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エターナルシア遺跡占領作戦
ワニの背中に乗るタイプのJK
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「アニー、まだ道覚えてる?」
「んーたーぶーん、大丈夫」
私たちはダンジョンを下へ下へと降っていく。ドラゴンを出すには配管が邪魔でちょっと難しい。
道が狭い上に、蜘蛛のモンスターが配管を伝ってどこからでも襲ってくるから陣形もあんまり意味を成していない。
「うう、あまりお役に立てずごめんなさい……」
シュクレちゃんが申し訳なさそうにしている。
「大丈夫だよ! シュクレちゃんにこの状況で活躍を期待するのはコンビニで店員と間違えて一般のお客さんに商品の在庫を聞いて態度悪いとか言ってキレ散らかすのとおんなじだから!」
普通に考えてその係じゃ無い人にタスクを振ってするっとできる事を期待する方が間違ってるよね。
「と言うかこのダンジョン、他と比べて明らかに難易度おかしいよね?」
他のダンジョンのモンスターやプレイヤーの成長力に比べて、このダンジョンはギミックやモンスターの次元が違う。
「もしかしたら、本当はもっと終盤でくる様なエンドコンテンツダンジョンなのかもしれないっすね!」
「そう言うのってもっとマップを進んだ先にある物じゃ無いの?」
「難易度の高い死にゲーとかだとたまにあるっすよ? ちょっと脇道にそれたら異次元の強さなモンスターが現れて終盤でもう一度挑戦するみたいな展開」
「あーあるねー」
ムエルケちゃんの言葉にゲーマーのヨイニが頷く。
「そう言えばムエルケちゃんはずっと魔法打ちまくってるけどMP大丈夫? 灼熱ウィンナーいる?」
「私はモンスターキルとPKでMP回復するっすから大丈夫っすよー!」
なるほど、あれだけ魔法攻撃してヒーラーとして大丈夫か心配になってたけど完全に杞憂だったね。
え、ていうかそれ欲しくない? 私も欲しいけど、何よりシュクレちゃんに必要じゃない?
「えっそれどうやったら手に入るの?」
「信仰系のジョブをめっちゃ上げるのと、特別な宗派に入信する必要があるっすねー」
「あー、スキルツリー的に厳しいかなぁ」
信仰系と魔術系、両方ともMPを消費して魔法を発動させるし、なんなら両方とも攻撃魔法を覚えられる。だけどなせかジョブのスキルツリーが完全に分断されているんだよね。
「いえ、目指して見ようかな」
「えっシュクレちゃん良いの?」
「はい、魔法スキルは取らないので、魔術師系統で欲しい威力強化系のスキルはもう殆ど無いんですよね」
「あー、なるほどねー」
魔術師系は魔法スキルを習得したり、それをカスタムする事で魔法を発動する。それを全部、セルフ詠唱で解決する代わりに火力へ全振りしているのがシュクレちゃんのビルドだ。
確かに他の人に比べればジョブポイントに余裕はありそう。
「みんな、あれ地面じゃないかな?」
そうこうしていると、さっきからシュクレ専属の護衛と化していたヨイニが全員へ声をかける。
その声に下を見てみるけど、よく見えない。
「とぉ」
腰のランタンを地面へ放り投げる。
数秒後、下から鈍い音が帰って来た。落ちたランタンによって周囲が小さく照らされ、確かに床らしき物が見える。
「すごい自然にランタン捨てるじゃん」
ヨイニがしたを覗き込みながらツッコミを入れる。
「大丈夫、頑丈なランタンだから」
ちょっと不思議な魔法がかかっているのか、純粋に作りが良いのか。通常価格よりだいぶ高かった。
「よぉし! この距離ならもう降りちゃえ!」
狭い足場でゴチャゴチャと蜘蛛と戦うのはもう飽きた! 配管から一気に飛び降りる。
「あっちょっと!」
クダンちゃんの声がドップラー効果で遠ざかって行く。
「よっと、えい!」
道中、配管とかそれにへばりつく蜘蛛モンスターを蹴りながら位置調整と落下速度を調整する。
「アニーさん! その床ぁー! 変ですぅー!!」
「へ?」
クダンちゃんの声をちゃんと認識したのは、拾い上げたランタンを腰に付け直した後だった。
直後、地面が揺れる。
「わ、わわ!」
周囲から骨と肉片が浮かび上がり、即座に形を形成する。
「アーク・ゾンビアリゲーター!」
一発で名前がわかった。なんたって本体の上に赤文字で表示されている。赤文字はボスの印だ。
「バァウァァァアアアア!!」
骨と腐肉で形成された全長10mのワニが咆哮を上げると同時に、背中から青紫色の炎が噴き出した。
「あっち! あっち! あっち! あぁぁあああ!」
当然、その巨大なゾンビワニの背中へ無防備に着地していた私は、一瞬で全身をメラメラと焼かれる。
万年寒鉄の鎧は炎と氷、両方に高い耐性があるけど流石にダメージが入った。
「アニー!」
少し遅れて、ヨイニが地面へ落ちて来た。
うん、コレはもう着地ではない、落下だ。全身鎧のタンク型ビルドで私と同じ様な動きをするのは不可能だよね。
「燃焼ダメージがやばいー!」
私はボスワニの背中から降りて距離を取る。
「あっえっと! い、泉より來て、あっ違った、えっと!」
シュクレちゃんも降りて来て詠唱を唱えようとするけど、全然間に合わない。文法破壊の詠唱はさっき成功したばかりだし、突発的な状況で上手にできる訳ないよね。
「師匠はワニの方をお願いっす! キュア! ヒール!」
シュクレちゃんと一緒に来たムエルケちゃんが私へ状態異常とHPの回復スキルを放つ。
「ふぅ、助かった! 流石ヒーラー!」
「ウボォォォアアァァァアアァアア!」
ボスワニが咆哮を上げて尻尾を振るう。
「フォートレス! ブロック!」
起き上がったヨイニが重厚な大盾を構える。鞭を壁へ打ち付けた時の様な音が響いて、ボスワニが少し後退する。
「ヒール!」
ムエルケちゃんのHP回復スキルがヨイニへ飛ぶ。
ヒーラーって大事だったんだなぁ……。
「もおー! アニーさん!! シャドウバインド!」
クダンちゃんが苦無を周囲へばら撒く。ボスワニの咆哮に反応したのか、純粋に私が荒らしたせいで落下してきたのかわからないけど、周囲には蜘蛛のモンスターが落下してきている。
彼女が手早くばら撒いたクナイは素早くモンスターの影を捉え、一瞬でその動きを止めた。
「ごめーん!」
だって急にボスの背中に落下するとは思わないじゃーん!
「んーたーぶーん、大丈夫」
私たちはダンジョンを下へ下へと降っていく。ドラゴンを出すには配管が邪魔でちょっと難しい。
道が狭い上に、蜘蛛のモンスターが配管を伝ってどこからでも襲ってくるから陣形もあんまり意味を成していない。
「うう、あまりお役に立てずごめんなさい……」
シュクレちゃんが申し訳なさそうにしている。
「大丈夫だよ! シュクレちゃんにこの状況で活躍を期待するのはコンビニで店員と間違えて一般のお客さんに商品の在庫を聞いて態度悪いとか言ってキレ散らかすのとおんなじだから!」
普通に考えてその係じゃ無い人にタスクを振ってするっとできる事を期待する方が間違ってるよね。
「と言うかこのダンジョン、他と比べて明らかに難易度おかしいよね?」
他のダンジョンのモンスターやプレイヤーの成長力に比べて、このダンジョンはギミックやモンスターの次元が違う。
「もしかしたら、本当はもっと終盤でくる様なエンドコンテンツダンジョンなのかもしれないっすね!」
「そう言うのってもっとマップを進んだ先にある物じゃ無いの?」
「難易度の高い死にゲーとかだとたまにあるっすよ? ちょっと脇道にそれたら異次元の強さなモンスターが現れて終盤でもう一度挑戦するみたいな展開」
「あーあるねー」
ムエルケちゃんの言葉にゲーマーのヨイニが頷く。
「そう言えばムエルケちゃんはずっと魔法打ちまくってるけどMP大丈夫? 灼熱ウィンナーいる?」
「私はモンスターキルとPKでMP回復するっすから大丈夫っすよー!」
なるほど、あれだけ魔法攻撃してヒーラーとして大丈夫か心配になってたけど完全に杞憂だったね。
え、ていうかそれ欲しくない? 私も欲しいけど、何よりシュクレちゃんに必要じゃない?
「えっそれどうやったら手に入るの?」
「信仰系のジョブをめっちゃ上げるのと、特別な宗派に入信する必要があるっすねー」
「あー、スキルツリー的に厳しいかなぁ」
信仰系と魔術系、両方ともMPを消費して魔法を発動させるし、なんなら両方とも攻撃魔法を覚えられる。だけどなせかジョブのスキルツリーが完全に分断されているんだよね。
「いえ、目指して見ようかな」
「えっシュクレちゃん良いの?」
「はい、魔法スキルは取らないので、魔術師系統で欲しい威力強化系のスキルはもう殆ど無いんですよね」
「あー、なるほどねー」
魔術師系は魔法スキルを習得したり、それをカスタムする事で魔法を発動する。それを全部、セルフ詠唱で解決する代わりに火力へ全振りしているのがシュクレちゃんのビルドだ。
確かに他の人に比べればジョブポイントに余裕はありそう。
「みんな、あれ地面じゃないかな?」
そうこうしていると、さっきからシュクレ専属の護衛と化していたヨイニが全員へ声をかける。
その声に下を見てみるけど、よく見えない。
「とぉ」
腰のランタンを地面へ放り投げる。
数秒後、下から鈍い音が帰って来た。落ちたランタンによって周囲が小さく照らされ、確かに床らしき物が見える。
「すごい自然にランタン捨てるじゃん」
ヨイニがしたを覗き込みながらツッコミを入れる。
「大丈夫、頑丈なランタンだから」
ちょっと不思議な魔法がかかっているのか、純粋に作りが良いのか。通常価格よりだいぶ高かった。
「よぉし! この距離ならもう降りちゃえ!」
狭い足場でゴチャゴチャと蜘蛛と戦うのはもう飽きた! 配管から一気に飛び降りる。
「あっちょっと!」
クダンちゃんの声がドップラー効果で遠ざかって行く。
「よっと、えい!」
道中、配管とかそれにへばりつく蜘蛛モンスターを蹴りながら位置調整と落下速度を調整する。
「アニーさん! その床ぁー! 変ですぅー!!」
「へ?」
クダンちゃんの声をちゃんと認識したのは、拾い上げたランタンを腰に付け直した後だった。
直後、地面が揺れる。
「わ、わわ!」
周囲から骨と肉片が浮かび上がり、即座に形を形成する。
「アーク・ゾンビアリゲーター!」
一発で名前がわかった。なんたって本体の上に赤文字で表示されている。赤文字はボスの印だ。
「バァウァァァアアアア!!」
骨と腐肉で形成された全長10mのワニが咆哮を上げると同時に、背中から青紫色の炎が噴き出した。
「あっち! あっち! あっち! あぁぁあああ!」
当然、その巨大なゾンビワニの背中へ無防備に着地していた私は、一瞬で全身をメラメラと焼かれる。
万年寒鉄の鎧は炎と氷、両方に高い耐性があるけど流石にダメージが入った。
「アニー!」
少し遅れて、ヨイニが地面へ落ちて来た。
うん、コレはもう着地ではない、落下だ。全身鎧のタンク型ビルドで私と同じ様な動きをするのは不可能だよね。
「燃焼ダメージがやばいー!」
私はボスワニの背中から降りて距離を取る。
「あっえっと! い、泉より來て、あっ違った、えっと!」
シュクレちゃんも降りて来て詠唱を唱えようとするけど、全然間に合わない。文法破壊の詠唱はさっき成功したばかりだし、突発的な状況で上手にできる訳ないよね。
「師匠はワニの方をお願いっす! キュア! ヒール!」
シュクレちゃんと一緒に来たムエルケちゃんが私へ状態異常とHPの回復スキルを放つ。
「ふぅ、助かった! 流石ヒーラー!」
「ウボォォォアアァァァアアァアア!」
ボスワニが咆哮を上げて尻尾を振るう。
「フォートレス! ブロック!」
起き上がったヨイニが重厚な大盾を構える。鞭を壁へ打ち付けた時の様な音が響いて、ボスワニが少し後退する。
「ヒール!」
ムエルケちゃんのHP回復スキルがヨイニへ飛ぶ。
ヒーラーって大事だったんだなぁ……。
「もおー! アニーさん!! シャドウバインド!」
クダンちゃんが苦無を周囲へばら撒く。ボスワニの咆哮に反応したのか、純粋に私が荒らしたせいで落下してきたのかわからないけど、周囲には蜘蛛のモンスターが落下してきている。
彼女が手早くばら撒いたクナイは素早くモンスターの影を捉え、一瞬でその動きを止めた。
「ごめーん!」
だって急にボスの背中に落下するとは思わないじゃーん!
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