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第七章
通話記録2
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火曜日午前11時――聖アフロディーテ学園外線
『もしもし、こちら福祉保健局疾病対策課の性感染症対策班の平川と申します。聖アフロディーテ学園さまですか?』
――はい、こちら聖アフロディーテ学園です。どのようなご用件でしょうか?
『健康診断を担当されている方にお繋ぎ願いたいのですが』
――少々お待ちください。
――お電話代わりました、教頭の金町です。
『こちら福祉保健局疾病対策課の性感染症対策班の平川と申します。先日、スーパー梅毒に関する情報提供及び緊急アンケートのメールをお送りしたのですが、ご確認いただけましたでしょうか?』
――いえ、見てないですねぇ。
『メールアドレスはエフ・ユー・ケイ……です。迷惑メールに紛れ込んでいたりしないでしょうか?』
――ええと、有りました! このファイルをクリックすれば良いですか?
『お願いします』
――なるほど、うちの学園にはあまり関係なさそうですが、広がったら大変そうな病気ですね。
『ええ、それでそちらの次の健康診断は9月ですよね?』
――はい、そうですが。それが何か?
『それが、そちらを担当されている嘉手納医師から情報提供がありまして、誠に申し上げにくいのですが』
――もしかして、うちで広がってるって事ですか?
『いえいえ、確実のそういうわけでは、ですが感染力が高いので9月に検査では遅すぎます。早急に診断車を派遣するのがよろしいかという話が出てましてね』
――いやでも、これ性病でしょ? 我が学園のような貞節な良家の女子が通っているところに限って、有り得ませんよ!
『性感染症と言っても、便座や銭湯からの感染も多いんです。ですが、性感染症には代わりないので、内密に検査を実施した方が良いだろうと」
――でも、実際どんな風に検査するんですか?
『レントゲン車を出しますので、表向きは肺炎検査ということになります。ただ、検診で疑わしいと医師が判断した児童に関しては粘膜から検体を採取することになるかと』
――わかりました。それでこちらはどのような準備をしておけばよろしいですか? あと日程の方はいつ?
『来週の月曜はいかがでしょうか? あとはですね……』
『もしもし、こちら福祉保健局疾病対策課の性感染症対策班の平川と申します。聖アフロディーテ学園さまですか?』
――はい、こちら聖アフロディーテ学園です。どのようなご用件でしょうか?
『健康診断を担当されている方にお繋ぎ願いたいのですが』
――少々お待ちください。
――お電話代わりました、教頭の金町です。
『こちら福祉保健局疾病対策課の性感染症対策班の平川と申します。先日、スーパー梅毒に関する情報提供及び緊急アンケートのメールをお送りしたのですが、ご確認いただけましたでしょうか?』
――いえ、見てないですねぇ。
『メールアドレスはエフ・ユー・ケイ……です。迷惑メールに紛れ込んでいたりしないでしょうか?』
――ええと、有りました! このファイルをクリックすれば良いですか?
『お願いします』
――なるほど、うちの学園にはあまり関係なさそうですが、広がったら大変そうな病気ですね。
『ええ、それでそちらの次の健康診断は9月ですよね?』
――はい、そうですが。それが何か?
『それが、そちらを担当されている嘉手納医師から情報提供がありまして、誠に申し上げにくいのですが』
――もしかして、うちで広がってるって事ですか?
『いえいえ、確実のそういうわけでは、ですが感染力が高いので9月に検査では遅すぎます。早急に診断車を派遣するのがよろしいかという話が出てましてね』
――いやでも、これ性病でしょ? 我が学園のような貞節な良家の女子が通っているところに限って、有り得ませんよ!
『性感染症と言っても、便座や銭湯からの感染も多いんです。ですが、性感染症には代わりないので、内密に検査を実施した方が良いだろうと」
――でも、実際どんな風に検査するんですか?
『レントゲン車を出しますので、表向きは肺炎検査ということになります。ただ、検診で疑わしいと医師が判断した児童に関しては粘膜から検体を採取することになるかと』
――わかりました。それでこちらはどのような準備をしておけばよろしいですか? あと日程の方はいつ?
『来週の月曜はいかがでしょうか? あとはですね……』
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