エッチなデイリークエストをクリアしないと死んでしまうってどういうことですか?

浅葱さらみ

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第五章

30

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「あぎゃっ?! 牡丹! すっかり歌乃さまのお世話を忘れておりましたですっ!」
「むぅ……丹ちゃん、うるさいんだぉ~!」

 目を擦りながら起き上がった歌乃ちゃんは、眉間に皺よ寄せている。
 それにしても、ロリロリした歌乃ちゃんだと彼女のお股の下に広がる布団のシミが、まるでオネショみたいに思えてくるな。

「ほらほら、歌乃~! これ着なよ?」
「ふふぁ~あんがと茨田ぁ」

 慌てふためく牡丹ちゃんに代わって、薄衣をご主人様に着せてあげる鯨波。
 何もしない奴かと思ったけど、やるときはやるんだな。
 って、そんなことに感心してる場合じゃない。

「こんなにビショビショになるなら、タオルでも敷いておけばよかったかなぁ」
「牡丹は全然平気ですけど、雄介殿の為に取り換えた方がよろしそうでございますねっ! おーい! スタッフのみなさ~ん!!」

 牡丹ちゃんがパンパンと手を叩いくと、間髪入れずに勢いよく襖が開け放たれた。
 そして、現れたるは和服姿の女中四人衆。

「失礼します!」

 彼女らは全裸の僕など見向きもせずに、サササとすり足で近づいてきて布団を持ち去ると、直ぐに取って返して新たなお布団セットを運び込むのだった。
 別に四人も要らないんじゃと思ったけど、いつの間にやら歌乃ちゃんが薄衣からフランス人形みたいなお洋服に着替えさせられていて、髪のセットもキチンと直されていた。

 女中軍団が去り、和室がまた静けさに包まれる。

「うにゅ~、暗くて牡丹とゆうすけのセックス見にくいぉ! 明るくするんだぉ」

 歌乃ちゃんの注文に応えるかのように天井の照明が点くと、それまで暗くて分からなかった部屋の全貌があらわとなった。
 あらためてみると、床の間には高そうな日本画の掛け軸が掛かってるし、襖の模様が金箔だしと、有栖川家が超絶リッチなのが伝わってくる。
 てことは、咲良の実家も同じかそれ以上のハイパー金持ちなのだろうか?

「あの……雄介殿」
「あっ、ごめんごめん! ついつい部屋の豪華さに見とれちゃって」

 僕は牡丹ちゃんの手を取って布団に導き、仰向けに寝かせた。
 さっきまで元気いっぱいだった牡丹ちゃんも、流石に緊張しているようで顔が少しばかり強張っていた。

「雄介殿……あの」
「大丈夫だよ」
「はい♡」

 彼女の頭を優しくなでなでしてから、唇を重ねる。

「ひゃむぅくちゅ……ちゅっ♡ はぁはぁ、雄介殿♡」
「むぅ……歌乃とは初めにキスしてくれなかったぉ」
「今度するときは、いっぱいキスしてあげるから……ね?」

 横から顔を出して邪魔をする歌乃ちゃん。
 僕は彼女をナデナデしてなだめる。
 僕は後ろにいる鯨波に何とかしろと目線を送るが、奴は両手を挙げて無理という合図を送ってくる。
 ああ、こんな間近でガン見されてるとヤリ辛いな。
 僕は一旦、上体を起こして牡丹ちゃんが羽織る浴衣の紐を解いて脱がしにかかる。

「あっ、まだスク水きてたのか」
「えへへ、浴衣だけだとスースーするので」
「歌乃が脱がすの手伝ってやるんだぉ」
「そんな、もったいのうございますです歌乃さまぁ!」

 あれ?! 邪魔じゃなくてお手伝いしたいのかな歌乃ちゃん?
 歌乃ちゃんがガバっと牡丹ちゃんの肩紐に手を掛けて、パツパツなスク水を強引に引きずり下ろす。
 すると、牡丹ちゃんのロケットおっぱいがぼよんっと揺れながら露わになり、更には彼女の肌からプールの残り香みたいな匂いが。

「なんかくちゃいぉ、丹ちゃん」
「えええ! そうでございますかっ! どうしよう?! お風呂にまた入んなくちゃダメですかねっ?!」
「大丈夫だから牡丹ちゃん! これは僕にはとっても良い匂いだから!」

 パニクる彼女を宥《なだ》めすかし、スク水の残りを剥ぎとっていく。
 程よくプニっとしたお腹の下までくると、割れ目の上を薄っすらと覆う産毛。
 触ってみると、とても柔らかでサラサラしている。

「ひゃんっ! ふみゃみゃっ?! 昨日剃ったばかりなのに、おけけ生えちゃってますかっ! 最近生えてくるようになったんですけど、無い方が良いですよね?」
「そんなことないよ! とってもエッチで良い感じだよ牡丹ちゃん」
「本当ですか! ありがとうございます」

 エッチだと言われて、ニコニコと満面の笑みを見せる牡丹ちゃん。
 なんか違う気もするが、これが彼女の個性なんだと受け入れる事にしよう。
 スク水を脱がし終わり、お股を開く。
 開脚してもピッチリと閉じている牡丹ちゃんの縦筋。
 人差し指と中指でくぱぁすると、濃いピンク色をしてテラテラと輝くオマンコがあらわれた。
 僕は皮を被ったままのクリトリスにチロチロと舌を這わせる。

「はぁんっ♡ きもちい……あっあっんっ♡ お股がせつないですぅ♡」
「見てるだけじゃツマンナイぉ! 我らも参加するんだぉ!」
「えっ……しょうがないなぁ」

 チラッと目線を上げると、牡丹ちゃんのおっぱいに左右から吸い付く二人組。

「ひゃふぁっ! そんなっ!! 身体のあちこちきもちくなっちゃいますぅ♡ あっだめっえぇぇ! イっちゃいます! 牡丹すぐにイっちゃいますですぅぅうぅううううううう!!!」

 かなり快感が強かったようで、暴れるように身体をけいれんさせながら僕の口元にイキ潮を吹きかける牡丹ちゃん。
 僕はオマンコに吸い付きながら、彼女の腰をしっかり抱えなきゃならない程だった。
 顔を離すと、先ほどまでピッチリ閉じていた縦筋もわずかに開き、二枚の薄いビラもぷっくり充血気味になっていた。

「はぁはぁ、あのそろそろ二人とも牡丹ちゃんのおっぱいから離れてくれないか?」
「ふみゅぅ……丹ちゃんがヨガるの面白かったんだぉ……」
「まぁまぁ歌乃、これから挿入シーンがみれっからさ?」

 まぁ鯨波の言う通りなんだけど、こうもジーっと見られながらヤルのはやりにくいなぁ!
 だが、そんなことも言ってられない。

「牡丹ちゃん、もう、準備はよさそうだ」
「はい♡ とうとう雄介殿のマラが私の膣に入ってくるのですね」

 痛かったら言ってねと伝えても、彼女は我慢しちゃうだろうな。
 だから、よーく彼女の表情を見ながらセックスしなくちゃいけないぞ?
 僕は亀頭を牡丹ちゃんの膣口に宛がい、肉棒の上に親指を添えつつ、ゆっくりと腰を押し出していく。

「はああぁぁぁぁぁぁっ! 圧がぁ!! 雄介殿のマラ圧が凄いですぅ!!!」

 キツキツな入口だったけど、親指の助けを借りてグポっと先っちょを彼女のオマンコに咥え込ませることが出来た。
 牡丹ちゃんは顔を真っ赤にして、とても苦しそうに顔をしかめている。

「はぁっくっ! ゆう……すけどの……はぁはぁ、遂にひとつになれたのですね♡ 遠慮なさらず奥まで入れて下さ……あうっ!!」
「牡丹ちゃん! 本当に大丈夫なの? 無理してない?」
「ちょっと苦しい……はうぅんっ! ですけれどもぅ……大好きな雄介殿を感じる事が出来て牡丹は幸せ者です♡ だから、もっともっと牡丹に幸せをくださいっ!」
「わかったよ牡丹ちゃん!」

 僕は彼女を強く抱きしめ、唇を合わせながら腰を沈めていった。

「ふみゅぅううう! はむぅううう!! ひゃふぁあああああああ!!」

 陰茎をメリメリと膣肉を分け入りながら子宮口まで挿入させると、彼女の膣内にすっぽりと収まった。
 筋肉質の彼女のオマンコに肉棒を絞めつけられながら、僕は彼女を慈しむように舌を絡める。

「はみゅ♡ くちゅくちゅ……ちゅぷぷっ♡ ひゃふぅ♡ 雄介殿ぉ♡ 大好きです♡」
「ああ牡丹ちゃん! 僕もだよ♡」

 このままラブラブで唾液交換を続けていても十分満足な僕らだったんだけど。

「ぜんぜんパコパコしなくて、つまんないぉ! 今度は丹ちゃんが攻めてみるんだぉ!!」
「ぷはっ! そうでございましたっ! 雄介殿にご奉仕されてばかりで牡丹はまるでマグロでした! ありがとうございます歌乃さま」
「えっ?! 牡丹ちゃん?」

 牡丹ちゃんは僕の肩を押して引きはがし、腰を引いてオマンコからマラを抜き取った。

「さぁ、今度は牡丹の番ですよ雄介殿♡」

 彼女に仰向けになるよう言われて、僕は布団に寝っ転がった。
 それから、牡丹ちゃんは僕の腰の上で膝立ちして、ゆっくりと腰を沈めていった。

「はあぁぁぁぁんっ♡ 雄介殿、牡丹のオマンコに雄介殿のマラが入っていくのが見えますかっ♡」
「ああ、見えるよ牡丹ちゃん! しゅごいっ♡」

 そして、気持ち良すぎるっ!
 牡丹ちゃんはくぱぁっと指でオマンコを開きながら、まるでロデオのように反対の腕を背中に回して上下に抜き差ししだした。
 出し入れするたびに、ブブブッと空気が入る下品な音をたてながら、バキュームのように膣壁が吸い付いてくる。

「あはっ♡ 楽になってきましたよ? 雄介殿♡ 今、牡丹は雄介殿のマラで気持ちいいだけですっ♡ あっあっあっあっ♡」

 やっぱりさっきは無理してたんだな。
 でも、今は自分のペースで気持ちよくなってるみたいで良かったぁ~。
 それにしても、スピードはゆっくりなのに逆方向に動くたびに牡丹ちゃんのロケットおっぱいがブルンと暴れて、とってもエッチだ。

「ねぇ、牡丹ちゃん。もう少しこっちに身体を寄せて」
「ひゃいっ♡ わかひまひはっ♡」

 あっ、かなり逝っちゃってるよ牡丹ちゃん。
 それでも、牡丹ちゃんは後ろに仰け反った体勢から前に近付いてくれた。
 僕も肘をついて上体を丸め、たわわなおっぱいに吸い付くことが出来た。

「はうううぅっ♡ またイっちゃいますたっ♡」

 だらんと気が抜けたように身を持たせかけてくる牡丹ちゃん。
 大分お疲れのようなので、僕は彼女を抱きしめて布団の上でクルっと一回転。

「牡丹ちゃん、今度は僕がまた攻めるね」
「ふみゅううう……申し訳ありません」
「大丈夫! 僕が攻めたいだけだからさ?」

 さっきまではみっちりと陰茎全体を絞めつけていたけれど、何回かイッたおかげかバルーン現象で出来た奥のゆとりも確認できた。
 今度は射精できるくらいのピストンしても大丈夫だよね?
 僕は彼女の太ももを抱え込んでから腰を浮かせて、前後に動かす腰のスピードを高めていく。

「ひゃんっ! あっあっあっ……ああぁぁ♡ すごく……んっ♡ きもち……良いですっ♡ ゆうすけ……あああんっ♡ どの♡」
「僕もきもちいよ牡丹ちゃん♡」
「ひゃふぅああぁぁ♡ そんなに奥グリグリされると……おぐっ♡ おっおっ♡ はふぅ♡」
「またイっちゃう?」
「ひゃい♡」

 かわいく小刻みに痙攣する彼女を抱きしめながら、フィニッシュに向けてラストスパートをきる。

「もうすぐ中に出すよ牡丹ちゃん!」
「はうううぅっ♡ ひゃあああんっ♡ あああんっ♡ 一緒に♡ 一緒にイクのでっ! 牡丹の中にいっぱい♡ 雄介殿の赤ちゃん汁を出してくだひゃっ……ああああああああああっ!!!」
「うおっ!」

 先に牡丹ちゃんにイカれちゃったけど、ビクビク絞め付けてきた膣圧で僕もわずかの差で射精することが出来た。

「はあぁぁぁぁんっ♡ 雄介殿のお汁がドクドクしてまふ♡ 何だかお腹の中でお漏らししちゃったみたい♡ えへへ♡」

 独特の表現を言いつつニコニコする牡丹ちゃん。
 その無垢な笑顔を見ただけで、またまたムクムクと膨らみ始めた僕のマラ。
 このまま、牡丹ちゃんともっと愛し合いたいけど、周りの二人は少し飽きてきたようで。

「ゆうすけのセックス、なんか普通すぎるぉ」
「そろそろお腹空いてきたよわたしゃ」
「そっか、じゃあご飯に行こうか?」

 牡丹ちゃんの中から抜け出して、そう返したが。

「茨田がまだ終わってないぉ」
「げっ……マジでやるんすか?」

 そうだった! 鯨波にわからセックスをしてやるとさっき心の中で誓ったじゃないか!!

「茨田、脱ぐんだぉ」
「ぐぬぬ……」

 素っ裸にひん剥かれた身長140センチちょっとの鯨波の身体は、乳首と乳輪がちょっとばかり大人っぽい以外はまるで〇学四年生。

「さぁ、さっさとと入れたら?」
「お、おう」

 ホントに入るのかなぁ? と、不安になりつつ鯨波のマンコをくぱぁすると、意外なことにビラビラは三人の中では一番大人びていた。

「きゃいっ?! いきなり指を入れるなこのバカチンがぁ!!」
「奥行きは浅そうだけど、そこまでキツキツって訳でもないな」

 あとの二人は意外と筋肉質だけど、こいつはそうでもない。
 だから、ゆるゆるって程ではないにしろ、挿入は楽そうだ。
 僕はチンコを膣口に宛がい、一気に腰を押し出した。

「ふひゃあああらああああああああ――!!!」
「うわっ、やっぱ奥行き狭くてチンチン半分しか入んないや」

 このまま乱暴にわからセックスしてやろうかと思ってたけど、鯨波はいろいろ小さくて、すごく悪い事してるような背徳的な気分になる。
 しかも、パコパコするたびにギャアギャアうるさいし。
 まぁ、それはそれで興奮するんだけど、僕の行為を見学する無垢な瞳の二人の事を考えると、何かオラオラするのは気が引ける。
 やっぱ、紳士的な僕の印象を悪くはしたくないからね。
 ということで、早々に緊急射精を使って鯨波の子宮に精子を送り込んでやった。
 あっ、でも絶頂ポイントも入ってるから、こいつも気持ち良かったんだなぁ。
 こうして処女喪失の儀を無事に済ませた僕らは、みんな仲良くお風呂に入った後、有栖川家の晩餐会へと向かうのだった。
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