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第6章 ラクサスの牧場生活編
ドリアとの再会と死霊の襲撃
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ドリアが自領にやって来たのはラクサスが牧場長に就任してしばらくしてからだった。
ドリアは以前ラクサスがボルケニアに派遣されてからしばらく会っていなかった。
ラクサスは嬉々として牧場のすぐ近くで通りに面したところにある自分の家に迎えた。
「久しぶりだな親父。四天王の仕事は順調か?」
「ラクサスよ。以前のボルケニアの防衛任務の成功、ご苦労であった」
「ああ親父ありがとよ。わざわざ俺に礼を言うために来たのか?」
ラクサスが尋ねるとドリアは笑って。
「いや、貴様の仕事ぶりでも見に行こうと思ってな」
「はいはい、そうですか。で、親父は俺をこんな牧場に配置して何を考えているんです?」
ラクサスは一度父であり魔王軍四天王のドリアに聞いておきべきことである。彼はなぜラクサスをこんな牧場の主にしたか。恐らく親父の入れ知恵に違いない。アンジェラやアルフレッドでは…いやアンジェラなら万に一つの可能性でやるかも…あの人変人だし。と頭の中で苦笑した。
「それはあれだ。お前が魔物を従える実力において吾輩すら超越しているからだ。さすがは悪魔族であるな」
「ふぅむ…それは分かっているんだ。問題はなぜ俺が王都から離れたところに配置されたのかだよ。まさか俺に魔物たちの世話をさせる半隠遁生活を送らせる気ではないだろうし。」
ラクサスの疑問は尤もだ。牧場で自分の屋敷を持てたことは大きいがそもそもマンドラゴラが多く住んでいるとはいえ一人暮らしには広すぎるし、そもそも暇だ。大体自身は魔王軍の若手だしもっと実地に行って働きたい。
「まぁ……実はな」
とドリアが語ろうとした時、ドタドタと小さな音がした。これはマンドラゴラの足音だ。どうやら急ぎの用があると見える。
「この足音はマンドラゴラ5号だな。どうした?井戸で水を汲んでた10号が井戸にでも落ちたか?それとも19号がまた霊剣連中にちょっかい掛けたんか?」
ラクサスはドアを開けると中にマンドラゴラ5号を入れた。
ラクサスはしばらく働いていつの間にかマンドラゴラの見分けがつくようになっていた。今ではそれぞれに1号から30号まで名前を付けて一緒に働いている。その内マンドラゴラにも各々特徴があることが分かった。今来た5号(番号は目についた順で適当につけている)なんかは主にスライムに乗って牧場内を見回ることが任務だ。そのため何か異常があると一番にラクサスに知らせて来るのが慣例となっている。
5号は両手でフリップを掲げた。まだ平仮名しか書けないがラクサスが教えている。
『らくさすさん たいへんです。』
「うん?どうした?」
『まものがきてます。』
「え?魔物?!どんな奴だ?」
『すごくすごくおおきいです。』
「分かったよ。今行く。」
ラクサスはそう言うとドアを開けたまま出ていった。
「親父、悪いな。ちょっと行ってくるな。」
そう言うとラクサスはポチに乗って行くことにした。
「おおラクサス、行くのか?なら吾輩も行こう。」
「え?親父も来るん?まぁいいけど。」
ラクサスはポチに跨るとドリアもその後ろに乗った。
「人二人分だけども頑張ってくれよな。ポチ」
ラクサスはそうポチに言うとポチは飛び上がった。
「おお、これはなかなか乗り心地が良いな。」
ドリアはそう感嘆の声を上げるとラクサスに尋ねる。
「ラクサスよ。貴様がここに配属された理由だがな…その魔物とやらに関係している。」
「そう?どんな魔物なんだ?ヘビモスとかあの辺りか?」
「うむ。まぁ良いから行くとしよう。」
二人はそう言うとポチで飛んで行った。
ラクサスがいる牧場のすぐ近くの街は空前絶後の大騒動に見舞われようとしていた。
街に移動する一団。その姿は行商の一団のようにも見えるよく見るとそれぞれが武器を持っていることが分かる。剣、槍、戦斧それらが持っているものはこの集団が決して平和なものではないことを示している。
そしてこの集団を形作るもの。それは彼らが生きた人間ではないということだ。全身骸骨で一般的に死霊とも言われる彼らは街に襲来しようとしていた。
優秀な街の見張りは望遠鏡でそれを確認し、ラクサスのいる牧場にそのことを伝えるように指示をしたのだった。
「ったくいったい誰の指示だよ…」
見張りはそう呟く。これで襲来は何度目か、そのたび魔王軍に助けられてきたが被害は多少なりとも出てしまっていた。彼は小槌を取るとドラをガンガン打ち鳴らした。
「襲撃だァ!逃げろォ!女子供と食糧は優先して守れェ!」
その声に反応して街の住民たちは蜘蛛の子を散らすように逃げだした。
それとすれ違うように武器を持ったものが出て来る。
「ったく…何度目だよ~。」
そう呆れた声で言うのは小柄なリスの獣人、ネロである。軍帽を被り腰に2本の軍刀を帯び体には額にある巨大な傷が残っている。これだけでこの男が強者であることが伝わるだろう。彼の横に立った大男が言う。
「キャプテンネロ!また野郎どもですか!」
「うにゃぁ~。野郎ども…その表現が正しいのかね?相手は骸骨だ。オスメスの違いなんて分からないだろ。」
ネロはそう言うと周囲の城壁を見渡したあちこちに砲台が備え付けてある。これも使う機会は最近までなかったのだが…
「これもまた買い直しかねぇ…まあいい…」
「撃てェ!!」
ネロが開眼するとともに上の砲台から砲撃音が鳴り響く。
開戦である。
しかし相手はと言うと一度は死んでいるのだから痛みなんて感じるわけがない。一撃は効いたとはいえ進撃は続く。
「ヤャァァァァァァ!」
ネロはそう叫ぶと腰から洋刀を抜き取ってかざす。すると周囲にいた騎士たちが突撃していく。
「根性見せろ!僕の分も残しておけよ~!」
ネロがそう言って自身も行こうとしたところで後ろの味方から声がかかる。
「ネロさん。お客様です。」
「何だ!今忙しいんだが。」
「ドリア様ですが。」
「は?四天王が?」
ネロは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした。
「ネロよ。息災であったか。」
「これはこれはドリアさん。一体何があったんですか。僕は今からあのガイコツ連中に磨き上げた二刀流で突撃をしたくてウズウズしてるんですがね。」
「落ち着け貴様の悪い癖だ。ラクサスを紹介する。きっと役に立つだろう。」
そう言ってネロが見てみるとそこにはラクサスがいた。
「ラクサス…聞いたことあるな。てか僕より背が高いな許せん!」
そう怒るネロをラクサスは変な感じで見ていた。
「とりあえず邪魔はしないこと。あとこの町を守り切ることこれが認める条件ね。」
「あぁ分かりました。」
「タメ口でいい。僕そう言うの慣れないんだよ。」
ネロはそう言ってにカッと笑って突撃していった。
ドリアは以前ラクサスがボルケニアに派遣されてからしばらく会っていなかった。
ラクサスは嬉々として牧場のすぐ近くで通りに面したところにある自分の家に迎えた。
「久しぶりだな親父。四天王の仕事は順調か?」
「ラクサスよ。以前のボルケニアの防衛任務の成功、ご苦労であった」
「ああ親父ありがとよ。わざわざ俺に礼を言うために来たのか?」
ラクサスが尋ねるとドリアは笑って。
「いや、貴様の仕事ぶりでも見に行こうと思ってな」
「はいはい、そうですか。で、親父は俺をこんな牧場に配置して何を考えているんです?」
ラクサスは一度父であり魔王軍四天王のドリアに聞いておきべきことである。彼はなぜラクサスをこんな牧場の主にしたか。恐らく親父の入れ知恵に違いない。アンジェラやアルフレッドでは…いやアンジェラなら万に一つの可能性でやるかも…あの人変人だし。と頭の中で苦笑した。
「それはあれだ。お前が魔物を従える実力において吾輩すら超越しているからだ。さすがは悪魔族であるな」
「ふぅむ…それは分かっているんだ。問題はなぜ俺が王都から離れたところに配置されたのかだよ。まさか俺に魔物たちの世話をさせる半隠遁生活を送らせる気ではないだろうし。」
ラクサスの疑問は尤もだ。牧場で自分の屋敷を持てたことは大きいがそもそもマンドラゴラが多く住んでいるとはいえ一人暮らしには広すぎるし、そもそも暇だ。大体自身は魔王軍の若手だしもっと実地に行って働きたい。
「まぁ……実はな」
とドリアが語ろうとした時、ドタドタと小さな音がした。これはマンドラゴラの足音だ。どうやら急ぎの用があると見える。
「この足音はマンドラゴラ5号だな。どうした?井戸で水を汲んでた10号が井戸にでも落ちたか?それとも19号がまた霊剣連中にちょっかい掛けたんか?」
ラクサスはドアを開けると中にマンドラゴラ5号を入れた。
ラクサスはしばらく働いていつの間にかマンドラゴラの見分けがつくようになっていた。今ではそれぞれに1号から30号まで名前を付けて一緒に働いている。その内マンドラゴラにも各々特徴があることが分かった。今来た5号(番号は目についた順で適当につけている)なんかは主にスライムに乗って牧場内を見回ることが任務だ。そのため何か異常があると一番にラクサスに知らせて来るのが慣例となっている。
5号は両手でフリップを掲げた。まだ平仮名しか書けないがラクサスが教えている。
『らくさすさん たいへんです。』
「うん?どうした?」
『まものがきてます。』
「え?魔物?!どんな奴だ?」
『すごくすごくおおきいです。』
「分かったよ。今行く。」
ラクサスはそう言うとドアを開けたまま出ていった。
「親父、悪いな。ちょっと行ってくるな。」
そう言うとラクサスはポチに乗って行くことにした。
「おおラクサス、行くのか?なら吾輩も行こう。」
「え?親父も来るん?まぁいいけど。」
ラクサスはポチに跨るとドリアもその後ろに乗った。
「人二人分だけども頑張ってくれよな。ポチ」
ラクサスはそうポチに言うとポチは飛び上がった。
「おお、これはなかなか乗り心地が良いな。」
ドリアはそう感嘆の声を上げるとラクサスに尋ねる。
「ラクサスよ。貴様がここに配属された理由だがな…その魔物とやらに関係している。」
「そう?どんな魔物なんだ?ヘビモスとかあの辺りか?」
「うむ。まぁ良いから行くとしよう。」
二人はそう言うとポチで飛んで行った。
ラクサスがいる牧場のすぐ近くの街は空前絶後の大騒動に見舞われようとしていた。
街に移動する一団。その姿は行商の一団のようにも見えるよく見るとそれぞれが武器を持っていることが分かる。剣、槍、戦斧それらが持っているものはこの集団が決して平和なものではないことを示している。
そしてこの集団を形作るもの。それは彼らが生きた人間ではないということだ。全身骸骨で一般的に死霊とも言われる彼らは街に襲来しようとしていた。
優秀な街の見張りは望遠鏡でそれを確認し、ラクサスのいる牧場にそのことを伝えるように指示をしたのだった。
「ったくいったい誰の指示だよ…」
見張りはそう呟く。これで襲来は何度目か、そのたび魔王軍に助けられてきたが被害は多少なりとも出てしまっていた。彼は小槌を取るとドラをガンガン打ち鳴らした。
「襲撃だァ!逃げろォ!女子供と食糧は優先して守れェ!」
その声に反応して街の住民たちは蜘蛛の子を散らすように逃げだした。
それとすれ違うように武器を持ったものが出て来る。
「ったく…何度目だよ~。」
そう呆れた声で言うのは小柄なリスの獣人、ネロである。軍帽を被り腰に2本の軍刀を帯び体には額にある巨大な傷が残っている。これだけでこの男が強者であることが伝わるだろう。彼の横に立った大男が言う。
「キャプテンネロ!また野郎どもですか!」
「うにゃぁ~。野郎ども…その表現が正しいのかね?相手は骸骨だ。オスメスの違いなんて分からないだろ。」
ネロはそう言うと周囲の城壁を見渡したあちこちに砲台が備え付けてある。これも使う機会は最近までなかったのだが…
「これもまた買い直しかねぇ…まあいい…」
「撃てェ!!」
ネロが開眼するとともに上の砲台から砲撃音が鳴り響く。
開戦である。
しかし相手はと言うと一度は死んでいるのだから痛みなんて感じるわけがない。一撃は効いたとはいえ進撃は続く。
「ヤャァァァァァァ!」
ネロはそう叫ぶと腰から洋刀を抜き取ってかざす。すると周囲にいた騎士たちが突撃していく。
「根性見せろ!僕の分も残しておけよ~!」
ネロがそう言って自身も行こうとしたところで後ろの味方から声がかかる。
「ネロさん。お客様です。」
「何だ!今忙しいんだが。」
「ドリア様ですが。」
「は?四天王が?」
ネロは鳩が豆鉄砲を食ったような顔をした。
「ネロよ。息災であったか。」
「これはこれはドリアさん。一体何があったんですか。僕は今からあのガイコツ連中に磨き上げた二刀流で突撃をしたくてウズウズしてるんですがね。」
「落ち着け貴様の悪い癖だ。ラクサスを紹介する。きっと役に立つだろう。」
そう言ってネロが見てみるとそこにはラクサスがいた。
「ラクサス…聞いたことあるな。てか僕より背が高いな許せん!」
そう怒るネロをラクサスは変な感じで見ていた。
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