脚を震わせながら立ち尽くしている。

「さぁて、氷室伊紫苑くん。これまでのように彼の性奴隷として身も心も金銭までも搾取され続けるのが良いのか?」
「いや……」
「あるいは私の庇護の元、学業も、金銭も、なに不自由なくこれまで通り学園生活を送るのと」
「…………」
「どっちが良いかね?」

 私は彼女の前に立ちベルトのバックルを外した。
 少女は目の色を失い、崩れ落ちるように膝をついた。

「何をすれば良いか……わかるね?」

 少女はコクりとうなずいた後、スラックスのジッパーを下ろして私のイチモツを引っ張り出してくれた。

「失礼します」

 少女はか細い声でそう呟いてから、パクりと私の亀頭を咥えこんだ。

「おい……何してんだよ……止めろよ。教育者として恥ずかしくないのか?」
「ほうら見てみたまえ紫苑君。木本君のあの顔は何だい?」
「てめぇも何なんだよ紫苑! さんざん俺のチンポコでよがってたくせによぅ! そんな爺の貧祖なチンチン咥えこみやがって! このメスブタ! 淫売野郎!」
「ハハハッ! 本当に紫苑君の事が好きだったみたいだね、木本君! おやおや、何を驚いているんだい木本君?」
「お前知ってたんだな! 最初っから知ってて……あがっ?!」
「ほら見てみたまえ紫苑君、愛する君が寝取られたと勘違いしているみたいだね」
「ぷはっ! こんな薄汚いゴミくず野郎なんて、さっさと死ねばいいとしか思っていません」

 少女の中の暗い欲望が、痛めつけられるかつての支配者に対して引きつった笑みをみせている。
 私はもう一度、彼女に咥えさせるのは止めて、男の前で尻を向けさせた。

「さぁ、彼にもよーく見えるようにねぇ」

 私は少女の腰から突き出された膣口に己の陰茎を宛がい、濡れそぼった膣奥へとソレを沈めていった。

「はぁああああんっ! すごいっ! こんなの初めてっ♡」

 淫乱発情剤アイテムを使ったが、彼女の喘ぎはそれだけが原因ではないようだ。

「あんっ! はぁあんっ! やっ、やぁんっ♡ オマンコの中が熱いよぅ♡」

 彼女は快感に喘ぎつつ、床に転がる男の顔を満足そうに見下ろしているのだ。
 なるほど、この女は手放しがたい魅力に溢れている。
 私は少女の性的才能に感じ入り、年甲斐もなく腰の速度を速めるのだった。

――木本庄三郎所有の性的対象を寝取りました。NTRボーナス50ポイントを獲得しました――
――木本庄三郎はNTRペナルティ100ポイントを失いました――
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