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第七章
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「何よこれ――!!!」
「五月蠅いなぁ~」
突然の奇声で目が覚め、僕は柔らかなおっぱいに顔を擦りつけた。
って、ああ……さすがに抜けちゃったのか?
オネショしたみたいな不快感を下半身に感じつつも、僕は真尋ちゃんの胸から顔を離し頭を持ち上げた。
「げっ、勝手に入ってくんなよ玖瑠美!」
扉の前から僕らを指さしながら顔を強張らせている我が妹。
しまった、真尋ちゃんを迎え入れるときに鍵をかけるのを忘れて、そのまま寝てしまったようだ。
「ふわぁ~おはようございますユウくん♡」
「タメ口で良いって言っただろ真尋ちゃん?」
「だって、先生~♡」
「こらこら、二人の時は先生って呼ぶのもダメって言ったじゃん!」
起き上がって僕の腕に抱き着いてきた真尋ちゃん。
なんだか、純真無垢な見た目だけど、そこはかとなく小悪魔感が出て来たような。
また、そんなあざといムーブする彼女にガンを飛ばす妹の目がみるみるうちに吊り上がっていく。
「何、朝っぱらから馬鹿じゃないのっ!!」
「きゃあ怖~い♡」
「むっかー! ちょっと、朝は私の番なんだから離れなさいよ!!」
「日曜の朝くらいゆったり過ごさせてくれよぅ」
ヤバい! このままだとキャットファイトになりそうだ。
とりあえずベッドから降りて、妹をなだめる。
なんか真尋ちゃんわざと玖瑠美を煽ってる? 気のせいだといいのだが……。
ともかく! 妹は怒り狂うと何しでかすか分からないし、真尋ちゃんもベッドから出ようともしないので、みんなで朝食を取りにダイニングルームへ行くことを提案してみた。
「はぁ? 朝のご奉仕はどうすんのよっ!」
「私は構いませんけど」
「朝食済んだら、お前の部屋でしてやるから」
「それなら、良いけど♡」
ふぅ、何とか大丈夫そうだけど、さっさと片付けないと今日は予定が詰まってるのだ。
両側から腕を取られて、朝食会場にたどり着くと、意外な人物が待ち構えていた。
「おうゆうすけぇ~おはよ~」
「あれ、歌乃ちゃん?!」
朝っぱらから蜂蜜たっぷりのパンケーキを頬張っている歌乃ちゃん。
どうやら、学園長の負けが確定した日付変更直後に、奴の所からすぐに返されたそうだ。
まぁ、今後の立場を考えればそうするしか無いよね。
「何もされなかった歌乃ちゃん?」
「大丈夫だお! 家の中だと徳大寺は嫁さんに頭が上がらないみたいだったお」
あの学園長でも頭が上がらないって、どんだけ怖い嫁なのだろう?
何故か後で、歌乃ちゃんが学園長と奥さんと撮った写真を見せてくれたけど、とても優しそうな目をした20代後半くらいの女性に見えた。
ちなみに実年齢は学園長と同じくらいらしい。
やはり、宇宙人に取りつかれると化け物じみてくるのだろうか?
ところで、歌乃ちゃんの帰還にびっくりしていたのは僕だけじゃなかった。
「歌乃……」
「芳川ぁ~良かったのぅ~ゆうすけぇのチンチンは最高だったかぇ?」
「ごめんね歌乃!」
涙を流しながら歌乃を抱きしめる真尋ちゃん。
感動の和解のような、そうでもないような微妙な感じだけど、歌乃ちゃんは許してくれてるみたいだし、終わり良ければ総て良しとしておこう。
朝食に亜鉛たっぷりの牡蛎のオムレツや鉄分がいっぱい取れそうな小松菜のスムージーなど、何故か僕だけ強制的に決められた精力増強メニューを食した後、妹にたっぷりと精液を搾り取られた僕。
その後は急いで支度し、有栖川家を飛び出した僕は電車を乗りついで原宿駅までやってきた。
「うはっ、間に合うかな?!」
公園への道をひた走りながら、スマホで時間を確認する。
一応、遅れるかもと連絡は入れて置いたし、向こうの方が近いから大丈夫だと思うけど……。
「あっ、やっぱりいた!」
大きな都市公園の入り口に立つ可憐な美少女。
大きな帽子を被って顔に影がさしているけど、その美しい佇まいは道行く男女の目を引かずにはいられない。
「咲良ぁ~!」
「雄介君!」
良かった、早く来過ぎてナンパされまくってないかと心配してたのだ。
今日の咲良はノースリーブの真っ白なワンピースを着ていて、普段よりちょっぴり大人なセクシーさを醸し出している。
「待たせちゃったかな?」
「ううん、私も着いたばかりだから」
久しぶりに会ったものだから、何だか気恥ずかしくて目が合わせられない。
視線を下に持っていくと、彼女が手に持つ大きなバスケット。
「あっ、重いでしょ? 僕が持つよ」
「ありがとう」
顔を赤らめてニッコリ微笑む顔が眩しすぎる。
ああ、先週は色々な美少女と過ごしてきたけど、やっぱり咲良が一番かわいい。
そして、こんな世界一の美人が僕の彼女だなんて。
「どうしたの雄介君?」
「あっ、久しぶりだから見とれちゃって」
「やだっ♡ 恥ずかしいよぅ」
恥ずかしがる姿もやっぱりかわいいけど、このまま公園の入口で時間を無駄に過ごしている場合じゃない。
僕は彼女の手を取って、公園の奥へと足を踏み入れた。
「けっこう人がいっぱいいるんだね」
「お隣でイベントしている所為なのかも?」
芝生やベンチにはカップルや家族連れだけじゃなく、友人同士や外国人観光客など多様な人々で溢れかえっていた。
奥の木立の中にゆったり出来そうなスペースを見つけ、シートを敷いて座る。
「ちょっと、早いかな?」
バスケットの中からランチボックスを取り出す咲良。
そういえば、彼女の手作り食べるの初めてかも?
朝食をたらふく食べさせられたけど、頑張って全部食べなくちゃな。
「あっ、飲み物買ってこようか?」
「雄介君、水筒も持ってきてあるから……あっ?!」
「どうしたの?」
「コップ忘れちゃいました。やっぱり雄介君の分は買ってきて貰った方が良いかしら?」
「別に一緒に飲めば良いじゃん?」
「そうだね♡」
水筒の蓋を共有するくらいで顔を赤らめる恥ずかしがり屋の咲良さん。
今まであんなに激しく愛し合ってきたのに、まだまだ初々しいのが嬉しくなる。
早めのランチをとりながら、会えなかった一週間の出来事についておしゃべりする僕ら。
僕の方は聖アフロディーテ学園での実習について話したんだけど、エッチなイベント抜きにすると内容がスカスカになってしまい、ちょっとしどろもどもになっちゃったかもしれない。
「なんだか楽しそうだね。雄介君、ホントに教師になってみたら?」
「えっ?! 無理無理! 初日なんか舐められて大変だったんだから」
「あれ? さっきはそんなこと言ってなかったけど……」
「あははは……」
別に嘘はついてないんだけど、やっぱエロ抜きで僕の学園生活を説明するのは難しい。
しかし、僕の会話力で誤魔化しきるのは難しいようで。
「雄介君……」
咲良は僕の腕を取って身を寄せてきた。
「私だって、分ってるんだよ?」
「え? 何のことかなぁ」
「そのクラスの女の子たちとエッチしたんだよね?」
「いやいやいやいや! 担当クラスの生徒とはヤッてないってば!」
あっ、鯨波はC組だったっけ?
「じゃあ、他の生徒たちとはしたんでしょ?」
「うん……」
「私、重い女だって思われちゃうね」
「そんなことない! 僕だって、咲良が他の男と仲良くしてたら嫉妬するし!!」
「私は雄介君だけだよ」
「咲良……」
自然と唇を重ね合わせ、二人の愛を確かめ合う。
このまま押し倒してしまいたいけど、流石に野外はまずい……つうか人多すぎだし。
だけど、このまま直ぐにホテルに直行したら、咲良がサクラになっちゃうし。
「咲良?」
「なに、雄介君?」
「なるべくいっぱい君と過ごしたいから、愛し合うのは夜中まで待ってね」
「はい……」
その後は、隣の野外イベントの屋台を見てまわったり、表参道の方へ行ってウインドウショッピングを楽しんだり、一人じゃ入れないようなお洒落なカフェでお茶をしたり、夕方からは映画館などなど普通のカップルみたいにデートを満喫した。
しかし、午後八時を過ぎる頃にはヤルことも無くなってきた。
二人ともカラオケは苦手だし、居酒屋も咲良には似合わない。
という訳で、自然と円山町に足が向かったのだけど。
「中にゲームとかあるし、すぐしなくたって……ね?」
「うん、そうだよね。私、あまりテレビ見ないけど久しぶりに見て見ようかな?」
何となくぎこちない会話をしながら、この前一緒に入ったラブホが近づいてくる。
しかし、角を曲がってホテルが建つ路地に入ったところで声を掛けられた。
「ユウくん♡」「雄介殿!」「ゆうすけぇ~」
「なんで?!」
事も有ろうに、ラブホの前に立ちはだかっていた良く知るJK3人組。
しかも、真尋ちゃん、牡丹ちゃん、歌乃ちゃんの後ろをよく見れば、後方から様子を伺っている蜂須賀さん。
予想の斜め上を行く展開に、僕の頭は計算が追いつかない。
この先、いったい僕はどうなってしまうのだろうか?
「五月蠅いなぁ~」
突然の奇声で目が覚め、僕は柔らかなおっぱいに顔を擦りつけた。
って、ああ……さすがに抜けちゃったのか?
オネショしたみたいな不快感を下半身に感じつつも、僕は真尋ちゃんの胸から顔を離し頭を持ち上げた。
「げっ、勝手に入ってくんなよ玖瑠美!」
扉の前から僕らを指さしながら顔を強張らせている我が妹。
しまった、真尋ちゃんを迎え入れるときに鍵をかけるのを忘れて、そのまま寝てしまったようだ。
「ふわぁ~おはようございますユウくん♡」
「タメ口で良いって言っただろ真尋ちゃん?」
「だって、先生~♡」
「こらこら、二人の時は先生って呼ぶのもダメって言ったじゃん!」
起き上がって僕の腕に抱き着いてきた真尋ちゃん。
なんだか、純真無垢な見た目だけど、そこはかとなく小悪魔感が出て来たような。
また、そんなあざといムーブする彼女にガンを飛ばす妹の目がみるみるうちに吊り上がっていく。
「何、朝っぱらから馬鹿じゃないのっ!!」
「きゃあ怖~い♡」
「むっかー! ちょっと、朝は私の番なんだから離れなさいよ!!」
「日曜の朝くらいゆったり過ごさせてくれよぅ」
ヤバい! このままだとキャットファイトになりそうだ。
とりあえずベッドから降りて、妹をなだめる。
なんか真尋ちゃんわざと玖瑠美を煽ってる? 気のせいだといいのだが……。
ともかく! 妹は怒り狂うと何しでかすか分からないし、真尋ちゃんもベッドから出ようともしないので、みんなで朝食を取りにダイニングルームへ行くことを提案してみた。
「はぁ? 朝のご奉仕はどうすんのよっ!」
「私は構いませんけど」
「朝食済んだら、お前の部屋でしてやるから」
「それなら、良いけど♡」
ふぅ、何とか大丈夫そうだけど、さっさと片付けないと今日は予定が詰まってるのだ。
両側から腕を取られて、朝食会場にたどり着くと、意外な人物が待ち構えていた。
「おうゆうすけぇ~おはよ~」
「あれ、歌乃ちゃん?!」
朝っぱらから蜂蜜たっぷりのパンケーキを頬張っている歌乃ちゃん。
どうやら、学園長の負けが確定した日付変更直後に、奴の所からすぐに返されたそうだ。
まぁ、今後の立場を考えればそうするしか無いよね。
「何もされなかった歌乃ちゃん?」
「大丈夫だお! 家の中だと徳大寺は嫁さんに頭が上がらないみたいだったお」
あの学園長でも頭が上がらないって、どんだけ怖い嫁なのだろう?
何故か後で、歌乃ちゃんが学園長と奥さんと撮った写真を見せてくれたけど、とても優しそうな目をした20代後半くらいの女性に見えた。
ちなみに実年齢は学園長と同じくらいらしい。
やはり、宇宙人に取りつかれると化け物じみてくるのだろうか?
ところで、歌乃ちゃんの帰還にびっくりしていたのは僕だけじゃなかった。
「歌乃……」
「芳川ぁ~良かったのぅ~ゆうすけぇのチンチンは最高だったかぇ?」
「ごめんね歌乃!」
涙を流しながら歌乃を抱きしめる真尋ちゃん。
感動の和解のような、そうでもないような微妙な感じだけど、歌乃ちゃんは許してくれてるみたいだし、終わり良ければ総て良しとしておこう。
朝食に亜鉛たっぷりの牡蛎のオムレツや鉄分がいっぱい取れそうな小松菜のスムージーなど、何故か僕だけ強制的に決められた精力増強メニューを食した後、妹にたっぷりと精液を搾り取られた僕。
その後は急いで支度し、有栖川家を飛び出した僕は電車を乗りついで原宿駅までやってきた。
「うはっ、間に合うかな?!」
公園への道をひた走りながら、スマホで時間を確認する。
一応、遅れるかもと連絡は入れて置いたし、向こうの方が近いから大丈夫だと思うけど……。
「あっ、やっぱりいた!」
大きな都市公園の入り口に立つ可憐な美少女。
大きな帽子を被って顔に影がさしているけど、その美しい佇まいは道行く男女の目を引かずにはいられない。
「咲良ぁ~!」
「雄介君!」
良かった、早く来過ぎてナンパされまくってないかと心配してたのだ。
今日の咲良はノースリーブの真っ白なワンピースを着ていて、普段よりちょっぴり大人なセクシーさを醸し出している。
「待たせちゃったかな?」
「ううん、私も着いたばかりだから」
久しぶりに会ったものだから、何だか気恥ずかしくて目が合わせられない。
視線を下に持っていくと、彼女が手に持つ大きなバスケット。
「あっ、重いでしょ? 僕が持つよ」
「ありがとう」
顔を赤らめてニッコリ微笑む顔が眩しすぎる。
ああ、先週は色々な美少女と過ごしてきたけど、やっぱり咲良が一番かわいい。
そして、こんな世界一の美人が僕の彼女だなんて。
「どうしたの雄介君?」
「あっ、久しぶりだから見とれちゃって」
「やだっ♡ 恥ずかしいよぅ」
恥ずかしがる姿もやっぱりかわいいけど、このまま公園の入口で時間を無駄に過ごしている場合じゃない。
僕は彼女の手を取って、公園の奥へと足を踏み入れた。
「けっこう人がいっぱいいるんだね」
「お隣でイベントしている所為なのかも?」
芝生やベンチにはカップルや家族連れだけじゃなく、友人同士や外国人観光客など多様な人々で溢れかえっていた。
奥の木立の中にゆったり出来そうなスペースを見つけ、シートを敷いて座る。
「ちょっと、早いかな?」
バスケットの中からランチボックスを取り出す咲良。
そういえば、彼女の手作り食べるの初めてかも?
朝食をたらふく食べさせられたけど、頑張って全部食べなくちゃな。
「あっ、飲み物買ってこようか?」
「雄介君、水筒も持ってきてあるから……あっ?!」
「どうしたの?」
「コップ忘れちゃいました。やっぱり雄介君の分は買ってきて貰った方が良いかしら?」
「別に一緒に飲めば良いじゃん?」
「そうだね♡」
水筒の蓋を共有するくらいで顔を赤らめる恥ずかしがり屋の咲良さん。
今まであんなに激しく愛し合ってきたのに、まだまだ初々しいのが嬉しくなる。
早めのランチをとりながら、会えなかった一週間の出来事についておしゃべりする僕ら。
僕の方は聖アフロディーテ学園での実習について話したんだけど、エッチなイベント抜きにすると内容がスカスカになってしまい、ちょっとしどろもどもになっちゃったかもしれない。
「なんだか楽しそうだね。雄介君、ホントに教師になってみたら?」
「えっ?! 無理無理! 初日なんか舐められて大変だったんだから」
「あれ? さっきはそんなこと言ってなかったけど……」
「あははは……」
別に嘘はついてないんだけど、やっぱエロ抜きで僕の学園生活を説明するのは難しい。
しかし、僕の会話力で誤魔化しきるのは難しいようで。
「雄介君……」
咲良は僕の腕を取って身を寄せてきた。
「私だって、分ってるんだよ?」
「え? 何のことかなぁ」
「そのクラスの女の子たちとエッチしたんだよね?」
「いやいやいやいや! 担当クラスの生徒とはヤッてないってば!」
あっ、鯨波はC組だったっけ?
「じゃあ、他の生徒たちとはしたんでしょ?」
「うん……」
「私、重い女だって思われちゃうね」
「そんなことない! 僕だって、咲良が他の男と仲良くしてたら嫉妬するし!!」
「私は雄介君だけだよ」
「咲良……」
自然と唇を重ね合わせ、二人の愛を確かめ合う。
このまま押し倒してしまいたいけど、流石に野外はまずい……つうか人多すぎだし。
だけど、このまま直ぐにホテルに直行したら、咲良がサクラになっちゃうし。
「咲良?」
「なに、雄介君?」
「なるべくいっぱい君と過ごしたいから、愛し合うのは夜中まで待ってね」
「はい……」
その後は、隣の野外イベントの屋台を見てまわったり、表参道の方へ行ってウインドウショッピングを楽しんだり、一人じゃ入れないようなお洒落なカフェでお茶をしたり、夕方からは映画館などなど普通のカップルみたいにデートを満喫した。
しかし、午後八時を過ぎる頃にはヤルことも無くなってきた。
二人ともカラオケは苦手だし、居酒屋も咲良には似合わない。
という訳で、自然と円山町に足が向かったのだけど。
「中にゲームとかあるし、すぐしなくたって……ね?」
「うん、そうだよね。私、あまりテレビ見ないけど久しぶりに見て見ようかな?」
何となくぎこちない会話をしながら、この前一緒に入ったラブホが近づいてくる。
しかし、角を曲がってホテルが建つ路地に入ったところで声を掛けられた。
「ユウくん♡」「雄介殿!」「ゆうすけぇ~」
「なんで?!」
事も有ろうに、ラブホの前に立ちはだかっていた良く知るJK3人組。
しかも、真尋ちゃん、牡丹ちゃん、歌乃ちゃんの後ろをよく見れば、後方から様子を伺っている蜂須賀さん。
予想の斜め上を行く展開に、僕の頭は計算が追いつかない。
この先、いったい僕はどうなってしまうのだろうか?
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