69 / 149
エターナルシア遺跡占領作戦
世界の真理に迫るタイプのJK
しおりを挟む
「ギィィイイイアアアァァアアアア!!!」
アーク・ゾンビアリゲーターが大きく口を変えてヨイニへ襲い掛かる。あのサイズ感だと防御力とか関係なく挟まれてしまう。
「あっちょっとそれはまずい!」
「アトラクト・ボール!」
ヨイニへスタンと引き寄せ効果のあるスキルを放つ。彼女が私の方へ引き寄せられる様に吹き飛んでくる。
「よっと」
それをスッと避ける。地面に片手を突きながら、体勢を崩さずにヨイニがその場に立ち止まる。
「アニー、サンキュー!」
「がぁぁぁぁあああ!」
ゾンビワニが咆哮と共に火の玉を吐き出す。
「ブロック!」
今度はヨイニが前へ出て大盾を構える。火の玉は彼女の盾へ当たると衝撃波と共に霧散していく。
「おー、流石の火耐性……」
「ーーせよ!……ウォーターフォール!」
私と同じ様にヨイニの背中に隠れていたシュクレちゃんが詠唱を完成させる。ゾンビワニの頭上から滝の様な大量の水が叩き落とされた。
「ギィィイイイアアアァァアアアア!!!」
「おぉー効いてる!」
チャーンス!
「「「「セット・リボルビングパイル」」」」
両腕と両翼にパイルバンカーを装填。
「影踏み!」
スキルでゾンビワニの後方に出現する。実は私、スキルの関係で背後から攻撃するとダメージが増えるのだ。
「フル・ファイアー!」
24本のパイルを一斉に解き放つ。
「ギュイィィイアァァァァァァァァアア!!」
「影踏み!」
ヨイニの影を目標にもう一度影踏みで帰ってくる。
「おー、まだ動いてる……」
ゾンビワニが咆哮を上げながら暴れている。その攻撃をヨイニが大盾で受け止め、わずかな隙へ槍を突き刺した。
「もっと大人数で来る事を想定してるボスなのかな?」
「さっきの道を大人数で降りてくるのは無理じゃない?」
「あーじゃあエンドコンテンツに近いのかもねー」
まあ、普通に考えて、本来はボスが数発で倒せる方が変な話だもんね。コレは地道に戦うしかないかな。
「暴君な方のボス! コレ蜘蛛の方は無限沸きっすね!」
「ムエルケちゃんとクダンちゃんは連携して蜘蛛の処理をお願いー! あっムエルケちゃんはヒールも継続で!」
「了解っす!」
「はっはいぃ!」
「ヨイニはシュクレちゃんを守って!」
「任された!」
「私は前線であのゾンビワニを穴だらけにする!」
「ギィィィィイイイイィアァァァアアアア!!」
ゾンビワニが最後に大きな咆哮を上げて崩れ落ちる。
「ひー! 大変だったー!」
余裕で30分以上戦っていた。
私はその場へ大の字に転がる。
「途中で行動パターン変わった時は全滅を覚悟したよ」
ヨイニがすぐ側までやってきてホッとした表情を浮かべる。
「流石メメントモリの二強っすね! 実質2人で倒しちゃったっすね!」
ムケルケちゃんの言葉に私は片腕を左右に振って否定する。
「結局の所、ダメージの7割ぐらいはシュクレちゃんだよ。私はアタッカー兼、回避タンクって感じ」
シュクレちゃんはその場で最適な詠唱を作り出すことができる。詠唱を考える時間とそもそも詠唱が長いって問題はあるけど今回みたいな体の大きいレイドボスでは恐ろしい程のダメージを叩き出す。
私の"パイルバンカー"だってプレイヤー相手では過剰火力気味なのに、それの2倍以上のダメージを叩き出している。どう考えても普通のプレイヤーに撃って良い火力じゃない。
「えへへ、他の事じゃ他の人に勝てないけど、魔法攻撃に関しては任せてください!」
シュクレちゃんが顔をちょっと赤くしながら、恥ずかしそうに、ちょっと誇らしげに笑みを浮かべた。
ゲームが楽しそうでなによりだ。
「シュクレ師匠は魔法詠唱研究の神っすからね!」
「アニーさん! あれ!」
どんな瞬間でも決して周囲への警戒を怠らないクダンちゃんが声を上げる。彼女の指差す方向に視線を向けると、ボスワニが居たエリアの奥に、不思議な文字の浮かび上がる巨大な石碑が鎮座していた。
「すごい、何が書かれているのか全く分からないっすね」
「え、ムエルケちゃんって結構詳しいの?」
「シュクレ師匠に比べたら私なんて無知も同然っすけど、多少は分かるっすよ」
「……」
話題の大魔法神シュクレちゃんが光に吸い寄せられる虫の様に石碑に近づいて指先を触れると、石碑は一度大きく瞬く。そして、光の一部が彼女の中へと流れ込んでいく。
「時の流れに埋し名状し難き……7相よ、我、真実を追い求める者なり。我、真実を詳らかにする者なり。証しを示す試練を我が手に!」
シュクレちゃんが両手を上空へ掲げて詠唱を終えると、彼女の眼前には石碑の文字のちっちゃい版が浮かんでいた。私はポカーンと口を開けているムエルケちゃんをつつく。
「ムエルケちゃん、状況説明!」
「たーぶーん、新しい詠唱のパーツを得る為の詠唱っす! メイビー!」
ダメだ何を言っているかふんわりしか分からない。多分ムエルケちゃんも混乱しているんだろう。
「シュクレちゃん、これが探してたやつ?」
「……」
シュクレちゃんの方に話しかけると、彼女は石碑の文字を指でグリグリと操作していた。完全に自分の世界に入っている。
「おーい!」
「……これは、解析に数ヶ月はかかりそうですね」
しばらくしてシュクレちゃんがボソリと言葉を発した。おお、人類の世界に神が帰ってきたか。
「私にもわかる様に説明を求む!!」
「えっと、今回の調査なんですけど……実は何も無い可能性、結構あるかなーって思っていたんですよね」
「まぁ、そうだよね」
申し訳なさそうに言うシュクレちゃんに、うんうんと頷く。彼女は意外そうな表情を浮かべた。
「えっわかってたんですか?」
「確信があるなら確信の持てる根拠をもうちょっと説明するじゃん?」
「えっと、ごめんなさい」
シュクレちゃんが恐縮した様子でペコリと頭を下げる。私はそれを両手を振って制した。
「いいのいいの! 私はその事も勘定に入れて判断したから! それより話の続き!」
「今回の場合、何も無かったら、何も無いって言う情報が大切だったんです。だから確実に何も無かったと言えるだけの調査が必要でした」
「結果としてはこの石碑があったと」
ここまで空気に徹していたヨイニの言葉に、シュクレちゃんが頷いて答える。
「この石碑にはどんな意味があるっすか?」
ムエルケちゃんが目を輝かせて質問する。
シュクレちゃんはそれに頷いて話を続けた。
「ムエルケさんの考察がほぼ正解で、この石碑に書かれている内容はこの世界で一般的に広まっている魔術体系とは切り離された系統の……伝承に近いものですね」
「ふむふむ……あれ?」
一瞬、納得しかけたけど疑問が浮かんできた。
「今、一般的に広まっている魔術体系って要はシュクレちゃん流詠唱魔術じゃん」
「あっえっと、私のは元々、詠唱が必要になる様な魔法スキルの詠唱の規則性や、ダンジョンの壁とか遺跡とかの所々に書かれているこの世界の文字を解読し伝承を割り出して詠唱の法則と伝承を組み合わせる事で詠唱の自由度を生み出している感じなので……」
「つ、つまり……?」
「え、えっと……」
「この世界の図書館とかに書かれている様な伝承とは関連性の無い伝承ってこと?」
私とシュクレちゃんが困っていると、ヨイニが良い感じに彼女の言葉を要約してくれた。
「は、はい! そんな感じです!」
「図書館にそんなのあったんだ。私も読んでみようかな?」
「全部この世界の独自言語で書かれてるから読めないよ。ごく一部の例外とその弟子たちを除いて」
「あーなるほどー」
何となーく、話は分かった! まあでもね、私としてはとりあえずPKさえできれば満足なんだよね。
このゲームの世界観には、そんなに興味は無い。
「で、ヘイストは!?」
「それは、この暗号を解読してみないと……」
「ちな、可能性は?」
「この石碑に関わる存在は魔術と時間を司る存在らしき記述があります」
「じゃあ、まだ可能性はあるって事だね!!」
「は、はぃ……」
「よっしゃぁぁぁぁぁああああああ!!」
アーク・ゾンビアリゲーターが大きく口を変えてヨイニへ襲い掛かる。あのサイズ感だと防御力とか関係なく挟まれてしまう。
「あっちょっとそれはまずい!」
「アトラクト・ボール!」
ヨイニへスタンと引き寄せ効果のあるスキルを放つ。彼女が私の方へ引き寄せられる様に吹き飛んでくる。
「よっと」
それをスッと避ける。地面に片手を突きながら、体勢を崩さずにヨイニがその場に立ち止まる。
「アニー、サンキュー!」
「がぁぁぁぁあああ!」
ゾンビワニが咆哮と共に火の玉を吐き出す。
「ブロック!」
今度はヨイニが前へ出て大盾を構える。火の玉は彼女の盾へ当たると衝撃波と共に霧散していく。
「おー、流石の火耐性……」
「ーーせよ!……ウォーターフォール!」
私と同じ様にヨイニの背中に隠れていたシュクレちゃんが詠唱を完成させる。ゾンビワニの頭上から滝の様な大量の水が叩き落とされた。
「ギィィイイイアアアァァアアアア!!!」
「おぉー効いてる!」
チャーンス!
「「「「セット・リボルビングパイル」」」」
両腕と両翼にパイルバンカーを装填。
「影踏み!」
スキルでゾンビワニの後方に出現する。実は私、スキルの関係で背後から攻撃するとダメージが増えるのだ。
「フル・ファイアー!」
24本のパイルを一斉に解き放つ。
「ギュイィィイアァァァァァァァァアア!!」
「影踏み!」
ヨイニの影を目標にもう一度影踏みで帰ってくる。
「おー、まだ動いてる……」
ゾンビワニが咆哮を上げながら暴れている。その攻撃をヨイニが大盾で受け止め、わずかな隙へ槍を突き刺した。
「もっと大人数で来る事を想定してるボスなのかな?」
「さっきの道を大人数で降りてくるのは無理じゃない?」
「あーじゃあエンドコンテンツに近いのかもねー」
まあ、普通に考えて、本来はボスが数発で倒せる方が変な話だもんね。コレは地道に戦うしかないかな。
「暴君な方のボス! コレ蜘蛛の方は無限沸きっすね!」
「ムエルケちゃんとクダンちゃんは連携して蜘蛛の処理をお願いー! あっムエルケちゃんはヒールも継続で!」
「了解っす!」
「はっはいぃ!」
「ヨイニはシュクレちゃんを守って!」
「任された!」
「私は前線であのゾンビワニを穴だらけにする!」
「ギィィィィイイイイィアァァァアアアア!!」
ゾンビワニが最後に大きな咆哮を上げて崩れ落ちる。
「ひー! 大変だったー!」
余裕で30分以上戦っていた。
私はその場へ大の字に転がる。
「途中で行動パターン変わった時は全滅を覚悟したよ」
ヨイニがすぐ側までやってきてホッとした表情を浮かべる。
「流石メメントモリの二強っすね! 実質2人で倒しちゃったっすね!」
ムケルケちゃんの言葉に私は片腕を左右に振って否定する。
「結局の所、ダメージの7割ぐらいはシュクレちゃんだよ。私はアタッカー兼、回避タンクって感じ」
シュクレちゃんはその場で最適な詠唱を作り出すことができる。詠唱を考える時間とそもそも詠唱が長いって問題はあるけど今回みたいな体の大きいレイドボスでは恐ろしい程のダメージを叩き出す。
私の"パイルバンカー"だってプレイヤー相手では過剰火力気味なのに、それの2倍以上のダメージを叩き出している。どう考えても普通のプレイヤーに撃って良い火力じゃない。
「えへへ、他の事じゃ他の人に勝てないけど、魔法攻撃に関しては任せてください!」
シュクレちゃんが顔をちょっと赤くしながら、恥ずかしそうに、ちょっと誇らしげに笑みを浮かべた。
ゲームが楽しそうでなによりだ。
「シュクレ師匠は魔法詠唱研究の神っすからね!」
「アニーさん! あれ!」
どんな瞬間でも決して周囲への警戒を怠らないクダンちゃんが声を上げる。彼女の指差す方向に視線を向けると、ボスワニが居たエリアの奥に、不思議な文字の浮かび上がる巨大な石碑が鎮座していた。
「すごい、何が書かれているのか全く分からないっすね」
「え、ムエルケちゃんって結構詳しいの?」
「シュクレ師匠に比べたら私なんて無知も同然っすけど、多少は分かるっすよ」
「……」
話題の大魔法神シュクレちゃんが光に吸い寄せられる虫の様に石碑に近づいて指先を触れると、石碑は一度大きく瞬く。そして、光の一部が彼女の中へと流れ込んでいく。
「時の流れに埋し名状し難き……7相よ、我、真実を追い求める者なり。我、真実を詳らかにする者なり。証しを示す試練を我が手に!」
シュクレちゃんが両手を上空へ掲げて詠唱を終えると、彼女の眼前には石碑の文字のちっちゃい版が浮かんでいた。私はポカーンと口を開けているムエルケちゃんをつつく。
「ムエルケちゃん、状況説明!」
「たーぶーん、新しい詠唱のパーツを得る為の詠唱っす! メイビー!」
ダメだ何を言っているかふんわりしか分からない。多分ムエルケちゃんも混乱しているんだろう。
「シュクレちゃん、これが探してたやつ?」
「……」
シュクレちゃんの方に話しかけると、彼女は石碑の文字を指でグリグリと操作していた。完全に自分の世界に入っている。
「おーい!」
「……これは、解析に数ヶ月はかかりそうですね」
しばらくしてシュクレちゃんがボソリと言葉を発した。おお、人類の世界に神が帰ってきたか。
「私にもわかる様に説明を求む!!」
「えっと、今回の調査なんですけど……実は何も無い可能性、結構あるかなーって思っていたんですよね」
「まぁ、そうだよね」
申し訳なさそうに言うシュクレちゃんに、うんうんと頷く。彼女は意外そうな表情を浮かべた。
「えっわかってたんですか?」
「確信があるなら確信の持てる根拠をもうちょっと説明するじゃん?」
「えっと、ごめんなさい」
シュクレちゃんが恐縮した様子でペコリと頭を下げる。私はそれを両手を振って制した。
「いいのいいの! 私はその事も勘定に入れて判断したから! それより話の続き!」
「今回の場合、何も無かったら、何も無いって言う情報が大切だったんです。だから確実に何も無かったと言えるだけの調査が必要でした」
「結果としてはこの石碑があったと」
ここまで空気に徹していたヨイニの言葉に、シュクレちゃんが頷いて答える。
「この石碑にはどんな意味があるっすか?」
ムエルケちゃんが目を輝かせて質問する。
シュクレちゃんはそれに頷いて話を続けた。
「ムエルケさんの考察がほぼ正解で、この石碑に書かれている内容はこの世界で一般的に広まっている魔術体系とは切り離された系統の……伝承に近いものですね」
「ふむふむ……あれ?」
一瞬、納得しかけたけど疑問が浮かんできた。
「今、一般的に広まっている魔術体系って要はシュクレちゃん流詠唱魔術じゃん」
「あっえっと、私のは元々、詠唱が必要になる様な魔法スキルの詠唱の規則性や、ダンジョンの壁とか遺跡とかの所々に書かれているこの世界の文字を解読し伝承を割り出して詠唱の法則と伝承を組み合わせる事で詠唱の自由度を生み出している感じなので……」
「つ、つまり……?」
「え、えっと……」
「この世界の図書館とかに書かれている様な伝承とは関連性の無い伝承ってこと?」
私とシュクレちゃんが困っていると、ヨイニが良い感じに彼女の言葉を要約してくれた。
「は、はい! そんな感じです!」
「図書館にそんなのあったんだ。私も読んでみようかな?」
「全部この世界の独自言語で書かれてるから読めないよ。ごく一部の例外とその弟子たちを除いて」
「あーなるほどー」
何となーく、話は分かった! まあでもね、私としてはとりあえずPKさえできれば満足なんだよね。
このゲームの世界観には、そんなに興味は無い。
「で、ヘイストは!?」
「それは、この暗号を解読してみないと……」
「ちな、可能性は?」
「この石碑に関わる存在は魔術と時間を司る存在らしき記述があります」
「じゃあ、まだ可能性はあるって事だね!!」
「は、はぃ……」
「よっしゃぁぁぁぁぁああああああ!!」
11
あなたにおすすめの小説
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
間違い召喚! 追い出されたけど上位互換スキルでらくらく生活
カムイイムカ(神威異夢華)
ファンタジー
僕は20歳独身、名は小日向 連(こひなた れん)うだつの上がらないダメ男だ
ひょんなことから異世界に召喚されてしまいました。
間違いで召喚された為にステータスは最初見えない状態だったけどネットのネタバレ防止のように背景をぼかせば見えるようになりました。
多分不具合だとおもう。
召喚した女と王様っぽいのは何も持っていないと言って僕をポイ捨て、なんて世界だ。それも元の世界には戻せないらしい、というか戻さないみたいだ。
そんな僕はこの世界で苦労すると思ったら大間違い、王シリーズのスキルでウハウハ、製作で人助け生活していきます
◇
四巻が販売されました!
今日から四巻の範囲がレンタルとなります
書籍化に伴い一部ウェブ版と違う箇所がございます
追加場面もあります
よろしくお願いします!
一応191話で終わりとなります
最後まで見ていただきありがとうございました
コミカライズもスタートしています
毎月最初の金曜日に更新です
お楽しみください!
病弱少年が怪我した小鳥を偶然テイムして、冒険者ギルドの採取系クエストをやらせていたら、知らないうちにLV99になってました。
もう書かないって言ったよね?
ファンタジー
ベッドで寝たきりだった少年が、ある日、家の外で怪我している青い小鳥『ピーちゃん』を助けたことから二人の大冒険の日々が始まった。
癒し目的で始めたVRMMO、なぜか最強になっていた。
branche_noir
SF
<カクヨムSFジャンル週間1位>
<カクヨム週間総合ランキング最高3位>
<小説家になろうVRゲーム日間・週間1位>
現実に疲れたサラリーマン・ユウが始めたのは、超自由度の高いVRMMO《Everdawn Online》。
目的は“癒し”ただそれだけ。焚き火をし、魚を焼き、草の上で昼寝する。
モンスター討伐? レベル上げ? 知らん。俺はキャンプがしたいんだ。
ところが偶然懐いた“仔竜ルゥ”との出会いが、運命を変える。
テイムスキルなし、戦闘ログ0。それでもルゥは俺から離れない。
そして気づけば、森で焚き火してただけの俺が――
「魔物の軍勢を率いた魔王」と呼ばれていた……!?
癒し系VRMMO生活、誤認されながら進行中!
本人その気なし、でも周囲は大騒ぎ!
▶モフモフと焚き火と、ちょっとの冒険。
▶のんびり系異色VRMMOファンタジー、ここに開幕!
カクヨムで先行配信してます!
「キヅイセ。」 ~気づいたら異世界にいた。おまけに目の前にはATMがあった。異世界転移、通算一万人目の冒険者~
あめの みかな
ファンタジー
秋月レンジ。高校2年生。
彼は気づいたら異世界にいた。
その世界は、彼が元いた世界とのゲート開通から100周年を迎え、彼は通算一万人目の冒険者だった。
科学ではなく魔法が発達した、もうひとつの地球を舞台に、秋月レンジとふたりの巫女ステラ・リヴァイアサンとピノア・カーバンクルの冒険が今始まる。
異世界召喚された俺の料理が美味すぎて魔王軍が侵略やめた件
さかーん
ファンタジー
魔王様、世界征服より晩ご飯ですよ!
食品メーカー勤務の平凡な社会人・橘陽人(たちばな はると)は、ある日突然異世界に召喚されてしまった。剣も魔法もない陽人が頼れるのは唯一の特技――料理の腕だけ。
侵略の真っ最中だった魔王ゼファーとその部下たちに、試しに料理を振る舞ったところ、まさかの大絶賛。
「なにこれ美味い!」「もう戦争どころじゃない!」
気づけば魔王軍は侵略作戦を完全放棄。陽人の料理に夢中になり、次々と餌付けされてしまった。
いつの間にか『魔王専属料理人』として雇われてしまった陽人は、料理の腕一本で人間世界と魔族の架け橋となってしまう――。
料理と異世界が織りなす、ほのぼのグルメ・ファンタジー開幕!
俺得リターン!異世界から地球に戻っても魔法使えるし?アイテムボックスあるし?地球が大変な事になっても俺得なんですが!
くまの香
ファンタジー
鹿野香(かのかおる)男49歳未婚の派遣が、ある日突然仕事中に異世界へ飛ばされた。(←前作)
異世界でようやく平和な日常を掴んだが、今度は地球へ戻る事に。隕石落下で大混乱中の地球でも相変わらず呑気に頑張るおじさんの日常。「大丈夫、俺、ラッキーだから」
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる