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万年寒鉄を求めて
唐突に攻撃力が4倍になるタイプのJK
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「パイルバンカー!」
バリバリバリバリ!
魔力で作られた釘が氷壁へ打ち込まれ、大きな亀裂を作る。
「あれ?」
だけど氷壁の破壊にまでは至らず、しかも亀裂が急速に塞がり、最後には釘が押し出されてポロリと落ちた。
その様子を見てヨイニが氷壁を撫でる。
「一発で規定以上のダメージ与える必要があるのかもね」
「一緒に攻撃してみる?」
「そうだね」
私の提案にヨイニは頷いて氷壁から距離を取り、大きな槍を脇に構える。
「エンペラーチャージ!」
スキル発動と共にエフェクトを伴った突撃を放つ。
タイミングを合わせて私もスキルを発動する。
「「パイルバンカー!」」
風間家秘伝の多重発声で両手に装着されたパイルバンカーを打ち込む。
雷鳴の様な炸裂音と共に氷壁に破滅的な亀裂が走る。
「おぉ……これでもダメなんだ」
さっきよりは明らかに亀裂の深さ、大きさは増しているけど突破までは至らなかった。
ヨイニが関心した様子で氷壁を見上げる。
「本来はもっと後半に来る様な場所なのかもね」
「うーん、もうちょっとって気がするんだけどなぁ」
「連続で攻撃してみたら?」
「流石に回復速度のほうが速そうかなー。あっそうだ!」
「どうしたの?」
「さっきのボス戦でレベル上がったから種族レベル上げられそうなんだよね。すぐ終わるからちょっと行ってきて良い?」
「うん、じゃあ待ってるね」
という訳で本日3回目のログイン画面。
「AIさーん、種族レベルを20にしてー!」
「承知しました。現在の変更ポイントは50です。ボディを変更しますか?」
「いや、今度は全部最適化で!」
「承知しました」
AI返事をすると、私の姿が光に包まれる。
腰から生えている空力制御によるバランス調整とブレーキ機能を賄っていた翼がこれまでのデータを元に最適化される。ついでに肺の位置と形状、サイズもちょっと直された。
「おぉー」
翼がさらに大きくなり、可動域も広がる。
ステータス画面を見ると、新しい装備欄として追加されていた。
もしかしてこれって……。
「パイルバンカー!」
発声によってスキルを発動させると、目的通り翼からパイルバンカーを放つことに成功する。
現実で私は腕を2本しか持っていないからしばらく練習が必要かな。
「カオスルーラーの種族レベルが規定の値を超えました。消費した変更ポイントが規定の値を超えました。条件を満たしました。新しい種族として登録しますか?」
「へ? 何それ?」
「アニー・キャノンのキャラクター情報を元に、新しい種族として登録します」
「それをするどんな良いことがあるの?」
「種族レベルが上昇した際の種族スキルを選択できます。種族固有のステータスボーナスを選択でいます。また、双方の同意がある場合、他のカオスルーラーの種族を新しい種族へ変更できます」
「あー凡人種は火に強くて、エルフは魔法が強いみたいなのを自分で設定できるってこと?」
「はい、おっしゃる通りです」
「面白そうだね! デメリットは?」
「種族が固定される為、体型の変更ができなくなります」
「あーそれはそうだよねー。要は体が不定形な種族から固定された種族に変更されるってことだもんね」
今の所、アニーの体で変えたい場所は無い。でも後から気嚢とかを思いついても、新しい種族になったらそういう事はできないってことだよね? だけど種族スキルとステータスボーナスの恩恵はめちゃめちゃ大きい。
他のカオスルーラーを私と同じ種族にできるって言うのも面白そうだし。
「ちな新しい種族になった場合、今までの種族レベルはどうなるの?」
「新しい種族に引き継がれます。その為、20レベル分の種族スキル、ステータスボーナスを選択します」
「新しい種族でレベルアップした場合は?」
「種族スキル、ステータスボーナスを選択します。これは新しい種族を作ったプレイヤーだけが可能です」
私の種族になったカオスルーラーはレベルアップした時に私がそのレベルで選択した種族スキル、ステータスボーナスが適用されるって事だね。
これってもしかしてさ、凡人種以外の種族も元々はカオスルーラーだったんじゃない?
ま、そう言うこの世界の根幹に関わる様な難しいお話はシュクレちゃんに任せよう。
「例えばレベル30とか40のキリ番に達した時には何かある?」
「……」
私の質問にAIは無言を回答した。
「ふーーーん」
「新しい種族を登録しますか?」
「いえーす!」
「承知しました。アニー・キャノンを新しい種族として登録します」
「おなしゃーす」
新しい画面から、種族スキルとステータスボーナスを選択する。確認ボタンを押すと種族名の変わったステータス画面が表示された。
名前:アニー・キャノン Lv27
種族:タイラントボルレックス・オリジンLv20
HP:255/255
MP:120/120
【STR:75】(+35)
【VIT:10】
【DEX:20】(+10)
【AGI:115】(+60)
【INT:44】
装備
頭【蛮王のサークレット】(防御力+5、STR+5、AGI+5)
肩【蛮王のマント】(防御力+10、STR+5、AGI+10)
体【蛮王の粗鉄鎧】(防御力+30、STR+5)
右手【鉄の手甲(雷属性強化)】(物理攻撃力+15、防御力+15)
左手【鉄の手甲(雷属性強化)】(物理攻撃力+15、防御力+15)
右翼腕【】
左翼腕【】
尻尾【小鬼将軍のバンクル】(AGI+20、STR+10)
腰【蛮王の腰布】(防御力+10、AGI+10)
足【踊り子のバングル】(AGI+20、DEX+10)
靴【蛮王の靴】(防御力+10、AGI+10、STR+5)
ファーストジョブ:アウトローLv5
セカンドジョブ:マジックユーザーLv5
スキル
【鼓舞】
【パンチャー】
【暗視】
【黒煙】
【トンズラ】
【パイルバンカー】(ベース:ロックショット)
【アトラクトボール】(ベース:スパークボール)
【属性付与(雷)】
【属性攻撃強化(雷)】
【アンチライトニング】
種族スキル
【ドレインタッチ】
【雷耐性】
【雷属性攻撃強化】Lv6
【暴虐(STR強化)】Lv6
【影踏(AGI強化)】Lv6
称号
【無慈悲なる者】
【悪の先導者】
【外道】
【大物狙い】
【キラー】
【サイコキラー】
【シリアルキラー】
【マス・マーダー】
【プレデター】
【最後の希望】
ステータスポイント1
「この種族名ってどうやって決まってるの?」
「ステータスやこれまでの行動を元に決定されます」
「なーるーほーどー」
無理やり日本語訳するなら雷の暴君王って感じかな? カッコいいし悪くない。
「決定しますか?」
「決定で!」
バリバリバリバリ!
魔力で作られた釘が氷壁へ打ち込まれ、大きな亀裂を作る。
「あれ?」
だけど氷壁の破壊にまでは至らず、しかも亀裂が急速に塞がり、最後には釘が押し出されてポロリと落ちた。
その様子を見てヨイニが氷壁を撫でる。
「一発で規定以上のダメージ与える必要があるのかもね」
「一緒に攻撃してみる?」
「そうだね」
私の提案にヨイニは頷いて氷壁から距離を取り、大きな槍を脇に構える。
「エンペラーチャージ!」
スキル発動と共にエフェクトを伴った突撃を放つ。
タイミングを合わせて私もスキルを発動する。
「「パイルバンカー!」」
風間家秘伝の多重発声で両手に装着されたパイルバンカーを打ち込む。
雷鳴の様な炸裂音と共に氷壁に破滅的な亀裂が走る。
「おぉ……これでもダメなんだ」
さっきよりは明らかに亀裂の深さ、大きさは増しているけど突破までは至らなかった。
ヨイニが関心した様子で氷壁を見上げる。
「本来はもっと後半に来る様な場所なのかもね」
「うーん、もうちょっとって気がするんだけどなぁ」
「連続で攻撃してみたら?」
「流石に回復速度のほうが速そうかなー。あっそうだ!」
「どうしたの?」
「さっきのボス戦でレベル上がったから種族レベル上げられそうなんだよね。すぐ終わるからちょっと行ってきて良い?」
「うん、じゃあ待ってるね」
という訳で本日3回目のログイン画面。
「AIさーん、種族レベルを20にしてー!」
「承知しました。現在の変更ポイントは50です。ボディを変更しますか?」
「いや、今度は全部最適化で!」
「承知しました」
AI返事をすると、私の姿が光に包まれる。
腰から生えている空力制御によるバランス調整とブレーキ機能を賄っていた翼がこれまでのデータを元に最適化される。ついでに肺の位置と形状、サイズもちょっと直された。
「おぉー」
翼がさらに大きくなり、可動域も広がる。
ステータス画面を見ると、新しい装備欄として追加されていた。
もしかしてこれって……。
「パイルバンカー!」
発声によってスキルを発動させると、目的通り翼からパイルバンカーを放つことに成功する。
現実で私は腕を2本しか持っていないからしばらく練習が必要かな。
「カオスルーラーの種族レベルが規定の値を超えました。消費した変更ポイントが規定の値を超えました。条件を満たしました。新しい種族として登録しますか?」
「へ? 何それ?」
「アニー・キャノンのキャラクター情報を元に、新しい種族として登録します」
「それをするどんな良いことがあるの?」
「種族レベルが上昇した際の種族スキルを選択できます。種族固有のステータスボーナスを選択でいます。また、双方の同意がある場合、他のカオスルーラーの種族を新しい種族へ変更できます」
「あー凡人種は火に強くて、エルフは魔法が強いみたいなのを自分で設定できるってこと?」
「はい、おっしゃる通りです」
「面白そうだね! デメリットは?」
「種族が固定される為、体型の変更ができなくなります」
「あーそれはそうだよねー。要は体が不定形な種族から固定された種族に変更されるってことだもんね」
今の所、アニーの体で変えたい場所は無い。でも後から気嚢とかを思いついても、新しい種族になったらそういう事はできないってことだよね? だけど種族スキルとステータスボーナスの恩恵はめちゃめちゃ大きい。
他のカオスルーラーを私と同じ種族にできるって言うのも面白そうだし。
「ちな新しい種族になった場合、今までの種族レベルはどうなるの?」
「新しい種族に引き継がれます。その為、20レベル分の種族スキル、ステータスボーナスを選択します」
「新しい種族でレベルアップした場合は?」
「種族スキル、ステータスボーナスを選択します。これは新しい種族を作ったプレイヤーだけが可能です」
私の種族になったカオスルーラーはレベルアップした時に私がそのレベルで選択した種族スキル、ステータスボーナスが適用されるって事だね。
これってもしかしてさ、凡人種以外の種族も元々はカオスルーラーだったんじゃない?
ま、そう言うこの世界の根幹に関わる様な難しいお話はシュクレちゃんに任せよう。
「例えばレベル30とか40のキリ番に達した時には何かある?」
「……」
私の質問にAIは無言を回答した。
「ふーーーん」
「新しい種族を登録しますか?」
「いえーす!」
「承知しました。アニー・キャノンを新しい種族として登録します」
「おなしゃーす」
新しい画面から、種族スキルとステータスボーナスを選択する。確認ボタンを押すと種族名の変わったステータス画面が表示された。
名前:アニー・キャノン Lv27
種族:タイラントボルレックス・オリジンLv20
HP:255/255
MP:120/120
【STR:75】(+35)
【VIT:10】
【DEX:20】(+10)
【AGI:115】(+60)
【INT:44】
装備
頭【蛮王のサークレット】(防御力+5、STR+5、AGI+5)
肩【蛮王のマント】(防御力+10、STR+5、AGI+10)
体【蛮王の粗鉄鎧】(防御力+30、STR+5)
右手【鉄の手甲(雷属性強化)】(物理攻撃力+15、防御力+15)
左手【鉄の手甲(雷属性強化)】(物理攻撃力+15、防御力+15)
右翼腕【】
左翼腕【】
尻尾【小鬼将軍のバンクル】(AGI+20、STR+10)
腰【蛮王の腰布】(防御力+10、AGI+10)
足【踊り子のバングル】(AGI+20、DEX+10)
靴【蛮王の靴】(防御力+10、AGI+10、STR+5)
ファーストジョブ:アウトローLv5
セカンドジョブ:マジックユーザーLv5
スキル
【鼓舞】
【パンチャー】
【暗視】
【黒煙】
【トンズラ】
【パイルバンカー】(ベース:ロックショット)
【アトラクトボール】(ベース:スパークボール)
【属性付与(雷)】
【属性攻撃強化(雷)】
【アンチライトニング】
種族スキル
【ドレインタッチ】
【雷耐性】
【雷属性攻撃強化】Lv6
【暴虐(STR強化)】Lv6
【影踏(AGI強化)】Lv6
称号
【無慈悲なる者】
【悪の先導者】
【外道】
【大物狙い】
【キラー】
【サイコキラー】
【シリアルキラー】
【マス・マーダー】
【プレデター】
【最後の希望】
ステータスポイント1
「この種族名ってどうやって決まってるの?」
「ステータスやこれまでの行動を元に決定されます」
「なーるーほーどー」
無理やり日本語訳するなら雷の暴君王って感じかな? カッコいいし悪くない。
「決定しますか?」
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