エッチなデイリークエストをクリアしないと死んでしまうってどういうことですか?

浅葱さらみ

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第四章

断章6

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「ああああああああああっすごいっ?! 先生のオチンチン、オチンチンでぇ……あんっ! 私の膣内なかがいっぱいになっちゃうのっ♡」

 やっと、猪狩先生のオチンチンを受け入れることが出来て、ホッと出来るかと思ってたら、あまりの快感にそれどころじゃなかった。
 入れられただけでイキそうになるくらい気持ちいなんて! 私にとっては初めての経験だった。

「大丈夫かな、真尋ちゃん?」
「ひゃうっ♡ はぁあぁぁ……♡ 猪狩先生のオチンチン凄すぎて、頭が真っ白になっちゃいました」
「痛くはない?」
「はんっ! ぜ、ぜん、ぜんだい……はうっ! だいじょぶ……でふぅあぁぁぁ♡」
「ああ! 真尋ちゃん!!」
「はむっ?! くちゅ……ちゅぱぁ♡ 猪狩せんせぇ~♡」

 猪狩先生にキスされただけなのに、なんでこんなに胸とお股がキュンキュンしちゃうんだろう?

「はぁはぁ、真尋ちゃんの膣内とっても気持ちいよ。動かしても平気?」
「ひゃいっ! はぁはぁ……動いてください。もっと、突き上げても平気ですっ♡」

 オマンコの中はあまり使わないで済ませようと思ってたのに、もっと激しく奥まで突き刺して欲しいって、身体がうったえてくる。
 猪狩先生は立ったまま、ゆっくりとしたストロークで机の上の私を抱きかかえながら子宮口を突き上げてきた。

「はうぅぅぅ! イっちゃう! 奥でイっちゃうよぅ♡ 先生のオチンチンが気持ち良すぎて……はぁああんっ♡」
「うはっ! 締め付けすごっ?! まるで搾り取りに来てるみたいだ」
「先生もっと! もっと早く動いて! もっと私のオマンコめちゃくちゃに犯してくだしゃいっ♡」
「真尋ちゃん! 真尋ちゃん!!」

 先生は私を机に寝かせて腰を引きつけ、バコバコと激しいピストン運動でオチンチンを出し入れする。
 先生のカリ首が私の膣道の中のウネウネを擦りつけるたびにオマンコ全体からビクビクと快感がほとばしるみたい。

「はあぁぁぁぁんっ♡ こんなの初めて♡」

 本当はパパ以外とセックスするなんて絶対に嫌だったのに、今ではパパに愛されるよりも身体が幸せを感じているの。
 どうしてなんだろう、こんな愛のないセックスなのに。
 どうして、身体と心がキュンキュンした気持ちに包まれるの?

「あんっあんっ♡ 奥がっ! 奥がすごいよぅ♡」

 目を開けると、猪狩先生の気持ちよさそうな顔が見える。
 ああ、こんなに無垢で楽しそうな顔してセックスする人なんているんだ。
 蛭田の邪悪でいやらしい顔や、パパの何を考えているのか分からない薄ら笑いとは全然違う。

「ああああっあんっ! ダメッ!! こんな好きになっちゃ……ダメェ♡」

 そうだよ、パパよりセックスが上手だからって、それで恋しちゃうなんて駄目だ。
 だって、母子家庭で貧乏な私がこの学校に居られるのもパパのおかげなんだから。
 初めてのころは、痛くて気持ち悪かったけど、あんなに良くしてくれる人なんて他には居ないんだから。
 それに、日々のご奉仕を続けていくうちにパパとのセックスが大好きになっていったんだし。
 他の子だけにして、私にしてくれなかったときは凄く悲しかった。
 でも……。

「イっちゃいます♡ また、イっちゃいます先生♡ 初めてなのになんで? なんでこんなに気持ちいの?!」
「わからないっ! わからないよっ! はぁはぁ、でも真尋ちゃんの中も凄くきもちいよっ!!」
「ほんとに♡ ですか?」

 愛のないセックスのはずなのに、とっても愛されてる感じがしちゃう。
 でも、猪狩先生は私のすべてを愛して助けてなんてくれないだろう。
 だって、先生はパパには成れないのだから。

「大丈夫、真尋ちゃん?」
「え?」
「涙でてるよ」
「すみません、涙腺バカになっちゃったみたい……あっ! 止めないで先生! もっともっと! してください!!」

 私は先生の首に抱き着いて必死に懇願した。
 まだ、オチンチンを抜いてほしくない。
 せめて、この一時だけでも何も考えずに快楽に浸っていたい。
 これが終わったら、先生は破滅に向かって転がり落ちていくのだろうから。
 だって、猪狩先生はパパの敵なのだから。

「真尋ちゃん! もう、出そうだっ!」
「出して! いっぱい出してください!」

 先生は身体を密着させてきて、ギュッと私を包み込みながら私の奥深くに最後の一突きを……。

「うっあっああああああああああっ!!!」
「はんっ♡ あああんっ♡ はあぁぁぁぁんっ♡ ああああっ♡」

 コンドーム越しでも、ドクドクと放出され続ける温かな液体を感じる。
 射精しているときにはしかめていた先生の顔が、やがて柔らかな笑顔に変わり、私に微笑みかけてくれる。

「ありがとう先生」
「やっぱり、真尋ちゃんは笑顔が一番だな」

 慎重に抜き取られたオチンチンの先には、先生の精液で水風船みたいに膨らんだコンドーム。

「へぇ、こんなに出るんですね」
「そっか、コンドームつけたの見るの初めてだものね」
「えへへ」

 先生がコンドームを外そうと後ろを向いた隙に、私は急いでショーツとブラジャーを履いて制服を整える。

「それじゃ先生! もう、授業始まっちゃうかもだから」
「あっ! 真尋ちゃん」

 これ以上いたら、また泣いちゃうかもしれないし、猪狩先生のこと……。
 私は振り返らず、廊下を走る。
 だって、好きになっちゃったらダメだから。
 私の幸せを取り戻すには、先生を裏切らなくちゃいけないのだから。

 階段を駆け下りて、私は目的の部屋にノックもせずに飛び込んだ。

「おやおや真尋君、ノックをしないとはお行儀が悪いぞ?」
「はぁはぁ、すみません学園長先生。追いかけられてたらどうしようって」

 奥の机にいるパパは、座ったまま立ち上がろうともしない。
 やはり、まだ私のこと怒っているの?
 いや違う、この時間ならまだご奉仕を受けている最中だ。

「ううっ! はあぁぁ……」

 パパが顔をしかめてうめき声を上げた後、机の下から背の高い短髪の子が這い出てきた。
 氷室伊紫苑、最近のパパのお気に入り。
 授業にも出ずに、この部屋に入り浸っている。
 彼女はパパの膝の上に乗り、首に抱き着いた。

「紫苑君、これから真尋君と話があるから控えの間に居なさい」
「でも、あそこの部屋から変な声が聞こえてきて気持ち悪い」
「そうかそうか。真尋君」
「なんでしょう?」
「控えの間から、アレを連れてきなさい」
「承知いたしました」

 私は一礼して、右奥の扉から控えの間に入る。
 学園長室と同じくらいの大きさがある控えの間はまるでホテルみたいな作りになっている。
 キングサイズのベッドとガラス張りのバスルーム、ベッドの反対側には大きなクローゼット。
 部屋の角まで進んでクローゼットを開けると、手足を縛られ口輪をハメられた蛭田が涎と涙を流して体育座りをしていた。

「ふもぅ! ふぐぅうぅ!!」
「出て」
「ふぐぅむむぅ! むもっ!!」

 蛭田は変な声を出すだけでクローゼットから出ようとしない。
 触りたくは無かったけど、奴の手をロープで縛った部分を掴んで引っ張り出そうと頑張る。

「ああ、やっぱりダメか」

 仕方がないので、奥のミニキッチンからナイフを持ってきて、脚を縛っていたロープを断ち切った。

「隣の部屋に行って、行かないなら刺すから」
「ふぐぐぐぅ……」

 それでも蛭田は動こうとしないので、私は奴の左手の甲にナイフを突き立てた。

「ふぎゃっ?!」
「今度は二の腕を刺すから」

 蛭田は手から血を滴らせながら、慌てて学園長室へ入っていった。
 入れ替わるようにして、氷室伊がこちらの部屋へ。
 私は彼女と目線を合わせないようにして、扉をくぐる。
 学園長室に入ると、パパと蛭田は向かい合わせでソファに座っていた。

「それで、真尋君。首尾は?」
「滞りなく完了しました」
「それでは、パンティを降ろしてこちらに尻を向けなさい」
「でも、蛭田が」
「おお! そうだった! そうだった!」

 パパはまるでそこに居るのを忘れていたかのように、蛭田に視線を向けた。
 蛭田は縛り上げられた両手で顔を覆いながら震え上がる。
 今まで気が付かなかったけど、お尻の膨らみからみて蛭田はオムツを履かされてる?
 捕まったばかりの昨日と違って、あんなに怯えているところを見ると、パパはしっかりお仕置きしてくれたのかな。
 やっぱり、パパは頼りになる。
 けれど、私に向き直ったときのパパの目は笑っていなかった。

「だが、見られるのは嫌かね?」
「当たり前じゃないですか!」

 やはり、パパはまだ怒っているんだ。
 あいつに見せつけたって、何の罰にもならないでしょ?
 でも、だからといって私に対する罰じゃなくて、私がパパのモノだってあいつに示したいだけなのかな?

「まぁまぁ、見られたからといって減るもんじゃなし。冥途の土産に蛭田君にも本当の愛というものがどのようなモノなのか、見せてあげようじゃないか。なぁ、真尋君?」
「はい……」

 最後に私の名前を強調するパパ。
 ああもう、これは従うしかないのね。
 私は壁際に立ち、ショーツを膝まで下ろした後、いつものように壁に手をついてお尻を突き出した。

「真尋君はホントに素直で良い子だねぇ」

 背後でカチャカチャと音が鳴った後、私の膣口にニュルニュルと硬い肉槍が侵入してきた。

「おやおや! 今日はずいぶんと濡れているな真尋君? そんなに待ちくたびれていたのか」
「んっんん……はぁあぁぁ」

 あれ? なんでだろう。
 いつもみたいに気持ち良くない。
 いえ、快感は有るんだけれども、猪狩先生の時ほど気持ちよくないんだ。
 それに、このせつなさは何?

「ふんっ! ふんっ! ふんっ! 今日の真尋君は滑りが良いのだが、少し緩いな?」
「はぁはぁ、あふぅ! すみません! 今、絞めますからっ!!」
「おふっおっおほっ! こりゃ、搾り取られるみたいだわい!!」

 股に力を入れて、パパの肉棒を締め付ける。
 普段ならもうイッてるはずなのに、何故かパパとのセックスに集中できない。

「はっあっあひっ……はうっ! はぁはぁ」

 感じているから声が出ちゃうというより、お腹を押されて息が漏れてるだけ。

「うっ……くはぁ……」

 いつものように私の子宮を満たしてくるパパの温かいミルク。

「はぁはぁ、中出しして頂きありがとうございました」
「うむ……しかし、イカなかったようだが?」

 ああやっぱりパパは何でもお見通しなんだ。

「すみません。猪狩先生にやられたばかりで、体調が……」
「そうかそうか。しっかり身体を休めたまえ真尋君」

 パパは私の頭をポンポンと撫でた後、陰茎を引き抜いた。
 私はすぐさま向き直って床に膝をついて三つ指をたてる。

「ありがとうございます」
「明日はまだまだ猪狩先生を潰すために働いてもらわんといけないからな……ん? どうしたのかな真尋君」
「あっ! すみません」

 私はいつもの手順通りに突き出されたパパの陰茎を咥えこんだ。

「さぁ~て、君はどうしたもんか? なぁ蛭田君。手駒として使うには能力が足らんし、あの用務員みたいに焼却炉で燃やすかな? ガッハッハッハッハ……」

 レイプしてきた男を哀れに思いながら、私はパパを喜ばせるためのフェラチオに集中した。
 だって、気を抜いた瞬間にあの人との幸せな一時を思い出しちゃうから。
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