エッチなデイリークエストをクリアしないと死んでしまうってどういうことですか?

浅葱さらみ

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第五章

断章7

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 縛られた手首が引っ張り上げられる感覚で、私は意識を取り戻す。
 目を開けると、まだ先ほどの部屋の中なのだろうか?
 ガランとした殺風景な教室の壁と私に向けられたビデオカメラ。
 あれから何時間経過したのか今がいつ頃なのか、ぶ厚いカーテンで窓が遮られ判別がつかない。
 どうやら真上に引っ張り上げれているみたいで、背中やお尻を支えようと触れられる感触から全裸に剥かれているんだと自覚した。

「んっ……んんぐぅ!」

 全身を揺すりながら何か球体のような猿ぐつわを嵌められた口で必死に声を上げようとするが、連中は何の反応も返しては来ない。
 足の指先が浮き上がるまで引っ張り上げられてから、しばらくすると入り口の引き戸から音が聞こえて来た。
 新たな侵入者は、身長160前後だろうか? 頭巾を被り全身を真っ黒なローブで包んでいて男か女か若いのか年寄りなのか判然としない。

「準備が整いましてございます」
「口枷《くちかせ》を外しますか?」

 背後から聞こえて来た女の声、たぶん一人は私を連れて来た一年の女。
 私の目の前にいる頭巾が頷くと、後ろから猿ぐつわが取り去られた。

「ぷはっ! うぇっ……えっぐ!」

 私はそれまで口の中に溜まった唾液を吐き出しさずにいられない。
 頭巾はビデオをチェックした後、ゆっくりと私の元へ戻ってくる。

「ねぇ! なんの冗談なの?! こんな酷い事……良いと思ってるの!」

 頭巾は顔に右手を添えて、わずかに身体を強張らせた。
 そして、いきなりその手を私の身体に伸ばしてきた。

「ひゃっ?! やぁ……あぅ……やめてよぅ」

 左胸を乱暴に揉みしだく、奴の右手。
 私は初めて他人に、それも私を拉致してきた奴に凌辱された恐怖ですくみあがる。
 しかし、そんな私の気持ちなど当然相手は考慮などしてくれない。
 奴はさらに左手も伸ばしてきて執拗に私の胸を揉みしだく。
 ああこのまま犯されてしまうのかと、諦めかけて来たところで、奴の身体がかなり接近していることに気付いた。

「止めろって言ってんだろっ!」
「うっ……」

 油断していた奴の腹に膝をきめてあげると、無様に尻餅をついた。
 床を転げて、もがき苦しむ奴の元へ私の背後から二人の女学生が飛び出してくる。

「大丈夫ですかっ!」

 二人とも頭巾を被ってるけど、やっぱりさっきの奴らだ。
 ということは、この膝蹴りしてやった奴もさっきの一年生?
 駆け寄った二人がまた私の背後に回り、しばらくしてから痛みが治まったのか、あいつは床から立ち上がった。

「ひっ?!」

 いきなり殴りかかってこようとしたあいつに身を強張らせたけど、どうやら本気で殴る気はないようだ。
 あいつが指で後ろに何か合図を送ると、私を吊り上げていたロープが緩みだした。

「はぁはぁ、止めてくれるの?!」

 地面に足が着いたものの、私はそのまま立ってられなくて膝をつく。
 すると、あいつもしゃがみ込んできて私の頭を鷲掴みしてきた。

「ちょっ! 何すんのっ! 放しなさいよっ!!」

 立ち上がろうとしたけど、後ろから二人がカリで肩と腕、それに頭を押さえつけられた。
 目の前に屈み込む奴はローブの前を捲り上げて、勃起した陰茎を取り出し私の口を両手でこじ開けて来た。

「あがっ?! うががっ……はうっ?!」

 必死に身体を揺すって抵抗するも、無情にも奴の陰茎は私の口内深くへと差し入れられていく。

「えぐっ! うぇっあがっ……ぐぐっ」

 息が出来ない、死んじゃう!
 ゴツゴツとした肉棒に犯されながら、私の意識は苦しさと恐怖に支配されていく。
 
「おぇっ……げげぇっ……うげっ」

 ようやく解放された私は胃の中のモノを吐き出さずにはいられない。

「はぁはぁ……こんなっ……ことしてタダで……済むと思ってんの?!」
「グフッ……」
「なに笑ってんの……気持ち悪い!」

 さっきまでは恐怖に心が支配されそうだったけど、冷静になってみれば大したオチンチンじゃないし、これなら猪狩先生の方がよっぽど……って、何考えてんだ私。
 奴はまた私の口をこじ開けて、粗末な陰茎を侵入させて来る。
 けれど、今度は呼吸が苦しくなるほど奥深くは入れてこない。
 こんなのアイスキャンディーしゃぶってるのと変わんないじゃない!
 そんな風に考えて奴を睨み返すと、何を思ったのか?
 奴は私の口をこじ開けていた指を抜き去った。
 しめた!
 私は噛み千切ってやると、奴の肉棒に前歯を突き立ててやった。

「ガッ?! ガツ! うへっ?!」

 しかし、私の予想に反して噛み千切るどころか、潰れさえしない。
 え?! なんで? どうしてなの?
 私の頭の中は疑問に埋め尽くされる。
 いくら鍛え上げられた人間だって、尖ったものには負けるんじゃないの?
 それに、勃起は海綿体に血液が充血しただけ……。
 どれだけ考えても答えは見つからない。
 やがて、私は考えるのを止めて、早く終わらせることだけを考えるようになった。

「ジュップジュブジュル……」

 次第に私は自ら頭を動かして肉棒をしゃぶりだしていた。
 だって、こうすれば早く出してくれるんでしょ?
 ねぇ、お願いだから早く射精してよ。
 そして、全部早く終わらせて……。
 私の願いが通じたのか、陰茎の先端から熱くてヌメヌメした液体が飛び出してきた。

「ふぐっ?! ぶばっじゅぶぶぅ……げぇ――!!」

 けれど、大量に放出された精液が私の喉奥に絡みつき、またも私はえずいてしまう。

「げぶっあふっ……あがっ……げぇ……」

 しかし、奴は嘔吐する私の口から肉棒を引き抜こうとはしない。
 それどころか、今まで以上に腰を動かして口内を犯しだす。

「うげっ……ぐはっ! あぅああっ……」

 もう止めて!
 いつしか私は懇願するかのように必死に肉棒を咥えこんでいた。
 二度目の射精が終わった後、ようやく陰茎が引き抜かれる。

「おえぇぇ……げぇっ! はぁはぁ……なんだか身体が熱く……」

 呼吸困難だったからだろうか?
 私は嘔吐しながらも、不思議と全身が火照っているのに気付いた。
 だけど、悠長にそんなことを考えている暇は私には与えられない。

「なにっ?! どうするつもりよ?」

 緩められていたロープがピンと張り、またも上に吊り上げれれる私。
 私にフェラチオをさせた男は吊り上げられた私を見上げると、背後に回り込み、両手で私の腰を掴んだ。
 
「えっ? なにっ?! 何してるの? やっ! ダメダメダメッ!!」

 ロープが緩みだし、私のお尻があの男に引きつけられていくのが分かる。
 そして、反り返った棒が私の太ももからその付け根へと導かれていく。
 このままじゃ、私、犯される?!

「いやっだめぇ! それだけは許して! 何でもしますから許してください!! お願いっ!! イヤァアアアアアアアア!!!」

 分かっていたことだけど、こんな形で、こんなゆっくりと凌辱されるなんて!
 亀頭が徐々に私を押し広げ、抵抗することも出来ずにジワジワと内部へ侵入してくる。
 
「うぇっえっぐぅ……ママァ……えっぐぅ……ひっ――!!」

 奥深くまで突き刺され、私のお尻はあの男の身体に触れている。
 生きてきた中で感じたことのない絶望と恐怖で私の中の何かが壊れた。

「かはっ! あっあっ……あうぅぅ」
「気持ちよさそうに声をだしてますね」
「初めてなのに、そんなに感じるなんてねぇ」
「やっ……違うっ!」

 気持ちよくない! 気持ちよくなんかないはずなのに!
 何故か声が出てきちゃう。

「ひゃうんっ! ああっ……あんっ! いやぁ……」

 乱暴に突き上げられるたびに、身体の芯を貫く何か。
 ロープがさらに緩められ、私は四つん這いになる。

「あんっあっあっ!! やだぁ――! 壊れちゃうよぅ!!!」
「あらあら、こんなダラダラお汁をこぼしちゃって」
「潮でも吹いたのかしら?」
「はうぅぅぅ?! あんっあんっ!! あっあっ……ああああっ!!!」

 女生徒たちまでもが私の身体をまさぐり始め、最後には後ろから覆いかぶさるようにしてあいつは私の乳首をひねってきた。

「えっ?! いやっ……乳首いじっちゃいやぁ……はんっ! あっああああっ!!!」
「中に出すぞ」
「えっ?! 止めて! それだけはっ! イヤァアアアアアアアア!!!」

 私の奥深くへと放出される濁った液体。
 あいつの陰茎がドクドクと脈打つのすら感じる。
 私は倒れ込むように床に崩れ落ち、幼子みたいに泣きじゃくるしかできなかった。

「えっぐぅ……なんで……なんで私がこんな……」

 私を犯した男は私の頭を撫でて来た。 

「そんな……優しくされたって……あんたなんか……えっ?!」

 顔を上げるとあいつは頭巾やローブを取り去っていて、センター分けにした長い髪と端正な白い少女の顔で微笑んでいた。
 しかも、その身体には膨らんだ胸も……。

「さぁ、お楽しみはこれからだよ」

 彼? 彼女? は私を抱き上げて、隅にあるベッドへと運びこむ。
 そして、私の頭が混乱している中でやさしく愛撫し、舌を這わせて来る。

「あっあっ……んっ! だめぇ」

 なぜだか凄く気持ちいい。
 どうして? さっきまではあんなに嫌だったのに。
 相手が美しい少女だから?
 逃げ出せば良いはずなのに、なすがままに彼女の愛撫を受け入れてしまう。

「さぁ、もう一度いい?」
「うん」

 彼女は私の両脚を持ち上げて、陰茎を宛がった。
 しかし、二度目のセックスの前に大きな物音がそれを遮った。

「彼女から離れろ!」

 窓が割れ、扉が蹴破られ、多くの人影が部屋に雪崩れ込んできたのだ。
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